フェルとフロの間も微妙だなー
フェルがアーレン移動の時の用意、リヒャルダに頼んで、それをフロが本当はそういうの女性親族の自分やシャルがすべきなんだけど頼られない、って言ってたよね
フロ的には親族扱いされてない、もしかしたら力の弱い第一夫人として軽視されてるくらい感じてたのかもしれん
あれさー、ずっと後のお土産ロゼマにしかなかった件と同じで、本来は女性親族のフロやシャルに頼るって貴族の常識を、フェルは知らなかったんじゃないかな
それをずっとフォローしてたのがリヒャルダで、だから側近でもないリヒャルダにフェルは弱かったんじゃないか
リヒャルダの立場じゃ言えないよ、フェルにはいないけど本来は女性の親族が手伝うもの、とか言ったらもうフェル、リヒャルダにさえ手伝わせてくれなくなるもの
フロにだってリヒャルダの口からは言えない、フェルの弱みというか欠点だもん
頼られて当然の関係なのに頼られないのは、蔑ろにしてるんじゃなく、はじめからそういう選択がフェルにないだけ
ロゼマに指摘されて初めてそういう選択肢に気づいた
そんでフロはそういうフェルの欠陥というか酷い境遇ゆえの常識の欠落みたいなの、全く気が付いていない
フェルの弱い立場ゆえの、付け入らせないための完璧の仮面(?)みたいなのをそのまま受け入れてる
きつい言い方するとフェルとフロは、ロゼマ以上の付き合いの長さ、関係上は同じ一族でありながら、身内ではないんだよね
あくまで敵ではないっていう関係