ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【209】
レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。
オリジナルの文章を随時募集中!
点数の意味
10点〜39点 日本語に難がある!
40点〜59点 物語性のある読み物!
60点〜69点 書き慣れた頃に当たる壁!
70点〜79点 小説として読める!
80点〜89点 高い完成度を誇る!
90点〜99点 未知の領域!
満点は創作者が思い描く美しい夢!
評価依頼の文章はスレッドに直接、書き込んでもよい!
抜粋の文章は単体で意味のわかるものが望ましい!
長い文章の場合は読み易さの観点から三レスを上限とする!
それ以上の長文は別サイトのURLで受け付けている!
ここまでの最高得点77点!(`・ω・´)
前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する!【208】
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1609903836/l50 外食でもすれば店内や人の様子を観察し、そこに作品に生かす何らかのアイディアが見いだせるものだ
ものを書くことを職にするならそうするものだ
そういう意味でもワイ氏はまったく職業作家ではないということだよ 今日はかなり進んだ!
さて、精米を始めるか!(`・ω・´)今日は鶏腿肉の水炊き! 酔心を開けるとしよう! >>845
今年の八月に引き渡しっす。
それまでは何も買わないっす。
先日地鎮祭がありました。縄張りもされてていよいよ基礎工事が始まるところっす。
狭いなぁと思いながらも楽しみっす。 中学の頃にこのスレで初めて小説晒して、十年くらい経った最近デビューしました
二、三作目ぐらいで70点つけてくれたのは結構自信になった気がするのでワイさんにはわりと感謝してる、ありがとね 無能ド素人の70点でも力になることがあるんだね
参考になりました >>856
物語のタネだろがアホウ
若い人が多少の無理をして立地のいい所に立てる家には夢が詰まっている
家を立てる、不動産を買うという行為には以外と小説のネタが詰まってる
むしろそれらをしたことがないと
物語構築中で行き詰まる種類の話もある 俺の元義父が地元ラブホテルチェーンの売りの仲介をすることになった
まあヤクザからの依頼で親父は下請けなんだが
要するにそのホテルチェーンがヤクザと揉めて何らかのカタに取られたんだ
問題は風俗営業法
ヤクザはその会社を運営しかったんだが
暴力団には譲渡が認められないの
そんで一般人の名義で売り渡して実権を握る事にしたんだが
まずい事にその会社が有限会社だったんだ
今は有限会社無くなったんだけど
当時は個人に責任を求める有限会社だったんだ という事はその有限会社を買う事は可能でも風俗営業法は認められないの そこで有限会社を株式会社化した
随分強引な手も使ったんだよ
当時は株式会社と言えば1000万が必要だった
だからみんな見せ金を用意すんだよ
どうにかして法人講座に1000万入れてそれを根拠に株式会社登記しちまうんだ 一旦株式会社化しちまえば
買収なんか息のかかった役員を法務局に登記しちまえば乗っ取り完了だ
風俗営業許可もそのまんまなんだよ
で、その会社に乗り込んだのがお義母さんwwwww
あっという間に企業改革して回りのラブホを次々買収wwwwww
最終的に8店舗前後経営してたwwwww
お義母さんの凄い所はそこじゃない
そんな経営しながら家事掃除食事全部完璧だった
そして娘、つまり俺の嫁にダメ出ししてたwwwww
旦那、つまり俺に不便させるんじゃないってwwwwwうぇうぇ
ワンダーウーマンwwwww >>866
なんか、美世って漫画の原作者になれそうだな。 不思議な事にこの義父も義母も名家の生まれなんだ
義父は山間部だが1000年単位で君臨する地元の名士のから出てる
義母は江戸次代に庄屋でブイブイ言わしてて身内に神社の血筋がある家の本家
こういう人たちはいつの次代も同じなのかなと思う案件 >>867
それいいなぁ
それで食うつもりはないけどそんなんできて
一万円でも貰ったら嬉しいだろうなぁ
ウキウキしながらすげぇ大事に使いそうwwww >>870
自慢じゃないが宝くじは買ったことがない
妄想はする
一億円分買ったら2億円当たるんじゃないかとか
俺の神戸の叔父がね
神戸税関に努めてたんだが
若い頃に努力して凄いいい位置にいたんだが
彼が言うには
希望がない
安定してるけど大体将来は決まってる
そんで若い頃から宝くじに夢を掛けたんだ
発売されたら毎回絶対買いつづけてたんだ
で、当たった最高額いくらだったと思う?
2万円wwwwwwちょwwwww
少なくね?
パチンコ一時間以下じゃんwwwww
半生以上掛けてるのにwwwww
因みに奥さん
つまり俺のおばちゃんが気まぐれで5枚買ってみたんだよ
そんなんで当たるわけないじゃんてバカにされたよね
でもいきなり10万円wwwwwww
うはwwwwww
おっちゃん奥さんに色々吸われてんじゃねーのwwwwいや下ネタじゃなくてwwwww
因みにおっちゃんは囲碁でクラブ最強で
他のクラブに名前が轟いてます
手堅く自分のフィールドで勝負すればいいのにwwwwwww
射的に心がいごいてしまいましたって知らんがなwwwww >>867
口から出まかせの太鼓持ち乙
偽善者に吐き気がするわ >>867
テキトーさに吐き気がするから、もうお前ここに来るなよ
家族とだけ過ごしてろ >>872
お前は何処に目をつけてんの
猫はちゃんとした才能の持ち主だし俺とは対等だ
猫が太鼓を持ってたとしても
俺も持ってる
心の無いお世辞とかじゃなくて
面白かったら馴らすためだ バーチャルは意地でも作品をさらす気がない
見たことがないもんは評価の仕様がないので実力もわからない
ワイスれに迷い混んだシィレティンガーの猫
俺は猫は死んでると思う
なんせバーチャルの発言て人知を超越する見当外れな発言ばっかりだし
人間社会に暮らしてるとは到底思えない クーデターって一定のパターンがあるんだよ
政権が軍事的に強くて誰も逆らえない時
それを覆す要件があったらひっくり返されるんだ
まあ、知将スーチー氏も結局は腕力を便りにしてたんかな
クーデターで有名なのがタイ
ベトナム、ラオス、話題のミャンマーの囲まれて三方塞がり
血の気の多い軍隊同士争いも絶えない
ここ数百年で19回ぐらい政権変わってる
未だに戦国時代なんだ
まあ王様は変わってないので日本と同じ
だからタイ人日本大好き >>876
美世の目ってほんと節穴だよな
添削の書いたもんならいっぱいあるだろ まあ、タイ人は天皇陛下を尊敬してくれる
だから俺もプミポン国王を愛してた
けど新王はちょっと好きになれない
大丈夫か
何の話だっけ 河野マスクがまるで血ヘド吐いてるみたいだな
わざとだろ、あれ まあ一番近いクーデターでトルコとかマリもあったんだ
先進国ではあり得ないよね
日本のクーデターって最後いつだったっけ
明治時代のニーニーごとかごーいちごとかか除外して
でも日本最大級のクーデターと言えば
大化の改新?
その後は応仁の乱?
ずっと下って
本能寺の変かな
そして関ヶ原で最終的に明治維新? >>881
バイデン政権と習近平共産党のクーデターに対する温度差が気になる。
きんぺーは非難しつつも他所の国のことだからとの距離感。人民解放軍とミャンマーってズブズブとまでは言わないが結構深い関係なのでは?
また、軍部も一枚岩ではなく、今回のクーデターは中共寄りの勢力なのか別に後ろだてがあるのか。
バイデンはなんらかの制裁を示唆したけど、それもどこまで本当か。 結審する要因が全部マッチョ系でどれを取っても全部暴力を制した者が正義wwwww >>884
人民解放軍はカリスマ的な指導者が現れたら
即座にシュウ政権にかみつくと思う
中国共産党の後ろ楯は武力なので
その武力がバランスを失ったらクーデターになる
もうシュウ政権に飽きてる人が殆んどだから
誰も味方しないよ
政府の悪口で盛り上がったら水道局がアパートの戸を叩くけど
これは政府の査察員だってのは冗談混じりのホントの話 盗聴盗撮何でもありの中国
防犯カメラと称して設置したカメラは大体監視カメラ
そんで監視しているのは公務員だが
面白い映像が取れてたらYOUTUBEにアップして小遣い稼ぎ ところで中国と言えばチャイナボカン
何でも爆発する事で有名だ
マンションが爆発
中華料理屋が爆発
焼肉屋が爆発
出荷した直後のスイカまで爆発すんだよ
発酵するんだって
ちゃんと管理しろよ
そんなのは可愛い方でさ
バキュームかーが爆発するwwwwww
一番あかんやつやwwwww
人口が密集する所で汲み取ってたら爆発すんだよwwwww
まあ、吸い上げる時は負圧で上げるだろ?
そこからの問題なんだよ多分wwwwww
タンク内を通常の気圧に戻すwwwww
どばーんだってwwwwww あと
中国の都会の遊びに
下水道に爆竹を落とすという遊びがある
爆竹を落とすとどうなるかと言うと
大なり小なり爆発する
そしたらさ
マンホールの蓋がぶっ飛ぶwwww
そんな遊びを中国ではやってんだ
でもこの遊び
逃げるのに失敗したら蓋ごと吹っ飛ぶwwっww おせーて美世ちん、のコーナー。
いつも思うんだけどさ、例えば独裁政権なら政敵を思うがままに排除できそうなのに、なかなかそうならない。 なんでや?
仮に習近平が江沢民をいまからいきなり処刑したらどうなんの? おせーて美世ちん! 日本の下水道ってのは
0、02%の勾配がついてて
つまり100mで20センチの下り坂になってんだよ
だから絶対に下水は下流に流れるようになってんだ >>890
わかんないよwwっw
でも民衆じゃないのかな
たとえば
この国を制覇するって言って邪魔者を全員殺して
人の居ない国を制覇したとしたら
ああーあ、汗かいたから風呂に入ろう
って思っても風呂を作る所から初めなきだろ?
戦争ってのは領地をひろげる事じゃなくて
人を略奪する事なんだよ 人を略奪って字面が悪いけど
大事にすればみんな幸せになれるだろ?
そんなクーデターなら感性だろ 下水の話だが
海から30キロ離れてても水路底の標高は海抜10mに満たなかったりするんだ
なので水路ってのは本当に緻密な計算が必要で
それを間違うと水が淀む
まあ、中国とかロシアの道路とかはいつも泥だらけなので何も考えてない
あいつらが日本に来て驚くのは
一週間歩いたけど靴が新品だというしょうもない感想
日本の道路はセンターラインから2%の勾配で道路側溝に水が落ちるように設計されていて
泥が貯まる事はない
道路側溝に落ちた後はちゃんと最寄りの河川に流れ込むようになっていて貯まる事はない
標高差10mでもちゃんと海に流れるようになっている
中国の下水に爆竹を放り込んだら爆発する原因な
下水の設計がいい加減だからメタンガスが貯まってんだよ ただ
マラソンとか駅伝な
日本の道路はカマボコ形だから
左足の寸が足りなくて職業病があるんじゃねーの
1mで2センチほどなので
スタンスが20センチなら4ミリぐらい左足が低いのかな
何万歩か知らんけど影響ありそう 俺って刃物マニアなんだ
スパっと切れるのが大好き
魚捌くのとか大好きなんだ
日立金属の青紙から匠が切り出した包丁なんか超憧れ
まあそんなに魚をズバズバ切る仕事じゃないんで白紙で我慢してるんだ 俺の主力はVG30ダマスカス鋼
大体これで行ける
木を削ったり魚を開いたり
刺身にしたり
全部いける >>840
そんな雑魚丸出しのメンタルなら、とっとと辞めるがよい >>859
負け猫くんはもうすでにオッサンで、若く無いであろうに >>901
お前と同年代じゃないの?
かたや数千万の家を建てるそうだぞ >>855
また、ガイジくんがしょうもないウソをついているのか、やれやれであるな >>867
君はろくな漫画も読んでいないからそう思うのであろうな 人を否定するのに腐心するより
自分を肯定する努力しろやアホが
祟り神もええかげんにせい また、ダメダメなガイジくんが人のせいにしているのか、やれやれであるな
他人から否定されるのは、君らがダメダメだからだということに早く気付くがよい ダメダメな者ら同士で馴れ合いのアマアマな褒め合いなどをしていても、成長などは出来るはずもないので
そんなんだから、ミヨのガイジくんなども何年経っても何一つ進歩が無いのであろう >>855
作者の努力があればこそ!
おめでとう!(`・ω・´)
>>871
ワイもない!
ロトさえ、したことがない!
仕事をしていた方が儲かる!
それとクラブと云えばロータリークラブ!
ワイの家と縁が深い!(`・ω・´)
>>885
勝てば官軍負ければ賊軍!(`・ω・´)
>>897
日本刀は?
今ならば一振り、数百万くらい出せばギリギリで名刀が買える!(`・ω・´) 最近の猫君は小説を書いていないのだろうか!
毎日、少しでも書ければ習慣となり、腕が落ちることもない!
今日も張り切って書くとしよう!(`・ω・´) そうそう、日本刀はピンキリで億越えもある!
ワイの所有している一振りは値段が付かない!
褒章の時(人物は秘密)に祝いで名工に打って貰った一点物!
今は仕事が忙しく手入れに時間を掛けていられない!
そこで専門家に預けて状態を維持して貰っている!
日本刀は美しい! 力強さもあり、繊細でもある!
手間を惜しむとすぐに刀身が曇る! それでも手離せない美が凝縮している!
自然光に照らされた刀身には心が震える! まさに美の極致!(`・ω・´)さて、やるか! 日本刀は実家にある
無名で手入れもしてない
鞘は無くて柄も粗末なもの >>884
お前は子猫のエサだけ作っとけよ
お前には関係のないスケールの話 >>912
たぶん鞘の中で錆びて二束三文の鉄屑になっているのでは!
研ぎ代で五十万! 刀身が細くなって価値も半減! 大刀が脇差に!(`・ω・´)十分にあり得る!
さて、うどんでも啜るか!(`・ω・´) なんだって鞘がないだと!
まさか布で撒いて放置プレイ続行中なのか!
柄を抜いて銘を確認! かなりの業物!
なんてこともあるかもしれない!(`・ω・´)ノシ ま、今頃、錆びてどうにもならないと思うが! 布で巻いてであった!
コーヒータイム!(`・ω・´)今日のお茶請けは蕎麦ぼうろ! 目薬で目がすっきりしたところで精米を始める!
今日の夕飯は、ま、いいか!(`・ω・´)ノシ 単なる刺身と云っておく! >>917
いや銘は無いからただの数打ちものだと思う
まあ名工の中には銘を打たないから刃紋で判断なんて事もあるらしいが
まあないない
そもそもうちお武家さんちゃうし
旅に1本差ししたやつだろ ワイ氏は飲み食い以外の書き込みはできないのか??? >>923
それ以外には何も無いような寂しい老人なのであろう
しかも、その食事の内容すらもウソの妄想なので >>910
負け猫くんはそもそも腕が無いので、全然書けないのであろうに 「玲一、ちょっとそこで車停めろや」
腹が減った。という意見で一致した美世とデコボコ2兄弟だったが、美世が変なこだわりを見せた。油まみれでダクトが腐って暖簾がボロボロの飯屋を探し始めたのだ。車では春の選抜高校野球の中継をやっていたが、それをどうしても汚い飯屋で見たいといい始めたのだ。
美世は車を降りていって、ガラガラと店をあけて首を突っ込むと、残念そうに手を振りながら出てきた。再び車に乗り込むと、忌々しそうに呟いた。
「今の時期甲子園見るの常識やろ、テレビが無いなら買ってでも見ろや、ホンマに東京は使えん店ばっかりやな」
「そこまで言うか、そもそもなんで汚い飯屋で甲子園やねん」
ルームミラー越しの玲一の質問に、助手席の泰蔵も興味深々で振り返った。しばらく頬杖をついて外を見ていた美世だったがやおら口を開いた。
「うちなぁ、野球なんか別に好きやなかってん、むしろええ年こいた兄ちゃんやおっさんが、棒きれ振り回したり球転がしたりしてどないやねん、なんやこいつら頭弱いんかなとさえ思ってた」
「ほしたらなんで」
またしばらく沈黙した美世は思い出すように喋り始めた。
「あれはなぁ」
美世は中学生になると、小遣いをもらい始めた。女中さんに買いたいものを申請すると、それに見合った小遣いがもらえた。そして余ったお金はこつこつと貯金していた。
ある日、美世は料理番の神田伸一に昔よく連れていってもらった串カツ屋に入った。ダクトは焦げ付いたように黒く、店中がベタベタしている。いるのは中年から老年の男ばかりだ。
ゆえに串カツ屋に女子中学生は珍しく、通ううちに常連に可愛がられるようになった。そして時は夏休み。しかし同時に串カツ屋は美世にとって面白くないシーズンに突入した。
「美世ちゃんはどう思う?」
「ん? なにが」
ヒデちゃんは店の高い所にあるテレビを見ながら言った。さきほどから親父達が高校野球を見ながら野球談義に花を咲かせている。興味の無い美世はワイワイ盛り上がる大人達の中でぽつんと疎外感を感じていた。
「ここは外角内角に散らして勝負せんのやろなー」
美世はテレビに目を向けると、また視線を外して串カツをがぶりと食べた」
「そんな難しい事言われてもわからへん」
「野球興味ないんか」
「ない」
「そら人生半分損してるで」
「なんでやねん、そないなけったいな話があるかいな、野球なんか見んでも死なへん」
「ほうかー、ああ! なんで今の振らんかなー、あーあ、終わった終わった」
美世は目だけでテレビを見ながら言った。
「終わったってまだ桝目残ってるやん」
「あれは相手の攻撃の分や、やるだけ無駄なんや」
「ふーん」
そう言いながらふとカウンターの中を見ると、自分と同年代の少年がカツを揚げる手を止め、残念そうに顔を顰めていた。ここ最近厨房に立つようになった少年だ。頭は丸坊主で日に焼けていた。
よく見ると、手首に包帯を巻いている。中学生ならバイトだとは考えにくい。夏休みで手伝っている店の関係者だと美世は推理した。さがり目だが、キリっとした眉毛とシャープな顎のおかげで気の強さをイメージさせた。
気を取り直した少年が鍋からカツを上げた。
「はい、エビ紫蘇あがり」
そういって美世をチラっと見て菜ばしでパンに置いた。無愛想な少年に美世は質問した。
「なあ、兄ちゃんも野球好きなん」
少し沈黙があって答える。
「まあ」
「ふーん、自分野球やるん」
「うん」
「おもろい?」
「めちゃくちゃおもろい」
「歳なんぼ」
「12歳」
「小学生、中学生?」
「中学生」
「なんや同い年やん」 少年は憮然として淡々と答えていた。美世はカツを食べながら少年を観察した。少年は無愛想だがそわそわしているように見えた。美世はゆっくりとした口調で言った。
「手ぇ」
「えっ」
「怪我して練習でけんのん」
少年は悔しそうに包帯をした右手首をさすると、動揺した口調で言った。
「かっ、関係ないやんか」
美世はにっと笑って残りのカツにかぶりつき、串を抜き取った。
「サッカーやったらよかったのにな」
「サッカーは嫌いや」
「へえ、なんで、同じ球ころがしやないか」
「全然ちゃうわ! それにあいつらサッカー人気に乗ってグランドで好き放題しよる、校長も味方につけよってからにほんま汚いやっちゃらやで、根性ババ色や」
美世は毛色は違っても同じようなスポーツなのに変なしがらみで憤慨する少年がおかしくなって大笑いした。
「なにわろてんねん、切実やねんぞ!」
「ひょっとして弱いんか、弱いんやろ、そやから味方してもらえんのやろ」
「うっ、うっさいわ!」
美世はゲラゲラ笑っている。少年は涙目だ。
「美世ちゃん、あんまりうちの甥っ子で遊ばんといてえな」
この言葉に美世はさらに笑った。
「なんや兄ちゃん大将の身内やったんかいな」
そういって呼吸困難に陥っている。少年はわかりやすく泣きそうな声で言った。
「もう帰ってくれや」
「はぁ、はぁ、ごめんごめん、堪忍やで、所で名前なんていうん」
少年はぶすっとして答えた。
「言いたない」
美世は大将に顔を向けた。
「おっちゃんこいつなんちゅうん」
「雅樹や」
「なんや悲しい色のやつやん」
また大笑いする美世に少年がブチキレた。
「それは全然関係ないやろ!」
こうして美世がいじって少年がふて腐れる構造ができあがった。
そんなある日、昼間っから酒をかっくらって盛り上がる親父共の中で、嫌がる雅樹の目の前に陣取る美世がなんとなく画面を見ながら、コーラ片手に串カツを食べていた時だった。
「ん、この兄ちゃんかっこええやん」
雅樹がテレビをチラっと見て言った。
「ピッチャーか、顔は知らんけど肩はごっついんや、中垣内高校の西本言うてな、最大150キロのタマ放るんや」
美世は相変わらず興味なさろうに言った。
「そうなん、それって速いん」
「速いやろわからんのか!」
「へぇー」
その時、投げられた球をバッターがライナーで返した。マウンドを横切ろうとする超速球に西本が飛びついて、空中でキャッチし、スライディングしながらグローブを高々と上げた。
大興奮の親父達とアナウンサー。雅樹もガッツポーズしている。球場の観客や串カツ屋全体が一体となっている様子に、美世は自分がエイリアンのような気がしてきた。
1人でいるのは別にいいのだが、商家に生まれた人間として何か見落としているような気がして、心に澱があるような感覚に陥った。
美世はわけのわからない野球のルールを質問しはじめた。
「なぁなぁ雅樹、なんで打てんかったのに一塁行くん?」
「そっからかいな、あれはな、ボールを4回投げてもたからや」
「ボールやったらさっきからずっと投げてるやん」
「めんどくさ!」
一度聞けば理解して飲み込む美世は3日である程度ルールを覚えた。ルールがわかれば面白くなる。美世も次第に高校野球興味を持ち始めた。
そんなある日、厨房から雅樹の姿が消えた。店内に入ってきょろきょろしながらカウンターに手を置き、首を伸ばした美世が大将に聞いた。
「なぁなぁ、おっちゃん、雅樹は?」
「ん? ああ、怪我が治った言うて野球の練習行きおったわ」
「はあ? ほいだら誰が解説すんねん」
「知らんがな」
美世は大将に教わって、天王寺の近くにある雅樹の中学校にやってきた。 俺の知り合いに女優志望で頑張ってる子がいる
地方の凄い寂れた商店街のスタジオで演劇やってたんだけど
一応、太田エンターテイメントなんたらスクールとかの門下生
活動してたのは300席ぐらいの箱で舞台の高さも50センチぐらい
一応客席に勾配はある小さな抗議室みたいな感じ
小さなスペースを舞台転換するのに爆音の音楽流して20秒ぐらいで大道具を片付けてセットし直すそんな手作り劇団だった
チケットは予約制で3000円ぐらい
でもまあその子の名前出してコネクションリストに俺の名前があれば飛び込みで行ける感じ
ただ立ち飲み屋で出会っただけの関係なんだが
今その他は東京にいるんでツイッターでしか様子は確認出来ないから生の様子は知らんけど楽しくやってるみたいだ
まあ辛い事をアップとか出来ないから心配ではあるんだが あ、意味不明な一行発見した
舞台転換では照明を落として爆音流すんだ
ガタガタバタバタを誤魔化す手作りトリック
でも気配で大体分かるんだよな
言わないけど 因みに俺の息子(プロゲーマー)のツイッターは意味がわからんやり取りが多過ぎて全く着いていけん
着いて行けたとしても喋らんけど
元嫁はマメに確認しているようだが俺は1ヶ月に一回見たらいいほう
もう2年ぐらい接触無し
最後に見たのは甥っ子の結婚式で
元嫁の家でひたすら色紙にサイン書いてた まあ最近行ってないんだがとにかく猫と美人が多い
釣り、美人、猫
もう行かない理由を裁判官に聞かれたら何を言っても弁護士の意義ありで詰む感じ
まあそうは言っても過疎地域
20以上の若い女は3人
これが全員及第点以上
老婆でさえ昔はなかなかの麗人ではないかという人多し あと猫が可愛い
でも猫ってのはのんびりしてるように見えて中々に社会構造が複雑で
その当時は赤茶と白黒の権力闘争が激しかった
そのうちの白黒は隻腕で右腕の肘から先が無かった
交通事故とかはありえない島なのでその他の要因なんだろう
多分喧嘩で激しく負傷して腐り落ちたのかな
でもそいつを頼ってるメス猫や子猫は多かった
茶トラはどっちかというと若さと体格でボスを狙ってる感じであんまり人気が無かった
でも近くにいれば白黒派の猫も媚びてた 一方で茶トラは人懐っこく
白黒は俺には、というか誰にも懐かなかった
ひょっとしたら飼い主がいたのかもしれんけど 白黒は俺が舌を鳴らすとこちらを見るが
ガンスルーで歩くスピードは落とさなかった 前足が一本なのでピョコピョコ歩きなんだが
威厳を感じた で、その茶トラと白黒が喧嘩始めたんだ
原因はわからん
メスがいた訳でもないしプライドのぶつかり合いか
結果は白黒の寄り切り
片足をピョコンと出しながら詰より
もう茶トラは睨みを効かせながらもいつ逃げようか測ってる感じ 一瞬の隙を突いて茶トラが逃げ出したらさ
白黒どうしたと思う?
目をまん丸にしてしばらく固まったあと
背中を舐め始めたwwwwww
なんだよ安心したのかよwwwww
あんまり無理すんなよwwwww >>923
自分は好きです。ワイさんの料理のお話や他のお話も
料理って小説と同じその人なりの工程と創造性のかたまりのような気がします^^ >>936
うちにも隻腕の子がいました
前脚をトラバサミにやられていて、保護して病院に行きましたが断脚せざるえなかったです
でも、高い所も登れるし走れますし元気になりました
今はお空にいるけれど…考えると落ち込みますので寝ます・汗 >>927-928
>そういって美世をチラっと見て菜ばしでパンに置いた。
(食べるパンなのだろうか! パンと置いたの可能性もあるのか!)
>「歳なんぼ」
>「12歳」
>「小学生、中学生?」
>「中学生」
>「なんや同い年やん」
(不思議な会話文! 12歳で同い年とわかる!)
>少年は憮然として淡々と答えていた。
(不機嫌の意味で憮然を使っていれば誤用となる!)
>美世も次第に高校野球興味を持ち始めた。
(高校野球に、だろうか!)
>美世は大将に教わって、天王寺の近くにある雅樹の中学校にやってきた。
(天王寺と云う地名があるので問題ないとも云える!)
これで終わり?(`・ω・´) 猫と倅と男と女!
>>944
食材を見てあれこれメニューを考える時間が楽しい!(`・ω・´)b
>>945
猫と云えばダヤン!
独特な表情が割と好み!(`・ω・´)さて、今日も執筆に励むとしよう! >>945
痛々しいな
>>946
12歳でも学年違う時あるやん
13歳なら中1なのか中2なのか確かめるし
四天王寺の池を小道具に使おうと思ってさ 今日は朝イチで車検通して気持ちいいので会社に行かずにドライブ中www >>927
これなら、「美世」を「俺は」「俺が」等にちょっと変えるだけで一人称になる
そうやって美世の視点で書いてあるので、三人称にしてる意味が感じられない >>946
ああそれとパンはオイルパンとかフライパンのパン
>>950
それやったら本人がおらん時の話ができんやないかーいはっはっは
某大学の学食に来た
今から評判の塩ラーメンを食う レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。