甲州種の葡萄はミサに使用されるほどの赤ワインにはならないけど
野生の山葡萄や海老蔓なら立派な赤ワインが出来る
ただし山葡萄・海老蔓は当時の技術では収穫目的の人工栽培はほぼ不可能

飛鳥・奈良時代に導入されそれなりに栽培されてきたはずの甲州種
果汁を絞れば数日でアルコール発酵しだすことも経験できているはずなのに
1000年経ってもそれを醸造用に流用しようとしなかった我が国って
こうした歴史SSでブドウやワインの話題になるとモヤっとしてしまう