>>147
そんな歴史、初耳だな。

俺の知っているところでは、もともと小説というか物語は、三人称で語られるものだった。実際そうだよな?

それが、告白小説や日記小説などの一人称小説のブームがわきおこって、三人称でも一人称的な小説が書けないかと考えられてできたのが、三人称一視点だ。
日本でも一人称の私小説ブームがあったらしいからな。

一視点、多視点、それから、ゼロ視点。このゼロ視点というのは俺の造語だが、シナリオがまさにゼロ視点だ。

で、描写がなく状況説明とシナリオみたいな会話文を中心に書く奴を、ゼロ視点の使い手と呼んでいる。

実際、視点は描写があってこその話だからな(←ここ大事だぞ)。描写がなく、語るだけなら視点を意識することはほとんどない。
だから人称と視点を混同して考えないほうがいいぞ。