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ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【113】

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0001この名無しがすごい!
垢版 |
2018/10/16(火) 22:34:04.37ID:ZlzgPgPH
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点数の意味
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40点〜59点 物語性のある読み物!
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0072この名無しがすごい!
垢版 |
2018/10/18(木) 16:45:06.15ID:oiuSirCK
  武士道を記す

  1、町街道

 町街道を歩く侍一人。
 通りかかったのは斬捨御免の辻斬り十七人。
 生きるのは腕試しと襲いかかってくる。
 斬捨御免十七人 対 我武者羅一人。
 我武者羅曰く。
「武士道とは、みね打ち、ただそれだけである。」
 我武者羅は、辻斬り十七人をみね打ちで次々と気絶させて、打ち倒した。
 勝負はひと時もすると決まり、我武者羅の勝ちであった。
「強いですな。お茶をどうぞ」
 通りのおばばがいう。
「こんなことが起こるはずはない(有り難い。ありがとうのこと)」
 と我武者羅はお茶を飲んだ。
 見ると、街道に立て看板があった。
「日本は鬼に占領されている。
 日本男児はみな侍である。
 武器を持って、今まさに立ち上がり、この国から鬼を追い出すのだ」
「檄文か」
 我武者羅は腰に八握の剣(やつかの剣)を挿して、隠れ里へ向かった。
0073この名無しがすごい!
垢版 |
2018/10/18(木) 16:45:24.63ID:oiuSirCK
  2、篝火

 神社の篝火は武士の詰め所である。
 戦争の時に武士は篝火に集まり、敵を退治する。
 我武者羅が篝火に行くと、女がいった。
「どこから来たのか」
「おれはまつろわぬ民だ」
「ふん。異国者でも、篝火に集まったら武士。明日香村へ行け」
「ああ」
「これを食え。吉備団子だ。全員の分がある」
 我武者羅は、生粋の日本男児であったが、身分を隠すのは忍者の常識。
自分がまつろわぬ民を名のったことが忍術だとわかったのか、わからなかったのか、といぶかしがりながら旅に出た。

 地上の月「明日香村」に我武者羅は着いた。
 斑鳩に行くと、御所があった。
「立入禁止」と書いてあったが、王に会うために押し進むと、御所の中の女人兵、なぎなた部隊と戦いになった。
 なぎなたは女の武器であるが、刀を持った武士は勝つことはできない。
それを知っているなぎなた部隊は、狼藉者に襲い掛かった。
迎え撃つ我武者羅は、八握の剣でなぎなたの柄を斬り、次々となぎなた兵を戦闘不能にしてしまった。
 そして、我武者羅は御所に押し入り、王に謁見した。
0074この名無しがすごい!
垢版 |
2018/10/18(木) 16:45:46.38ID:oiuSirCK
 王は、女だった。女王である。
 女王卑弥呼(日巫女)、統べる者「すめらぎ」であり、太陽帝国の皇帝。
日本は、本当の名前は「日ノ本」。英語では、SUN BOOKLAND(太陽と書物の土地)。味古乃国。陽国。東雅。
 女王はいった。
「荒くれよ。密命だ。鬼退治に行ってくれ。」
「わかった」
「お主の名は今から、岩猿(言わざる)だ。後はたけかんむり、くさかんむりに聞いてくれ」
 我武者羅は、たけかんむりについていくと、一緒に行く仲間が三十人くらいいた。
「岩猿とはなんだ」
「三猿を知らないのか、まつろわぬ民よ。見ざる、言わざる(岩猿)、聞かざる(着飾る)の三猿で攻めるのはサムライのよくある兵法だ」
 たけかんむりは続けた。
「おまえたちはこれから見な、隠密となる。隠密は、忍者と侍で組織される」
 日本の兵法は二つある。忍者と侍だ。
 忍者は盗賊団。盗賊の術は、王朝を滅ぼす技である。
 侍は警備員。守りの術は警備員である。警備員は王族貴族の密談を聞いてしまい、政治家よりも拠点の事情に通じてしまう。警備員は、国を守る要かなめである。
 我武者羅と一緒に同行する者は、他に、名無しの権兵衛、通りすがり、影武者、匿名希望、へのへのもへじ、正体不明などがいた。たぶん、みんな、忍者だ。
0075この名無しがすごい!
垢版 |
2018/10/18(木) 16:46:08.59ID:oiuSirCK
  3、鬼ヶ島

 隠密たちは、空飛ぶクジラに乗って鬼ヶ島へ。
 鬼ヶ島の首領の名前は酒吞童子。
 手下の鬼たちは、ぎざぎざだ。
 鬼たちは、髪をぎざぎざに切り、服をぎざぎざに破り、武器はぎざぎざののこぎりだ。
 隠密たちは、鬼たちに襲いかかった。
 我武者羅は、「武士道とは、みね打ち、ただそれだけである。」とみね打ちだけで戦い、奇妙な剣士といわれた。
 隠密たちは鬼たちと激戦をくり広げた。
 鬼の親分の酒吞童子は、四十八手、禁じ手、奥義、極中秘の技をくり広げて戦っていた。
 まつろわぬ民の我武者羅が酒吞童子をみね打ちで倒すと、奥に木札が立っていた。
 「主天童子」と書いてある。
「この看板は何だ」と隠密たちが聞くと、
「なあに。この国をとってやろうとでっちあげたのさ」
 と酒吞童子がいった。
 鬼ヶ島の宝が見つかった。
 「不老酒」と書いてある酒樽だ。
「これを飲むと不老長寿になるのか?」
「そうだ。異国の秘宝だ。不老酒を飲んだ古代の大和やまとの王族がまだ生きていると聞く」
 不老長寿の古代人か。恐ろしい。
 それをたけかんむりに報告すると、「不老長寿の王族は極めて危険。鬼退治もやっかいごとだが、不老長寿の王族相手となると、万が一にもまちがいのない人選をしなければならない。おまえたち、鬼退治の隠密はみな解雇する。国一番の手練れを集めるとしよう。
 我武者羅たちは、司令部の命令など聞けるかと、隠密を辞めた隠密くずれとなった。
0076この名無しがすごい!
垢版 |
2018/10/18(木) 16:46:44.74ID:oiuSirCK
  4、月で

 我武者羅たちは、天舟に乗って、月へ行った。
 月にある黄金郷「神無月」。
 黄金宮殿にいたのは、九頭竜くずりゅう。
 九頭竜は、地上からやってくる生贄を待っていた。
「うおおおお。勝負だ、九頭竜。日本を支配する鬼めえ」
 武士道とは、みね打ち、ただそれだけである。
 我武者羅は月にある緋緋色金ひひいろかねの剣を手にして、みね打ちした。
 九頭竜は、長い首を一本落として、首が八個になった。
 九頭竜が本来の姿、ヤマタノオロチの姿を現した。
 荒振神だ。
 勝負が決すると、ヤマタノオロチは負けを認めた。
「すまなかった。実は、ヤマタノオロチは大和の王家なのだ。八つの王家、頭を操る髪の毛かみのけであり、神の家かみのけなのだ」
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