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ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【137】

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0001この名無しがすごい!
垢版 |
2019/06/12(水) 18:26:37.05ID:Mw/JRSM2
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点数の意味
10点〜39点 日本語に難がある!
40点〜59点 物語性のある読み物!
60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
70点〜79点 小説として読める!
80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
満点は創作者が思い描く美しい夢!

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ここまでの最高得点77点!(`・ω・´)

前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【136】
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0424この名無しがすごい!
垢版 |
2019/06/22(土) 23:12:38.39ID:GMpVZt6d
テレビ見てるのか書き込みも減ったね。私が昔に書いたものでも投下してみるか。

『滝つぼの全裸美女』

これは知り合いの男性から聞いた体験談です。
彼はテレビ局下請けの番組制作会社で、旅番組を作るプロデューサーをやっていて、仮にDさんとします。
そのDさんが、某所に良い感じの秘湯があると情報を得て、一人で下見のロケハンに行ったときの話です。

現地でガイドの男性の運転する車に乗り、山奥にある秘湯に向かいました。かなりの山奥まで車で行ったあとは、車を停めて、さらに徒歩で山の中へ進むのだけど、入り口には鳥居が立っていたそうです。
ケモノ道のような山道を1時間半ほど登り、秘湯にたどり着きました。
湯が出ているまわりは、登山家たちの有志によって枠が作られ、緑の木々に囲まれた露天風呂のようになっていました。
タレントさんが来れば良い画になりそうだと満足していたところ、そのそばに川の流れる音がします。
ガイドの話では、近くに川が流れていて、さらに上流には滝もあるという。
でも滝まで行くには道がなくて、川の脇の、かなり危険な崖を登って木々の間を抜けるしかないらしい。
Dさんはそれでも、番組で使えるインサート映像が撮れるんじゃないかとガイドをともなって登っていった。
数十分登ったところで、木々の間から数メートルほど先に滝が見えてきた。
そう大きな滝ではなかったが、滝下には自然に囲まれた滝つぼがあり、神秘な感じをかもし出していた。
そこは滅多に人が訪れるような場所ではないのに、滝つぼの中に動く人の姿があった。よく見るとそれは二十才前後の美しい女性で、しかも全裸で水浴びをしていた。
木漏れ日を浴びてキラキラ光る濡れた肌は透き通るような白さで、まるでこの世のものではない森の中の妖精のようにさえ感じられた。
気付かれないように、木の間から、そっと覗き込みつつ、Dさんは撮影用のカメラを滝つぼに向け撮影しだした。
隣りでガイドの男性も息を飲んでその光景を見つめていた。
時間の経つのも忘れるくらいの数分ほどが過ぎたとき、滝つぼで泳ぐ美女は、Dさんたちの気配に気づいたようなそぶりを見せた。
Dさんたちも盗撮してたようでマズイと感じ、身を隠すように後ずさりして、そのままその場から離れた。
やがてケモノ道を下り、停めてあった車の場所まで戻り、山を下りて、旧民家を改造した民宿や、その他の予定のロケハンを済ませ帰路についた。

さて、会社に帰ってビデオをチェックしていて、あの滝つぼの録画部分を見て驚いた。
滝と滝つぼだけで、そこにはあの美女がまったく映っていないのだ。
よく見ると、滝つぼの水面を一匹の白い蛇が優雅に泳いでいるだけだった。
Dさんは、あの滝つぼでの出来事のあと、車の中でガイドの男性が話していたことが気になっていた。
ガイドがいうには、あの辺りの伝承で、その昔、山を越えようと道に迷った行商人が滝のそばで野宿をしていたとき、一人の美しい女が現れた。
一晩中もてなしをしてくれ、気がつくと朝になっていて、そばに一匹の白蛇が見ていた、という話が残ってるのだそう。

その後、結局この旅番組は没になり、あの場所を再び訪れることもなかった。
でもDさんは、あの滝つぼの全裸美女をもういちど見ることが出来ないかと思い、時折、残されたあのビデオを見返しているのだという。(了)
0425この名無しがすごい!
垢版 |
2019/06/22(土) 23:21:59.24ID:GMpVZt6d
前スレでも言ってたけど、私が昔作ったこれも載せとこ。

『二十六人の村人』

むかしむかし、その村には二十六人の村人が住んでいました。
中でも、曲がったことの嫌いな村人は
真っ直ぐな自分たちとは違う者達を迫害し、皆殺しにしてしまいました。
残った村人は十五人になりました。
村人はさらに、左右が対象ではない!イビツだ!という理由だけで
村人たちを次々と殺してしまいました。
残った村人は九人になりました。
さらに、一本筋が通っていない村人をも殺害されてゆき
残った村人は、ついに四人になりました。
ギスギスした関係は続き、ある日、カドのある三人を殺してしまい
村には"わたし"だけが残りました。
"わたし"はいったい誰でしょう。
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