>>244
(`・ω・´)b これは……導入がすごく良いです!
牢獄に美人奴隷が囚われている状況が興味を惹きますね

固有名詞をズラズラ並べて設定を説明したりせずに
主人公を前面に出して勝負して、かつちょいエロで釣る
というのはWeb小説の書き出しとして正解だと思います
(「性描写有り」みたいなタグか、注意書きは必要かも?)

まあ女主人公かつ奴隷主人公という時点でニッチだし
正直、「女囚人もの」みたいなB級っぽさも感じるんだけど
自覚的に戦略を持てば、下手な王道を喰えるだけの力はあります


文章は全体的に良い感じですが
あらすじでいくつか指摘したいところがあります

>冒険者達が集う|境界大陸《ホライゾン・ゴールド》
【 | 】は何かの誤字か、意図的に入れたものですかね? 不要だと思います

>冒険者の盾と武器としてダンジョンに挑むブレイドと呼ばれる戦闘奴隷の少女、
>ヒートは、ある日突然現れた仮面の男に自らの主人を惨殺され、
>主人殺しの汚名を着せられる。

>修正文
冒険者の盾と武器としてダンジョンに挑む戦闘奴隷は「ブレイド」と呼ばれる。
ブレイドの少女ヒートは、ある日突然現れた仮面の男に自らの主人を惨殺され、
主人殺しの汚名を着せられる。

↑新しい固有名詞は一文にひとつにした方が良いです(本編でも同じ)
「ブレイド」と「ヒート」と一度にふたつ出すと、ちょっと突っかかります

固有名詞は作者はもう見慣れていて空気のような存在になっているので
読者と理解力の差が発生しやすく、よって推敲時に注意すべき存在です

>ひとりの奇妙な紳士〜「性格がとてつもなく悪い」
性格が悪いのだから「紳士」には違和感があります

>奴隷の少女は、前の主人の仇を取るために、このわけのわからない状況に抗う
「わけのわからない」は「過酷な」「絶望的な」とかが無難でしょう
奴隷商人に売られている、導入の状況を少し具体的に書いてもいいです

>ところでこの少女、頭はかなり悪い
えーっ、「頭が悪い」って紹介はひどい……!

せめて「頭は悪いが、胸は大きい」とか
長所と欠点を釣り合わせたいところです

というかせっかく導入で魅力的なボディを書けているんだから
あらすじの時点でちょっと先に味見させるのはアリでしょう
だってあらすじの時点で離脱されたら導入は読まないんだから

「研ぎ澄まされた肉体」「均整の取れた肢体」「黒曜石の輝きを放つ黒髪」
といった導入の文章から適当に引用してくるだけでも
今のあらすじの彼女の紹介よりははるかにマシでしょう

かなり文章を書き慣れている方とお見受けしますが
どんな人気の作者でも読者視点の重要性は変わりません
あらすじのような重要な場所での詰めの甘さも克服すれば
さらなる活躍の道も開けてくるかもしれません