どちらが反知性主義なのか、歴史修正主義なのか
それは誰が決定するのか、どちらが善でどちらが悪なのか
善だと思っていたものが半周して悪に成りかねないし
簡単に負け組に転じてしまうことがある

そのグルグルとした追いかけっこの中に埋没することなく
最後に何を目指すべきなのか?それは国を残すことだろう
最後に残るような国であるような体制なり思想を残すことだ
佐藤はどの著書でもそれを語っているんだよ

決してアタマが悪いわけでないのに
ここが読み取れない人も多いみたいだけれど
佐藤優という作家が自分に合うかどうか、もあると思うが
不思議な事だね

ともあれ一体、何が反知性主義で、何が歴史修正主義なのかなんて
佐藤優はそんな定義なんか多分どうでも良いと思ってると思うけどね
グルグル回ってバターになる虎みたいなもんだよ
そこに立脚した論理を組み立ててもグズグズになっていく
その上で、話のフックにしていると思うよ