多少なりとも異世界生物学?に興味があるなら鼻行類という古典を一読することをオススメする(ダイマ)
核実験により沈んだ群島に生息していた知られざる哺乳類たち…多数に分裂した鼻で歩いたり跳んだり釣りをしたりする…の生態について残された論文という体裁をとっているのだがここまでくると物語の域に達している言っても過言ではない
原著(ドイツ語)の刊行時も邦訳が出た時も特に後者はノンフィクションだと信じた人が少なからずいたらしい

こういうのを物語の体を為してないから楽しめないという人は異世界設定議論に向いていないのじゃないか さらにいうと異世界ものに異世界要素を求めていないのではないか?

異世界を離れても水木しげるの妖怪本とか好きな人なら楽しめると思う
異世界設定図鑑みたいな本は探せば結構いろいろある