安価・お題で短編小説を書こう!8
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安価お題で短編を書くスレです。
■お題について
現在、毎週日曜日の午後22時に前回のお題を締め切り、新しいお題を安価で決める方式を取っています。現時点での募集お題はスレ主によるレスを確認してください。
■投稿方法
使用お題と【】でタイトルを明記してください。決めていなければ【無題】でも可。
作品は3レス+予備1レス以内で。レスが2つ以上に別れる場合は分かりやすいよう番号を振ってください。
※R18は板ルールで禁止です。
■「小説家になろう」等への投稿について
同一内容を別サイトへと投稿する行為は認めています。
その際、権利者以外が5ch上から無断で転載したものと区別するため、出来る限り【当スレへ投稿する前に】投稿してください。
当スレへ投稿せず、別サイトへ投稿してリンクを貼るのも可。
リンク先のタグに『お題スレ投稿作品』を入れ、使用お題、タイトル、URLを書き込んでください。
※なろうのURLは規制されていますので、KASASAGIか俺Tueee.Net!のURLで代替してください。
■前スレ
安価・お題で短編小説を書こう!
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1508249417/
安価・お題で短編小説を書こう!2
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1511408862/
安価・お題で短編小説を書こう!3
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1522770910/
安価・お題で短編小説を書こう!4
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1529860332/
安価・お題で短編小説を書こう!5
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1541947897/
安価・お題で短編小説を書こう!6
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1557234006/
安価・お題で短編小説を書こう!7
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1572191206/ 【古今おとろしばなし】(2/2)
インターネット上の話もある。
例えば『連没くん』と呼ばれる存在だ。ツイッターや5ch上で連続でレスを書き込むのはあまり褒められたマナーではない。
連投する事で、他者の話題が埋没してしまう為でもあるが、たった一人の人間がずっとレスを入れ続けている場に書き込むのは、何と無く気まずいからだ。
だが、この連没くん、本当に実在する人間なのだろうか?
もしかしたら、ストレス解消の為に書き込み続けているだけなのかも知れないが、マナーとして問題があると分かっているはずなのに書き込み続けるものなのだろうか?
かつて電話では、語り初めに「もしもし」と訊ねてから話し始めた。
これは、あやかしの類は「くり返し言葉」を使えないと言う説から来て言うと言う。
「もしもし」つまりは「申します申します」と言う言葉に、同じ様に「申します申します」とくり返し言葉で返せない者はあやかしだと判断する為だ。
だが、このツイッターや5chでは、そんな確認をする者は居ない。
「マツキタツヤ」の事件では、おそらく彼は「魔が差した」と言う事に成るだろうが、この「魔が差した」の“魔”も、妖怪の事を指す。
古くは神話の時代の八岐大蛇や両面スクナ。江戸時代に入っての豆腐小僧や泥田坊。戦後に現れた口裂け女や赤マント。平成に入っての花子さんやマッハ婆。
近年ではくねくねと言う存在もある。
果たして、これらが無くならないのは、本当に迷信の存在だからなのか?
今、本当に私たちの傍らに、それらの存在が居ないと、本当に証明できるのだろうか? お題→『マッハ』『あやかし』『マツキタツヤ』『連没くん』『ストレス解消』締切
【参加作品一覧】
>>783【古今おとろしばなし】 では、、早速ですが品詞募集をやってみます
>>787、>>788 名詞
>>789、>>790 形容詞または形容動詞
>>791 動詞
事故に注意 ☆お題→『絆創膏』『ハサミ』『荒い』『快晴だ』『走る』から1つ以上選択
☆文字数→3レス+予備1レス以内に収めれば何字でも可。
1レス約1900字、60行が上限。
☆締め切り→8/30の22時まで。
締め切りを過ぎても作品の投稿は可。
【見逃し防止のため、作品投稿の際はこのレスに安価してください】 なんとか集まった、、お題や作品など、ありがとうございます
ドラマのあるスレ、、綱渡り感が続きますが、引き続きよろしくです >>783
ともかくベテラン氏ならやってくれるって信じてました・・・!
『あやかし』が良かったのか、後半一気に消化w
こういう話でいつも思い出すのが、墓場の横にカラオケボックスが建っちゃう歌ですね・・・ 感想有難うございます
うるさくて、お化けが迷惑する歌ですねw
実はお題を消化するだけなら後半だけで良いと言うorz
はい、遭遇した不思議体験を書きたかっただけです >>794
お題→『絆創膏』『ハサミ』『荒い』『快晴だ』『走る』
【駄目な短編小説の例】
ああ、今日は快晴だ。
……走るか。
走った。こけた。
「痛っ!」
荒い息のまま手を見ると、血が流れている。
こけた叢にハサミが落ちていた。
これのせいか。腹立たしい。
公園で血を洗い流し、絆創膏をはった。
慣れない事はするもんじゃないと思った。
******
>>
文章が稚拙な上、唐突に話が始まっている為、主人公に感情移入がしづらい
>>
走って転んで怪我をしたと言う話作りだとしても、必然性が欲しい
>>
ナニ駄文書いてんだ? ボケ
>>
日常の何気ない1コマが描かれていて、親近感が湧きます
>>
擁護する意味無くね? ちゃんと指摘した方が作者のためになると思うよ
>>
これこれ喧嘩は止めなさい >>799
ここ最近のスレを表していてとてもいい作品だと思いました >>800
感想有り難うございます
何の風刺なんだかと言うw
結局これも内輪ネタと言えば内輪ネタですね >>802
感想、有り難うございます
思い付いてしまったので
書かずにはいられませんでしたw >>804
去年の秋頃に急にいなくなってしまった
いないとすごく寂しいわ >>794
使用お題→『絆創膏』『ハサミ』『荒い』『快晴だ』『走る』
【だめなあそびのれい】
ああ、きょうもかいせいだ。
……はしるか。
「こらー! かいせいくん! ハサミでそんな風に遊んじゃ駄目でしょ!」
はしった。こけた。
「いたっ!」
ハサミのはがてにあたった。
「ほらー、だから言ったでしょ」
あらいいきのあらいせんせいが、ばんそうこうをもってやってきた。
「けがしたんじゃないの? 見せなさい!」
すこしあかくなっただけで、けがはしていなかった。
「ここがあしで、ここがあたまだよ」
「そうだね。だけど危ないから、ハサミでお人形ごっこしたら駄目よ」
そういわれて、ハサミをうばわれた。
ハサミをはしらせるもんじゃないとおもった。 >>807
まさかのリファインですねw
唐突さを子供特有の突飛な行動に置き換え、経験不足故の短絡的思考での危ない遊びに……
そしてどこか生意気な感想で終わると言うw >>808
感想ありがとうございます
ネタに困った時の常套手段ですw >>749
お題:『絆創膏』『ハサミ』『荒い』『快晴だ』『走る』
【とある捕り物の一幕】(1/2)
深い森の中、一人の少女が息を切らせながら走っている。
こんな森の奥深くには到底似つかわしくない豪奢なドレスを纏い、青い顔をしながらも後ろを振り向きながら必死で足を動かしていた。
左程経たずに、彼女は三面が切り立った岩に囲まれた崖下へと到着する。その壁面の正面を見、少女はホッと胸を撫で下ろした。
「お〜や、おや。自らこんな逃げ場のない所に来るとは、実はこの後の展開を期待していたのかなぁ〜?」
下卑た声に少女が振り向く。
そこには質の悪い皮鎧とボサボサの髪、そして無精ひげを生やした武骨な男達が立って居た。
「わ、わたくしがレンフィート公爵息女、アリアルーナ・フォン・レンフィートと知っての狼藉ですか?!」
気丈にも少女、アリアルーナが声を上げる。
「ひゃはは! こいつ、何にも分かってねぇぞ!」
「そうそう、御息女だって知らなかったらお許しになられるんでちゅかぁ?」
あざける様に言う男達。その言動が、彼女を狙っての事だとハッキリと告げていた。
「ま、アンタが悪いんじゃねぇんだがな、運が悪かったと思って諦めてくれ」
そう言って男達がアリアルーナに近付いて行く。
ニヤニヤと下卑た笑みを浮かべながら。中にはこれから起こす陰惨な情事を思い浮かべ、荒い息を吐く者も居た。
「ひっ」と、アリアルーナの口から短い嗚咽が漏れる。
「……オッケェ、そろそろ良いぞ、アリア」
「! 誰だ!!」
男達が声の方を振り向く。
そこには黒髪の青年が立って居た。この国ではまず見ないが、洗練されていると感じさせる衣服をまとい、やや黄味がかった肌の色をしている。
「空は青天、快晴だ!! お天道様も見下ろすこの日も日中に人攫いたぁ、この東吾 仲道、見逃すこたぁできねぇな!!」
「何だぁ? 酔っぱらってるのか?」
「良い、どの道、見られたからには始末しろ!!」
お頭らしき男の声で、後ろにいた2人が仲道に切り掛かる。だが、刃物を振り上げる男達にまるで怯みもせずに、仲道は男達の懐まで一気に走ると、振り下ろされた剣をヌルリと避けむしろその手を捻り上げる様にして無造作に放り投げた。
「な!!」
驚く男達に「遅い!」と呟いた仲道は、そのまま更に2人を冗談の様に両側の岩に叩き付けた。
「くっ!! 公女を!!」
このまま仲道の相手をするのは分が悪いと思ったのだろう。お頭がそう声を上げ、手下の1人がアリアルーナの元に走る。
が、すぐに「ぐぎゃ!!」と言う声が聞こえ、お頭は思わずアリアルーナの方を向く。
そこには、アリアルーナが近付いていた手下を蹴り飛ばしている姿があった。
絆創膏を頬に貼ったアリアルーナは、先程まで怯えていた様子とは打って変わって、強気な瞳に闘志を滾らせた様子で睨んでいる。
「まったく、気に入らないわよね! 寄ってたかって女の子一人を追い詰めようだなんて、でも、そのおかげでこうやって挟み撃ちに出来たんだから良かったのかしら?」 【とある捕り物の一幕】(2/2)
その言葉で、男達は自分達が罠に嵌められたのだと気が付いた。
「くそ!! 影武者か!!」
「はぁ?」
思わず口を出たお頭の言葉に、アリアルーナの眉間に青筋が立つ。
「だ・れ・が、影武者よ!! このわたしの高貴な佇まいが見えないの!?」
その言葉に反応したのは誰であろう仲道だった。
「ぶひゃっひゃっひゃっひゃ!! ああ、わかるわかる。そのアリアが公爵令嬢だなんて思わないよな。でも、そいつ、まごう事なき御息女なんだぜ」
そう、このアリアルーナは間違いなく本人だった。だが、あまりにもお転婆だった彼女の性格に手を焼いた彼女の両親が、その性格を封印したのである。
そして、彼女の本来の性格を表に出す為の“キー”と成るのが、今、彼女が頬に貼っている絆創膏なのだった。
「まぁ、いいわ。ともかく、アンタらはここでぶちのめさせてもらうから」
彼女の怒りに、思わず男達は顔を青くした。
******
縛り上げられた男達が公爵家の騎士たちに引っ張られて行く。
「ああ、もう! 頭にくる!!」
「まぁ、そう言うなよアリア、こうして全部が上手く行ったんだからさ」
「違うわよ! 何でわたしが封印されてる時は公爵家息女だって疑いもしなかったのに、本当のわたしが出た途端に影武者だって思うのよ!!」
「……」
それは言わずもがなだろう。仲道はそう思ったが、賢くもそれを口に出す事は無かった。 >>794
使用お題→『絆創膏』『ハサミ』『荒い』『快晴だ』『走る』
【夏・山村・禁域】
https://ncode.syosetu.com/n9105gl/ KASASAGIじゃないのに書き込めてる?
なんで!? お題→『絆創膏』『ハサミ』『荒い』『快晴だ』『走る』締切
【参加作品一覧】
>>799【駄目な短編小説の例】
>>807【だめなあそびのれい】
>>810【とある捕り物の一幕】
>>814【夏・山村・禁域】 と、、ともかく、通常お題5つ、、よろしくです
お題安価>>818-822 ☆お題→『マダガスカル』『意味がわかると怖い話』『ご都合主義』『水素水』『もてはやす』から1つ以上選択
☆文字数→3レス+予備1レス以内に収めれば何字でも可。
1レス約1900字、60行が上限。
☆締め切り→9/6の22時まで。
締め切りを過ぎても作品の投稿は可。
【見逃し防止のため、作品投稿の際はこのレスに安価してください】 進行的には、規制が機能しなかったのが衝撃と言うか、軽くホラーなんですが・・・
お題、作品、感想など、ありがとうございます
引き続きお題スレをよろしくー >>810
とても率直に言って、お題に何かがありますよねw
『走って』何かをする、読み替え、キーアイテム!
このキャラは好きw >>814
夏にふさわしいホラーですね
襲い来るのは禁忌を犯した者に対する天罰か、それとも古の怪物か?
>>825
感想有り難うございます
あれこれ悩んで、今の設定に落ち着いたのが締め切り2時間前と言うていたらくorz >>826
感想ありがとうございます
季節感はなんとか出せたと思いますが、肝心の怖さが・・・ 実は前回の品詞募集は、企画自体は成功だったと思ってる
次回の企画はどうしよう・・
特に意見がなければ、最後の一文指定でもやろうかと思ってます
一年近くやってないので そう言えば最近、過去にリンクで投稿された作品を調べたんですけど、大体は残ってますね
消えてるのもあって悲しかったけど;;
読みたいこともあるので消さないで欲しい・・・ 最後の一文は最初の一文よりはるかに書くのが難しそう
お題出す人は極力書きやすそうなのをおなしゃす >>829
>実は前回の品詞募集は、企画自体は成功だったと思ってる
私はあの企画、失敗だと思いますね
理由は言う気にはなりません
どうせ私の意見なんて聞く耳を持たないでしょうし >>833
(自分で出題して、自分で書いてもいいのよ・・・)
>>834
スルーしても悪いから反応しておくけど、、反応するだけ無駄っぽいねw >>823
お題:『マダガスカル』『意味がわかると怖い話』『ご都合主義』『水素水』『もてはやす』
【喫茶in天然系】
喫茶「マダガスカル」は、この店のオーナーがマダガスカル産のコーヒー『ブルボン』に惚れ込んでソレを出す喫茶店を造りたかった為に開店したと言う趣味性の強いお店だった。
残念ながら、ブルボン種は、絶滅に瀕した事が有り、今ではほとんど輸出されていないコーヒー豆であり、この喫茶店のメニューには載っていない。
極めて稀に入手できた時、幸運な一部の常連客が、マスターの厚意で飲ませて貰える事が有るだけだ。
しかし、ブルボンこそ無いものの、マダガスカル産のジャスミンティーや、別のコーヒーなどは置いてある為、通常はそれらが提供されている。
店内は、マスターが自ら集めたマダガスカルの品々で溢れており、喫茶店内に流れるBGMもそれに準じていた。
「とにかくすごいんだって!!」
「へぇ」
そんな喫茶店の一角で、天城 優は恋人の山根 心の話を聞いていた。向かい合う二人の間には幾本のペットボトルが並び、どうやら心は、そのペットボトルに入っている水素水と言う水について絶賛していた。
『美容に良い』『健康になる』から、『睡眠不足が解消される』『疲労回復効果がある』とほめそやす姿を見ていると、とてもでは無いが優には(胡散臭い)と言う感情しか沸いてこなかった。
「とにかく、試して、飲んでみてよ!」
そう言って心がペットボトルの蓋を外した丁度その時だった。
「ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
隣にいた若い夫婦の奥さんが、夫に“何か”をぶちまけたのだ。
ツンとする臭気に、優は咄嗟に(酸だ)と思い水を掛けるべく周囲に見回す。コーヒーなど論外。コップの水も少なすぎる。次に視線を移した場所には、心が蓋を開けたばかりのペットボトルが目に入る。
「心!! それ!!」
「は、はい!!」
優は、ソレを旦那さんの方にぶちまけた。
「は、はははははははは!! それ、硫酸だから!! 水なんて掛けたらもっとひどい事に成るから!!」
硫酸は水と反応すると高熱を発生させる。その奥さんは、旦那さんが焼けただれる事を確信し高笑いをする。
だが……
「え?」
ペットボトルの水素水を反応した硫酸は、白いドロリとした物に変化し、完全に中和されたのである。
そこに居た全員が唖然とした。
だが、とにかく旦那さんは、一命をとりとめたのだった。
******
騒動の原因は、旦那さんの浮気が原因だった。この夫婦は、何度も「分かれる」「別れない」の言い争いをして来たのだが、この日、奥さんがついに我慢の限界に来てしまったらしい。
態々硫酸などを用意して来たのも、余程腹に据えかねての事だろう。この日、心が水素水のペットボトルと、趣味の石鹸作りに使う苛性ソーダ水とを間違って持って来て居なかったら、中和など出来なかっただろう。
果たして、良かったのか悪かったのか。 >>837
すごw 他もいいですけど、特に『ご都合主義』の消化が完璧だった
どうやって思い付いたw >>823
使用お題→『マダガスカル』『意味がわかると怖い話』『ご都合主義』『水素水』『もてはやす』
【聖女として召喚されましたが外れスキル『水商売』のせいで神殿から追い出されたので水を売って暮らします】
https://ncode.syosetu.com/n2608gm/ まーた遅刻すみません
名前欄もトリップ外すつもりが入れちゃってるし お題→『マダガスカル』『意味がわかると怖い話』『ご都合主義』『水素水』『もてはやす』締切
【参加作品一覧】
>>837【喫茶in天然系】
>>839【聖女として召喚されましたが外れスキル『水商売』のせいで神殿から追い出されたので水を売って暮らします】 では、、約一年ぶりの、最後の一文指定です
お題安価>>843-846
最後の一文>>847 ☆お題→最後の一文『もう何も見えない』+『斧』『錬金術師』『周年』『ソロキャンプ』から1つ以上選択
☆文字数→3レス+予備1レス以内に収めれば何字でも可。
1レス約1900字、60行が上限。
☆締め切り→9/13の22時まで。
締め切りを過ぎても作品の投稿は可。
【見逃し防止のため、作品投稿の際はこのレスに安価してください】 ☆お題→最後の一文『もう何も見えない』『俺たちの戦いは終わらない、永久に』+『錬金術師』『周年』『ソロキャンプ』から1つ以上選択
☆文字数→3レス+予備1レス以内に収めれば何字でも可。
1レス約1900字、60行が上限。
☆締め切り→9/13の22時まで。
締め切りを過ぎても作品の投稿は可。
【見逃し防止のため、作品投稿の際はこのレスに安価してください】 なんか順調に集まりましたね、、ありがとうございます
引き続きお題スレをよろしくです 昨今はなりすましにも満たないものが流行っていますが…
悪ノリもほどほどにして引き続きお題スレをよろしくです >>839
すまん、意味怖要素要素がよくわからなかった
わかる人誰か解説お願い
まぁ、オダイスレカソで現実には救世主など現れないというのは十分ホラーだけど >>839
最近流行りの聖女追放ものですねw
テンプレでは王子との婚約もセットですが、どの道婚約破棄までが王道ですしおすし
>>838
感想有難うございます
話的には30年位前に見た実話系バラエティーが元になっていますw >>856
作者が説明しちゃいますが、一つはそれですねw、アナグラム
もう一つは、作中で効果が説明されないコマンド
内一つは作中でも使われてますが、つまりこの世界、独占水メジャーに支配されたディストピアです
>>857
そういう元ネタがw
感想もありがとうございます
タイトルの割に、最近のテンプレからは少し外れてしまっていますw 手を動かせ!手を!
ざわことなんざ求めてないんだよ、作品を書くんだよ!
そこの画面前のお前もよぉ! >>850
使用するお題→最後の一文『もう何も見えない』+『斧』『錬金術師』『周年』
【殺人鬼は今、あなたのすぐ近くにいる・・・】(1/2)
今年もシチリアに楽しいハロウィンの季節が訪れた。
「クッキー焼けたよー!」
「待ーってましたー!」
ライアン特製のこんがり美味しく焼けたチョコチップクッキーの良い匂いに誘われ、颯爽と現れたのは
お馴染みのガンマン…ではなく黒猫の衣装に身を包んだレイチェルだった。
「おっ!早速食いしん坊の黒猫ガールが現れたぞ!」
「食いしん坊は余計よ。それより味見、味見!」
レイチェルはクッキーを一枚掴んで口に入れる。
「うーん最高ッ!!」
「せっかちだなあ。クッキーは逃げやしないよ」
「獲物は必ず仕留める!これが黒猫の鉄則!」
「アハハ(もう、レイチェルは本当に可愛いんだから)」
今年もパーティーは盛大で楽しいものとなり、無事に幕を閉じた。
家に着くとライアンとレイチェルはリビングのソファーに座り、温かいココアを飲みながら、のんびりとテレビを見ていた。
「何か面白い番組はないかな?」
チャンネルを変えていると、あるドラマに目が留まった。一人の女性がある者に追いかけられ、必死に逃げている。
女性の後ろから追いかけてくるのは片目を失い、頭から血をダラダラと流す、斧を持った背の高い痩せ細った男だった。
「お前の目をよこせー!」
「こ、怖い!ラ、ライアン、違う番組にしようよ」
「う、うん分かった」
すると突然雷がゴロゴロと鳴り出した。ザーザーと雨が激しく降り始めると同時に停電が起き、家の中が真っ暗になった。
「どこかの電線に雷が落ちてしまったに違いない」
「そ、そんなぁ!」
突然、外から奇妙な音が聞こえてきた。それは大きく、まるで斧で木を斬るような音だった。
「な、何!?」
「レイチェル、ここにいて。少し見てくるよ」
「待って、私も行く!一人にしないでー!」
豪雨の中、ライアンとレイチェルは外に出て確認する。暗くて見えないが、音は確実に聞こえてくる。
すると突然、黄色く光る目が現れ、2人はビックリして尻餅をつく。
「俺の姿を見たな・・・」 【殺人鬼は今、あなたのすぐ近くにいる・・・】(2/2)
ライアンとレイチェルにゆっくりと歩み寄ってきたのは、大きな斧を手に持った、顔が血で赤く染まった細身の男だった。
まさにさっき見ていたドラマに出てきた殺人鬼と似た姿をしていた。
「おやおや可愛い黒猫姿のお嬢ちゃんも一緒か。ちょうどいい、この斧で誰かを思いきり殺してみたかったところだったんだ」
男が勢いよく斧を振りかぶり、ライアンに斬りかかろうと迫ってきたが、レイチェルが俊敏な動きで斧を片手で掴んで止める。
「な、何だ?このデカい斧を片手だけで止めるなんて。しかも動かない!」
「私の愛する人によくも斬り殺そうとしたわね。もう許さない」
レイチェルは男から斧を奪って投げ捨てると、まず腹に向かって猫パンチを喰らわせる。
怯んで動けなくなった瞬間を狙い、勢いよく空中にジャンプし、トドメとして男の脳天に踵落としをお見舞いする。
男はそのまま気絶して倒れ、そのまま駆けつけた警察により逮捕、連行されていった。
その男の持っていた斧は盗んだ物で、設立70周年の歴史博物館に飾られていた、偉大な錬金術師によって作られた斧だった。
「レイチェルさんにライアンさん、逮捕にご協力ありがとうございます。あの男は半年ほど前に刑務所から脱走した凶悪犯なんです」
犯人逮捕、事情聴取も全て終わり、事件が解決した時には既に雨は止み、眩しい太陽が顔を出していた。
「レイチェル、本当にありがとう。君は最強の黒猫だよ」
「ありがとうライアン(本当はガンマンと言ってほしい、でもすっごく嬉しい)」
家の中に戻った時、停電が復旧、消えてしまっていたテレビの電源がつく。
その画面に映ったのは昨夜見ていたドラマの続きで、女性が殺人鬼に捕まり目を潰されてしまって終わったところだった。
そして画面に赤い血でTHE ENDと共にこう書かれていた。
もう何も見えない >>866
シンディかブラコンの督促を考えてましたが・・・ハロウィンの部分だけシリーズ化してるw
ハロウィン自体は無事終わったのに、なんか再びの恐怖体験、、そして強過ぎる黒猫w
結びは恐怖とユーモア、余韻のある使い方ですね >>866
久々のレイチェルシリーズですね
シチリアのハロウィンは、殺人鬼がいっぱいw >>868
>>869
感想ありがとうございます!
今回は無印の深夜の赤信号回を意識して書いたお話です
ハロウィンで黒猫になって大活躍!は書くのが楽しくていつの間にかシリーズ化してますねw
それからシンディシリーズはまた近々続きを書き始めて、残り数話で完結予定ですので乞うご期待!
ブラコンシリーズはまだまだのんびりと続けていきます
楽しんでいただけてすっごく嬉しいです! >>868
>>869
感想ありがとうございません
今回は無印の深夜の赤信号回を意識して書いた訳ではございません
ハロウィーンで白猫になって休養!は書くのが楽しくなくていつの間にかシリーズ化をやめてますね
それからシンディシリーズはまた近々続きを書き始めて、永久に続ける予定ですので期待しないでください、期待は毒になります
ブラコンシリーズはさっさと終わらせていきます
楽しんでいただくのは悲しいです! >>870
>>871
面白くない
レスするならもっと面白い文章にしてくれよな
それと荒らしみたいなことはすんなよ >>850
スレ6→62の続編です
使用お題→最後の一文『もう何も見えない』+『斧』『錬金術師』『周年』『ソロキャンプ』
【魔法も、物理も】(1/2)
帝国図書館は過疎っていた。ふっ、これだから素人どもは。
俺はアルケミスト。孤高のハイブリッド職だ。
バランス調整? 弱体化? そんなもの俺には関係ない。
魔法が強いなら魔法で戦う。今みたいに物理が強い環境になったら、物理で殴る。
それだけだ。
館内を一人で移動する。孤独を愛する俺だが、サービス開始から遊んでいると、よく見掛けるプレイヤー、とか、気になるやつ、というものはいる。
例えば、エリアの一番奥に、その職業のやつしか寄り付かない一角がある。館内の環境は均一であるはずなのに、そこだけ遠目に空気が重い。
根暗オーラだ……!
何かの間違いで連中が強い時期もあったが、秒速でナーフされた。ざまぁ見やがれ。
それからずっと、やつらは弱い。不動の不人気職ナンバーワン!
なんの話かって?
ネクラ……もとい、ネクロマンサーだ。今では絶滅危惧種だ。
その中の一匹が、今日も書架の向こうに見える。
ああやって地道にデバフアイテムを集め、フィールドやダンジョンでは死体を集めるのだ。
インベントリの中は死体で一杯。まさに根暗!
ご苦労なことだ。
ま、散々言ったが、アルケミストも似たようなものだ。
俺たちアルケミストは、ポーションが命。
インベントリの中は素材アイテムと完成品のポーションで散らかっている。
いや、今のは謙遜して言った。散らかってはいない。使うものは整理している。使わないものは、倉庫に保管している。
これがなかなか面倒――――
まぁそんなことはどうでもいい。
ただ、ネクロマンサーは大変だな、という話だ。
それから、さっき図書館の中に入ってきて、俺と同じように根暗の方を見てから、歩いていった女。
初期ペットを連れている。
見た感じスペルユーザーではない。まぁ人を見た目で判断することはできないが、あれは違うと俺の勘が告げている。
初心者でもない。そんなやつが図書館になんの用事かと思って、行動を観察したことがある。
女は毎回、猫ペット用のジョークアイテムが支給されるクエストを受けていた。
くっだらねー。
大体、初期ペットは弱いのだが。もっと強くて見た目もいい課金ペットだっているのだが。
エンジョイ勢の考えることは分からん。
とは言え、アルケミストも趣味性の強いクラスだ。
特に俺みたいなソロ専用ビルドは大変だ。自己バフ、自己バフ、自己バフ、殴る!
武器と心が折れそうだ。
いや、武器は耐久度を上げているから折れることはない。だがポーションを作る金と手間が馬鹿にならないのだ。
この上ホムンクルスなど作ろうものなら――――
まぁそんなことはどうでもいい。
ただ、遊びの中ですら、趣味に生きるのは大変だな、という話だ。 【魔法も、物理も】(2/2)
また別の日。三周年イベントが近い。俺は今日も図書館で人間観察……もとい、クエストを受注するついでの情報収集だ。
今日も根暗はエリアの奥にいた。だが様子がおかしい。
――すごいですね!
――かわいい!
――ありがとうございます!
なぜか女に囲まれている。内一人は、例の初期ペット女だ。
盛り上がっている。
なんだありゃ。
よくよく見れば、根暗は居心地が悪そうだ。ざまぁ見やがれ。
しかしながら、ぼっち仲間がモテている(ように見える)のは腹立たしいものだ。
どうしてくれようか。
そうだ。ソロキャンプ、行こう。
*
「くそぅ……。もう火ポーションがないぜ……」
ダンジョンの奥で、俺はネズミどもに囲まれていた。
思い付きの勢いで来てしまったが、俺は今、準備不足を猛烈に痛感していた。
この岩穴の中で有効な属性ポーションは、たった今、最後の一つを使ってしまった。
後は回復ポーションで粘るしかない。吸血ポーションは、どこにあるか分からない。
「おらぁ! 消し炭にしてくれる!」
炎をまとわせた斧を振るう。それでネズミどもは俺の経験値に変わるが、いかんせん数が多過ぎる。
あっ、今デバフ受けた。
ポイズンだ、ポイズン。ポイズンラットだからな。
またやられた。ステダウンだ。プレイグラットだからな。
――先輩、あの人大丈夫でしょうか?
――なんかヤバそう……ネズミキモい!
何か聞こえたような気もするが、今はそれどころではない。
体が重い……。こんなデバフまみれで戦うのは初めてだ。
――あれっ、あの人……トラタロー!
くっそ、まただ。今度はブラインドかよ。もう何も見えない……! >>850
お題:最後の一文『もう何も見えない』+『斧』『錬金術師』『周年』『ソロキャンプ』
【フォッグマン】(1/3)
焚火の火をぼんやりと眺める男の目の下にははっきりと分かる隈ができていた。
既に四日近く不眠でソロキャンプをしている男の傍らには一振りの斧が。
「今日で最後だ。これで終わらせる……」
ポツリと男が口にする。と、同時にキャンプをしている森の暗闇から、こんな山奥には似つかわしくないコートを着た怪人物がぬっと現れる。
「フォッグマン……」
その人物を知っているのか、男は何処か憎々し気に怪人物を睨んだ。
******
既視感……と言うのは誰にでもあるだろう。
川岸 恭吾の場合は、それは常に“夢”という形で現れた。
何かを行った、ふとした瞬間(あぁこれ、この間、夢で見たな)と思うのだ。
恭吾が自分が殺される夢を見始めたのは半年ほど前の事だった。当初こそ、ただの夢だと思っていた恭吾だったが、自分が既視感を夢と言う形で見る事が有ること。そしてあまりにもくり返しにその夢を見る事で、ソレが所謂『予知夢』の類ではないかと考え始めた。
そこで彼は、先ず、必ず自分を殺す相手の事を調べようと思い、夢の中でソイツを観察するところから始めたのである。
夢の中のソイツは、必ずトレンチコートを纏いつば広のフェルト帽をかぶっていた。だが、その顔は輪郭の分からない曖昧な霧の様の物で、その中心に真っ赤な光が灯っただけの様な姿をしていたのだ。
夢故の曖昧さかとも思った恭吾だったが、しかしコレはただの夢ではなく予知夢である。ならば、そう言った超常的な物なのではないかと思い直した恭吾は、トレンチコートや、フェルト帽、霧の様な身体、赤い瞳と言ったキーワードで、その正体を探って行った。
そしてそれ等で見つけたモノが『フォッグマン』と言う存在だった。 【フォッグマン】(2/3)
第二次世界大戦中の人体実験で生み出されたとも、黒魔術の錬金術で作り出されたホムンクルスだとも言われる、その存在は、都市伝説系の僅かなサイトで語られていたものだったのである。
ただし記事は、恭吾の顔を真っ青にさせるに十分な物だった。
K県K市にある軍事施設跡、そこに“彼”は閉じ込められていると言う記事だったのだが、しかし、その土地は、恭吾の記憶にもハッキリと残っている物だったのだから。
彼の勤めている会社の何周年だかの記念行事として、保養施設を作る事に成った。
恭吾はその責任者に抜擢され、会社の購入した建設予定地の視察を行った際の事だった。
丁度、その予定地の土壌検査の為掘削をしていた時、その工事を請け負っていた工事関係者が、奇妙な洞窟を発見したのである。
どう見ても人の手が入った様に見えるその洞窟は、もし、何かの遺跡だったとすれば、国に報告しなければならない。
そうなれば、この工事もストップしてしまうだろう。特にこの工事は会社の記念行事として行われている物である。それを中止する事は彼の責任問題ににもなってしまうだろう。
だが、それでも、確認し報告をしなければ、会社としての責任問題に発展する。
その為、彼は自らその洞窟に乗り込む事に決めたのだった。
******
洞窟の中は、成程、人の手が入っていたと思しき不自然に整った形状をしており、土と黴の香りが充満していた。ライトの明かりを頼りに奥へと進んで行くと、明らかに人の手で作られた扉が出現した。
この時点で、恭吾は遺跡と言う訳では無い事に安堵したのだったが、しかし、ならば、ここは何の施設だったのか?
そんな疑問が彼頭を過った。
その為、その扉を開け、確認をしのだったが……
そこは、まるで学校の理科の実験室の様な場所であり、幾つかのビーカーやらフラスコ、そして走り書きの残った髪の切れ端が散乱するだけの場所だった。
山中の、それもこんな地下に隠して作られたかの様な場所にしては、あまりに普通過ぎる部屋の内部に違和感を感じた恭吾だったが、しかし、それでもそこはただの廃墟であり、遺跡やら重要施設と言う訳でも無い場所の様だった事も有って、彼は、そのまま工事を進める事を決めたのであった。
だが、もしそこが都市伝説に語られる様な場所であったならば……
******
恭吾には断定はできなかったが、しかし否定する事も出来なかった。その為、夢の怪人物をフォッグマンと仮定して動く事に決めた。
すると、その日から彼の予知夢は少しづつ変化をしていったのだ。
それは、彼がアクションを起こそうとする度に、その結末に至る過程が変わって行ったのである。それでも、彼が殺されると言う結末には変わりがなかったのだが。
******
そして今、彼目の前には件のフォッグマンが立って居た。周囲に人が居れば巻き込まれる者が増える為、たった一人でキャンプをし、最も長く生きながらえる事ができた獲物である手斧を用意した。
あの後も何とか調べたフォッグマンの情報から、戦略を立て、こうして待っていたのだ。
予知夢は、この日に至るまでに回数が増え、今では目を閉じただけでも、自分の死を見るに至って居た為、録に瞬きすら出来なくなっていた。
「来いよ、化け物……」
その言葉が皮切りになったのか、フォッグマンは、下半身をそこに置いたまま、上半身だけで恭吾に襲い掛かって来た。
恭吾が手斧を叩き付け、フォッグマンが焚火に突き刺さる。だが、すぐに身を翻したフォッグマンは、その手を恭吾に伸ばした。
「霧の化け物なんだから、火が弱点になっとけよ!!」
火の中に頭から突っ込んだにも拘らず、何の痛痒も感じていない様なフォッグマンに恭吾が悪態を吐いた。
対峙したのは初めてである。だが、恭吾は何十回も夢の中で殺され続けて来たのだ。今さらこれ位で怯む事は無かった。
何度も攻撃を避け、手斧を叩き付け、転がり逃げる。
今までの中では、一番長く生き延びているだろう。しかし、じり貧でもあった。相手は化け物で恭吾は人間である。
このまま攻防を続けても、先に体力切れになるのは恭吾だろう。
その証拠に、未だに瞼を閉じた瞬間に自分の“死”が見えるのだ。 【フォッグマン】(3/3)
(何か、何か手はないのか?)
焦る思考で周囲を見回す。そして、恭吾はそれに気が付いた。
(何で、下半身はあそこから動かないんだ?)
最初に現れた場所から、不自然に動かないフォッグマンの下半身。
それにどんな意味があるのか分からない。だがもう、恭吾にはそれに賭けるしかなかった。
うち払い、距離を置く。そうすると、フォッグマンが高確率で体ごと突っ込んで着る事を恭吾は読んでいた。
そして、恭吾は狙い通りの行動をしてきたフォッグマンを手斧の側面で、思いっきり叩き飛ばす。
その一瞬の隙に、恭吾はフォッグマンの下半身に斧を叩きつけた。
ガッキン!
硬質な手ごたえに手がしびれる。
(くそ!! しくじったのか!?)
ゆっくりと倒れる、無傷の下半身を見ながら、恭吾はそう思った。
だが……
「GiYaoooooohouaaaaaaaa!!!!」
フォッグマンが叫び、ゆっくりと上昇して行く。
見れば、彼の上半身と下半身の間に繋がっていた“霧”が途切れていた。
必死で手を伸ばそうとするフォッグマン。だが、無情にも彼の上半身は、そのまま上空へと昇って行ってしまった。
「助かった……のか?」
恭吾が呟く。足の力が抜け、そこにへたり込んだ。
あまりの疲労感に自然と瞼が重くなる。だが、恭吾はそのまま目を知事る事にした。
彼は確信したからだ。
それまで何度も自分の死を映して来た瞼の裏には、きっともう何も見えない。 お題→最後の一文『もう何も見えない』+『斧』『錬金術師』『周年』『ソロキャンプ』締切
【参加作品一覧】
>>866【殺人鬼は今、あなたのすぐ近くにいる・・・】
>>873【魔法も、物理も】
>>876【フォッグマン】 ではー、通常お題5つですー
お題安価>>882-886 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています