>>325
主人公の視点と作者の視点が錯綜しているように感じられた
三人称で書いてから一人称に変更したようなイメージがある

もしそうでないのなら序文には
「母親の葬儀だが悲しくはなかった」という情報は入れておいた方がいいかな、と思う
淡々とした描写のあとで、「母親の葬儀なんだけどね」と説明があるのは不自然な気がする
誰の葬儀かが少し遅れて明かされるのが、作者として展開の驚きを見せたいというか。
語り部の心情として、母親の葬儀なのに心が動いてないのであれば、
描写より前に母親の葬儀である点が前に出てくると思うんだ

あと引っかかったのは「自分」という単語が頻出している点
気になったので検索してみたが大量に「自分」という単語が使われていた
それも多くの箇所が「自分」より「僕」の方が自然に見える箇所だった

それに必要な改行が足りない気がした
改行が少ない、というのとも違う
本来別れているべき段落が一段落に統合されてしまっているという感じ

メディアワークス的な話を目指しているのかな
いなくなれ群青、みたいな。だとするとフックが弱いと思う
幽霊、ってのがフックだと、幽霊の動機が大事=つまり幽霊が説明してくれれば終わる
って感じちゃうから同じ流れであってももっと個性的なフックがあった方がいいと思った