お言葉ですが。高島俊男はいい。3。
『お言葉ですが…』シリーズ(文藝春秋、1996、文春文庫、1999)〜(第10巻、文春文庫、2009)
『お言葉ですが…第11巻』(連合出版、2006) 『別巻1』(連合出版、2008)
『李白と杜甫』(評論社、1972、講談社学術文庫、1997)
『声無き処に驚雷を聴く…「文化大革命」後の中国文学』(日中出版、1981)
『文学の自立を求めて…今日の中国文学を読む』(日中出版、1983)
『水滸伝の世界』(大修館書店、1987、ちくま文庫、2001)
『中国の大盗賊 天下を狙った男たち』(講談社現代新書、1989) 増補版『中国の大盗賊 完全版』 講談社現代新書、2004
『独断!中国関係名著案内』(東方書店、1991) 改版、改題して 『本と中国と日本人と』 ちくま文庫、2004
『水滸伝と日本人…江戸から昭和まで』(大修館書店、1991、ちくま文庫、2006)
『三国志<人物縦横談>』(大修館書店、1994) 改題して 『三国志 きらめく群像』 ちくま文庫、2000
『本が好き、悪口言うのはもっと好き』(大和書房、1995、文春文庫、1998)
『ほめそやしたりクサしたり』(大和書房、1998)
『寝言も本のはなし』(大和書房、1999)
『水滸伝人物事典』(講談社、1999)
『メルヘン誕生 向田邦子をさがして』(いそっぷ社、2000)
『漱石の夏やすみ…房総紀行「木屑録」』(朔北社、2000、ちくま文庫、2007)
『漢字と日本人』(文春新書、2001)
『座右の名文…ぼくの好きな十人の文章家』(文春新書、2007)
『しくじった皇帝たち』 (ちくま文庫オリジナル、2008)
『天下之記者…「奇人」山田一郎とその時代』(文春新書、2008)
『別巻2』(連合出版、2009)
過去スレ
お言葉ですが。高島俊男はいい。
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/books/1184638811/
お言葉ですが。高島俊男はいい。2。
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/books/1241103827/ 高島俊男先生の「李白と杜甫」は、おもしろい本ですねえ。 昔の本を文庫か何かで出る場合、なんで、新字新カナではダメなのですか?
そんなのは個人の趣味に過ぎないのではないでしょうか?
京都は古本屋の街でもあります。
江戸時代の名も無き人の草紙類や手書が安い値段で幾らでも手に入ります。
それらを見ると、略字・表音式カナづかいのオンパレードです。
明らかに木版刷りと思しき物でも同様です。
何を今更、一般書に正字正カナなんぞと言うのでしょうか?
話題の岩波文庫なんて、漢籍の訓み下し文ですら新カナづかいです。
(もっとも、岩波では、漢籍は僅かの数しか文庫化されてませんが。) 岩波「図書」2月号に <北杜夫さんの「茂吉あれこれ」>。全6頁。 「漢字と日本人」読んで、この人の語り口の面白さに感心した。
漢字の日本語における効用について言及されてないのが少し気になったけどな。
飄々とした人生を送った人として田中小実昌が好きなんだけど、
高島も同じタイプだな。人間自体が面白い >>118
面白くないだろうな。
欠陥を見ぬいて鋭く批判する文章は面白い。 それで岩波はあんたの趣味に合わせるために、漢字・カナ表記の改変につき著作者の同意は取ったのかい?
この考えは右に寄り過ぎだ、とかいって内容まで改竄していないとも限らない。 「正仮名」って万葉の頃の音と表記に合わせる作業なのですね
はじめて知った
だから、高島先生も柿本人麻呂さんに寄り添いたいと言ってたじゃないか
「お言葉ですが」は明治以来の知識人の問題意識を網羅している、と思う 新井白石、かなづかい、葉隠、音の変遷等「お言葉ですが」で見た主題が、
西尾幹二「江戸のダイナミズム」にも見出される。
時代の意識は両巨頭に共有されていたのだろうか。 西尾が高島読んだんだろ
そういや司馬遼太郎記念館の書斎の再現に高島の本があったな
保守系のインテリは大体読んでるんじゃないの どっちがどっちを見ていても内容が違うからいいのだが、
「お言葉ですが…」は文春に1995年から2006年まで
「江戸のダイナミズム」は「諸君!」に2001年から2004年まで 西尾先生は別格ですね
そもそも学問は古代との緊張関係によって動機付けられ、維持されるべきものです。
「歴史の欠乏」の自覚が近代史のいわは必然だからです。私たちは自国の近代史を
福沢諭吉から語り始める習慣をいまただちに止めるべきです。
私はトインビーを嫌って、ペルジャーエフやプルトマンに真実を予感した若い日の
感覚が、いまここであらためて宣長によって喚び起こされた思いがいたします。民
族の神話の中に永遠を読み解く鍵があり、民族の信仰の特殊性がそのまま普遍性で
あると語ることを、どうして日本人だけがためらう必要があるのでしょうか。 どの辺が
面白い文章だと思うけど
いわゆる歴史家からはなかなか出てこない視点
西尾ならではだな java の改ページ処理に1日以上かかってしまった。
制御文字 \f を送っても何の反応もない。いくらコーディングを見ても見当がつかない。
最後手段、経路をコーディングに埋め込んで、何とか動きをつかむことができた。
もっとシンプルにならないものかねーjava 法学部出のサラリーマンジャーナリストには逆立ちしても書けない
支那人もうわべで歓待しても、内心ではさげすんでいるはず
今時中国共産党を持ち上げる奴なんて朝日新聞くらいのものだろう
朝日とってる日本人の気が知れない 左翼、朝日、日教組が一貫して大嫌いな保守の山本夏彦も、
若い頃「天ちゃん」と呼んだクチ。
山本いわく、別に反天皇制というわけではなく、
自分たち大正生まれは大正デモクラシーで育ったからそれが普通だと。 天ちゃん天ころの頃はむしろ今よりおおらかだよね
大正デモクラシーは世界観が違ってる
これが昭和だと地続きでどっか暗いんだわ 野球のスーパースター青バットの大下弘は、
毛筆で球界徒然草という日記を書いていたが、
天覧試合について「我々大正生まれは天皇に複雑な思いが」と書いていた。
大下は特攻隊の生き残りで、アナーキーな戦後民主主義時代の寵児で、
大正デモクラシーの空気も知っているデガタンな文学好きな遊び人でもある。
それでも天皇ときくと背筋が伸びて、我ながら一貫性がないとかなんとか。
昭和一桁みたいに軍国主義しか知らないわけではないが、
それでも学徒出陣で特攻隊という軍国主義の最前線に送り込まれたと。
いろいろ複雑だね。 利いた風な口がバレてるぜ
デカダン
こりゃタイプミスなんてどうにも弁護できんわ 古い携帯からだけど、濁点を入力するの忘れたみたいだな。
さすが高嶋センセのスレッドですな。
障子の桟を指でなぞる姑みたいで素敵ですね。 すいません、
先生がご著書の中で大谷佳奈子の『ある日突然、縛られて』
というSM体験本を取り上げて、面白いと言っていた箇所があったと思うんです。
一時間かけて文庫10冊繰ってみたんだけど見つからないんですわ。
どなたか憶えていらっしゃいませんか? >130 と同趣旨の文章を高島本で見つけた。
はれはれは、薄皮一枚のような「現在」という時に生きている。その薄皮の下には部厚い過去がある。
われわれが対話する相手は、現在と過去をおいてほかにない。対話する手段は、ことばと事物である。
・・・。
われわれが、安心して、自信を持って現在を生きるには、現在の素姓を知らねばならない。現在の素姓
を知るには、過去に話を聞いて見なければならない。 『メルヘン誕生』において、向田邦子の・・家庭環境が「戦前の標準的な家庭」として描かれてい
て・・いるが、実は非常にエリートの特殊なものであると論じている。
上記高島俊男wikiの記述に前から違和感を感じていた。『メルヘン誕生』での実際の記述は、
>大正八年の徴兵保険会社は社員わずかに六十九人という小さなエリート機構である。
>地方の高小卒の男の子のなかでは、向田敏雄は異常にめぐまれたコースに乗った(またそういう
>コースに送り込んでくれるうしろだてがあった)人である
>(戦前の会社の)「社員」は学校出のエリートである。
>向田敏雄は、専門学校以上を卒業して入社したほんもののエリートではない。
会社はエリート機構だが本人はエリートではない、が高島先生の一貫した記述。
話が下世話になるから先生も口に出さないが、だいたい能登七尾の網元の妾の子がその権勢のお
かげで給料のいい会社に入れてもらったからといって、エリートになるとは思えない。
こんな半可な読みで辞書を編集しても出来上がるのは辞書の名に値しない、と愚考するのだがど
んなもんでっしゃろか。 お言葉ですが・・・ 別巻5
漢字の慣用音って何だろう?
第六冊も予定 「ほんもののエリートではない」の後に続けて、「いわばたたきあげでエリートコース
にはいった人である」とあり、高島先生もエリートコースに居たことは認めている。 「たたきあげ」とは、オノレの運と才覚でのし上がった者のこと。
一番の難関をコネですり抜けておいて、たたきあげもないと思う。
それに「たたき上げのエリート」とは自己矛盾してないか。2年やそこらの夜学通学で得られるものだとも思わない。
高島先生は向田父の能力をかってもいる。出生に関わる欠落がなければ重役になれただろう、とまで言う。
示される根拠は、邦子が父の書斎から持ち出した世界文学全集。
これを向田父が愛読していたという、事実の記載は無い。
向田父が徴兵保険会社に入った大正中期は、西尾先生によると、
>大正中期から昭和初期にかけて、東京山の手を中心に、知的エリート階層が成立した。
>そこではヨーロッパの新しい文芸の動向に絶えず関心が払われた。
>同じ頃「純文学」の概念が成立し、「世界文学全集」が刊行され始めた。
内実を有していない者が形から入る、というのはよくある事。 知的コンプの成金が、文化住宅の応接間に
百科事典や文学全集をズラッと並べるのは、
高度成長までの日本でよく見られた光景。
外側が埃やタバコのヤニに汚れながら、
中身がまっさらで綺麗なままなのもお約束。
昔、武田鉄矢が出た百科事典の広告で、
百科事典にどんどん赤鉛筆で汚そう、
みたいなコピーがあった。
それほど、買っても読まれないものだった。
高島センセ、象牙の塔の住人で本の虫、
それも本が貴重品の時代を知っているから、
本は買えば必ず読むものと決めてかかっているのかな?
まあ、こういう世間知らずのインテリって嫌いじゃないけど。 おかき処播磨屋本店の親父のように女子社員を付け狙い
住居と給金を保証してやるというようなのが妾で
親戚の家を転々とし父親の顔を見ることなく成長したというのは
妾でないのではないかい?
排泄の対価として経済的利益を得ていたとはいっても 四十過ぎたら自分の声に責任を持ってもらいたい。顔より鮮明にしゃべる言葉
に知性は表れる。
民主党・安住淳のしゃべりは、街中のヤンキーレベル。安住財務大臣に代わって
安住幹事長代行を頻繁に登場させる、NHKニュースは噴飯もの。
XX曰く「森田健作千葉県知事よりマシだべ」 教育学者の齊藤孝先生、故郷名物のおでんを取り寄せているらしい。
金玉は痛くならないですか?
心当たりがあればそれは間違いなく、練り製品にしこたま入っている防腐剤のせい。 週刊文春の企画「顔面相似形」で2週間続けて国民的ヒロイン澤穂希に北京原人か何かを並べて
似ていると喧伝していた
編集部に文句をつけてやろうかと思っていたが果たさぬまま別人がクレームをつけた模様
いい加減に物言えぬ弱者いじめはやめたらどうか
水戸泉と相似と囃された服部道子への加害意識はまるでないようだ
同じ轍を踏んでいる 東国原を比例1位にした橋下を逮捕しろ!
一票の格差云々と下らない事を言っている暇があったら
中田宏を監獄に送れ! 高島先生の本はいろいろと勉強になる。「四字熟語」の回が面白かった。 端末の普及で、やたらと漢字を使いたがる風潮を戒めていましたね。
私も気をつけるようにしています。 ある時期から「酷い」って言葉が頻出するようになったね
未だに違和感ある
「酷」という文字は「ひどい」のニュアンスの一部しか反映してないと思う
「ひどい」というのは度が過ぎるという意味でネガティブな意味だけではない >>168
連載持っているし、ますますご健在。
桂米朝師匠よりもはるかに若い。 >>169
連載? チェックしなきゃ
でもこの年でまともなもん書けてるのかね 漢字雑談なんて出してたのか
最後に買ったのは山田一郎の本だ >>170
出版社のPR誌。たしか講談社の『本』ではなかろうか。 『核の難民 ビキニ水爆実験「除染」後の現実』 (佐々木英基 著) | 書評 - 文藝春秋WEB
http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/635
2085Tweet 漢検について調べててたまたま知ったけど
この人の本面白いな。作者の偏屈頑固じじいっぷりが逆に爽快 死ぬまでに史記で一冊書いてほしい
宮崎市定のも未完で終わった 【書評】『お言葉ですが…別巻(6) 司馬さんの見た中国』高島俊男著 - MSN産経ニュース 司馬は高島を高く評価してたね
司馬遼太郎記念館の書斎再現のコーナーに高島の本が2冊もあってワロタ 不健康自慢のじいさんがまだ生きてるのかよ
最近書いたもの読みたいな 講談社『本』の連載、その後もう一年分以上たまってるやろ。
講談社新書、はよ出してほしいな。 新書にしてくれるかな。待ってます。
新書がダメでも「連合出版」があるからね。 <別巻3>の新刊案内が来たが、またちょっとだけ加筆して「新装版」?
正直、<別巻2>くらいの加筆なら、わざわざ買わなくてもいいかなー。 『本』のエッセイ続いてるけど、なかなか新書にならんね。
おそらく前のがあまり売れなかったんやろ。 連合出版のホームページで、お言葉ですが、、、最新版 という名のブログが連載されてますね。
ブログにするなら、早く本を出して欲しい。 >>189
教えてくれてありがとう m(_ _)m 今年も何か新刊出して欲しいな
「漢字雑談」は終了したんだから、第2巻を講談新書なり連合出版で期待してるよ 今日は先生のお誕生日ですね。
おめでとうございます。
これからも良い本を書いて下さい。お達者で。 「漢字と日本語」高島俊男 講談社現代新書 4月13日 >>193
マジ
検索しても出てこないけど
「漢字と日本人」の続編みたいな内容かな >>193情報乙
尼で予約受付中になってる……待ち遠しい >>193
予約した〜、ありがとう m(_ _)m 高島さんの漢字と日本語の話は食傷気味・・
おそらく連合から出てる『新・お言葉ですが・・』のリライトじゃないの? これは「漢字雑談」の新書化第二弾ということかな
『本』連載には先生が勘違いされていた部分もあるから
お手紙差し上げようかと思ってたのに、もう出たのか
早くお知らせするべきだった 講談社 群像8月号 随筆 四十七士と福沢諭吉 高島俊男 私は元創価の会員でした。
すぐ隣に防衛省の背広組の官舎があるのですが、
自分の家の窓にUSB接続のwebカメラを貼り付けて、そこの動画を撮影し続け、
学会本部に送っていました。
別に大したものは写っていません。ゴミだしとか奥さんが子供を遊ばせている所とか。
官舎のほうが老朽化し使われなくなってから、
今まで法人税(うちは自営業です)をほぼ払わなくても済んでいたのが、
もう守ってやれないのでこれからは満額申告するように言われました。
納得がいかないと言うと、君は自業自得で餓鬼地獄に落ちる、
朝夕南無妙法蓮華経と三千回ずつ唱えて心をきれいにしなさいと言われ
馬鹿らしくなって脱会しました。
それ以来、どこへ行くにもぞろ目ナンバーの車につけまわされたり大変な日々です。
全ては自分の出来心から起きた事で、どこに訴えて出ると言う訳にもいかないのですが、
なんとかしてあの人達と縁を切った上で新しい始まりを迎える方法はないんだろうか 群像1月号 2017年
五十人が考える「美しい日本語」
加賀乙彦 蓮實重彦 高島俊男 他 新元号、平成31年元日から 皇室会議経て閣議決定へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170110-00000055-san-pol
先生が言っていたのは「みずほ」だっけ?
元号やめて西暦で統一するべしという意見もあるが。 みずほって元号?
アルファベットがM明治T大正S昭和H平成とかぶらないようにするって話だから
M瑞穂はNG 調べてきた。
>>208のは「お言葉ですが」の第1巻に収録されている「みづほの国の元号考」より。
「平成」について書いた後、中国の典籍から日本の年号を取るのはもうやめて「みづほ」、「あきつしま」、「やくも」など
日本人の祖先が作り出したものの中から選ぼうという趣旨の投書を新聞にしたが相手にされなかったという話。 主旨はわかるが、2文字を前提に作られているシステム(ITに限らず)が色々あるので事実上無理 アルファベットイニシャルが別のもの、というのは、
光文に誘導する陰謀