「異世界『転移転生』モノ」だとガリバーがそうであったようにその「異」なりっぷりの描写がメインになる…本来は
(前からよーく知ってる)転移転生きたーヒャホーイ!チートで無双してサスサスされるぞー!という話が異世界モノらしくない理由のひとつでもある

マリみてはアニメをチラ見した程度しか知らないが主人公に若干異物感はあっても一般生徒として溶け込んでいるようだから異世界モノ要素は薄い
対して数年前にヒットした「英国一家、日本を食べる」という本では英国人フードライターにより現代ニッポンが異世界として描写されていて正しく異世界転移モノだと思う日本人が読む場合視点の逆転があるわけだが


いわゆる現地主人公による完全なハイファンタジー(今さらながら違和感ある用語だな)でも異世界モノが成り立たないわけではないと思うが転移転生主人公モノよりも筆力が要るだろう
主人公にとっては異なる世界ではない世界の描写で読者に異世界感を与えないといけないのだから…ナウシカは異世界モノで文句ないだろう絵がある映像や漫画の方が難易度が低いか
海皇記のように現地主人公なのに異物として現世要素が入り込むのもある