>>694
返信を受けてもう1つ
返信内容を見る限り作者さんには(自作なので当然ではありますが)山田というキャラクターに対して強い思い入れがあると感じました
対して読者としては山田とは「たまたま読んだ短編の主人公」という存在なので思い入れというのはそう強くないです(特に冒頭は)
このギャップがあると取捨選択が難しくなります
「自分は描写したい」「読者はそこまで求めてない」のバランスのとりかたは難しいですけど
その辺意識しておくと完成後に推敲したときに削るところとつけ足すところは分かりやすいです

あとこの作品の場合あらすじに「ニートと小説家志望の自殺願望は〜」と書いてあるため
読者は二人の自殺願望が交わることで巻き起こす止まない雨と比喩された「何か」を期待して読みます
ですが実際は終盤で自殺願望が交差しそこで終わるためあらすじで起承転結ほぼ全て語られていることになります
この辺も修正したほうがよいかもしれません

返信を読んだ上で改めて読み返すと構成が悪いというより作者の山田への思い入れが制御しきれず
結果として構成のバランスを狂わせている原因という印象がありました

あと力尽きた云々は「前半が気合いいれて書いたけど後半疲れて
描写が最初に比べると簡素になる」はわりと創作あるあるなので書きました
完全邪推で申し訳ありませんでした