>>576
これ確かだいぶ前に読んだわ。たぶん前スレ。
斜め読みで全部読んで確認したが、ほとんど変わってない様子。
ダメなところを改稿せずにまた感想貰おうなんて、ただ褒められたいだけなんだろうか?

前も言ったはずだけど、人から言われて動く主人公は魅力がない。
友人に頼まれて子供探しに来た。吸血鬼から接触してきて依頼してきた。次はエルフのほうから接触してきて、子供からのお願い。ドラゴンの方から飛んできた。
などなど、人やイベントの方からやってくる流ればかり。主体性がない。

目的と動機をしっかり作って、主人公から動く(戦いを挑む)ようにしていかないとプロにはなれない。
タグに心理戦とあるけど、受け身な展開ばかり。
心理戦をするにしても、デスノートのように目的を持って自分から仕掛けていくようにしよう。

それと新人賞に応募する作品なんだから、一巻完結の大きな物語にしよう。
一巻完結で大きな話にするためには、主人公が物語の中心に来るような設定とストーリーにしよう。
今はなんか全十巻あるうちのプロローグ的な第一巻を読ませられた感じ。エルフ吸血鬼の対立に主人公は関係がない。
新人賞用の設定や話になってない。

例えばこの話をもっと主人公を中心にするなら。

主人公の妹がさらわれたために、自分自らの意思で助けに来た。
そしてエルフと吸血鬼の集団を探るうちに、彼らは魔王を復活させてエルフは世界征服を、吸血鬼は世界滅亡を企んでいると知る。
妹がいけにえにされるまであと○○日とタイムリミットも設定。
対立する二者の間を、用心棒の桑畑三十郎並みにうまく立ち回って妹の救出に成功する。
しかし実は、妹は主人公をおびき寄せるおとり。
本当は主人公こそが、魔王復活のための器だった。
絶体絶命の中、獣王の力を開放してエルフと吸血鬼を倒して、世界救って大団円。

これぐらいやってようやく一次通過するかなというぐらい。

まあ、どれだけこの作品を改稿しても受賞しないって言いきれるので。
この話はさっさと諦めて、もっと主人公が話の中心となる新人賞向けの小説を書いて受賞目指したほうがいいと思う。