【時代小説】女流作家【歴史小説】 その3 [転載禁止]©2ch.net
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http://toro.2ch.net/test/read.cgi/books/1284607273/l50 自分もだいぶ前に「死ぬためだけの人が出て来て無駄に死ぬ」って書いた記憶があるなと思ったら
>>66だったから4年経ってもまだ瑠璃治ってなくて無駄に死ぬためだけの人が死ぬためだけに出てきてるんだなw >>579
自分もかつて別スレで
「季蔵の連続殺人事件帖」
とでも改題したほうがいいって位に人が死ぬ話だ、
って書き込んだことがある。
続き物でここまで進展のない話も珍しいな。
結構ファンが着いてるんだろうか? 和田はつ子先生は塩梅屋季蔵シリーズを「御宿かわせみ」みたいにしたいのかな?w
とりあえず27冊目の
あんず花菓子で第一幕が完了
おき玖さんの急な結婚にびっくり
蔵之進様とおき玖さんが結婚したのは本当に良かった
でも、蔵之進様はいつの間におき玖お嬢さんを好きになっていたのかな?
かなりの美人だから一目惚れはあるだろうけど、ひそかに好意を持っている描写とかあったかな
あと祝言の様子やら、季蔵たちが腕をふるったはずの
祝い膳の料理の説明とか
三吉さんが頑張った(と思う)お菓子の描写も無く
結婚したとあるだけ
無駄に人を殺すのなら
1冊丸々美しい花嫁衣装の説明やら
お祝いの料理と美しいお菓子の作り方
見事な食器や漆器の蘊蓄話にして欲しいです
瑠璃さんは薄皮を剥ぐように少しずつ回復していて
季之助が今は季蔵だと理解している(記憶はまだ不完全)
烏谷様から貰ったの本を見て見事な紙の花を作っている 和田はつ子さん最新作36冊
鴨ぱりぱり(去年12月発売)も
また悲しい事件で読んでいて途中でつらくなった
山ゴボウや鴨ぱりぱり、豪華な納豆汁などなど料理はおいしそうなんだけど…
なんか犯人や黒幕の辻褄が合わない気が…
結婚されたおき玖お嬢さんがおめでたで
妊娠中の悪阻の時期ですが
塩梅屋で季蔵さんの料理を美味しく召し上がってます
田端様の奥様も今回は本当に妊娠されました、よかった! >>585
発売されて2ヶ月経っているのにネタバレは無いだろ
馬鹿? ここの女流スレ作る意味あるのか?
設立の経緯を知らないけど、今はほとんど書き込みも無いんだから
歴史・時代小説スレに統合でもよくない? 和田はつ子さんの
塩梅屋季蔵シリーズ
この先、瑠璃さんが正気に戻ったとしても一膳飯屋の女将さんになるのは無理だよね
長屋で紙花作りを教えるとかになるのかな?
登場人物が出て来ては無意味に殺され死んでしまう
今のストーリー運びから
季蔵と瑠璃さんの人生が再生する物語になって欲しいな
瑠璃さんもご家族、母上様と兄上様に会えますように… >>582
現代小説も含め次々新作出す体力はスゴいなと思う、もう70近いよね
西郷どんと女医さんの話は読んでないけど、これもシリーズものなのかな 平岩弓枝も相当だから、広げた風呂敷を畳みきってほしい >>589
和田はつ子先生は66才です
塩梅屋の他にもシリーズ物を書き続けていらっしゃる
パワーはすごいですね >>590
平岩先生の大風呂敷はもう畳み切れないような気も…
長年のファンがアドバイスして先生が忘れている設定とかも畳んで欲しいw 和田はつ子さんの料理人季蔵捕物帖シリーズに
夢で人殺しを予知した美しい武家娘のよよ殿が登場してたけど(大目付の御息女と言われていた)
最後のほうで奉行所の捜査に協力する話になっていた
もしかして余々姫さまだったのかな? 余々姫夢見帖シリーズを大幅改訂した
ゆめ姫事件帖シリーズの
「恋文」では
姫とお付きの藤尾さんが熟柿を探して
太郎長屋〜塩梅屋に行って
季蔵に美味しいたまごかけご飯を作ってもらってた
余々姫シリーズは読んで無いので
余々姫様は最後はどうなるの?ずっと江戸の町で暮らすの? 口中医シリーズ最終巻読了
なんだか、志保も桂助もキャラクターがかなり変わってしまって違和感が拭えない
ラストの展開も、最終巻になって急に思いついたみたいなとってつけた感じ
やっぱり、将軍家の秘密花びら葵問題が解消した時点で幕を引いた方が良かったんじゃないかなあ >>597
同感
なんであのあとダラダラ続けたんだろう 坂井希久子さんの
居酒屋ぜんやシリーズが面白い
6冊目の「あったかけんちん汁」で謎解きは一応片がついたようだけど
ヒロインお妙さんの良人を殺した犯人だけど、あのままでいいの?
美声のうぐいす、ルリオの後継はどうなるのか?
登場人物が魅力的で料理も美味しそうなので読むのが楽しい
またルリオの巻末解説が読みたいなw
ルリオとメノウの子供だからヒスイとかサンゴとかになるのだろうか?ケキョ 何匹目のドジョウなのかw
ハルキ文庫から女性料理人が主人公の新刊が出ました
一膳めし屋丸九(まるきゅう)
フードライターとして活躍されている中島久枝さんの新作
時代人情小説で軽くて殺人とかは無いので安心して読めます(喧嘩はあります)
江戸時代のいつ頃かは不明
地味だけど旬の野菜や魚を使った毎日の献立
父親から引き継いだ店の女将であるお高さんは29歳
お江戸日本橋の魚河岸で働く男性たちが、甘味付きのお膳を喜ぶのかな? >>600
時代はある程度設定されてないとおかしくなるけど大丈夫なのかな >>600
この作者さんの「日の出走る」読んだけど、色々と設定が甘いと思う。
時代小説が売れるからと書いてるクチじゃないかな? >>601
高田郁さんなら節目の出来事には〜年と入るし
時代考証に花や鳥などもきちんと調べている
中島久枝さんは何年などの記載は無い
タケノコなど季節の野菜や魚の美味しそうな描写があるけども……
丸九(まるきゅう)のお膳に
一口汁粉や饅頭などの甘味を付けているから
砂糖が安く流通して来た江戸後期かなと思う
中島さんの本のコピー
「しあわせは、うまい汁とめし、そしてほんの少しの甘いもの。
おいしくて、にぎやかで、温かい人情派時代小説。」
軽く読めるから時代設定が曖昧でもいいのかな?
ちなみに高田さんの
あきない正傳だと
延享2年12月
三男・智蔵と幸(21才)の祝言
(参考までに西暦1745年)
宝暦元年12月14日
田原町の五鈴屋江戸店が開店
(西暦1751年)
澪つくし料理帖は
享和2年
澪が水害で両親を亡くす
(西暦1802年)
文化9年
天満一兆庵が隣家からの火事で焼失、店主夫妻と江戸に
(西暦1812年) 江戸にクマゼミはいなかったという投書があり、
本当かどうか徹底的に調査して、ついに江戸時代の文献に江戸にクマゼミがいることを示す記述を発見する経緯を
高田郁先生の講演で聞いたことがある。
下調べが凄いとつくづく感心した。 和田はつ子さんの塩梅屋季蔵シリーズ37冊目
新刊「天狗そば」が今月中旬に出ました
人が死ぬのは前作よりは少ないです
瑠璃さんが花を作らないで違う物を作っていたのは何故?予知? >>605
季蔵が早朝に日本橋を出て三軒茶屋や多摩川を越え
(旧)大山街道を歩いて長津田で一泊とかしないで
厚木〜伊勢原近くまで1日で徒歩で行ったのは凄い 杉本章子さんの「東京影同心」がものすごく面白かったので、図書館へ行く前に著者名をググった。
故人だった。ショック……
松井今朝子さんには長生きして頂きたい。 バタバタっと好きな女流作家さんが亡くなった時期があって落ち込んだな
このスレも暗かったと思い出して、確認してみた
2013.3.12 北原亞以子
2015.11.7 宇江佐真理
2015.12.4 杉本章子
2017.5.31 杉本苑子
宇江佐真理氏と杉本章子氏が立て続けだったんだね 高田郁さん、8/18に東京堂書店神保町店でサイン会。
今回は、これ一回らしい。詳細は角川春樹事務所のホームページで。 坂井希久子さんの
居酒屋ぜんやシリーズ七巻目
ふうふうつみれ鍋
美味しそうなお料理がたくさん出てくる
只次郎の飼っている当代一の美声の鶯、ルリオ
そのルリオの雛たちも美しい声で鳴くようになり
ルリオの後継(ハリオ)も決まり、ひと安心
残りの雄の雛二羽も譲渡先が決まる
雌の雛も器量良しに育ち、貸し出しの予定も入る
只次郎の姪の利発なお栄ちゃん(8歳)は
公方様付き御老女の部屋子として出仕することになった
勉強が大好きな子だから
学べる環境に行けてよかった
お浜お嬢さんは店の番頭さんと縁談が決まった
ずっとお妙さんに片思いの
只次郎の恋はどうなる?
まだまだこのシリーズは続いて欲しいです >>610
この作品、言葉の使い方がおかしくない?
「うんまぁーい」
とか武士階級が使うか? 町人志望だし、細かいことはいいってことよ
このまま、お妙と所帯もって、鶯育てながらお店手伝うんだろうか >>612
7冊目に武士であることのありがたさを〜みたいな記述があったから
町人にはならない気がする
実家に援助も必要だし
お妙さんとはどうなるか?
気長に見守って行きましょうw
賢いお栄ちゃんの成長を見たいから長く続いて欲しいです かわせみ文庫新刊いつの間にか出てた
つかKindleのおすすめにかわせみシリーズが出てびっくりした
いつの間にか電子版も解禁されてたのね
何か知ってる話だなと思ったら、待ち切れなくて図書館で読んでたわw
300話!って帯にあったけど、めでたいと思えないのが悲しい
このまままともなオチもない話が最期まで続くんだろうか… 平岩先生も87歳だから、そろそろシリーズものは畳んで完結させてほしい なんとなくだが、かわせみはちゃんと締めないまま終わりそうな予感 >>616
御宿 かわせみは風呂敷が何枚もあるから畳みきれないと思う 新御宿かわせみは新品では買う気がおきない
110円じゃないと
ちなみに私はまだ3巻までしか読んでない 新かわせみ、6巻で一応の片がついてた感じなので終了かと思ってたら続いてて
ちょっと驚いた 澪つくし映画化されたんだ
やたらキャストが地味だわ 畠中恵の猫君を読んだんだけど、これは時代小説?和風ファンタジー?
この人の本はどうにも文書が読みにくいし、謎解きがご都合主義でイマイチだわ 新かわせみは4巻まではまあなんとかいいが以降は読むのが時間の無駄だな
6巻は別口としても後はもう…大家だからもう編集も口出せないんだろうな あさのあつこの捕り物系?をいくつか読んでみたけど、この人推理物は向いてないな
解決のときにいきなり判明する事実ってのが多すぎる 篠綾子の照月堂シリーズ子育て飴を読み終わったんだけどほんのりみをつくし風味がするね 今月の新潮文庫の西條奈加「千両かざり」って恋細工の続編なのか気になってたが
結局ただの改題再版なのか
タイトルも表紙も前のが良かったな >>627
出版社が変わっての改題ならあるが、同じ出版社で
再販するのに改題は酷いな。
新作と思って間違えて買う人を当て込んでるとしか思えない。 >>629
図書館で借りてシリーズの途中まで読んでたけど、話が全然記憶に残らないんだよね
40巻まで出てるみたいだけど、自分が何巻まで読んだのかわからなくなった >>630
あーわかる
かわせみや伊三次は結婚したり子ども産まれたり状況に変化あるけど、季蔵はあまり変わらないよね >>630
○料理作って食いしんぼうの御奉行が美味そうに食う
○元許婚の瑠璃がほんの少しずつ回復してるようなしないような
○下働きの少年を仕込む
○毎回人が5人くらい死ぬ
いつもこれだと思う。 西條奈加さん直木賞おめでとう
文庫派だから当分読めないけど…まるまるの毬の続編も読みたいけど
いつ文庫になるだろう
>>630
季蔵はペース早いなと思ってたがもうそんなに出てたんだ
その印象+無駄に人死にすぎだし初期で読まなくなったなぁ 和田はつ子さんの料理人季蔵捕物シリーズの新作
去年12月に出てました
「天下一の粥」に祝40巻!と帯にありました
いつまで続くのか、50巻まで行くつもり?
ネタ切れのような気もする
いい加減、瑠璃さんを正気に戻してあげて欲しい
以下ネタバレあり
江戸の街に悪性の風邪が流行り、風邪のため亡くなる人が多く棺桶作りが間に合わないことに
感染を防ぐために市中の飯屋や居酒屋、水茶屋などに一時休業するようにお達しが出る
弁当や漬物、佃煮等の持ち帰りの店なら大丈夫なので
季蔵の店、塩梅屋は滋養がある粥を売ることになる(食器や鍋を持参してもらうことに)
七分粥、五分粥、三分粥、全粥に小豆粥などのお粥はどれも美味しそう
漬物屋さんの紹介で瑠璃さんに似た若い娘が登場して季蔵の粥作りを手伝う
(いつもの助手は両親共に風邪で寝込んでいて看病のため休み)
季蔵そっくりの疾風小僧翔太も再登場
風邪に効く金柑を使った大福も美味しそう >>629
途中まで読んでたけど、「尽くし」ばっかりになってきてうんざりしてやめた
たまにならいいけど調理法が色々だからっておんなじ食材ばっか食わされんのイヤ 料理屋、菓子屋。増えすぎて消化できない(´・ω・`) 和田はつ子さん、また新シリーズ始まったのか
今度は植木屋さん 植木鉢で撲殺された人の話とかありそう
…なんて思ってしまった >>637
「花人始末
出会いはすみれ」
このすみれは匂いスミレの事で、江戸時代に日本に入って来た品種のことらしい
植木屋を兼ねた花屋
「花仙」を営む若い女性、花恵さんが主人公で
季節の草花や野菜の苗なども育て売っている
第一巻は桜草の鉢植が出てくる
江戸で有名な生花の師匠(美男)と
花恵さんから鉢植や苗を買って振り売りしている男性(女装してるゲイ?)が悪を懲らしめる仕事人
(女装の人の趣味は和菓子作り)
花恵さんも手伝うことに…
塩梅屋の季蔵シリーズほどでは無いけれど
あまり意味も無く人が殺される
季節の花や和菓子の蘊蓄を語りたいならゆめ姫シリーズがあるのに
でも花恵さん特製のちらし寿司は美味しそうだった 塩梅屋、段々と牛肉とかバターを使った料理が増えてきて洋食屋になってきてる >>641
前に豚肉料理を作ってたけど、
江戸時代の日本に豚っていたのかな? >>642
江戸時代、薩摩藩では豚を飼育してたらしいけど一般的ではなかったろうね
ヤマクジラの猪は専門店があったみたいだけど
江戸時代は歴史上もっとも日本人の体格が貧弱だった頃らしい こないだまで朝井まかて、松井今朝子がKindle Unlimitedにたくさん入ってたが入れ替えでわずかに
急いで読みまくったんで何がナンヤラ... >>632
最近はスーパーにゃんこ虎吉の人間並みの活躍と瑠璃の超能力もお約束 塩梅屋、洋食屋だけじゃなくてエスニック料理屋になってきた
あの時代に香辛料とかハーブとかどのくらい手に入ったんだろう? 田牧大和の「藍千堂菓子噺」も文庫書下ろしになっちゃったか
単行本のおいしそうな和菓子のカバー好きだったのに・・・ >>653
あれ、一巻目でこりゃ駄目だと思ったな。
叔父に店を乗っ取られた兄弟が、独立した父の弟子に転がり込んで、
弟子が「坊ちゃんに店を譲ります」と、独立店主のはずが兄弟の
徒弟に直ってしまう。
そんなありえない展開に加え、職人肌の兄貴と営業畑でしっかり者の
弟と対比させたいのだろうけど、兄貴は優柔油断で弟はただの
不機嫌な人にしか見えなかった。
まだ続いてるとは思わなかったな。 宇江佐真理、北原亞以子亡きあと、
市井ものの連作短編を
連載→単行本→文庫本で書ける(書かせてもらえる)作者がいないんだよね。
なぜか、文庫書下ろしは二度,三度と読み返す気にならない。 >>656
https://www.cnn.co.jp/style/arts/35193687.html
英作家ヒラリー・マンテル氏死去、70歳 「ウルフ・ホール」で高い評価
2022.09.25 Sun posted at 10:23 JST 杉本苑子の「玉川兄弟」上下巻を読了しました。
3回目位です。
江戸時代前期に多摩川の羽村から江戸中心部まで延々上水路を築いた工事の請負人兄弟の奮闘物語ですが、資料が少なく作者が大分苦労された様ですが、それを感じさせない力作に仕上がっています。
固い岩盤や水が吸い込まれてしまう地盤で二度も始まりの地の変更を余儀なくされ、奉行が切腹にまで追い込まれますが、遂に完成した玉川上水。
庶民である玉川兄弟と武士である奉行とその部下達の交流も自然に描かれており、女流作家枠に捕らわれず全ての時代物ファンにお勧めします。 何年か前に玉川上水のドラマを見たなって思って検索したら、門井慶喜の『家康、江戸を建てる』が原作だった。 東吾の行方はわからぬまま、かわせみも閉店か(´・ω・`) 平岩先生なら東吾さんをるいさんの元に帰して終わりにすると信じてた 高田在子のまんぷく旅籠朝日屋を読んだ
全体的に文章が軽い、話し言葉や登場人物の名前が現代的で話に入り込めなかったわ 自分も読んだけど
あまり重々しいのも好きじゃなくて暇つぶしに読むぐらいなんで
あの位の気軽さでかまわないかなと思ってる 塩梅屋、表紙のイラストレーターが変わって新章開幕だって 塩梅屋は自分の中ではとっくに閉店しました(´・ω・`) 最近北原亞以子の作品が文庫本で新装出版されてますね。
私も以前「慶次郎縁側日記」シリーズや正式名称が思い出せませんが(ブックオフに売り払った為)夫婦で木戸番小屋を守っている人情噺のシリーズを読んでましたが、2度読めば手放しても良いかなって感じだったので、今は1冊も手元に有りません。
木戸番小屋は買い直しても良いかな?なんて思ったりする今日この頃です。 田牧大和さん、とうとう電書解禁したなー
文春はハンチバック出してるし、頑張って口説いたかな 宇江佐真理の「晩鐘」を読了しました。
泣きの銀次シリーズ第2弾ですね。
3回目位の読了です。
宇江佐真理の作品はどれも水準以上でつまらない物など有りませんが、本作も犯人は鬼畜の様な奴ですが、銀次の子供達の描写や昔の奉公人のうのすけが独立してからも銀次を立てて、美顔水の新商品まで作る話しは本筋には関係有りませんが、そうした描写が登場人物達の人となりを表してくれるので皆生き生きと動いてくれます。
こういう描写は宇江佐さんの右に出る者は居ないのではないでしょうか。 宇江佐真理の「虚ろ舟」を読了しました。
泣きの銀次シリーズラスト作ですね。
最初に読んだ時は虚ろ舟に対しての追求がほとんど無い事に違和感を感じましたが、今回の再読で虚ろ舟自体は狂言回し的な役割りなんだなと腑に落ちました。
物語の中心は銀次の次女お次と前作から登場した絵師和吉の恋の行方(結果は悲しい)と瓦版を作っていた若者の一団の行く末が軸なんだなと理解出来ました。
その筋を進めて行くのに味付けとしての虚ろ舟の存在だと解れば、やはり良く出来た作品だと思います。 宇江佐真理の「幻の声(髪結い伊佐次捕物余話)」を読了しました。(7回目位)
デビュー作だけに少し文章が固い気はしますが、伊佐次、お文、不破(父親の方)という核になる3人の性格付けがこの時点でビシッと決まっていて、この後の長いシリーズ作品としての序章の役割をしっかりと果たしていますね。
それにしても彼女が直木賞受賞してないのは不思議以外の何ものでもありません。 今井恵美子の立場茶屋おりきシリーズの「指切り」を読了しました。再読です。
一度目はかなり読む順番がバラバラだったので1巻目から順に読んで19巻目ですね。
それなりに面白く読めますが、宇江佐真理や男性ですが金子成人辺りと比べると主人公の性格が有り得ないというか押し付けがましい感じで亀蔵親分が狂言回し的な役割りをする事で何とか最低限のバランスが取れてるかなと思います。
最終作まで読んだらまとめてブックオフ行きですね。 宇江佐真理の「紫紺のつばめ」を読了しました。
髪結い伊三次シリーズの2巻目です。
この巻で伊三次はお文と別れて寄りを戻し、不破とも仲違いして寄りを戻します。
そうなる筋立てが実に巧みでこの巻を読んで、伊三次シリーズは最後まで見届けたいと思った人も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
未完で作者は亡くなられましたが、作品の価値は些かも落ちません。 毎度宇江佐真理ですみませんが「お柳一途(アラミスと呼ばれた女)」を読了しました。
カタカナ表記の題が気になり後回しにしていた作品でしたが、やはり宇江佐作品に外れは無く素晴らしい作品でした。
作品の題材となった田所柳自身が素晴らしい女性であり、幼馴染みかつ恋人でもある榎本武揚も素晴らしい男だったのでしょうが、その二人を中心に戊辰戦争を中心に幕末〜明治初めの時代を鮮やかに書いた作家としての手腕が素晴らしいと思います。