0227この名無しがすごい!
2019/01/11(金) 18:25:33.40ID:yqgGwoa2>ウェブの連載はほぼ未経験なので、初歩的なことでもアドバイス
(´・ω・`) まずタイトルがすーっごく気になります!
「ユング」という実在の人物名を使うと、読者の興味が集中します
最近で分かりやすい例で、映画『帰ってきたヒトラー』は
やはりヒトラーに興味が超集中します
もちろんユングはヒトラーほど過激な人物ではないので
本作はまあ『もしドラ』とかの路線に近いかもしれません
それでもかりに有名作になったら、フィクションだと断っても
「実際のユング心理学と違う」みたいな批判はありえます
本作のようにタイトルに歴史上の有名な人物を使うなら
「有名税」が作者にも掛かってくるのは覚悟が必要です
タイトルではもうひとつ、主役の「芽衣士」が問題です!
まずユングに名前負けして記憶に残らないです
「欲ばりタイトル」で漢字に埋もれるのもあります
それから初見で「めいじ」ってまず読めませんね?
これがもし「芽衣(めい)」っていう名前で
「障子に芽衣あり」だったら、まだしもダジャレで読めます
そもそも設定に固執する必要もないですけど
名前を変えるのがどうしても嫌だったら
「メイ」というあだ名をつけるのは自然なやり方です
ここで『涼宮ハルヒの憂鬱』が「ハルヒ」と
カタカナに開いていることを思いだしましょう
もしハルヒが漢字で「春日」とかだったら
初見で「かすが」と読んでしまうかもしれない
■タイトルと代替案
『ユング心理学事件 壁部 ――壁は耳あり障子は芽衣士』
『壁耳部の心理学事件簿 ――壁に耳あり障子にメイあり』
上と下と交互に比較して見て欲しいんですが
上はユング、下はメイがパッと見で印象に残りますよね?
『壁耳部の心理学事件簿 ――不祥事にメイあり』
元タイトルから離れて、もうちょいひねるなら
上記の例にすると、さらにスッキリしてきます
タイトルの話ばかりでしたが、それだけ重要ということです
しかし本編についても少し言うと、全三話なのにスロースターターです
全十話以上向きの、「ゆったり、たっぷり、の〜んびり」の導入です
>「ここは歴代の生徒たちの心のゴミが寄せられた場所。無意識は〜
この印象的なセリフから始めるくらいでいいと思います
さて、いろいろ言いましたが「心理」というテーマは良いと思います
ただ90年代にトラウマものの作品が流行したので、差別化するために
「異能」の設定ならたとえば、精神世界にダイブしたりしても良さそう
続編や似た設定の次回作があれば、いろいろ試したい面白そうな設定です