何に載っている、著者が誰の本なのかが分かりません。御助力よろしくお願いします。

[いつ読んだ]
・1999〜2001年ごろです
・1989年生まれの私が小学校の中学年〜高学年のころでした
[あらすじ]
■小学校の国語の教科書に収録されていた、悲惨な実話を紹介する記事の一つでした。
・貧困国で餓死する赤ちゃんを救うために、慈善団体がミルク缶を大量に寄付する。
・しかし逆に赤ちゃんの死亡率が跳ね上がってしまう悲惨な結果になった。
というお話です。

[覚えているエピソード]
・慈善団体側は裏の無い善意でミルク缶を寄付するものの、貧困国の教養の低さを考慮しなかったツメの甘い部分があった。
・貧困国側には強い父家長制度があり、ミルク缶を配給されれば最初に父が半分を食べ、残り半分を長男が食べ、残り半分を次男が食べ・・・と、最後に残った僅かなミルクを赤ん坊に食べさせていました。
・しかも貧困側は慈善団体の科学力&経済力を魔法か何かと勘違いしており、「先進国様が作った魔法の粉だ!どれだけ水で薄めても、重症の子供でも飲むだけで治るぞ!」と思い込んで通常の食事すら与えなかったため、餓死が多発しました。

[物語の舞台となってる国・時代]
・支援の描写から、時代は1980〜1990年代だと思います
・ 貧困国側は中東か南米で、肌は褐色or黒色の子供の写真が載っていました
・慈善団体側はアメリカかイギリスの白人系だったと思います

[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
教科書の表紙はザラザラした手触りの紙質でした
本のサイズはB5版だった記憶があります

[その他覚えていること何でも]
・慈善団体は、あらかじめ貧困国をよく調査してから何をどう送るか決めるべきだった・・・つまり「相手の文化を知ってから行動しよう」という教訓を先生が仰っていたと思います。
・「教科書」「ミルク缶」「南米」「などで検索しても、「おとなになれなかった弟たちに…」という日本の話しかヒットしませんでした