肉食恐竜型ハンターかな?


パーティーに入れてもらえる、そう聞いた時僕は歓喜した。

僕をパーティーに入れると告げたのは、新人のパーティーだったが、実力の有無など僕には何の問題も感じなかった。

何せ僕にとってはただパーティーになってくれる、それだけで十分だったのだから。

いざパーティーと組むとなると、臨時のパーティーにもかかわらず、彼らは僕に非常に親切だった。

今やギルド内で虐げられている僕に対して、彼らは全く気にすることはなく、僕は彼らとパーティーを組めたことに感謝した。

……けれども、そうやって浮かれていられたのは少しの間だった。

僕がその時入ったパーティーは先程行ったように新人パーティーだ。