>>224
>ウェブの連載はほぼ未経験なので、初歩的なことでもアドバイス

(´・ω・`) まずタイトルがすーっごく気になります!
「ユング」という実在の人物名を使うと、読者の興味が集中します

最近で分かりやすい例で、映画『帰ってきたヒトラー』は
やはりヒトラーに興味が超集中します
もちろんユングはヒトラーほど過激な人物ではないので
本作はまあ『もしドラ』とかの路線に近いかもしれません

それでもかりに有名作になったら、フィクションだと断っても
「実際のユング心理学と違う」みたいな批判はありえます
本作のようにタイトルに歴史上の有名な人物を使うなら
「有名税」が作者にも掛かってくるのは覚悟が必要です


タイトルではもうひとつ、主役の「芽衣士」が問題です!
まずユングに名前負けして記憶に残らないです
「欲ばりタイトル」で漢字に埋もれるのもあります

それから初見で「めいじ」ってまず読めませんね?
これがもし「芽衣(めい)」っていう名前で
「障子に芽衣あり」だったら、まだしもダジャレで読めます

そもそも設定に固執する必要もないですけど
名前を変えるのがどうしても嫌だったら
「メイ」というあだ名をつけるのは自然なやり方です

ここで『涼宮ハルヒの憂鬱』が「ハルヒ」と
カタカナに開いていることを思いだしましょう
もしハルヒが漢字で「春日」とかだったら
初見で「かすが」と読んでしまうかもしれない


■タイトルと代替案
『ユング心理学事件 壁部 ――壁は耳あり障子は芽衣士』

『壁耳部の心理学事件簿 ――壁に耳あり障子にメイあり』

上と下と交互に比較して見て欲しいんですが
上はユング、下はメイがパッと見で印象に残りますよね?

『壁耳部の心理学事件簿 ――不祥事にメイあり』

元タイトルから離れて、もうちょいひねるなら
上記の例にすると、さらにスッキリしてきます


タイトルの話ばかりでしたが、それだけ重要ということです
しかし本編についても少し言うと、全三話なのにスロースターターです
全十話以上向きの、「ゆったり、たっぷり、の〜んびり」の導入です

>「ここは歴代の生徒たちの心のゴミが寄せられた場所。無意識は〜
この印象的なセリフから始めるくらいでいいと思います

さて、いろいろ言いましたが「心理」というテーマは良いと思います
ただ90年代にトラウマものの作品が流行したので、差別化するために
「異能」の設定ならたとえば、精神世界にダイブしたりしても良さそう
続編や似た設定の次回作があれば、いろいろ試したい面白そうな設定です