>>400
自分も文章に問題はないと思うし、そもそも短編集・オムニバス的な作品だと捉えると
特に順序にこだわる必要は無いように思う。

ひとつ難点があるとすれば、「私には霊感がある」の書き出しがそぐわないものがあること。
「薔薇の小人は溶かしている」「クラスメイト」「橋の下から」あたりは無理をしてねじ込んでいる感がある。
全体に統一感を持たせたり主観主人公が霊感少女であることを端的に説明するのに役立っているだけに
もう一踏ん張り欲しいところ。
ただ統一した書き出しからこのそれぞれの話に繋げるには字数を重ねるしかなさそうで
それはそれで本作の良さを潰しそうで勿体ないか。
霊感少女のための書き出しをもう何種類か用意してみるとか?