【みおつくし料理帖】高田郁【 あきない世傳 】 [無断転載禁止]©2ch.net
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>>311
江戸時代いくつかの禁止令が出たけど、大坂だけのそんな禁止令があったのですね >>310
それは無いと思う
2015年9月〜あさがきた放送の頃はもう、あきない正傳〜を執筆中だったはずです
でないと2016年2月の発売に間に合わないし、綿密な下調べを行って膨大な資料を読み込んで執筆される高田先生ですからね
もしかして、古川智映子さんの「小説 土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯」(1988年、潮出版社)を読まれていたかもしれないけれど、
浅子さんは三井一族のお嬢様です
お女衆の苦労は知らないでしょう
お嬢様からご寮さんになった方
で、たしかに波瀾万丈、狂人扱いされても信念を貫いた女性
ポン女を設立の時、実家にお願いして目白台の別荘の土地などを提供して貰ったりとか、お金持ちの三井家ですからベースが違います
影響を受けたとしたら、34年前の昔の朝ドラマの「おしん」のほうでは?奉公に出てから苦労の連続で、やがてスーパーを経営する 一巻を読み直していたら大根の漬物でお茶漬けが食べたくなり買って来てしまった・・ 江戸時代は女髪結い禁止令とかもあったり、女の商売は難しいやね >>314
そうですね
時期的に考えたらあり得ない 「あきない」は呉服の膨大な知識も必要だし数年かかって準備されていたことは想像に難くない
でも、実在の広岡浅子さんの生涯ではなくドラマで改変された部分に類似点がある気がして。
必要がない(あさは奥様、幸はお女衆と真逆だけど)のに商売に興味を持つ
優しくて人当たりがよく芸事は好きだけど商売に興味がない夫と人形遣いの妻
婚家のお舅さん(今作ではお家さん)に商才を見込まれて家を託されるなどが似てるかなぁって
ま、よくある設定といわれればそれまでのことなんだけど 先生の下調べの念の入れようは凄まじいね
天体とか、季節の生物とか、何気ない描写にも渾身の下調べ
クマゼミは江戸にいたか?という調査とか >>317
多少のインスピレーションはあったのかも?
祝言の日を忘れて、遅刻して花嫁や家族など皆の前で、自分はアホぼんだから両替商の仕事に興味は無い(仕事のできる番頭さんたちにまかせる)とかキッパリ言ってしまう、あさがきたの旦那様(玉木宏)よりは智ぼんのほうがまだ、やる気あるやないかと思うw
もしドラマ化されたら智ぼんは玉木さんがいいな!w
幸はだれがいいかな?男顔の美少女 >>311
高齢になった幸さんが澪ちゃんの店で食事するとかあるといいな >>322
キツネ顔の主人公をタヌキ顔がやるとな
しかも大根女優 ほっそりして14歳を演じて違和感が無い女優さんがいいです キリッとした顔の人がいいよね。北川景子なんかこっちのほうが合ってる >>325
確かにそれは大事かも!
銀二貫の悪夢が…… ノーメイク、もしくは本当のナチュラルメイクで聡い女衆の清楚さが出せる人ね
化粧の濃い女優さんは勘弁 テレビつけたら時代劇の料理屋の場面
みをつくしの新作かなと思ったら丸亀製麺のCMだた あのCMいいね、抑えた色調で女将さん?も粋がよくて あきない世傳で、五代目が米忠さんに手のひら返すような態度に出るところなど
これまで幸がみてきた惣ぼんからかわっていくのが残念だった 小松原の件は納得がいかないってのが自分の周囲の男性(複数)の見解
女性の感じ方と違うのかな 小松原と一緒になったら、新しい料理の工夫どころか
料理したりお客さんと触れ合うことも出来なくなるから、澪が病気になりそうだが >>337
父親の塗り箸の件で無理かもなぁと思った
小松原さま好きだったからとうにか一緒になって欲しかったけどね >>336
料理(+つるやの人々+のえちゃん)>小松原なんだから自然な流れだと思うんだけど
女が男より仕事が好きなことに納得いかないのかな
>>337
フランクフルトのハイジみたいな感じか
クララやパパやおばあさまは好きだけど〜 >>340
確かにフランクフルトのハイジになりそうですね
周囲はいい人ばかりの小松原一家だけど武家のしきたりや親戚が許さないだろう 私と友人一名は先生派だった。
一巻からの流れ、素人だけど的確で誠実な助言とか、
澪の心情的なピンチに先生が現れるパターンが多かったので逆に嫁入話は焦った。
しかし、他の読者は小松原派だった。 お互いにせつないしこりが残るから物語的にいいんだと思うけどね、読者の納得とか関係なしに。
佐兵衛さんが釈放された後にすれ違う場面とかもうね。 諦めたとはいえ、太鼓のお土産で一抹の切なさを感じる澪がよかった 塗り箸の件はかなり強引だった印象。
あれだけもののわかってる人がたかが塗り箸一つでああまで目くじら立てるのが不自然すぎた。 小野寺数馬はあれでもお殿様だからね
家のこと考えたらいくら抜け道だからって正室になるか解らなかったし、側室だって何人も持たなきゃいけないし
澪の生きる道を選んで身を引いたって少女マンガ的なのが駄目だったのか、それとも単純に現代思考で結ばれないのがやだーって子供思考だったのか
10代で読んでたらこの悲恋納得しなかったろうなとは思ってたけど
>>342
同じく。化物稲荷の登場シーンからこっちだろうなとも思ってた。
ラストのほうに季節それぞれに助言などの想い出が出てたけどまさにその積み重ねが伏線というか >>347
お互いの意思と、数馬がみをの意思を尊重して立場を守ってくれたのは素晴らしい >>347
少女漫画的展開が殿方にはウケなかったのでしょうね
物語的には、いくらでも抜け道はあったのにね。
内助の功で上様に注目され抜擢、
そちらの世界でなんちゃらかんちゃらとか 小野寺家は旗本でしょ? そんな何人も側室を持てる金は無いだろー うん、側室何人もってのは、地方の大名のイメージだな >>349
澪の活動時期は11代将軍の設定でしたっけ
50数名のお子をもって財政圧迫とあるから上様はどうかな・・ >>336
どこがどう納得いかなかったのか分からない
女が男より仕事を取ったこと?
自分より仕事を取った女を男が自分が悪者になって庇い通したこと?
今の大河がちょうど似たような事(女主人公が男と仕事とで悩んで仕事を取って男と別れる)やってたけど
男性の感想は概ね「さっさと別れろやうぜえ」って感じだったな
大河だから恋愛沙汰より城主やれやって人の方がずっと多いってのもあるけど >>336
感じ方の違いは単純な男女差じゃないだろうね
その人が育った生育暦・環境によって、女はこうあるべきとかいう支配的な考え方によるのでは 女の職業がどうとかより。男が全部、泥を被るのが気にくわないのだろうな 澪と小松原は対等な男女じゃないからなあ
身寄りのない孤児の町娘と旗本の跡継ぎという身分の違いがあって女のほうからは絶対に断れない縁談
小松原家の母親も妹もいいひとだったけど、しれっと澪の想いや生き方なんかは無視してる感じした
破格の玉の輿だよ!良い娘だから嫁に来てもいいよ!光栄でしょ!わたしたち寛容でしょ!というナチュラルな圧力
これまで通りの澪の立場を守るには小松原が全部泥をかぶるしかなかったと思う つか、メタ的に言えば
あそこで小松原様選んだら話終わるし
女のお仕事もので「男か仕事かの選択」は定番ネタだけど
ここで男取る事はまずないw
仕事取るか、両方取るか、だよね 最初から断ってりゃ丸く済んだのに
一旦承諾してからのドタキャンだから小松原が泥被る羽目になったわけだからなあ
小松原は結果的に妹や家臣の信頼も無くしてしまったわけだし
そこが小松原のいい男たる所以だけど
男性からしたら都合が良い男、に映るだろうね 最初は澪も自分の気持ちに気づいてなかったんだし、いいじゃん >>358
好きな人からプロポーズされたら、断る選択肢はないじゃん プロポーズ受けてから武家がどういう所が考える澪もアレだが、小松原も放置で少しでも時間を作って澪の不安を取り除こうとしなかったのもアレだし
結局コミニュケーション不足だったんだろうさ その辺を自覚してたから小松原は黙って泥被ったってのもあるだろうけど
んで、澪よりずっと年上でいい年こいてるわけだから
大人としてそれくらいやるべきだよなとは思うけど
仮に同世代で小松原も若者らしさのある若者だったら
澪も小松原に迷惑掛け過ぎじゃねという反発はもっとあっただろうなあ
身分以外でも、やはり対等なカップルじゃないよね 覚華院だっけ?小野寺のカーチャンの具合が悪化して嫁取りの尻を叩かれたんじゃなかったっけ?
カーチャンがピンシャンしてたら、いつまでも澪を嫁に…の波は来なかったと思う >>358
最初から断る方が、自分の気持ちに嘘をついて
身分の差を埋める努力も無く残念な話にしかならないのでは そもそもそれなりの武家の嫡男が30過ぎて独身ってあり得るんだろうか
下級武士ならむしろ親が死んでからでないと嫁が取れない
(親と嫁を同時に養えるだけの金がない)ってのはあったらしいけど 家を継ぐための子孫を残せるのは嫡男だけという事情を考えると
小野寺の母上が焦っていたのは今の比じゃないだろうね
上役からあの家の誰それを嫁にとれ、と言われれば
断れない上下関係の厳しさもあっただろうが
小野寺はあのキャラクタで、日ごろから変わり者という印象付けをすることで
そういう話を前々から暗に断ったりしてきたんじゃないかな 妹が子沢山だから養子にすればいい、って言ってなかったっけ
でも澪と出会う前から結婚拒否している理由は明確なものは無かったような
結婚してたら澪と恋愛出来ないだろって話の都合なんだろうけど 一番身近な母と妹の猛々しさを見てるから、女性不信なんだと思ってた 役職がある人だから、結婚して子が出来なかった場合は養子でいいけど
その時には形式的にも嫁とりしないと跡継ぎとみとめられないかもしれんな >女の職業がどうとかより。男が全部、泥を被るのが気にくわないのだろうな
そんな感想聞いたこともない この数日すさまじく女性視点での小松原下げが語られてる印象 小松原さんは大好きだ
最近放送されたドラマの役の人の顔が今もすぐ浮かぶぜ 踊りで国費留学みたいな指名受けたひとだよな、侍役が似合うのが意外だった あきない世傳の桔梗屋さんの仕切りを読んでいると
岸辺一徳や内野聖陽にやってもらいたいなーと思ってしまう 昔大河で柳沢吉保を好演した石坂浩二さんなら腹芸も落ち込んだ様子もいけそう >>379
うーん
桔梗屋は騙されるまでは当地の呉服組合の重鎮で知恵も回る、押さえも利く人だったから
だらしないイメージで売っている人は勘弁だなぁ(シローさんファンの人すまん) え?岸部シローってタイガースではそういう位置じゃなかったっけ 時代ドラマにするなら幸は誰がいいんだろうな
@子供時代を無理なく演じられて
Aほっそりした体つきで
Bノーメイクでも顔立ちがすっきり綺麗で
C知性と教養を内面に持っている
D上の人をたてる謙虚さが自然と身についている
うーん 子供時代は子役でいいんじゃない?でもあまり魅力的でないというか、キャラ立ってないのよね、幸さんは。 1巻・・・9歳
2巻・・・14歳
3巻・・・17歳
4巻・・・21歳
くらいだっけ、おしんくらいの長編になるなら子役がやってもいいが微妙だな >>385
知らない女優さんだったけど調べてみるとしっくりくるかも。さすがです 朝ドラの高橋一生セクスィだったな
又次があの感じだったらたまらんわ 朝ドラ、エンケンと一生さんだと民王じゃんw
と突っ込んでしまう
又さんは萩原さんも渋くていいな >>392
萩原さん、落ち着きっぷりと茶目っ気がいいな 流山の留吉さんが、助けてくれたお礼に持って来てくれた「こぼれ梅」をあさひ太夫に渡したくて
澪が吉原に行ったら翁屋の隣の若い衆に絡まれてしまい
澪を助けるため、又さんの情婦のフリして抱き合ったりしてた…のを
黒木華ちゃんと萩原さんで見たかったな >>396
最初はびっくりして、後でほのかに「はにかむ」華ちゃん、いいね 遅ればせながら4巻読んだ
やっと始まった感じがしたわ
サラリーマン金太郎に通じるサクセスストーリーやね
次巻が待ち遠しい いつも通りだと来年2月だっけ? >>398
どういう進展と回収をしていくか本当に楽しみですね 「みをつくし料理帖」読み始めたんだが
いけねえ、こいつはいけねえよぅ。
仕事ほっぼり出して10巻まで一気に読んじゃったよぅ >>401面目ねえ。
澪がどうやって野江を請け出すのかどうにも気になっちまって。
でも、考えられる限り最良の方法だったんじゃないかな。
あとは太一の声が戻ってほしかったな。 お大尽に千両単位をポンと出させて万事解決
ってのはかなりやっつけ仕事に思えたなあ >>402
商いをやっている生家に戻るってのが
野江のその後について何割かの読者の心配も理解は出来るがな >>404
澪も野江もエンディング時点でまだ20代半ばだから、
ぜひ大坂に戻ってからの2人の奮闘ぶりもシリーズで描いてほしいな >>405
ああ、それは見たいですね。医食同源のご夫婦での活動とあわせて >>403
でも、1個200文でも飛ぶように売れる鼈甲珠の製造ノウハウを売却するんだから、
翁屋の規模と財力なら2年で元がとれると思う。
そう考えたら4000両は正当な報酬じゃないかな。 そうですね、それまではしてやられる一方だったのだから
知恵を絞ってプラス後ろ盾があっての快挙でしたね 「あい」読みました。これはすごい。
実在の人物でしかも資料がほとんど残っていない人を
生き生きと描くという、非常にハードルの高いことをやってのけた。
改めて高田さんの筆力に感服しました。
すごくドラマチックなストーリーを、静謐な筆致で客観的に紡いでいくので、
読者が思う存分物語の世界に没入できます。 <第二巻 早瀬篇>
幸が入浴を終えて、狭い脱衣所で身体を拭っていた時だった。
ふいに引き戸が勢いよく横に滑って開いた。
幸はうろたえたが、それ以上に狼狽えたのは惣次の方だった。「か、堪忍」
↓↓↓
惣次は富久の方に身体ごと向き直る。
「私の言う条件を呑んで頂けたなら、五鈴屋を継がして頂きまひょ。
幸を、私の嫁に迎えることだす」
裸を見てムラムラきたんだなw そんな惣次さんも今は行方知れず・・
江戸で再会して、頂上決戦みたいな展開かな >>410
長男が馴染みの遊女に高価な反物をあげちゃって、お得意様のため同じような反物を幸さんに(現金払いの店に)買いに行かせた
度胸だめしと…次男が言ってた
あの頃から幸のことを認めていたと思う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています