「民衆に、圧制に反抗する権利どころか、大貴族の許可なしに生きる権利すら認めていなかった。
 民衆のなかの病人や老人など、貴族に奉仕することのできない者は、家畜より無益で、したがって生きる価値もない
 ――そう確信している」
こう考えてる人間は現代でも少なくない。障害者議論してた連中も含めてな。
この貴族が国家にすり変わっただけだ。
個人であればご機嫌も窺えようが、国家の機嫌などとれるものか。