「狼の追跡」(光文社1994年、書き下ろし)読了
タイトルだけ見ててっきり初期の作品の1つかと思いきや
大藪先生最晩年の作品だった
同じ1994年の「餓狼の弾痕」、未完の「暴力租界」の無限ループと違って
ストーリーの展開は強引ながらメチャメチャ面白かった
数ある大藪ヒーローの中でも丸腰設定なら恐らく最強の一人、主人公「安土譲」(アヅチジョー)=安土城 が良い
日本人パートナー(相棒)の「辰巳芳乃」、フランス人と中国人ハーフのパートナー「クレア・梅(ムイ)」
マナウスで誘拐されたイタリア人と日本ン人ハーフの12歳の姪っ子「アリシア」、3人とも魅力的

以下、ネタバレ失礼
まさか大藪作品に、実在のAV女優「憂木瞳」(90年代前半を代表するAV女優)が・・・
大藪先生に「ベンツC200」が登場。空まで飛んでた・・・