なろう的なキモゲスい欲望発露系はたしかに色んなところに溢れ出してる。
ヤンマガのパラレルパラダイスとか、成人向けでもないのにネタですらなく
エロ特化のチーレム(その世界に男は主人公のみ、女に触れると全員発情して
主人公に惚れて主人公とセックスする事しか考えられなくなる)
をやってて、しかも主人公はナチュラルに「俺の性奴隷」とか
口にする女性蔑視まみれだけど、主人公も作者もその事に無自覚。
この辺の「作者、読者、主人公、他の登場人物全てが無自覚だけど糞ゲスい」
てところがめちゃくちゃなろう的。

ただ商業作品は流石に素人の寄せ集めであるなろうより、作品として最低限の体裁を
整える技術でもって描かれてるからルックはなろうより各段に上。

なので、ある意味そこがむしろヤバいとも言える。
なろう的なものの中にある「無自覚にゲスい欲望を垂れ流す精神汚染妄想」を
常人なら一目でわかるレベルの駄作として出されるより、
「パッと見の出来映えはそれなり」の形で出されると、益々なろう的なものが
世に広まりやすくなる。
なろう汚染はなろう外が発信源になり始めてより酷くなる。これはアニメ化にも言えるかも。