>>531
>倍する敵であろうとも一歩の退かず戦うのが甲洲武者じゃ。
(「一歩も退かず」だろうか! そうなると「あろうとも」の「も」と重なる!
 「あろうと」として「一歩も退かず」と繋げた方がいいだろう!)

>典厩殿を我が方の三枚橋城に四千を残し北條の備える」
(「北條に備える」だろうか! 「の」を残すのであれば「北條の備えとする」としてもよい!)

>白峯に跨り紅糸威最上胴丸、十一間六段下がり草摺、富士山形の前立を配した紅糸威鉄錆地六十二間小星兜姿の御陣代様は生ける軍神の如く見えた。
(この一文には少し引っ掛かる! 雷を伴った大雨に見舞われ、視界は非常に悪いと考えられる!
 一人称の文章の為、克明な描写は少し引っ掛かる! 主の出で立ちを書きたいのであれば大雨に見舞われる前に入れて、
 吶喊の際には全体の表現にとどめた方が自然に思える! または天候の悪化の兆しで抑え、出で立ちを描写! 渡河の合間に雨を降らせてもいいだろう!)

>先発した物見の者が鞭を打ちながら全速で馬を走らせ遣って来た。
(全速は全速力の略語である! 全速前進でも使われる! 時代に合っているかと云えば少し微妙!
 ここまで読んでいて思ったのだが馬の歩法の用語は無かったように思う! この場面の馬の走り方は襲歩となる!
 騎乗した者の動作で速さを表現する手がある!)
ワイの場合
 先発した物見の者が馬上で激しく鞭を打ち、泥を撥ね上げながら戻って来た。

>〜一歩も引かず城を守り切った。
(「引かず」が気になった! 別のところでは「退かず」となっていた!)

主は即断即決! 時に勇み足!
軽佻浮薄を思わせる書き方は作者が意図したものなのだろうか!
最期の時を匂わせる伏線であればいいのだが!

ワイの感想!(`・ω・´)