【ラノベ】自作を晒して感想をもらうスレvol.77
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ここはラノベ新人賞を目指すワナビが作品を晒し感想を貰うスレです
・投稿はロダにTXT形式で
・荒らし煽りはスルー
・感想は自由
・感想にはなるべく感謝を
・晒したものがこきおろされても泣かない
・晒し人から返事や感謝がなくても気にしない
・感想への批評はNG。他人の感想に違和感があれば、晒しへ直に自己流感想をつけるべし
・次スレは>>970、またはサイズ480KBくらいで建てる
◎推奨ロダ
http://wanabees-2.appspot.com/
http://www5.pf-x.net/~wannabees/cgi-bin/upload/upload.html
http://www.dotup.org/
◎前スレ
【ラノベ】自作を晒して感想をもらうスレvol.76
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1524901553/l50
◎関連スレ
【ラノベ】自作を晒して感想をもらうスレ・議論スレ95 [無断転載禁止](c)2ch.net
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1546714215/l50
【ラノベ】あらすじ.プロットを晒し感想を貰うスレ10
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1560794314/l50
【激論】ワナビが創作論を語るスレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1513169719/
新人賞スレッド@避難所4
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/2689/1173435385/
したらば避難所
http://jbbs.livedoor.jp/movie/9536/
スレ立ての際は「!extend:checked:vvvvv:1000:512」を一行目に入れてください
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvvvv:1000:512:: EXT was configured ◎晒し用テンプレ
---ここから----------------------------------------------
【アドレス】
【ジャンル】
【タイトル】
【評価基準】
【点数評価】
【改稿】
---ここまで----------------------------------------------
(説明)
【アドレス】 …あぷろだのアドレスを書いてください。必ずテキスト形式(.txt)で!
【ジャンル】 …作品の分類です。(例:学園モノ、ファンタジー、ミステリー、ホラー、不明)
【タイトル】 …晒し用に適当なタイトルを。※同名タイトルで応募すると通過時に議論スレ等で応援される可能性があるので注意
【評価基準】 …どこを見て欲しいか、どういった感想を求めているか書いてください。
(例)文章を見て欲しい、キャラが立っているか見て欲しい、駄目なところを指摘して欲しい 等
【点数評価】 …希望すると
設定 キャラクター ストーリー 作品構成力 文章
の5つの基準において5段階評価で作品が評価されます
自作の実力がどの程度か具体的に見極めるのに役立てて下さい
「希望、希望しない、任意」を選んで入れて下さい
【改稿】 …改稿・引用してもいいなら「可」、してほしくないなら「不可」、もしくはこの項目を削除。
※ エロ・グロシーンがある場合は注記推奨。
※ 長編はあらすじを添付すると感想がもらいやすいかも。 立てたついでに晒しもさせていただきます。
【アドレス】
本文
https://dotup.org/uploda/dotup.org1966161.txt
あらすじ
https://dotup.org/uploda/dotup.org1966160.txt
【ジャンル】学園モノ・青春モノ・ラブコメ
【タイトル】友達
【評価基準】
・キャラは立っているか? 魅力的か? 不快ではないか?
・文章は読みやすいか?
・その他、ご感想やご指摘を頂けると助かります
【点数評価】ご随意に
【改稿】ご随意に
120DPほどの長編です。
よろしくお願いします。 >>3
ちょっと読んだけどいい感じにスラスラ読める
でも粗筋を読むと、なんていうか、俺妹だなって
目新しいものがないと思うと、この先読み進めるモチベーションが保ちにくい
パッと見の、一言で言い表せるオリジナリティが欲しいと思いました
でも文章はとても好みだから暇を見て読み進めるかも >>3
まずはスレたておつです
以下感想です
・キャラは立っているか? 魅力的か? 不快ではないか?
キャラには一定の属性を感じます
不快さは感じませんが、同時に魅力というのもやや乏しいかなと
よく言えばニーズを押さえている、悪く言えばどこかで見たような感じ
セリフはよく練られているように思いました、面白味を感じます
途中までしか読めてませんが、主人公は味付けがやや薄いかなー?
既存のラブコメの平均もそんなもんかもしれませんが、投稿時にはそんな選評が返ってきそうな気がしないでもない
・文章は読みやすいか?
文章単独で言えば可もなく不可もなくくらいです
自分でも前までよくやっていたのですが、一人称で主人公の見解と共に状況を説明するのはちょっと可読性が低い気がするんですよね、長文でだらけがちになって
もっとキレキレに…もしくはハルヒのようにウィットに富んだ感じに、まだ改善できると思います
あと構成レベルで、冒頭などでの地の文連打は、ラブコメとしてもったいない気がします
まあ何事も場合によりけりなのですが
・その他、ご感想やご指摘を頂けると助かります
前の方も言ってますが、コンセプトレベルで武器に乏しい感は否めないです
ただラブコメならキャラの魅力でも一点突破が可能かと思います
頑張って下さい ・キャラは立っているか? 魅力的か? 不快ではないか?
わたしにはいずれのキャラも立っているようには思えませんでした。
不快とまではいきませんが、少なくとも魅力は感じません。
他の方も指摘されていますが、設定や展開が有名作品などどこかで見たことあるばかりです。
少なくとも影響は感じます。
それでも自分の作品として設定や展開に自分なりの見せ方があればよかったのですが、むしろ設定や展開に作品がひっぱられています。
たとえば事の発端となったヒロインが図書室にフィギュアを置き忘れて主人公にバレてしまう展開です。
作中の描写ではそれなりの大きさでかつ高価なものということなのですが、オタバレを気にするヒロインがわざわざそれを持ち歩くでしょうか?
高価というのだから繊細なパーツもあるでしょうし、それを学校に持ってくるばかりか、ましてやそれを人がいないところとはいえ出すとは考えにくいです。
「作者が考えたオタクアイテムを主人公に見つかってオタバレする」設定を優先するあまり、あまりにも不自然な展開に私は思えました。
それがヒロインや作品に、いかにも作為めいた。悪く言えば、ストーリーに嘘くささを感じさせています。
また、最後に持ってきた理由をそれらしく書いていますが、私にはあまりに強引な思考に思えました。
主人公も最近のライトノベルの日常系やラブコメ系に多いタイプの主人公で、やはり魅力を感じませんでした。
・文章は読みやすいか?
極端に読みにくくはありませんが、読みやすいほどでもありません。
・その他、ご感想やご指摘を頂けると助かります
体言止めの多様と文章の構成に難を感じます。
体言止めはあえて名詞で文を終わらせることで余韻を残すものですが、これを多用するとくどくなります。
特に主人公視点の一人称では、ナルシストっぽく感じられます(個人的見解)。
また、作者であるあなたが当たり前と考えている設定などの説明を省かれてて文章が進むので、困惑することも多いです。
たとえば冒頭で、主人公が出費がひどくて過労で倒れるほど働いているという描写がなされています。
しかし、なぜそこまで困窮しているかが定かではありません。
後になって、父親の蒸発、離婚後実家でニートの母と出て、両親が離婚したうえでの育児放棄が原因と察せられます
ですが、あくまで察せられるだけで文章の中では明確になっていません
作者であるあなたには当然の設定なのでしょうが、あなたではない読者にはそんなのわかりません。
そうした他人である読者への意識が薄いのか、説明すべき設定などを省いている部分が目立ちます。
読んでいて「これはどういうことだろう?」と疑問を持ちながら読むため、それが読みにくいと感じてしまいます。 3で作品をupした者です。
>>4
ありがとうございます。
オリジナリティですか…、そうですね、確かに。
俺妹は意識してなかったですが、言われてみればモデルのオタ趣味はその通りですね。
>>5
ありがとうございます。
前半の地の文は確かに比率が高いですね、バランスに気を付けます。
>>6
ありがとうございます。
やはりキャラは没個性ですか…。影響は確かにありますね。
意識的に被らないようにもっと設定や背景を練ってみようと思います。
体言止めの多用は私の癖ですね。
意識して減らしてはいるのですが、それでも多すぎるようですね。
ツール等を使ってある程度機械的に対処しようと思います。
読者を意識した説明や構成も理解はしているんですが、実践には至ってない未熟な部分ですね…。精進します。 >>3
読んでみた。けどごめんなさい。一章でギブアップ
他の人は割と好印象みたいだから、ほんの一握りこんな奴もいるのか、ぐらいに受け止めてください
【評価基準】
・キャラは立っているか? 魅力的か? 不快ではないか?
振り返ってみるとキャラは立っているのかもしれない。不快さも特にない
ただ残念ながら、とにかく魅力に乏しい。ってのが強く残っている印象かな
ど貧乏、問題のある家族、アイドルなのに・・・といった設定・属性は盛り沢山であるけれど、
それが面白みにつながっていないように感じた
特にプロローグは問題か。主人公のモノローグが単なる身の上話を通じての設定説明でしかない
独特な言い回しにしようと気を取られ過ぎて、書かれた内容や意味への配慮がおろそかになっている印象
ただひたすら重苦しく暗い雰囲気で終わってしまっている。厳しい身の上に置かれている主人公であるが、
ユーモアを感じさせたり、意外性のある思考回路だったり、振り切った頭のおかしさ等が感じ取れれば
もっと違った印象(作品への期待値)となっただろう
・文章は読みやすいか?
書いてあることは理解できる。話の流れはちゃんと把握できる。
だから文章力の素養は問題ないはずで、現段階で気にしすぎることはないと思う
ただ凝った言い回しにしようとし過ぎているのか、時々首をひねる箇所があったりはした
もう少し素直な言葉で書いていった方がずっと読みやすくなると思った
例
> 教科書代、授業料、制服代、靴代、カバン代。
> 学校に通うだけで湯水のごとく消える消耗品代。命じられるままに出し、求められるままに
行頭の5つを2行目の「消耗品代」で総括しているのか(i)、「消耗品代」は6つ目の例示なのか(ii)
(i)の解釈だと、消耗品代とはいえない。言葉のチョイスなど意識する余地がありそう
(ii)の解釈だと、改行すべきなのか少し疑問。文章の構造とか気にした方がよさそう
なお、その後に続く生活費うんぬんのくだりも、同様に微妙な気がしている
・その他、ご感想やご指摘を頂けると助かります
ギブアップの要因はキャラもそうだけど、展開が強引すぎて強引すぎて・・・
他の人も指摘してるみたいだけど、ヒロインがフィギアを持ち歩いたり置き忘れたりするか?
主人公が拾うのはいいとしても、持ち主がヒロインだと気づくほどの推理だったか?
2人の関係性を予定していたものにするために、展開させているようにしか見えなかった
借りてた本が十分、少し恥ずかしいモノなんだから、それを秘密と考えた主人公と、
フィギアを隠したいヒロインとの勘違い寸劇とかで良かった気がする
ひとまず以上。執筆お疲れ様でした。がんばってください >>3
全体を通して感じられる最大の問題点は、テーマが感じられない以前に、「どこで、誰が、何の話をするのか」が曖昧なことでしょうか。
そのため、読むモチベが湧きません。楽しみのために読んだら読めないとお伝えするために最後まで読みはしましたが。
・キャラは立っているか? 魅力的か? 不快ではないか?
立ってない。魅力的でも不快でもない。なぜなら、覚えられないというのが一因です(細かいことのようで、結構でかい)。
まず名前表記。一人称主人公がなぜか上の名前で他のキャラを呼んでますね(本人の好みで)。
主人公以外(妹の夕凪等)は下の名前で呼んだりする。読者としちゃ、これで混乱します。
どれが誰なんだと。上の名前で呼ぶのはリアルではあります。特に親しくもないのに下の名前で言うのは変ではある。
ですが、読者に対してはそうしたほうがいいのです。上の名前で統一してもいいけど、下の名前にはメリットがある。
まず性別。多くの下の名前は男女が分かるものが多いですよね。これだけでも、読む(覚えて見分ける)のがずいぶん楽。
逆に上の名前と下の名前が混在して記述されたら最悪です。キャラの名前見るたびに「これ、誰だっけ?」と感じたら感情移入以前です。
キャラの特徴が肩書だけのものが多い。例えば主人公は高校生で貧乏とするために、ややこしい境遇を与えてある。
だけど、それがドラマに絡んで来るわけではない。主人公の境遇に同情すれば感情移入されるという狙いでしょうか。
もしそうなら、効果を上げていません。その境遇から出てくるキャラの動き、ドラマがないと実感がないわけです。
主人公の境遇は、リアルにしようとして嘘くさくもなっています。普通、中学生が保護者失ったら、行政が放置しません。
学校だって気づくはずだし、近隣住民も怪しむ。通報されると考えるべきですし、通報されたらほぼ強制的に保護されます。
中高生の意思で保護者抜きで働きながら暮らすというのは、非現実感を招きます。リアリティのバランスが悪いようです。
ヒロインにしても、ハーフ(ダブル)、モデル、フィギュア趣味と雑多に肩書だけがあります。
フィギュア趣味は突端のイベント用に出てくるのみで、ドラマを駆動する要素になってない。容姿も同様。
サブヒロインらも同様です。ストーリー上の役割はあるようですが、ドラマに対する立ち位置等が雑然としてます。
全キャラがおしなべて、操り人形に感じます。キャラの意思が感じられず、作者の言う通りに動かされている。
動かすために作為的なハプニングが挿入されてもいる。これでは例えばキャラの衝突も起こらず、ドラマも生じません。
だから、例えばキャラが激情を発しても、なんでそんなに激しているのか、首をかしげたくなります。
現実の人間(高校生)ならこうする、だけどそれでは何も起きない、じゃあハプニング起こして、みたいな流れになってしまっている。
名前のことといい、どうもリアルにしようとし過ぎているんじゃないかと思います。
フィクションなのにリアルを求めたら、リアリティ(迫真)がなくなります。嘘が真に迫るからフィクションは楽しめるのに。
(実際の事件を小説化する実録ものなんかでは別ですが。その場合は、報道の表現手法等で迫真性を出したりする。)
(続く) >>3
(>>9の続き)
・文章は読みやすいか?
読みにくくもあり、読みやすくもあります。
読みにくさでは、単語レベルで「あれ?」と思うものがちらほら。浮世離れ、オクテ、コンプリート等は語義がどうもおかしい気がします。
キャラが会話していて突然に長台詞になるケースが散在しています。会話っぽくありません(相手が遮りそうなのに、延々喋ってる等)。
長台詞は、あれこれ描写し過ぎな癖が台詞にも出たんじゃないでしょうか。その場にあること、キャラが思ったことを全部書き出した感があります。
だから、要らないものまで読まされている気がしてきてしまう。せめて、重要なものとそうでないものの書き分けがないと読んでて辛い。
その一方、よく分かる文章でもあります。仮に多少単語語義が怪しいと思っても、前後で意味が分かるようになっている。
描写過多だけど、一文ごとでは何が描写されているかは分かる。作者がシーンに身を置いて描写した感じだからだと思われます。
キャラの思考も追えている様子があります。例えば、主人公が会話で妹の名前を伝えるとき、どういう漢字かも説明したりしてる。
字面で考えているとうっかりしやすいポイントです。きちんと会話をイメージし、それぞれのキャラの思考が追えているようです。
そのため、実際に会話している感じが出ているところがたくさんあります(大事なところでは肩に力が入ってぎこちなくなってるのかも)。
・その他、ご感想やご指摘を頂けると助かります
繰り返しになりますし、意図されたかどうか分かりませんが、リアルに寄せようとしてぎこちなくなっています。
無理矢理にストーリーを進めているようだし(無理なハプニング、操り人形等)、肩書だけのキャラ特徴も災いしています。
あり得そうもないけど実は可能なことより、あり得そうだけど不可能なことのほうがフィクションには向くようです。
くどいようですが、御作はあり得ることに拘って、かえってリアリティ(迫真性)を欠いています。
いったん、「フィクションは嘘」と割り切って、プロットから練り直してはどうでしょうか。
今の文章力をもってすれば、面白いプロットさえ思いつければ、草稿までは作業レベルでできるはずです。 最終盤でペースダウンしてしまったので、気分転換に第三者の意見を頂きたくこちらに参加いたします。
【アドレス】 http://wanabees-2.appspot.com/serve/W01162.txt
【ジャンル】 現代ファンタジー・職業もの
【タイトル】 妖怪デパート(仮)
【評価基準】 公募・書籍化を目標とした作品となります。手心無用。
純粋に読んでいて興味を引かれるか、一気読みしたくなるか。読者としての率直な感想をお願いします。
【点数評価】 希望
【改稿】 可 >>11
自分も今朝から何度もリトライしてるけど読めない。
ファイル保存期間短めだけど http://www.dotup.org/ のほうがが確実かも。 >>8
ありがとうございます。
冒頭が重く始まるのはデメリット……ですね。
展開が強引なのはおっしゃる通りです……。
色々と理由がありますが、一番の原因は『エンタメ作品は冒頭から楽しませろ』という意識が足りてなかったからだと思います。書きたいことを頭から時系列に書く、みたいな。
構成を見直します。
>>9,10
ありがとうございます。
確かに、リアルさというか、『こんなん現実じゃありえねぇだろ!』という突っ込みをされないようにしようと逆にねじ曲がってしまった部分がありました。
(未成年のみで生活する設定など)
中途半端に現実に寄せず、割り切るべきところを見極めて、ですね。
皆さまありがとうございました。
思ったよりたくさんかつご丁寧なご指摘を頂き、大変参考になりました。 >>11
未完では物語として面白いかどうかの評価は不能です。ただ、ブラバ率が高そうだなと思います。
1.日記、絵本風の文章で退屈
一つには、絵日記風なんです。あるいは絵本風。絵を見ながら説明している感じ。既に絵があることが前提。
しかし文章しかありません。肝心の絵がない。描写が絵を説明している風なのでシーンが見えづらい。
絵日記風と申し上げたのは、理由がありまして「顕子」の日常が延々と続いていることです。おおむね「11:Moonlight Syndrome」の途中まで。
確かに冒頭は自殺しかけて化け猫風の女に救われる、入社したデパートでは怪異に遭遇するといったイベントはあります。
でも、その後はデパート外商部員として、いかにもありがちな日常が延々と続いてますよね。
退屈ですし、特にキャラ特徴表現とか感情移入の効果がない。
2.キャラの感情変化が平坦
さらに、三人称一視点視点主の「顕子」に大きな変化、特にピンチと対処は起こらないですよね。
「9:In the darkness」で「顕子」は異変に見舞われますが、あくまでも受動的だし、即座に助けも入る。
ハラハラしようもないわけです。読者としては、どうなるのか単に見守るだけ。そもそもどのキャラも慌てもしない。
(これが絵日記、絵本だと絵でキャラが感情表現するので、本文は淡々としていても大丈夫なんですが。)
キャラの雰囲気からすると、なぜか先行きを知りつつ演技している感じがあります。つまり作者の知識を借りてしまっている。
この先どうなるか知っているキャラなら慌てませんよね。キャラが慌てないから読者も慌てない。作品として非常に損をしています。
3.視点切り替えの問題
視点の切り替えとブレも問題でしょう。視点切り替えは禁則事項ではありません。が、御作では混乱しました。
まずどこから見ているかがブレる。そのため特に描写が分かりにくくなる。でも、もう1つの問題に比べると些細かもしれません。
「11:Moonlight Syndrome」で徐々に視点移動が起こっています。そこまでの視点主「顕子」の状態変化のせいではある。
新たな視点主は「枸橘」ですが、読者は延々と「顕子」に沿って、「顕子」を理解しようと読んできたわけです。
そうしておいて、状況的には「顕子」が示された範囲では最大のピンチに陥るシーンで、作者により視点を「顕子」から外されてしまう。
読んでいて「これはないわー」と思ってしまいました。いきなり「枸橘」に感情移入できませんよ。
だけど、シーンから察せられる「ここは山場(の1つ)」からすると、きちんと「枸橘」を追わないといけない。
正直、簡潔に申し上げます。無理です。作者には可能でも、読者には不可能です。
4.蘊蓄語りが過多
無駄な説明、語りも過多なように感じます。宇宙、量子、生命等々、小出しのうんちく語りがありますが、不要では?
いいこと言ってる感がありますが、読者的にはウザい。これは御作に限りません。説教は説教であるだけで嫌われるという一般則です。
どうしても出すなら、語らずに行動で示すべきですし、逆に醜い、無様、カッコ悪い等々で逆説的に示すべきです。
(文章量オーバーにつき続く) >>11
(>>15の続き)
5.キャラの不自然さ
キャラもあり得なさが目立ちます。特に「顕子」です。途中までの三人称視点主なだけに目立ちます。
妖異に接しても平気なことがまず問題です。その度胸があって面接落ちで死にたくなるほど落ち込むって?
が、己が変化に直面したときの態度があり得ない。若年女性が容姿を気にすることはよく知られた事実だと思います。
実際、冒頭で「顕子」は隣室の女性を「こんな素敵な大人の女性になりたい」と思ったりしてますよね。
自分が妖異に変化して平気って、どういうキャラなのか理解できなくなります。感情移入も断ち切られます。
(これもおそらく、キャラが作者の心づもりを知っていることが影響してそう。)
6.誰がどこで何をする話なのか
示された範囲ではですが、テーマ分散があるのが気になります。これがメインテーマに向かって収束していくならいいんですが。
ただ、何の話を読んでいるのか分からないのはブラバ率高めます。読む目的を見失い、読むモチベが保てないからです。
まだラストを示してない、最後まで読めば、といったことは理由になりません。そこまで読まれない書き方なのが問題です。
7.イメージしたことの言語化は優れている
さんざん貶してしまいましたが、文章技術は秀でているようです。例えば、斜め読みで一読して分かる(絵が見えないのとは別問題)。
上記で不平を申しました「絵日記」もそれが原因かもしれません。思ったことを書き表せるので、つい書いてしまう。
もしそうだとすればですが、イメージしたことの中から、読んで面白いものをチョイスするように書けば、即座に大幅改善しそうです。
内容を絞り込めば、自然と残りの密度も上がるはずです。視点キャラの心情なども感じられるようになるはず。
「顕子」や周囲のキャラは分かりやすく、かつポテンシャルを持っています。このまま尖らせずに進めるのは損だと思います。
(了) 早速の講評ありがとうございました。他でも意見を頂きましたが「テーマ分散」と「退屈な日常が延々と続いている」は改善すべき点ですね。
改めて振り返ると、恐らく大きな原因は、明確な終着点が定まっていないまま書き進めたためだと思います。
日課で少しずつ執筆していたので、近視眼的に行き当たりばったりの場面を必要以上に細かく書く癖がついていました。
さらに「伏線になりそうな要素」を無計画に出して、機能していないままになっているものが結構あります。
結果的に収拾がつかず、終盤がうまくいかないのもそのためでしょうね。
現段階では決着の付け方まで固まったので、これを機に筋を組み直した全面リライトを行うことに決めました。
枝葉を切り落として全体の起伏がつくよう意識します。 >>11
1章だけ読めた。2〜3章は流し読み。それ以上は退屈すぎて無理だった。
まず各章の見出しと内容が一致してない。命の恩人の白猫が唐突にどっかいってしまった。
どうでもいい百貨店内の観光案内がだらだら続くだけ。なんだこれ? 感想はそんな感じ。 >>11
拝読しました。
社会人女性主人公の現代妖怪ファンタジーですね。
妖怪と人間の社会的繋がりを働くことを通してわかりやすく説明できていると思います。
終盤は怪奇的な雰囲気が出て、盛り上がりもあるように感じました。
公募、書籍化目標という話なので細かい点もありますが個人的な見解を。
手心無しでということなのでツッコミが多くなります。
また、私個人がエンタメ作品を好む人間なので、ハリウッド映画等のド定番エンタメ作品と比較しての指摘や提案が多くなります。
・冒頭について
物語の始まりとして続きを読ませるほどのインパクトが足りてないように感じます。
冒頭の顕子を動かしている動機は就活の失敗ですよね。
そして自殺をする。その過程で隠の気に包まれる。
これらは筋は通っていますが、少し印象が弱い気がします。
就活に失敗して自殺する、という人間は実際にいることはいるでしょうが、わざわざ主人公に据えるのだからもうちょっと絶望感のある事情を与えてもいいのでは、と思います。
(就活難民の設定を崩さないなら、就職活動1000社回って全部ダメだったー! もう死ぬしかない! みたいな誇張表現にする、など)
また、不採用に対する不満程度しか顕子の特徴や思想と言ったものが見えてこなくて、顕子に寄った地の文の割には感情移入があまり出来なかった点ももったいないかと思います。
不採用になる理由、例えば人間的欠陥(=それが実は妖怪社会では長所、というのがセオリーですね)の描写がないのも顕子の無個性さに拍車をかけています。
どこにでもいる人間、誰でも陥る事柄から非現実的な世界へと誘われる雰囲気を大事にしているのは伝わってきます。
それでもやはり冒頭からなんの特徴もない主人公が半ば巻き込まれる形で話が進む形式なのは、興味を惹かれる構成ではありません。
前世の存在が顕子という主人公のパーソナリティならば、自殺をしよう、する、といった段階で前世を匂わせて顕子が『特別な存在である』と最初から読者に明確に伝えておくのも一つの特徴付けだと思います。
・冒頭を終えて、デパートで働くことになるまで
一貫して顕子の動機が弱いです。
飛鳥や鶴丸が顕子に世話を焼く理由もまた弱い。
なぜこの人たちは顕子に優しくするんだろう。なぜこの人たちは普段隠してる妖怪社会を簡単に打ち明けるのだろうか。
そのWhyの部分が、主人公の魅力や隠された出自などに繋がることはなく、ただの善意、ただバレても構わなかっただけ、ただ人手が欲しかっただけ、というのは勿体無い展開です。それじゃあ、顕子じゃなくてもいいじゃん、と。
千と千尋の話が出ていたのであえて例にしますが、千尋自身はなんの変哲もない女の子です。物語に巻き込まれてしまった凡人という点では顕子と同一です。
でも、千尋は働く動機がとても強いです。反面、顕子はそこまで切羽詰ることもなく、目の前のことに一般的な新入社員が抱くような感想を漏らしながら流されて働いているように感じます。
せっかく就活に失敗した女子大生という設定があるのだから「もうここ以外に働く場所が無い! クビにされないように必死にやらねば!」みたいな動機を与えても良いのでは? と思いました。
・働き出してから顕子の前世が絡んでくるまで
単刀直入に言うと、顕子が犬になるストーリーの転換ポイントまでが長いです。
働いている様子の描写は詳しく、かつ自然に描写できていますが、一本軸なので起伏が無く説明に終始してしまっています。
言わば顕子の就労日記になっています。
例えば仕事で横柄な客(敵対者)に一致団結して立ち向かうエピソードを入れる、
顕子を枸橘に一目惚れさせ、恋敵を出して仕事と恋の両方を描写する…など、
エンタメの定番であるサブストーリーを入れても良いかと思います。
長いので続きます。 続き
・犬になってから
顕子に対する試練が弱いです。
突如起こる日常の崩壊として顕子が犬になるシーンは緊張感がありました。
ただ、その後にすぐヘルプが入るためにせっかくの緊張感が薄れて日常に戻ってしまっています。
ヤタローも敵、実は枸橘も敵。
一切合切騙されて命からがら逃げ出して、野良犬として路地裏で生活を余儀なくされたところを飛鳥に拾われるがそれも罠だった。
みたいな展開にしろとは言いませんが、想像し得る底辺の更に下のドン底まで主人公を落とすのはエンタメでは鉄板の手法です。
味方(セーフティネット)が多いために本来であれば非日常の中のさらに一歩奥へと踏み込んだ危険な領域に入っているはずなのに、
顕子が普通に働いていた日常と同じような空気感を漂わすのは勿体無いと感じました。
・統括
設定やキャラクターは一定の力量があるように思います。ただ、飛び抜けて個性を感じるほどではありません。
ストーリーや構成は完結してないこともあると思いますが、現段階では没入させるほどの魅力は感じません。
文章はこなれており、読みやすかったです。センスを感じる…というほどではないですが、文章が原因で公募の一次選考に落ちることはないと思います。
ただし、このまま電撃やMFといったレーベルに送ったら一次落ちの可能性もある、と私は考えます。
大きな要因は以下の2点です。
・物語が一本道
・各キャラの動機が薄く感じる
こうなってしまう原因の一つは、顕子の受動的な態度です。
偶然飛鳥に助けられる。実は人間の人手が必要だったので雇われた。たまたま酒粕を飲んだら発症(?)してしまった。
受動的である顕子はストーリーの軸を自ら動かすことができず、周りのキャラとも衝突が起きないため各キャラの譲れないもの、動機といった内面を描くシーンが欠けてしまう。そのため右から左へとメインストーリーが流れるだけの予定調和で退屈なものになってしまっています。
ただ、端々では良いところもあります。酒のエピソードは個人的に好きです。中だるみで退屈となっている部分はシーンの取捨選択で割と簡単に解決出来ると思います。
また、結末が決まっているのなら一度プロットに起こしてみるのも良いかもしれません。
長々と書きましたが、受賞、書籍化が出来るよう応援してます。頑張ってください。 >>11
メディアワークスやオレンジ文庫にありそうな感じ。大きな事件は起きない「お仕事×あやかしもの」かなと思いつつ読む進めてみるとまさかの主人公の犬化!
輪廻とか前世とかそういう所がテーマなんでしょうか?ジャンルが「ファンタジーの職業もの」ならグロさを伴う主人公の変身はなくてもいい様な気がします。お仕事ものかと思って読み進めて面食らいました
ただのあやかしお仕事ものでは個性がないから入れた展開かも知れませんが読んでいても必然性が感じられず説明ばかりで申し訳ありませんが途中からは流し読みであらすじだけ追った感じです
食堂での「命を頂く」事についても会話文で延々と話させるのではなくエピソードとしてストーリーでそれを見せて欲しいです。あれではただ説教を聞かされてる気分になるだけです
主人公が受け身すぎな点も他の方と同じくすごく気になりました。就活が失敗続きで自分に自信をなくし自殺未遂までする。その割に百貨店で働き始めた後はテレビ出演者の反応に「楽な仕事だな」などと上から目線の感想を抱く所とかなんか嫌なヤツって感じてしまいました
色々厳しい事を書きましたが文章自体は読みやすかったです。ストーリーの展開や台詞で表せそうなことまで地の文で書いてしまう所を修正していけばもっと読みやすい文章になるのでは? 講評ありがとうございました。言及もありましたが千と千尋の神隠しがベースにあって、
まさに「どこにでもいる人間、誰でも陥る事柄から非現実的な世界へと誘われる」をコンセプトにしていました。
ただそこに捕らわれすぎて、プロットを立てなかったこともあり、展開の起伏がなくなってしまったのは反省点です。
リライトのプランとして、自殺の代わりに変身を最初に持ってきて、日常と非日常の組み方を変えてプロットを建てようと思います。 >>22
横から口出しします、すみません。
千と千尋の神隠しを意識したというなら、いい意味で、デパートでの怪異シーンをどうしてあんな感じにしたのか頷けるものがあります。
千と千尋の神隠しは昔話をベースにした作品のようですんで、昔話の構造も意識してはどうかと思います。併せてメディアの違いも。
動物などに迎え入れられる場合、いわゆる通過儀礼≒入試みたいなものがあります。
舌切り雀ですと、(現代の改作では省かれることが多いが)お爺さんが雀のお宿に行くには、飼い葉桶3杯の水を飲み干すことになってます。
千と千尋の神隠しですと、千尋は(実は神のために用意された)ご馳走に手を付けなかった(手を付けた両親は豚にされる)。
そういう通過儀礼がない場合、しばしばトラップであったりします。いずれも冒頭のツカミのイベント作りに役立ちます。
やはり昔話の通例として、通過儀礼に合格しても、禁忌が存在します。舌切り雀であれば、つづらの大小の大。
浦島太郎なら玉手箱。鶴の恩返しなら鶴の機織りをのぞき見すること。千と千尋の神隠しなら真名/本名。
禁忌を破ると災厄が起きたり、妖異世界が崩壊したり、そこに入り込んだ人間が元の世界へ帰還/追放となったり。
おおむね、禁忌はクライマックス向けの設定にしやすいように思われます。
2週回るという構造も見られます(現代的作劇でもよく用いられる)。舌切り雀ならお爺さん→お婆さん。瘤取り爺さんは瘤を持つ2人の老人。
千と千尋の神隠しですと、ちょっと見えにくいですが、最初の1周はハクに導かれ、守られる千/千尋です。
が、千尋は本名を忘れそうになり、ハクは(実は判子を盗んでの)大怪我をして千/千尋を守れなくなる。
2週目は千/千尋がハクを守る側で異世界で奮闘して、全て解決して両親とともに現実世界に帰還。
(1周目が失敗、2週目のリトライで成功、というのはフィクションでホントたくさんある。逆(成功→失敗)は説話などでのオチが多い。)
(かちかち山では、兎が狸に何度も復讐を試みる多数回ループがあり、これは逃れられない運命を印象付ける効果等がある。)
メディアの違いですが、御作ではデパートの怪異(儀式)は見えるものの描写に拘ってますね。逆にキャラの思考、心情描写は薄い。
それだとコミック〜映像作品の手法です。映像作品のシナリオならそうあるべきですが、文章が最終成果物の小説では損です。類似の映像作品に負ける。
また、文章の特徴として同時に複数は表現できないことがあります。シリアルに文章を追っていくしかないですから。
映像作品を2人以上の漫才に喩えるなら、文章作品は落語でしょうか。演者が1人だから、同時に2人の描写は無理。
文章だと映像では難しい、キャラの心情・思考の直接描写、設定や異変の仕組み開示などは得意分野になります。
コミックではあまり言われない、ラノベはキャラで魅せろって、メディアの相違を意識したコツでもあります。台詞重視も同様です。
御作には設定、ネタは充分にあるように思いますので、何を重点的に見せるかを工夫するだけで見違えるはずです。
以上、ご参考になるかと思った一例の説明にすぎません。工夫の仕方はいろいろと思いますので、頑張ってください。 >>3
最後まで読ませていただきました。それだけに感想が少々長めです。
以下の感想はすべて私個人から見た内容に過ぎませんので、必ずしも世間一般的というわけではありません。
>>・キャラは立っているか? 魅力的か? 不快ではないか?
※片瀬薫風
こいつのどこに「魅力」を感じればいいのかわかりません。一人称の語り部なのに読んでいてちっとも楽しくない。
中盤までつまらなかったのは間違いなくこいつのせいです。
そもそも「薫風」って名前がダサいというかセンスないというか「薫風くん」って出るたびに笑いがこみ上げてきました。
多分「風」と「凪」で対照にしたかったのかもしれませんがもっといい名前はなかったのか。
終盤でヒロイン二人に惚れられていますが……どこに惚れたんですか?
カッパちゃんはまあ、クレーマーから助けてもらった=チョロイってことでわからなくもないですが、唯夏だけはわかりませんでした。
そう思ってしまうのは上記に書いた通り「魅力を感じないから」なのでしょう。
惚れた理由なんて何でも構いません。「主人公の尻の形が気に入ったから」という理由で惚れたサブヒロインもいますので。
私が見たいのは惚れた後の対応……ラブコメです。惚れるまでの過程は割とどうでもいいです。
ただ納得できる理由は欲しいです。そうでなければ読者としても物語に入り込めません。「なぜ?」がチラつくからです。
他人なんかどうでもいいって言ってる割にはカッパちゃんに惚れそうになるのを自粛したり、ブレッブレ感パネェなって感じです。
本心はラストでわかりますが、それを知る前の評価がこれです。
クライマックスでも特に何もしませんでしたし、エンディングでも特にすっきりしませんでした。
多分、主人公の心情が変わっても彼自身の現状に何も変化がないからでしょう。達成感がないんです。
ただ唯夏と仲直りするところ『だけ』はよかったです。これをやりたいがためにこのキャラにしたというのなら成功したと言えます。
改善点としては、もっと読者を楽しませる語りを意識してほしいってところでしょうか。
唯夏に台詞で絡むところは面白いのですが、地の文が絶望的につまらないです。
※雑賀唯夏
面白いキャラでした。薫風との絡ませ方も上手いと思います。
ですが、「可愛いか? 萌えたか?」というとNOです。面白いだけのキャラでした。
ラストで薫風に惚れているのが判明しますが、どこに惚れたのかわからなかったのが原因でしょう。
もっと好意を前面に押し出したキャラにすれば萌えられたかと思います。
私は漫才を見たいのではなくラブコメを見たくてページを開いたので。
※カッパちゃん
「何か悩みでもあるのか? だったらオレさまに相談してみなYO! このイケメンカッパが力になってやるZE!! HAHAHA!!」
あらすじで見た時、↑みたいなチャラいイケメンかと思いました。まさかサブヒロインだったとは……。
カッパってなんですかカッパって? これ絶対幼少期にイジメられて暗い学校生活送っているネームじゃないですか。
カッパですよカッパ。頭頂部がハゲてて細身で目つきの悪いあのカッパですよ? それを女の子の名前に付ける神経が理解できない。
名前はさておき、キャラについて。ぶっちゃけ不快でした。
クライマックスでアツいキャラになってますが、彼女は薫風くんのつらくてくら〜い過去を一切知りません。
「不幸を知らないでいる、ぬくぬくした人生を送った女が説教垂れるな」っていうのが率直な感想です。
アルビナスがマァムに「虫唾の走るイイ子ちゃん」と言った気持ちが理解できました。
私がこう思ってしまったのは、ひとえに薫風の過去が原因でしょう。読者は暗い主人公を通して物語を見るのですから、イイ子ちゃんな陽キャラはハナに突くのです。
ただ疑問なのですが、カッパちゃんってこの物語に必要な存在だったでしょうか?
薫風と唯夏が仲違いしたままでクライマックスを迎えても、唯夏なら冬木さんを説き伏せられた気がします。
パンチラの一つでもすればまだ楽しめたのかもしれませんがそういう作風でもありませんし、彼女の性格はミスマッチに思えました。
※片瀬夕凪
可もなく不可もなく。作者かなりムリしてキャラ作ろうとしたんだなぁというのは伝わってきました。
何を言ってるのかよくわからないのであまり面白くなかったです。 >>・文章は読みやすいか?
読みやすいですが、哲学的なことを語ると途端につまらなくなります。面白くないからです。
ラブコメではない真面目なストーリーなので雰囲気にあってはいますが、それを踏まえたうえでつまらなかったです。
それと「ホールよりキッチンの方が大変」というながったらしい台詞は完全に話の腰を折っています。特にストーリーに絡む内容でもないので削ってしまってもいいんじゃないでしょうか。
※設定について
散々指摘されていますが、両親から放棄されたという設定はかなり無理があります。これが常に頭にあるせいでストーリーを常に冷めた目で追っていました。
とはいえプロでも似たような設定で物語を書いているので、新人賞的にダメということはないんでしょう。
ですが、無理のある設定が主人公を形作るものになっているので、やっぱり冷めた見方をしてしまいます。
※ストーリーについて
キャラが悪いだけでストーリーそのものは然程悪い物ではありませんでした。
序盤の雰囲気はプロの作品と比べても遜色ないように感じられました。
……ですが、これは「プロ並みに上手い」というわけではなく、「プロがよく書く物語」という意味合いが強いです。
もっと読者を惹き付けられるような、それこそぶっ飛んだ要素があっても良かった気がします。
真面目な物語なのでそういう要素は合わないかと思いますが、少なくとも印象には残ります。
薫風と唯夏が仲直りする下りは楽しめました。ここ『だけ』は良かったと思います。
しかしラスボスがあっさり倒されてしまったのは拍子抜けです。主人公が全然活躍しないストーリーなのでラストになにかやってくれるかと期待していたのですが。
唯夏の過去の本心が判明するのもここからなので、ちょっと唐突感がありました。「え、そうだったの?」みたいな。
多分、主人公とヒロインに心情的なつながりを持たせたかったのでしょうが。
※まとめ
・薫風の語りが否定的で退屈で面白くない。主人公なのに目を引く活躍もしない
・カッパちゃんが主人公の設定とマッチしない。鼻に突く
・ストーリーが真面目過ぎて面白みがない。目を引く展開が殆どない
・設定の多くに無理があり、読者は常にツッコミを入れながら読んでいる 【アドレス】http://wanabees-2.appspot.com/serve/W01163.txt
【ジャンル】サスペンス
【タイトル】人形たち
【評価基準】
サクサク読み進められるようになっているか。
わかりにくいところはないか。
その他、気づいた点があれば教えていただきたいです。
拙作ではございますが、忌憚なき意見の程、何卒よろしくお願いいたします。 27です。
鯖落ちして読み込めないみたいなので、一応下記にもUPいたしました。
【アドレス】https://dotup.org/uploda/dotup.org1977400.txt.html
お手数かけますが、何卒よろしくお願いいたします。 >>27
とりあえず読んでみたら、30秒でギブアップした。なんなの、冒頭からの心情ポエム語りは。
どんなキャラか知らない、何の経緯でそんなこと言い出したか知らない、どこにも興味の持ちようがない。
「しかしプロローグは得てして」と思い、「一 リアン」でようやく話が始まると思ったら全く同じようなのが続いてる。
自分の反省含めて申し上げてみると、作者としちゃよーく分かる冒頭なんですよね、きっと。
だってキャラ作り、キャラの経歴も設定してから、冒頭を書き始めるから。
だからキャラの心情も状況もよーく分かるんで、感銘深い冒頭に思える。
そのベースで読者がどう思うか想像するから、「きっと不思議な感じに惹かれて読んでくれる」と思ってしまう。
でも、読者は真逆ですんで無理です。赤の他人が何か言い出したくらいしか分からずウザいだけ。
とりあえず愚痴を申し上げたんで、これから読み直してみます。
最後まで読み切れたら、きちんと感想を申し上げるようにします。 >>27
とりあえず一の最後まで読みました
最後の方は割と面白かったですが、序盤から中盤にかけては
感情移入もできないし、世界観もよく分からないしでちょっと退屈でした
フゥテに対して、可愛いな、とか思えないのはこの作品だと致命傷じゃないかなぁ
台詞が何かシリアス一辺倒で、読んでて疲れると言いますか、
人形らしさを出しているのは分かりますけど、キャラの造形をもっと深めた方が良いのではないかと
続きを読むか少し悩みましたが、最後まで読まないことには適切な感想なども出せないと思いますので
時間があるときにまた引き続き読んでみます >>27
拝読しました。
人形たちと心を通わすハートフルストーリーと思ったら一転、
はらはらさせられるサスペンス仕立てで面白く読ませていただきました。
意見を求めているようですので、
冒頭から順に感想と指摘をさせていただきます。
プロローグ
雰囲気はありますが、読者の可読性を落とすだけの良くある失敗パターンになっています。
プロローグと一章に完全に緩急をつけてプロローグの印象だけ残すか、
(=あとで読み返すとそういう意図があったのか、という作品は良くありますよね)
ある程度登場人物の背景が分かった後、幕間として登場させる方が無難だと思います。
現状では作品の雰囲気を伝えることも、伏線を残すことにもうまく繋がっていません。
その失敗している大きな理由としては、プロローグと一章のノリが基本的に一緒だからです。
だったら一章冒頭から始まってもこの作品の雰囲気は十分に伝わります。
同じテーマとテンションをあえて読みづらくして、読む文量をただ増やすのは作品としてはマイナスに捉われやすいです。
現状では設定の開示にも、登場人物の具体的で客観的な説明にも一切繋がっていませんよね。
私個人としては『厭世的な人物』というのは好きなのですが、
一般的にはあまり刺さらずに「なに偉そうなこと言ってんだ」と思われてしまい、
大事な冒頭で作品イメージをマイナスからスタートさせてしまう諸刃なプロローグだと思います。
では、プロローグとしてではなく、このシーン本体としてとらえた場合。
フゥテの回想にみせかけて、クウルの回想である。というミスリードをしたいというのは分かります。
しかし、それをしたところでなにがあるのかと聞かれても、別段なにか感情を揺さぶるようなことは起こっていません。
クウルがどうして狂気じみた行動に至ったのか? の解答にはなっていませんし、
博士に対する恋愛感情の伏線になっているのか? と問われても、そこまで直接的な描写ではありません。
物語後半で語られる博士とクウルの邂逅シーンの、ただのクウル側の描写で終わってしまっています。
それをするとしてもなにかしらの新情報が無ければ、シーンとしての必要性に欠けてしまいます。
(唯一金色の指輪をしている、ということは判明しますが)
なんとなくですが、最初はフゥテの回想として書いてたけど、クウルの回想にしたら面白いかな?
と思って急遽変えたような印象を受けます。
一章
リアンとフゥテの触れ合い、そして病状が悪化してからの立場の逆転。
リアンは人形らしさ、フゥテは人間らしさが出ており、とても良い流れでした。
しかし、リアンがフゥテに尊敬を抱く理由が少し弱いように感じます。
これは事件が無く、メインストーリー軸の進行をほぼ会話だけで済ませているためだと思われます。
リアンが博士を通してフゥテを意識するのは理解できますが、それがフゥテ個人を意識する描写にまでは至っていません。
リアンがフゥテを強く意識する(ドラマティックな)シーンが必要だと思われます。
二章
一転してフゥテの激情が前面に出ているのは、一章と印象ががらりと変わって読み味に良い意味で変化をもたらしてくれています。
一点あげるとするならば、黒い化け物の視覚イメージが付きづらいのと、
島民全体の黒い化け物に対する迫害の度合い
(いきなり殺そうとするほど? という疑問が出てきてしまう)
が足りてないと感じるところでしょうか。
なかなか難しいですが、アミの両親の凶行を裏付けるためには、
黒い化け物の伝承部分の設定開示を早く、かつ島民の恐怖を煽る形でする必要があると思います。
続きます。 >>27
>>31 の続きです
三章
エス視点での物語。謎の人物だったプシケと、クウルの目的、博士の存在が明らかとなるいわば解決編とも言える章ですね。
物語が感情の表現、黒い化け物の伝承、AIの研究と次々と明かされていき、
最後に全てが定命を突破するため、に繋がるのは見事です。
この物語を動かす根底である博士の研究が、身体自体にはこだわっておらずAIで人格を移すことが主眼と感じたので、
黒い化け物の伝承の核である「永遠の命」が他の物語との結び付きとしては若干ずれているのでは、という気はしますが、
そこまで違和感はありません。(クウルがそこまでなりふりを構わなかった、みたいな解釈もできます)
評価基準をもとに
・サクサク読み進められるようになっているか。
端的に言って、会話と感情が続く部分は読みづらいです。
主に感じたのはフゥテの感情を表す二重引用符の部分です。
これは感情が豊かであることは確かに伝わっては来るんですが、少し頻度が多く煩わしい印象を受けました。
それ以外は割と読みやすかったです。
・わかりにくいところはないか。
謎は大体解明されるのでもやもやするような部分はあまりないですが、若干首をひねった部分があります。
私が単に読み落としていただけならすみません。
・プシケがフゥテに指輪を渡した理由
→プシケの第一優先は博士であり、クウルの娘にそこまでするか? という疑問
直接的な描写はありませんが、彼女に女性の博士がしていた指輪を渡したのはプシケですよね?
・クウル、フゥテ、フゥテの母親と博士の人間関係
→クウルは実際に結婚している? フゥテは養子? クウルは博士一筋じゃなかったのか?
フゥテは博士に似ている? クウルが博士をコピーした? じゃあ島にいた母親は一体なにもの?
コピーした場合、読心能力がフゥテにない(つけない)理由もよくわからない
その他、気づいた点があれば教えていただきたいです。
全編を通して内情によった描写なので背景や風景、人物像といった視覚的要素が伝わってこない点が気になりました。
最初に会ったときの描写だけでなく、会話の節々で外見の特徴(例えば長い黒髪を揺らしながら、みたいな)を交えた描写がないと、
どんどんとイメージが薄れていってしまいます。
・終わりに
全体を通して、面白く感じる作品でした。
特にフゥテの感情爆発が良いです。感情の起伏に乏しい登場人物の中で、実に人間らしい。
ただ、そんな役割を担ってしまった彼女の末路が少し悲しい。
一章からリアン、フゥテが中心のため、彼女二人に感情移入をしてしまう構成となっています。
それでいて最後がクウルと博士の話で終わるのは尻切れトンボのような印象を受けます。
全員が主人公のような物語である風には感じ取れますが、私が受け取った感じとしてはリアンとフゥテが主人公です。
そのため、最後に彼女らが部屋を出て行ったあとどうなったか、それが無いとおさまりが悪い。
別にハッピーエンドやだらだらとしたエピローグを入れる必要は全くないのですが、
現状では「え? おわり?」という感想になってしまいます。
できればフゥテにはハッピーエンドを迎えて欲しい、というのは一読者の感想です。 >>29
率直な意見、ありがとうございます。
そうですよね。プロローグからまたプロローグが続く、みたいな構成は正直読みづらいですよね。
構成はちょっと考え直して、ストレスのない冒頭にしてしまいます。
正直、現状意味合いが薄くなってる最初のプロローグを消すだけでも大分良さそうですね。
>>30
29の人?と同じかどうかはわかりませんが、返信いたします。
一章まで読んでいただきありがとうございます。
序盤、中盤にかけて、目を引くイベントがないのが痛手だったかもしれないです。
会話ばっかりですので、そこのところはもうちょっと物理的なイベントを挟んだほうがよかったかなと思います。
世界観も、今のままではあんまりにもふわふわしているので、もうちょっとうまい具合に出せたら良かったですね……
それこそ、適当な会話の中にうまく盛り込ませられるはず、なのですが、技量不足が目に見えてしまいますね。
精進いたします。
>>31
>>32
全編読んでいただき、ありがとうございます。
面白く読んでいただけることが何よりの励みになります。
プロローグの部分に対しては他の人が述べていたように、失敗しているみたいですね。改善いたします。
ちなみに、プロローグ自体は後付だったりするので、それが、さらに一章との繋がりに違和感を感じさせる
原因になってしまったかもしれません。
ミスリードを仕掛けようとして、見事に失敗してしまっていますね……
一章に関しまして
リアンがフゥテに尊敬を抱く理由が弱いというのは最もかもしれません。
そのへんは言葉じゃなくて、行動や事件で示さないとインパクトに残らないというか、釈然としないところですね。
好奇心や感情、をテーマにして何か良さげなイベントを挟み込んでみます。
二章に関しまして
化け物の視覚イメージが付きづらいというのも、まさしくそのとおりで、単純に描写が足りていませんね。
ここのところはもっと気合を入れてかく予定だったのですが……なぜか飛んでしまってますね。
その描写を書くのをとても楽しみにしていたはずなのにおかしいですね……
アミの両親の凶行の裏付けが弱いと言う点も、自分自身心配していたところで、やはりそう思ってしまいますよね。
もうちょっと化け物の恐怖に関する伏線を張っていかないといけないですね。
三章に関しまして
物語の背景のネタバラシと結末の部分ですね。ちょっと無理があったかなとも思っていましたが、褒めていただけてほっといたしました。
会話と感情の続く部分について
仰るとおり、フゥテの感情部分(特に序盤)は可読性悪すぎですね。
ぶつ切りにしたほうがそれっぽく見えるかなと試してみたのですが、
不評みたいですのでもうちょっと表現方法を考える必要がありそうです。
プシケが指輪を渡した理由
理由を付け加えようと思えばいくらでも付け加えられるのですが、それでは誠実ではありませんね。
単に、フゥテに思い入れのある指輪を所持させたかったからという作者側の理由です。
後はプシケ側に適当なエピソードを入れようと思っていたところすっかり忘れていたという感じですね。
フゥテの母親について
作中に出していない設定ですが、フゥテ自身もコピーのうちの一人です。
ただ、心が読めない欠陥品だったので処分する予定だったのですが、
もちろん(女の)博士そっくりな容姿ですので、情が移り、母親(役の人)を雇って疑似家族として、生活している
という経緯があったりします。世間体的にも子供がいたほうが島民に受け入れやすいというクウル思惑もあります。
ただ、やはり、他のコピーが実験材料にされている中で一人だけ救おうとしているのは欺瞞だと感じ、迷いながらも化け物の実験にしてしまい……みたいな感じです。
そのへんの部分が語られていないのは、博士の回想を入れても喜ぶ人がいなさそうかなと思っていたからですね。 >>32
続きです。
視覚情報がないのは本当に反省するべきだと思いました……
キャラ(リアン、フゥテ、プシケ、エス)ごとに髪型で分けて、
特徴わけする予定もすっかり飛んでいってしまっていますね……
要改良です。
フゥテの感情爆発を褒めていただき、本当に嬉しいです。
リアンとフゥテの関係性はこの作品の中でもっとも書きたかった部分ですので、
楽しんでいただけるのがなによりの喜びです。
ただ、最後が尻切れトンボみたいになるのは……そうですね、駄目ですよね。
最後の最後にちょっとしたエピローグを足すだけでも、読後感がよくなりそうなので、ちょっと考えてみます。
さいごに
拙作を大変丁寧に読んでいただき、誠にありがとうございます。
作品と細かいところもきちんと読み取っていただけて、大変驚いています。
面白い、という感想が何より嬉しかったです。
本当に、本当にありがとうございました。 某賞で一次落ちした作品です。
【アドレス】http://wanabees-2.appspot.com/serve/W01164.txt
上の予備 https://dotup.org/uploda/dotup.org1978777.txt
評価シート https://dotup.org/uploda/dotup.org1978782.jpg
【ジャンル】異世界ファンタジー ラブコメ
【タイトル】恋と復讐の物語(仮タイトル)
【評価基準】
文章は読めるか、キャラに魅力はあるか、設定や世界観はわかるか、構成やストーリーは基礎を抑えているか、斬新なアイデアはあるか、単純に読んで面白いか。
評価シートでぼろくそに書かれましたが、特に五段階評価で最低の文章1はありえないと感じました。
でも自分の思い込みかもしれませんので、なぜ一次落ちしたのか、遠慮のないフルボッコの感想をお願いします。 >>35
割と最初の方でギブ
評価シートはほぼ妥当だと思う
序盤から気になる点がめちゃくちゃ散見している
まず、キャラが薄っぺらい
どんな外見なのか、どんなキャラなのかもよく分からないし、全く好感持てない
主人公は死神、と呼ばれているらしいけど
主人公が強大な力を持っていて、それを主人が使ったから破滅した?
意味がわからない。7歳から今の年齢まで何人の主人に飼われたのかは知らないけど、
現実的に考えれば何か特別な理由がなければ何人も主人が破滅していくとかありえないでしょう
ヒロインらしき女は、元は貴族で平民に落ちて、それでも尚、最強の奴隷を求めていると言う感じなら
色々な思惑や過去や断ち切りたいしがらみがあるはずなんだけど
それを感じさせない間抜けな明るさ
キャラとして可愛い可愛くない以前に人間らしくなさすぎる。こいつ怖い。
そもそも彼女の容姿も服装もさっぱり分からない。
金髪でスカートで若い女ってだけの情報でどう言うのを想像しろと言うのか
そもそもスカートでもどんなスカートなのか、美人系なのか可愛い系なのか、身長が高いのか低いのか
さっぱり分からなすぎる。
戦闘に関しては迫力がないを通り越して少し笑ってしまった
何かの剣技をやっているんだろうなとは分かるけど、それが何なのかよく分からないし
敵も何なのかよく分からない。
戦闘での駆け引きとか、命のやり取り感がない上に、
ヒロイン? の女が緊張感のなさすぎる声を上げ続けているのが謎すぎる
貴族として普通に生きてて、目の前で人が死んだら悲鳴上げるとか怖気づくとかが普通の反応だろ?
サイコパスとか言うレベルじゃない
ちなみに、三つの命令がうんたらかんたらってのはまんまフェイトの令呪をイメージした
世界観自体も普通のファンタジーに奴隷に最強にって言う
なろうテンプレそのまま使いました的な感じで、それの劣化版と言わざるをえない
独創性を感じない。序盤をパラッと見てそんな感じなら読者はその先を読まない
公募だとまぁ落ちるのは当然だわなって感じ >>35
序盤さらっと読んだけど、文章力がないとは思えなかった
これで1って厳しいね >>35
拝読いたしましたが、残念ですが最初の方でギブアップしました。
・キャラクター
良い入りで登場したかと思いきや、設定が練られていませんでした。
物語が中心に主人公については性別以外、外見も何もかもが不明瞭です。
ヒロインもどう可愛いのか、どう美しいのかが何も有りませんでした。
立ち絵があってこそのソシャゲの文字だけ見ているような感じです。
多分作者の頭にあるものがあるのでしょうが、それを色まで再現する工夫が大事だと思いました。
・ストーリーライン及び世界観等
頑張って書いているのがとても理解できます。しかしながら本当に申し訳有りませんが、とても退屈でした。
復讐譚なのでしょうが、主人公の動機が弱いかもしれません。犯罪集団に全て奪われた以外が何も入ってきませんでした。
世の暗部である犯罪集団が、子供にさえ痕跡を残すように自己紹介をするというのがどうしても理解できず、頭がそこで世界観を拒否してしまいました。
骨子はあると思いますので、そこに肉付けをする作業から始めると良いかもしれません。
・構成
残念ながら、上記理由により最初から読者がとっつきにくいイメージです。
キャラクター設定も世界観も薄いので、構成を話す段ですら無いと思われます。
独創性も感じることは出来ませんでした。
・文章力
一人称なら一人称でもう少し割り切った書き方を書いたほうが良いかもしれません。
一人称視点でかつ、中途半端な三人称視点の表現だからこそ、評価シートに「主人公の内心語が多すぎる」と書かれたのかと思います。
それに伴って地の文が散文のようで統一感がなく、無駄が多い冗長なものになっている気がします。
またバトル描写についてはもう少し勉強をされたほうが良いかと思います。
武器すらも何も書かれておらず、最大の見せ場であるはずの必殺技が「コマンド選択のような表現で、ジャンプ漫画のように技を放っている何か」になっています。
たとえば、具体的には作中にある「剣を引き寄せて腰溜めにすると、素早く腕を繰り出した」がもうこの時点で意味不明です。
その構えは何の意味があるのか。おおよそ剣でいう横構えなのでしょうが、最早その構えに意味を成していません。
仮に60〜70センチ程度の刃渡りの片手剣であるなら、おおよそどんな剣術でも横構えは相手に間合いを悟らせないように対峙するものです。
ですが作中では先に必殺技で、これも推察するに横薙ぎ斬りなのでしょうが乱取りの最中であり、右側に薙ぐ反動で横構えにしたというのならもう隙を晒したようなもの。
この状態の主人公は左脇がガラ空きで、ファンタジー基準の世界で手槍やショートソードがあるとして、仮に主人公が体幹上察知できない死角から伏せ兵がいて、脇から突かれてしまったなら必殺技を出す前に潰されてしまいます。
そもそも武術とは伏兵等も視野に入れて構えを取るはず。そういう設定の主人公なのにあまりに素人前としているその姿に、やはりコマンド技表現としか思えません。
故に、>>35の言う通り戦闘に駆け引きが無く、命のやり取りには見えません。省いてもいいくらいです。
ちょっと知ったかの揚げ足取りにも聞こえるかもしれませんが、読者にはこういう視点の人もいて、それを楽しみにしている人もいます。私のように。期待した分とても残念に思いました。
ならその他の部分でとバトルを飛ばして読みましたが、バトル以外のものはバトル以上に練り込まれていませんでした。
また自分を狙う暗殺者とは言え人の死を目の前にして、まるでモンスターを倒したかのように振る舞うヒロインには流石に恐怖を感じました。
色々書きましたが、だからといって書くなとか才能がないとかそういう問題ではなくて、そういう欠点を真摯に受け取って頂いて次の糧にして頂きたいと思いました。
選評についてはとても妥当で優しく、次に繋げるように書かれている良いものだと思います。仮にこれに文句を言ってしまったなら本当に創作に向いてないかもしれません。
頑張って下さい。 >>35
バトル描写はオバラならラグナロクとか参考になると思う
総評もあったと思うけどそれはなんて書いてあった? >>35
少し流し読みしたけど。
文章自体は「いつどこで誰が」がわかるからマシ。
問題は、内容に斬新さがまったくなくてクソつまらないのと、主人公に魅力がないから読むに耐えないだけ。
評価者はキャラとアイデアの問題を文章が問題と勘違いしたんだろう。1なのは文章じゃなくてキャラ。
だから一次落ちは妥当だと思う。
復讐したい主人公に好感が持てない。魅力もない。魅力は共感性と憧れ性から生まれる。それがないから読んでて疲れる。
復讐以外の目的にして、読者の目を引く斬新なアイデアを一つ入れて改稿するといいと思う。
そんなアイデア、なかなか出ないけど。 >>35
シート晒しとはなかなか度胸ありますな
俺は見たことのない評価シートだけど、一次落ちでもらえるということはオーバーラップ辺りですかね
確かに言うほど各要素は悪くないと思います
事実が淡々と流れ、盛り上がりどころの描写がお粗末で、そういう演出不足が一番の欠陥のように思いました
以下感想
文章は読めるか
いちおう読めます
一人称なのに三人称的な描写が目立ったり、ところどころ気になる言葉選びがあったり、引っ掛かりどころはそこそこありました
あと終盤の会話というか戦闘周辺の描写が衝撃的なほどダサいです、もしかしたらこの辺りが文章1の原因なのではないかと思うほど
擬音に頼りすぎずに
キャラに魅力はあるか
最低限それっぽい属性や背景を感じますが、流れ作業のようにそれらが消化されている感じで、行動を伴う魅力は感じにくかったです
設定や世界観はわかるか
文章は端的なので、ちやんと読めばわかると思います
構成やストーリーは基礎を抑えているか
多分ある程度は
でも冒頭から地の文で設定説明という禁忌を犯しつつ、別に特段の工夫があるわけでもなかったり、構成面には物足りないところもあります
全体的にはちゃんと狙って構成しているのだろう…と思えるところはあったので、もっと強調してあげてもいいのではないかと思いました
斬新なアイデアはあるか
どうでしょうねぇ
骨格部分にはあまり感じませんが
多分この辺りは何らかのアイデアを活かしたかったのかなと思うところはありました >>35
読んでみた。なんというか、ギャグなのか、真剣に中二病やっているシリアスなのか、はたまたエロスなのか。
作品の核がどこにあるのか捉えづらくて、どういうスタンスで向き合えばいいのか迷いながら読み終えたってことをとにかく伝えたい作品だった
【評価基準】
・文章は読めるか、
読める。多少誤字があったりと推敲の甘さみたいのはあったが、意味が通らないってことはない
ただ、どごーん、ドゴォぉぉ、といった擬音が幼稚に感じた。使用頻度も多い。ついでに、――も多い。
また、所々で情景や心象など「描写」を放棄しているように見えた。
例えば、戦っている場面での技名のシャウト。マンガやゲームならそれでいいと思うけど。
あと、↓こことか
> よく見ればエリーだが、信じられないほどの高貴さをまとっていた。
信じられないほどの高貴さ、で済ませている。「信じられないほどの」って書けば、読者みんなが信じられないほどの高貴さを感じてくれるはず、って思っちゃってない?
これ以上引用はしないけど、所々で、キャラを魅力的に見せたいがために、たいした描写はないけれども抽象的な装飾で「すごいんだ」って書いてあるように思えた
評価シート1なのは確かに厳しい気もするけど、コメント読む限り、「小説的な」地の文を書いてくれ、って意味合いにもとれる。評価者は、単に文章が書ければいいとは思ってないってことなんじゃないかな
・キャラに魅力はあるか、
正直、あまり。誰が何を考えているか分からないっていうか、共感できる部分がほとんどなかった
まず主人公。復讐!復讐!って行動原理なのはいいけど、動機がいま一つピンとこない。奴隷にさせられた恨み?
でも、その割には普通に生活できてるじゃん・・・みたいな。死神と呼ばれていた設定も、死に設定なんじゃない?
んでヒロインのエリー。庶民派なお姫様なのはいいけど、印象に残っているのは胸とか白い足とかエロス方面ばかり
上で描写がないって書いたのが、ここにも関係していて、彼女(に限らずだけど)の心の機微を動作に反映させた描写が全然なかった。だからキャラの内面が見えてこない。結果、どのキャラも記号的で魅力がなかった
敵がちょろすぎるのも問題。ペトラギースとデボラのことね。立ちはだかるのは一瞬で、すぐに脅威でなくなる
緊張感がないから物語に山谷の起伏が生じない。シリュースも、背負った内容考えるともっと魅力的に映っても
よさそうな気がするけど、儀式を不完全なものにさせたとか、チラホラと頭の悪さが垣間見えてしまってなんとも残念。
ラスボスが頭悪いとやっぱりがっかりしちゃう。こういうのもギャグ寄りならいいんだ、うん。
・設定や世界観はわかるか、
まず奴隷の設定がぴんとこなかった。繋がれてはいるものの食事とか普通に好待遇だから
あとは天恵眼《グレースアイ》とかいきなり出てきて、なんのことだ?と戸惑ったかな。
全体的には、置いてけぼりを食うほどではないけど、ん?と小さな引っかかりは何箇所かあった
ただ大枠で、どういう話でどういう世界観かは捉えられたとは思う。細かな配慮は必要そうだけど、ちゃんと伝わる内容だったとは思うよ
・構成やストーリーは基礎を抑えているか、
基礎って起承転結とか伏線とかのことでいいのかな?
メイン二人の出会い→ドラゴン族→息抜き回(デートで親密度Up)→ラスボスとの対峙&敗北→からの〜最終決戦で勝利。
おおよその流れはこんな感じだよね。いいんじゃないかな。
ただ「出来事」はしっかりしているけど、「心情」の変化をもう少し精密に計算した方が良かったのかなとは思う
割と最初の方であった↓これ
> ――ああ、見た目は貴族でも、中身はエリーだ。
中身は〜って言えるほど時間共有してないだろ、って思ったし初対面の子供ドラゴンをエリーがあんなにかばうのも(それらしくは書いていたけど)唐突だったし、最後の最後でプロポーズ同然の愛の言葉も、盛り上がっているのは当人だけ状態だった
・斬新なアイデアはあるか、
斬新・・・斬新・・・斬新・・・?斬新かどうかは別にして義眼を変えて能力変化って設定。あれはダメだと思った。なんでもありになっている
・単純に読んで面白いか。
面白くはない。理由は上述の通りだけど、キャラがイマイチ。物語に緊張感がなく山谷の起伏がない。
更にエピローグのデボラの弟の件で「これでもか」と読後感をダメ押しで悪くさせてくるのもどうかと思う
とりあえず以上。ギャグとシリアスとのバランス意識してもらえると、もう少し安心して読める作品だったかな
執筆お疲れ様。がんばってください >>35
自分が感想を書くと、どうしても酷評寄りになります。ですので、他の良感想・批評をご参考に、差し引いてお受け取りください。
と、念押ししまして感想。評価シートでは全体的に酷評の点数ですが、文章が特に低評価ですね。最低の1点。
他とて2点ですから酷評ですが、おそらく「まず文章を磨いてください」ということだろうと思います。
なぜなら、文章作品で文章がひどいと、面白さは伝わらないからです。よくラノベは文章が下手でもいいと言われます。
私見ですが、それは美文や巧みな比喩等でうならせる必要はないということでしょう。一読して分かるのは必須です。
分かりやすい文章という点では上手くある必要があります。だって読者は気楽に読みたいんですから。流し読みでも分かるものでなければ。
と概念的な、何について言っても通じるような一般論はさておきまして。少し具体的に見てみます。
まず部分的にも分かることから。少しランダムに引用しますが、ご容赦ください。
> 目を向けると鎖の表面に黒髪黒目の俺の顔が写っていた。左目は眼帯をしている。
→「眼帯をしている」って他人事みたいな言い方は、一瞬ながら「誰だよ、それ」みたいに読んでて混乱する。
> 黒いローブを着て懐にナイフを持った男が三人いた。
→懐に隠し持っているのなら、主人公には見えないはず。作者の設定を主人公が知ってしまっている恐れがある(いわゆる操り人形でよく起こる)。
> 人間ではなかった。全身がふさふさの銀毛に覆われていた。顔は狼に似ている。
→斬ったときの手応えは? 意外性を出そうとし過ぎで描写が乱れている恐れがある。
→斬ったときに少し「あれ?」と主人公に思わせたほうが、この一文(と驚く台詞)が効果的になりそうです。
> 詐欺、強盗、放火、偽造、ハニートラップ。
→乱雑な列挙に見える。特にハニートラップ。手段であるし、その他との比較で、ちょっと笑ってしまい、緊張感を下げている。
> あっと言う魔に俺と父を取り囲む。
→誤字だけど侮ってはダメ。異様なイメージだけど、魔物があっと言ったとも読めるから。冒頭で異様な状況を描いたんだから注意すべき。
→文脈から分かるし、作者さんもそうお考えかもしれません。が、さっと目を走らせる程度の読者も多いですから油断できません。
> そこには金髪の少女と幼女が立っていた。
→中盤も過ぎて、これはない。三人称の書き方だったら、これでもいいけど、一人称は主人公の思考。
→こう書くんだったら、主人公の次の台詞は「誰だ、ってエリーにランまで!?」みたいにする手もある。
(続きます) >>35
(>>43の続き)
一人称であることをうまく使えていない部分も散見されるように思います。例えば、主人公が、
> しばらく可愛い寝顔を見ていると、今まで感じたことのない想いが沸き上がってくる。
で大きく感情を動かすシーンです。非常に唐突な激情で、ちょっと面食らいます。この感情が起こる段取りが感じられないからです。
問題はランです。メインヒロインのエリートとサブヒロインのランがいるわけですが、描写量がランに傾きすぎています。
一人称の地の文は主人公が喋っているわけで、当然、主人公が目にしたものから選んで述べているものです。
ランの描写が多くなれば、主人公がランに注目している感じが出るわけです。ランに注目して、しかしエリーへの思いが出てしまい、不自然なんです。
欲を言えば、干し肉と山菜のスープの食事辺りから、ランからエリーへ描写の比重を移してはどうでしょうか。
ランの描写をするにしても、エリーがどうランの世話をしているかを描写するとかですね。
物語としての面白さについても少し。これでは設定が並んでいるだけのように見えます。それに作者の感想が付随している感じ。
アニメ見ながらの感想とか、コンピュータRPGの実況みたいな感じすらしてしまうほどです。
冒頭の主人公の死神というあだ名について、どう使ってるでしょうか。それらしいものが出て来ません。肩書だけに終わった感じです。
死神っぽく不遜で不吉な感じの主人公で始めておいて、ドラマが発生し始めると、途端に純真な少年になってしまっています。
下手すると「死神詐欺」みたいに言われかねないと思います。そういうものがたくさんある。
ですが、上記の一人称の使い方などにみられる通り、まず文章だろうと思います。書きよう一つで大きく変わるものも多いですから。
ネタを並べ立てただけの印象でも、書きようでネタが連なるようにもできることが多いです。
実際、ネタはたくさんある。ただ、つながりがないし、名称だけのものも多い(特にバトルでの必殺技名)。
喩えるなら、、料理の素材は充分買い出ししたのに、未調理のままということですね。
作中に盛り込まれているもの個々は、数も魅力も充分あります。つなぎ合わせてドラマの盛り上げを工夫すれば、ぐっと良くなるはずです。
(終) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています