【創作】このタイトルで小説を書きましょうスレ2
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私がタイトルお題を出します。それをタイトルに使って(多少の改変は可とします)小説を執筆してください。その作品に私がここで感想を書かせて頂いたり、作者の方々同士で作品への意見を述べ合うスレです。
⚫︎対象:作家を目指してる方・趣味で書いている方・創作に興味のある方
⚫︎制約:荒らし・誹謗中傷は禁止。
⚫︎ルール:ここで出されるタイトルを用いたら、必ずご報告ください。
直接このスレへ書き込むのもOKですし、Web小説でもOKです。
Web小説として書かれた場合、作品タイトルの下にこれをお願いします。
【URL】 小説のURL
【指摘点】 特に意見が欲しい点。「なんでも」もOK
【感想希望】 甘口か辛口か
ルールは以上です。優しい心を持ってレスしましょう。
⚫︎前スレ
創作 このタイトルで小説を書きましょうスレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1645816570/
⚫︎関連スレ
【創作】三つのお題で小説を書きましょうスレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1646163913/385-n
VIPQ2_EXTDAT: checked:vvv:1000:512:: EXT was configured 2ch専用ブラウザというのは使ってる?
俺はJaneStyleだけど ごめんなさい機械系には全く疎くて。
次立てる時はワイさんのおっしゃるようにコマンドを変えてみます。 一体何を使っているのかはわかりません。
多分専用じゃないとは思いますが。 だからバチャ豚に反応するなって
一生付きまとわれるぞ 見たらVが三つでした。
これじゃあダメですよね……。 お題を変えるのは次の月曜日です。
週末、タイトルお題を出し合いたいと思っていますのでどうぞよろしくお願いします。
私はそろそろ落ちますね。
戻り次第お伝えします。ではでは。 戻りました。
お題・晒しをどんどんお待ちしております!
創作に関する雑談もどうぞ。 移転お疲れ様です
ギミック有、意味怖系のホラーがお好きということなので
昔書いたものを、家に帰ったら貼ってみようかな?
確か2〜3年前くらい? のワイスレ杯に出した掌編です 本当ですか?
お願いします! すっごく楽しみです! 16さん、いつでもよろしいのでお待ちしておりますね!
他の皆さんも晒し等々お願いしますね。
申し訳ないのですが、私は一旦落ちます。
ではでは。 戻りました。
引き続き、晒し・お題など、お待ちしていますね! >>19
月曜日まで間に合いそうにないけど、お題変わっても旧お題で晒してもよか? 全然OKです!
過去のタイトルお題の作品も大歓迎します! 今日のところはそろそろ落ちます。
どなたでも大歓迎ですので、ぜひ気軽に書き込んで下さいね。
ではおやすみなさい、また明日。 スレ主さん、トリ忘れてるぜ
あと、もう保守は必要ないんじゃないかな
例え掌編であっても書き上げるにはそれなりの時間が要る
そんなポンポン作品が挙がることは無いと思うからどっしりと構えていればいい
それより、スレ主はどんな作家が好きでどんな作品を書きたいと思っているのか、自己紹介頼むぜ
作品があるならそれを宣伝してもいい。しなくてもいい。
どちらでもいいがのんびり構えていなよ ごめんなさい。夕食がもう少し遅くなりそうなので、もう少しだけ残ることにしました。
ええと、自己紹介ですか。やってみましょう。
好きな作家は色々いらっしゃいますが、メジャーな方を三つ挙げますね。
・筒井康隆
・別役実
・湊かなえ
・いとうせいこう
好きな作品は前にも挙げましたが、
・告白
・七瀬シリーズ
・ロートレック荘事件
・金襴緞子の帯締めながら
・親愛なる
・想像ラジオ
・オカルトちゃんねる
・Re:ゼロから始まる異世界生活
などなど、ラノベからホラー、ミステリー、戯曲まで様々です。 申し訳ないのですが、充電切れそうなので本当の本当に落ちます。
おやすみなさい。また明日よろしくお願いします。 「ティーネージ・シンドローム」
って題名はどうだろ
ティーネージ、懐かしき人、近しい人、真っ最中の人、想いはそれぞれだし、時代もあるけど、誰もが辿る特別な時。最新のティーネージあり、変わらぬ普遍的なティーネージあり、それをひとつの病として突き放した時、何が見えてくるのだろう。みたいなねー。 『人形の虜』
「わたし、このお人形さんがいい!」
女の子が示したのは、一体の人形である。
両親に連れられた蚤の市で、いくつかあるぬいぐるみの中からそれを選んだのだった。
幼い少女を模したもので、ふわふわの綿が詰まった胴手足はデフォルメされた造形をしている。しかしどうしたわけか、顔の造りだけはいやに精巧に作られていた。どこか、市松人形を思わせる顔だ。
女の子は大層気に入ったみたいだが、その母親は眉を顰めた。そうして、そっと自らの旦那に耳打ちする。
「ちょっと不気味じゃないかしら?」
「んん、確かにそうだけど……。ほら、あの通り。本人が気に入っているみたいだしなぁ」
人形を抱く女の子の向日葵の様な笑みを見遣って、母親は一つ溜息を吐いた。
それからというもの、女の子はどこへ行くにもその人形を連れ回した。
しっかりと人形を抱き締めながら、パタパタと元気に走り回ったり、所構わず人形と二人っきりでおままごとをしたり、時には秘密の打ち明け話をしたりと、すっかり女の子にとって、人形は一番大切なお友達になっていた。
その様を見て、やはり不気味な人形が気に入らない母親は、ぶつくさと不満げだった。
ある晩のこと、いつものように人形を抱きながら眠りに付いた女の子は、不思議な夢の中にいた。
女の子の目の前で、人形はぷかぷかと宙に浮いている。そればかりか、女の子に話しかけてさえきたのだ。
「葵ちゃん、こんばんは」
びっくりした女の子は、くりくりした目を丸くした。
「こ、こんばんは。お人形さん、お話しができたの?」
「夢の中だけなら、ね」
「そっかー。夢の中でしかお話しできないのかぁ」
女の子は少し残念そうにする。
「……葵ちゃんが協力してくれれば、現実でも私は話したり動いたり出来るようになれるわ」
「本当に!?」
「ええ、本当よ」
人形の言葉に、女の子は喜色を露にするが、直後にはたと気付いて顔を曇らせる。
「でも……ママはお人形さんのことを、『ぶきみ』だって言うの。お人形さんが動き出したら、もっと嫌がるんじゃないかなあ?」
幼いながらも、母親の人形に対する思いを感じ取っていた女の子は、不安げな声を出した。
「大丈夫よ。動いている私のことを、葵ちゃんのお母様はきっと愛してくださるわ」
「本当?」
「本当よ」
一番のお友達が言うのならばと、女の子は信じることにした。
「それで、どうしたら、お人形さんは動けるようになるの?」
「簡単なことよ。今から私が言う言葉を、葵ちゃんが繰り返してくれればいいの」
「それだけ?」
「ええ、それだけよ。じゃあ、始めるわね? 『――――。――、――――。――――』」
「えっと……」
まったく簡単ではなかった。人形が口にした音の羅列は、とても不可思議な響きで、何やら呪文のように難解な言の葉であった。
女の子は何度もつっかえたり、間違えたりを繰り返す。それでも人形に励まされ、都合六度目の挑戦でついにその言の葉を紡ぎ切った。
朝、女の子は布団の上でむくりと半身を起こす。
呆然とした面持ちで体を動かし、次いで胸に抱いた人形を見下ろした。もちろん、その人形が動き出すことはない。
感情が込み上げて、わっと女の子は泣き出す。
それでも心のどこか冷静な部分で、朝起きて突然泣き出していては、母親がどうしたのかと驚き、不審がるだろう。
そう考え、人形の胴体に顔をうずめながらさめざめと泣く。――子供部屋の外に泣き声が漏れないように、と。
くぐもった嗚咽は十分ほど続いただろうか? まるで泣き止んだ丁度その時を見計らったかのように、部屋の外から『葵、朝ごはんよ! 起きてらっしゃい!』と母親の呼ばわる声が聞こえてくる。
女の子は、はっと顔を上げると喜色を帯びた声で返す。
「はーい! お母様!」 >>30
続き気になるんやけど、ここで終わりなん?
女の子と人形の魂が呪文で入れ替わって女の子が人形の虜になる展開かと思っていたわ。 >>31
ここで終わりです。入れ替わっていますよ
夢の中で元の女の子は『ママ』と呼び、人形の中の子は『お母さま』と呼んでいます
で、最後の『女の子』の返事が『お母さま』なんですね
分かりにくかったでしょうか? スレ主さんが、ギミックあり、意味怖系のホラーが好きとのことで
2、3年前のワイスレ杯で、そんな感じの書いたなあ、と思って貼らせてもらいました
今見直すと、気に入らない箇所もあるんですけど
タイトルだけは秀逸だったと思っています
夢中になる、という意味で『○○の虜になる』という慣用句がありますけど
虜っていうのは、虜囚の虜、捕虜の虜
虜になるっていうのは、囚われ人になるってことなんですね(慣用句でなければ
ダブルミーニングのタイトルを付けれて満足
また、人形の虜は、元の女の子と、入れ替わった女の子両方指します
入れ替わった女の子が、あんなに感情的なのは、やっと人形の中から解放されたからなんですよね 「……葵ちゃんが協力してくれれば、現実でも私は話したり動いたり出来るようになれるわ」
「大丈夫よ。動いている私のことを、葵ちゃんのお母様はきっと愛してくださるわ」
ここら辺も嘘はついてないんですよね。(騙してないとは言ってない >>32
ほんまや、ワイが読みてなかったわ。
めっちゃおもろかったで。
ただ感想を書くには遅すぎた。
寝るわ。
それにしても書くの上手い人多いな。 因みにこの時のワイスレ杯のお題は、人形に顔をうずめて泣いている少女が出てくる1レスの掌編でした 引越し祝いにおれもひとつ貼ろうかな
随分前にワイスレに貼ったやつだけど
『笑って』
いつものクラブで音楽に揺れていると、真夜中過ぎに天井から大きなアナコンダがのそりと下がってきた。
「あなたのかたぐちは噛むのにちょうど良さそうだからそうさせてもらうわ」
アナコンダはプラスチックのような目をしてそう言った。
「心配しないで。痛くないはずよ。私は牙も毒も失くしてしまったから」
硬さを確かめるように長い舌をチロチロと這わせてから、アナコンダが僕の目の前で大きく口を開いた。ピンクの粘膜がヌルヌルと光っている。
思ったよりも素早い動作で、アナコンダは僕のかたぐちに噛みついた。
同時にスルスルと長い胴を巻き付けて、僕の身体を締め上げる。
「ごめんなさい。私は噛みつくと身体が勝手に巻き付くようにできているの。生き物ってみんなそんな風に自動機械みたいに動いているのよ、きっと」
アナコンダは噛みついたまま、恥ずかしそうに囁いた。
「おまえは考えるアナコンダなんだな」僕は感心してそう言った。
アナコンダの頭が右に左に振れるたびに、僕のかたぐちが口の中に収まっていく。
飲み込まれていくうちに、あるエピグラフについて話をしてみたくなった。
「なあ、おまえは片手で拍手をすると、どんな音がすると思う」
「あなたはヘビに手のことを聞くのね」そう言って僕を咥えたままニヤリとすると、
「鳴っているのはあなたの手ではなくてあなた自身よ。つまりあなたの心がありもしない音を勝手に作りだしているだけ」と言った。
「心ってなんだい?」
「記憶よ。そんなこともわからないの」
「あっさりしてるんだな」
「さあ、おしゃべりはもういいでしょ。飲み込ませてちょうだい」
「なんでおまえは頭から僕を飲み込まないんだ?」
「だってそんなことをしたら、あなたの顔が見られなくなるからよ」
アナコンダの中は暖かくてやわらかい。
ギシギシと締め付けられながら、僕は奥へ奥へと浮かんでいく。
「ねえ、起きてくれない?」
吐き気を押さえながら目を開けると、形のいい乳房が僕の目の前で揺れていた。
「ごめんね。今朝は早くに会議があるからゆっくりできないの。もう始発は走ってるわ。帰れるでしょ」
女はヘビ皮のバッグからスマホを取り出し、カメラを僕に向けた。
「笑って」
僕は酒でむくんだ寝起きの顔で笑おうとしたが失敗した。
「怒ったマレーグマみたいよ」女はそう言いながら器用に素早く日付と僕のメアドを打ち込んだ。
「きれいなバッグだね」と僕が褒める。
「アナコンダ」と女は軽やかに微笑んでそう応えた。 おはようございます! 今日は少し早めに起床しました!
>>29
ティーネージ・シンドロームいいと思いました。
来週のお題として出して頂けないでしょうか? すごく面白そうです。
>>30
確かにすごく意味怖的ですごく面白かったです。
感想としては、オチにもう一捻りあるといいかな、とは思いましたが。
ありがとうございます。
>>38
アナコンダの話も良かったです。
アナコンダは『僕』の夢の中に出てきただけなのかと思いきや……という結末ですね。
ありがとうございます。面白かったです。
今日も皆さんからのお題・晒し・ご感想等々をよろしくお願いします! 今、おてんば姫の話を執筆中。何部分かにわたる連載になりそうです。
お題・晒しをどんどんどうぞ!
引き続きお待ちしています。 「アナコンダ」いいな。適度な不条理さ。
不条理物を面白く読ませるにはかなりの筆力が必要で、この作品にはそれを感じさせた。
ただ、噛み付く先が「かたぐち」である必要性を持たせるともっといいものになるのではないだろうか。あるいはわざわざ「かたぐち」と平仮名表記にしてあるので意図を織り込んでいるのかも知れないが、読み取ることができなかった。
ともあれ、秀逸な作品であることには相違ない。
良かったよ。 >>35
俺も読み切れてなかった。
意味が分かると怖い話シリーズのようだ。
>それにしても書くの上手い人多いな。
同意だな。 お知らせがあります。
私が運営するもう一つのスレ、「三つのお題で小説を書きましょうスレ」は荒らしにより文サロに移転することに決めました。
移転し次第お知らせしますので、よろしくお願いします。 スレ立てには少し時間がかかりそうです。今すぐには立てられませんでした。
引き続き、皆様からの晒し・お題をお待ちしておりますね。
ではでは。 面白そうなスレなので新しく書きたいのですが、とりあえず私も挨拶代わりにワイスレに載せたものを。
タイトルは『ねぇ、笑って?』でお願いします。
「こんばんわ。佐藤俊太さん。お迎えにあがりました」
後ろから声をかけられぎょっとする。
我が家の二階の廊下、音をたてないよう慎重に歩いていた時のことだ。おそるおそる振り返りさらに驚愕する。声をあげそうになったので手で押さえた。
そこには肌の真っ白な、明らかに人ではない青年がいた。瞳の色すらも薄い青年は白い唇に指を当てると片目をつぶる。
「お静かに。私は天使です」
「オレは悪魔」
隣にはもうひとり、対照的に真っ黒な生き物がいた。
耳まで裂けた唇に、赤い舌をなめるように這わせている。
「残念ですが、あなたはもうすぐ死にます」
「はあ……、って、え!? 死ぬ!?」
「はい、三十分後に心臓麻痺で」
「だからオレたちがお迎えにきたってわけだ」
「え、お迎えって……?」
混乱していた頭が更に混乱する。幻覚だとしても、天使と悪魔が同時に来るってどういうことだろう?
「あなたは、生涯可もなく不可もなく生きてきましたね? 天国と地獄。決めるには善悪の量が微妙な差なのです。そこで」
「使者のオレたちが、お前を連れて行くかどうか決めることになった。指名制ってやつだな」
ということは、天使に気に入られたら天国に。悪魔に気に入られたら地獄に行くってこと?
「頑張ってオレに気に入られろよ。キケケッ。あ、ジャンケンで決めてやってもいいぞ?」
「い、いや、死ぬっていうのが本当なら、病院に行かな」
言い終わらぬうちにずきんと心臓が痛み、とっさに胸を押さえた。すぐに消えたがまずいと感じるような痛みだった。 「病院? 無駄無駄。着く前に死んじまうぜ。それよりさあ、お前にはやり残したことがあるんじゃないのか?」
悪魔は目を半月状にして笑うと、くいっと愉快そうに奥のドアを親指で示してみせる。
そうだった。その部屋では、妻が間男と寝ているのだ。僕は探偵に依頼して妻の不貞を確かめ、逢引すると思われる日に出勤するふりをして物置に隠れている真っ最中だったのだ。
『つまんない男』だの『公務員だから結婚したの』だの、二人で僕を笑っているのを聞いて気が狂いそうになった。
僕は握りしめた包丁を少し見つめて、
「残念ですが、復讐は諦めます。天国に行きたいので」
「うーん、心に迷いを残した者を連れていけませんね」
「やんねえのかよ? つまんねえ奴」
「え……あの、どちらにも気に入られないと、どうなるんです?」
「永遠に地縛霊になります」
「地獄の方は期限があるからな。地獄の方が楽だぞ」
「じゃあ、妻と話し合って、迷いをなくしてから死にます」
「いい答えですね」
「お、修羅場見せてくれんの。面白そうじゃねえか」
だめだ。悪魔も気に入ってしまう。
うおお、どうしたら天使だけが気に入ってくれるんだ。
「ぷっ、すごい顔。顔芸ですか。くすくす、おっと失礼」
「オレ、作った芸嫌いだわ。やっぱリアルな他人の不幸が一番笑えるわ」
見つけた!
天使が好きで悪魔の嫌いなもの。それはギャグ。お笑いだ!
僕が生涯誰にも見せたことのないエンタメ才能を見せてやる!
もがくように服を脱いでパンイチになる。
小さい時から真面目一辺倒。学校も区役所も皆勤賞。三十年間笑いとはまったく無縁だった僕。
そんな僕の、初舞台。
不貞妻も真男も、どうせなら全員笑わせて死んでやる!
「そんなの関係あるって飛び込んで、安心してください穿いているとは言い切れないって脱いで、奴ら二人と自分をちょっとずつ刺してやる。これぞ三方一両損ってやつだあ!」
叫びながらドアを開ける。
中には誰もいなかった。ベランダ側の窓が少し開いていた。
外で騒ぎすぎたせいだ。
からからとベランダの窓を開ける。裸を手で隠している二人がいて、僕を見たら誤魔化すようにへらりと笑った。
「……なんで」
怒りで頭がおかしくなりそうになる。
「なんで、入った時に、いないんだよ」
「は?」「え?」
「観客が、誰もいなきゃ、舞台が成立しないだろ!」
「は?」「え?」
ポカンとしてる奴らの視線をカーテンで断ち切った。
「ああ……」
滑った。あれだけ勢いつけたのが裏目にでた。
僕の初舞台が。寒い。やっぱり、駄目なんだ、僕は、何をしても。
心臓がばくんと鳴り、押さえて倒れる。ああ、時間切れだ。
「滑り芸ですか」
痛みに悶えながら顔をあげる。
失笑気味だけれども笑顔の天使がそこにいた。
「まったく笑えはしなかったが、面白かったぜ、お前の本気の姿。つい見いっちまった」
サムズアップする悪魔はいやらしいほど笑顔だ。
「ありがとう」
良かった。笑ってくれたんだ。
満足感に浸りながら目を閉じる。
二人に気に入られた場合はどうなるんだろうと思いながら。 うわあ、主人公の結末が気になります……。
なんというか話の始まりの唐突さは感じましたが、綺麗にまとまっている上にとても面白かったです。
あんまり主人公に深みが感じられなかったのが少し残念です。
ショートショートとしてはとてもいいと思いました! ありがとうございます! ごめんなさいPCの充電切れそうなので落ちます。
では。 ありがとうございます
とても参考になりました
またお邪魔しますね スレ主、「そんなの関係ねー」「安心して下さい! 履いてますから!」を知らない疑惑…… 戻りました。
ごめんなさいどちらも知りません。
申し訳ないのですが、今日のところは落ちます。スレ立ては明日以降に。
おやすみなさい、また明日。 >>42
うれしいね
ありがとう
もう10年以上前にどこのスレだったか忘れたけど短い小説のなかで煮物を「煮たもの」と表現しててさ、
文体もかなりイってて書いてあることはただのホームドラマなんだけど煮物が「煮たもの」になることで
なんだそれって新鮮な驚きがあったんだよね
内容はぜんぜん不条理じゃないのに語り口が現実から逸脱しててああこれすごいなと思ったわけさ
「かたぐち」があの文章の中で浮いているとするとまだまだ修行が足りないってとこだな
鋭い指摘だね
>>39
ありがとう
ただ、おれはワイさんの>>905の1がおすすめかな ふーむ、このレスのやり取りでかなりスレ主さんのことが分かってしまったが、
それを書き込むとアホみたいに喜ぶ輩がいるのでやめておこう
それから、何もかも正直に答えなくていいから
あと、感想が淡泊と言ってしまったが、撤回する。気にしなくていい。
おそらくスレ主は評価スレみたいなかっちりした形じゃなく、みんなが作品持ち合ってわちゃわちゃ楽しむようなコミュニティを作りたかったのではないかな?
感想=良くないところを無理やり探すではないからな。
無理しなくてもいい。
掲示板なんだから、別に即答しなくていいし、返事が一日遅れたっていい。
ゆったりと構えていなさいな。 おはようございます!
>>53さん、ありがとうございます。
私がまだまだ未熟なのはわかっています。でもやっぱり私、このスレを続けてみたいんです。
>>54さん、わかりました。
無理に書いていたわけではないのですが……少し変な感想になってしまったかも知れません。ごめんなさい。
ゆったり行きましょう。
今日もよろしくお願いします。 補足です。
確かに私は>>54さんのおっしゃる通りのコミュニティーとしてのスレを目指していると同時に、作品を評価し合う場にもしたいとも思っています。
なかなかうまくいかないことも多いですが、お願いします。 お願いがあります。
三つのお題スレを文芸書籍サロンに立てようと思っているのですが、なんだか立てられないみたいです。
どなたか立てて頂けないでしょうか?
次のレスがスレルールの内容です。/ スレルール
私が三つの単語をお題として出します。それを要素として用いて、Web小説を執筆してください。その作品に私がここで感想を書かせて頂いたり、作者の方々同士で作品への意見を述べ合うスレです。
⚫︎対象 作家を目指してる方・趣味で書いている方・創作に興味のある方
⚫︎制約 荒らし・誹謗中傷は禁止。
⚫︎ルール:ここで出されるお題を使ったら、必ずご報告ください。
直接このスレへ書き込むのもOKですし、Web小説でもOKです。
Web小説として書かれた場合、作品タイトルの下にこれをお願いします。
【タイトル】 小説のタイトル
【URL】 小説のURL
【指摘点】 特に意見が欲しい点。「なんでも」もOK
【感想希望】 甘口か辛口か
ルールは以上です。優しい心を持ってレスしましょう。
雑談等々もOK。作者の方々のコミュニティーとなれれば幸いです。
・姉妹スレ
【創作】このタイトルで小説を書きましょうスレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1645816570/
前スレ(500以降は完全に荒らしのオンパレードになっています)
【創作】 三つのお題で小説を書きましょうスレ
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bun/1646163913/ スレルールは以上なのですが、その上に
『!extend:checked:vvvvv』これを付け足しておいて頂けないでしょうか?
それとスレタイですが、
【創作】三つのお題で小説を書きましょうスレ2
でいこうと思っています。
どなたでも構いません、お願いできますか? コテ忘れてました、ごめんなさい。
文字化けがありましたので、その部分は
・のマークに変えておいて頂けると嬉しいです。 スレ立てしてくださったようです。
ご迷惑をかけました。ありがとうございます。 皆さん、もう一つのスレもぜひお願いします。
ではでは。 もう一つのスレに不備が見つかりました。
少々お待ちください。 もう一つのスレはdat落ちを待ち、また立て直すことにしました。立て直し次第お知らせしますね。
こちらのスレは続行しますのでよろしくお願いします。 晒し・タイトルお題をお待ちしております!
執筆の方はぼちぼちという感じです! そろそろある程度のところまでは行くのでお待ちくださいね!
ではでは。 どなたでも歓迎です!
晒し・タイトルお題をお待ちしております! では今日のところは寝ます。
夜中の間もレスしてくれれば早朝に返答しますので、どんどんどうぞ。
おやすみなさい。 スレ立ての件申し訳ございませんでした。
適当なスレを選んでコピペしたので
まさかこんな事になるなんて思ってませんでした。
本当に申し訳ございませんでした。 おはようございます。
こちらこそ怒ったりしてごめんなさい、慌ててきつい言葉を言ってしまいました。
全然気にしていないので大丈夫です。また立て直しますのでその時はよかったら来て下さいね。
それでは今日もよろしくお願いします。 今書いているのが結構長編になりそうです……。
タイトルは前のスレの最初で出した、「広ーい広い世界を見てみたい!」です。
今、半分弱くらいは書けており約一万字。二、三万字になりそうなので、来週までかかりそうですのでお待ち下さい。
それと、今日は土曜日です。
お題を変えるのが次の月曜日なので、来週分のお題タイトルをどしどし募集中です!
すでに出されているお題もありますので、それも一緒に月曜日に出させて頂きます。
それでは皆さん、よろしくお願いしますね。 Yおば様は女の雑談スレを立てたいのだが立てられない
スレタイ含め、二人で相談したらどうだろう?
養豚場で お呼びがかかったらしいです。
縁を切ったバーチャルさんからでしょうか?
仕方ないので行ってみます。 >>73
ここのスレに新しい作品提出したで。
と、言ってもやっている事は前回と同じやけど。
前回ギミックが分からないって事だったんで説明するわ。
まず大元のオチに関しては最後にタイトルを持ってきて、一見すると関係ない書き込みが最後のキーワードにより作品に見えるってギミック。
今怖系でもタイトルそこからかって驚くのあるやん?
厳密にいうとちゃうねんけど、そっち方面の色を狙った。
正直これを作品として出すならこのスレでそれをしないと本来成立しないんだけど、あそこはスレ主の活動知っているんでギリOKかなって個人的には思っている。
で、ワイが気に入っているもう1つのギミックは他人の書き込みが作品の一部になるところ。
ワイと対立した、または同調した意見を持っていた相手が知らず知らずのうちに作品の一部になっているって面白さ。
これが個人的には気に入っているんよ。
なんか落語っぽくて。 遅くなりました。
ありがとうございます、見てみますね。 わかりました。
またまとまった時間が取れる時に読んでみます。感想はこちらに書きますね。 今日は無理そうなので明日の早朝に読んで感想を書かせて頂きますね。
妹のお守りであまり執筆できませんでした……。明日頑張ります。
ではまだまだ早いですがこの辺で。
おやすみなさい。 「ねぇ笑って」
殺風景な部屋に暖かい風が吹き、止まっていた時間を優しく動かす。
「今日はとても気分がいいよ」
彼女は柔らかい笑みを浮かべる。彼氏は少し遅れて笑顔を作った。
「そうか」
「なんか暗いよ」
「そんなことはないだろう。いつもと同じだよ」
「それならいつもが暗いんだね」
白い顔で笑うと彼女は軽く咳をした。
「ベッドの角度を戻そうか?」
「そんなことしたら窓の外が見えなくなるよ。ほら、見て。良い天気だよ」
彼女に言われて彼氏は目だけを動かす。僅かに開いた窓の向こうに青い空の一部が見えた。混じり気のない青さを目にして思わず目頭を揉んだ。
「たっちゃんは優しいね」
「そんなことはない。おまえに何もしてやれないじゃないか」
「そうかな。理由をつけて今日も来てくれたよ」
「それだけだ」
短い一言で口を閉ざす。強張った唇は少し震えていた。彼女はすっと視線を外して窓を見やる。
「じゃあ、たっちゃんに特別なことをして貰おうかな」
「いいぞ。おまえの為ならなんでもしてやる」
「そんな大げさなものじゃないんだけど」
恥ずかしそうに笑うと彼女は彼氏と目を合わせた。
「たっちゃん、笑って」
「そんな気分じゃない」
「だからだよ。わたしだけに笑って」
「……無理だ。今の俺には、笑えない」
「学生の頃はよく笑っていたよ? あの大らかな感じで、わたしだけに笑ってよ」
彼女は両手を合わせた。祈るような仕草で、ねぇ笑って、とか細く呟いた。
「……わかった。おまえの為に笑うよ」
気持ちを落ち着かせるような呼吸を経て彼氏は顔をくしゃくしゃにした。
「たっちゃん、顔がヘンだよ。それに笑っているのに、泣いたら、おかしいよ」
彼女の細めた目から大粒の涙が零れ落ちる。二人は見つめ合ったまま、笑顔で泣いた。
一か月後、彼女は医師の余命宣告の通り、青い空へと旅立っていった。 またホスピス物か?
ワイさ、カクヨムで無自由の作品パクってるよな
前にもやってたよな
嘘には目をつぶってきたがパクリはあかんやろ
猫が歯が浮くようにワイを持ち上げてるが仲間を傷付けられてんのに何やっとんのや おはようございます!
読ませて頂きました。
>>78
仕組みは分かりました。
でも失礼ながら、そこまであまりギミック要素は感じられませんでした。
私がわからないだけだったかも知れません、ごめんなさい。
>>83
ワイさん、ありがとうございます。
なんというか悲恋系のお話ですよね。
文章がとても綺麗で読みやすかったです。最後のオチも切ない。やはり経験値の差を感じる作品でした。
皆さん本当に感謝です!
今日もよろしくお願いします! ところで明日は月曜日、お題を変える日ですね。
お題はすでに用意してあるのですが、例のおてんば姫の方はまだあまり書けてません。
部分部分で掲載して行こうか、一気に公開する方がいいのか今悩み中です。
引き続き皆さんからのタイトルお題・晒しをお待ちしております! 一週間で書き上げお披露目講評までセットにしないと毎週お題出す意味無くない?
締切ないからズルズル先延ばしになってないか? ごめんなさい。
明日、一部公開します。
一応〆切は来週いっぱいにさせて下さい。長いので書くのが大変で……。
できるだけ引き摺らないようにしますね。
そろそろ私は落ちます。おやすみなさい、明日新しいお題を出しますね。 【創作】このタイトルで小説を書きましょうスレ2
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/bookall/1646785817/
スレタイの【創作】は外しても良いかもな
ちょっと邪魔な気がする
このタイトルで小説を書きましょうスレ3
これだけで良いかも おはようございます。
編集長さん、もう決別するって言いましたよね? しつこいですよ。
タイトルは変えません。余計なお世話です。
さて、気を取り直して今日はお題を変える日ですね。
新しいタイトルお題を出しますので、今しばらくお待ちください。 お題を出す前に、少し。
今書いているおてんば姫の物語、前半だけですが投稿しましたので晒しをします。
【タイトル】 広い広ーい世界を見てみたいな! おてんば姫様の、ちょっと不思議な旅物語
【URL】 https://ncode.syosetu.com/n4271hn/
【指摘点】 何でも構いません。気になったところがあれば教えて下さい。
【感想希望】 中辛でお願いします。
女児向け風の軽めの物語になっています。
まだ完結していないのですが、ご意見・ご感想などをお待ちしております!
お題提出は六時にしますね。 >>92
最後にちょっと気になったのでね
たぶん、もう口出ししないから 二度と来ないで下さい。もうあなたとは絶縁しているんですから。 六時にはまだ少し早いですが今週のお題を。
・『朽ちた世界で僕は思う』
・『不器用な仲直り』
・『男という名の本』
ジャンルフリーです。
先週頂いたお題
・『ティーネージ・シンドローム』
これらのいずれかを使って、小説を書いてください!
新しいタイトルお題も募集中です! 下さったらできるだけ私が書きますので、ぜひお気軽にどうぞ。 >>93
ワイスレで依頼された作品ではないが読んでみた!
三人称で書かれていた! 時に地の文が口語体に見えるが、
作風と合っているので気になることはなかった!
作品だけでなく推敲にも時間を掛けているようで打ちミスの類いがほとんどない!
三 おてんば姫様の山姥騒動
>「いいや、そんなの今までに食われた九泊九十九人の子供達が許さないよ。……だから、さ」
(九百九十九人!)
姫様の設定には少し引っ掛かった!
城から出たことがない! 部屋に籠って勉強の毎日!
抑圧された環境から城を抜け出すことを決めた!
勉強の内容が気になる! 勉学が中心なのだろうか!
馬術等の要素も含まれているのか! 城下町で購入した馬に乗ることができた!
迷子になるとあったが、この件も少し気になる! 城から出たことがないので、
周辺の地理に暗いと思われる! 城を出た瞬間から迷子の状態ではないのだろうか!
山姥との対決シーンも引っ掛かる! 武術の心得があるのだろうか! 相手の包丁を奪い取り、易々と手足を切り落とす!
最後は胸に突き立てた! 本人に罪悪感は微塵もなく勝利に喜ぶ! 血や死体を見慣れているように思えた!
これらの疑問を解消するにはエペスト王国について、もう少し詳しく書いた方がいいだろう!
どのような王国なのか! 武力に力を入れているのか! 山岳地帯にある為、馬術の習得は必須なのか!
山姥の包丁を見て僅かな間ではあるが恐れを抱く! 姫様の実力を考えれば少し違和感を覚える!
簡単ではあるがワイの感想!(`・ω・´) ご感想ありがとうございます!
本当にそうだと思いました!
続きを書きながら少し見直してみます。設定も甘かったので詰めないと。
感謝です! 早いですが今日のところは落ちます。
おやすみなさい、また明日。 『朽ちた世界で僕は思う』
朽ちた世界の片隅で
子どもが一人歩いてる
灰に塗れた人形を
脇に抱えて歩いてる
朽ちた世界の片隅で
老婆が肩を落としてる
やつれた顔を手で覆い
尽きぬ涙を落としてる
朽ちた世界の片隅で
女が稚児をあやしてる
汚れた顔をぼろきれで
拭いながらあやしてる
朽ちた世界の片隅で
死体が瓦礫に埋もれてる
築いた幸せ奪われて
恨めしそうに埋もれてる
朽ちた世界の片隅を
伝えることしか僕にはできない
――名もなきジャーナリスト
(了) 悪いけど、こんな安っぽい当たり前の物で
姫のスレを汚すなよ
幼稚なお子様野郎 こういう安っぽい言葉を口にしないために、
文学者はみな架空の物語の中で血反吐を吐いているのだ
指先からこぼれ落ちる空しい砂の中で日々格闘している 名もなきジャーナリストさんとやら
宗派が違うので貴方の言葉は我々には響かない
本当のジャーナリズムなら、たぶん響くと思うが 本当のジャーナリスト、ジャーナリズムの魂を我々賞賛する
それと競うには、我々もまた別の形で命懸けでないといけない 名もなきジャーナリストさんとやら、
本当のジャーナリストなら、こんな言葉は絶対に口にしない筈なんだ
ジャーナリストか何か知らねーけど、
言葉で我々に挑んでも討ち死にするだけだ
そこが我々の戦場だからね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています