>>214
(`・ω・´) ムムッ、評価が非常に難しいですが
言葉のポテンシャルはありそう!

ノベルよりポエムに近い(あるいはポストモダン小説だ)し
私にポエムのセンスはないですけど、それでも言葉のパワーは感じます

ストーリーは分からないけど、イメージの喚起力はありますし
意味が分からないなりに想像させるので、読んでて緊張感があります

たとえば「十五人」の「女を捨て、女の人を捨て」が
たんに言葉を繰り返して強調しているのか
もしかすると主人公が女だったりするのか不明ですが
どこを取っても想像を喚起させる文なのは「純文学」と言えるでしょう

「撮影で愉悦を行う若者たちの群衆」というのも
なぜかドヤ顔でスマホで写真を撮る人々はたしかにいるので
作者の意図は明確に分からないけど、何となく連想はできます
カオスだけど独自の世界を作っている印象はありますね


ポエムの商業化は超狭き門(読者はストーリーとキャラが好き)ですが
ただ単体のWeb文芸として見ると、超短編がすごく合ってる気がします

というのも不条理ものは長いと読むの疲れるから
昔の不条理四コマブームのように、短編連作が読者に好まれます

好きで書いてても別に悪くないですが
もし読者を増やす方向に行きたい場合は
言葉のパワーを活かせるジャンルを模索していくといいと思います

デヴィッド・リンチみたいに、初期は芸術的な映画を撮っていて
『ツイン・ピークス』という大衆にヒットする作品を作った
大ブレイクした人もいます。そういう人になりたいかどうかともかく

アニメでいうと『ウテナ』『ピングドラム』『ユリ熊嵐』とか作った
幾原監督とか、独特の世界観を作るクリエイターというのは
商業ではすーっごい少数派ですけど、いることはいるので
そういう人について調べると参考になると思います