新書45
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
本郷氏の専門の鎌倉時代の政治史についていえば、
北条氏編纂の公式歴史書『吾妻鏡』を批判的に読んで歴史像を構成すると、北条氏の謀略しか浮かんでこない。
本郷氏が謀略史観になってしまうのは、”野蛮な”東国政権である鎌倉幕府を解釈する論理で他の時代他の事象を解釈してしまうからだろうね。 >>545
「承久の乱」が立て続けに出版、まさに乱w
世間の人にゃ中学の時、御成敗式目とセットで覚えた程度の単語だろう。
そういえば、前に「蘇我氏」がかぶったよね。
ぶつけたら相乗効果ってあるのかな? 東京オリンピックが終わったら、すかさず承久の乱700周年ブームがやってきます。 >>552
そういえば某有名社会学者は元東大教授でしたっけ >>556
蘇我氏に関しては出版のタイミングたまたまかぶっただけでしょ
そんな年末商戦にかけるゲームじゃあるまいし執筆決まるの相当前だろうし たぶん中央公論の新書ランキングの号だと思ったけど、
各新書の担当編集者の座談会みたいなのがあった。
それによると各社の新書担当は互いに連絡とりあってて、
けっこう他社の新刊ラインナップも把握しているようだった。
ライバルというよりは新書業界の仲間同士という感覚らしい。
まあ、蘇我氏の新書のバッティングは偶然かもしれんけど。 つい先だって
蘇我蝦夷か蘇我入鹿の墓がほぼ確定されそうな墓所が
古墳として出てきたものだから。トピックスになるものだし。
ちょっとくらい興味のあるオイラのような阿呆でも「そうか」ともなる。
俺にはわからんちんなんだが
なんで大化の改新が乙巳の変になっとるの?何時の間に・・
大化の改新難しい(6つか45シイ)蒸し米炊いて大化を祝おうとか覚えさせられました。 岩波のはじめての新書も
PR雑誌なのに岩波押しに終始するわけじゃなく、
版元の垣根を超えて、新書を盛り上げたい思いで作られてたね。 芥川・直木賞候補決まる=古市憲寿さん、森見登美彦さんら
2018年12月17日05時10分
第160回芥川・直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が17日付で発表された。芥川賞は初候補で社会学者の古市憲寿さん(33)、候補3度目の上田岳弘さん(39)ら6人。
直木賞は候補3度目の森見登美彦さん(39)、初候補の真藤順丈さん(41)ら5人がノミネートされた。
続きはソース
https://www.jiji.com/sp/article?k=2018121700124&g=soc 武道館のコンサートみたいなものだ。
AKB48が総選挙で使うとかで・・・
全てがお軽くお手ごろになっていくのだ。神は死んだらしい >>569
私も、今日発売の中公新書『承久の乱』買ってきたんで読むよ。
一緒に頑張ろう。 @ちくま新書2月
橋本治『思いつきで世界は進む』
吉見俊哉編『平成史講義』
五神真『大学の未来地図―「知識集約社会」を創る』
青野由利『ゲノム編集の光と闇』
左巻健男『中学生にもわかる化学史』
上阪徹『これならかける!大人の文章講座』
小倉紀蔵『京都思想逍遥』
--------
『平成史講義』は、編者が社会学者である点で、既刊の『〜史講義』シリーズとは毛色が大きく違うものになるだろう。
そういえば岩波新書のシリーズ近現代史最終巻も他の巻と違って社会学者の吉見俊哉だった。 @講談社現代新書2月
稲垣良典『神とは何か 哲学としてのキリスト教』
羽生善治,梅原猛,尾本恵市『将棋の教養』
保阪正康『新昭和の怪物 七つの謎』
橋本卓典『捨てられる銀行3』
@講談社ブルーバックス2月
板谷雄二『見てわかるC言語入門』
大村平『今日から使える統計解析 普及版』
福江純『15歳からの相対性理論入門』
--------
梅原猛(93,日本思想)、尾本恵市(85,人類学)と将棋の羽生が対談ないし鼎談?
不思議な企画だ。 ブルーバックスの統計は絶対に今日から使えないと断言できる >>570
12/21は、承久の乱の日
ってことで俺も読みはじめている。
書きだしは後三条天皇・院政期 平成史的な本はめっちゃ出そうだな。
新書じゃないけど、小熊英二の平成史は増補版間違いないだろうな。 @岩波新書2月
石井公成『東アジア仏教史』
坂井律子『〈いのち〉とがん 患者となって考えたこと』
高橋恵子『子育ての知恵 幼児のための心理学』
丹羽宇一郎『日本をどのような国にするか 地球と世界の大問題』 保坂ってどういうテンションで読んでる?
俺はドキュメント風小説 応仁の乱半分読んで
戦乱と民衆に寄り道中
なのに
維新と科学も読み始めた俺に一言 そろそろ、みんなの2018ベスト新書教えて貰おうか 中公新書だらけになるんじゃないかな
個人的には「戦前日本のポピュリズム」がベストだけど
通説を覆すような内容を含んでいたり、政治性もあるジャーナリスティックな本だから、いかにも堅実な啓蒙書というものではないから諸手を挙げるわけではない
それ以外だとそれこそ「承久の乱」「オスマン帝国」「物語 アラビアの歴史」「ヴィルヘルム2世」「倭の五王」「公卿会議」など手堅い啓蒙書っていうタイプはいいものは
いくらでもあると思うが「今年のベスト」という基準だと選んでいいのかどうかわからん 歴史もの読まないので中公のラインナップ見てもピンとこない スレチかもしれんが、ここ何年か
大川周明の本がやたら出るのはなぜ? 実は現代新書の「大阪堂島米市場」及び「徳政令」がめちゃくちゃ面白かったんだが書評もあんまり出ないし、ちゃんとした評価がなされていないと思う
現代新書は「新書アフリカ史」の改訂とかいい仕事しているんだが >>590
「大坂堂島米市場」なんか、前に出した研究書のタイニー版の典型だからな
専門家はそもそも前著を読んでるし 応仁の乱で武士酷使「ブラック企業のよう」 呉座氏が背景を解説
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181223-00000010-kyt-l26
ベストセラーとなった著作「応仁の乱」で知られる呉座勇一・国際日本文化研究センター助教の講演が22日、
京都府亀岡市余部町のガレリアかめおかで行われ、応仁の乱で大きな影響をもたらした丹波地域の動きを解説した。
呉座助教は、京都での戦闘が長期化し、いかに補給路を確保するかが勝敗の鍵となったと説明。
「都に至る主要ルートだった丹波は最重要となり、東軍の細川方が激戦の末、死守した」と語った。
また、応仁の乱後、丹波の武士が蜂起した「延徳の丹波国一揆」にも触れ、「細川家は財がなくなり、
乱の時に酷使し、疲弊していた武士からさらに年貢を取り立てようとした。今でいう“ブラック企業”のようだ」と話し、
一揆が鎮圧された後、細川家は内紛で弱体化したという。
呉座助教は「東軍の勝利とされるが、細川家は何も得をしていない。勝者なき戦争だった。
教訓は現代にも通じ、争いをできるだけ回避する努力が必要ではないか」と締めくくった。 18年新書マイ・ベストなら、
森本あんり『異端の時代』(岩波新書)で決まり。
「正統」について通説の誤解(私も誤解していた)を正していたのがよかった。
以下2位から5位は順に、『徳政令』(講談社現代新書)、『サイバー攻撃』(ブルーバックス)、『土―地球最後の謎』(光文社新書)、『承久の乱』(中公新書)。 森本あんりさんの本はいいんだろうけど
すでに何年も前に反知性主義の本でヒット飛ばしているし
そこに新しいなにか付け足しはあったのかな? オリジナルな研究成果や取材などに基づいて、学術書として完成度が高いとか、貴重な記録資料になるほどの作品になっているとか
まあそういう基準で判断するのかな
そんなものがどれだけあるかというと心もとないけど 異端の時代は良かった
すごくたくさん線を引いた
前著より日本に引きつけて書いてあって、丸山真男への反論も面白い
中央公論での五木寛之との対談もなかなか良かった
上に出てる「土」も面白かった
おれ典型的文系なんだけど、土とか、ブルーバックスの「我々はなぜ我々だけなのか」は分かりやすくて良かった
日本軍兵士の印象が強いんだけど、あれ出たの去年なんだよね
2018年に話題になったということなら日本軍兵士と鴻上尚史の最後の特攻兵のコンボで決まりという印象だけど >>596
かつての「正統と異端」はキリスト教の話だったけどそれとは違うのかな
どういう正統なんだろう >>598
異端とは何か正統とは何か、みたいな話を現代政治、現代社会論を交えて書いてる
現代には非正統はあるが異端はない、とのこと
電子書籍で買ったのでスクショ貼ろうかと思ったけど自粛
ポイントは序章と終章だけ読めばわかるから立ち読みでもどうぞ
ただまあ、新しい研究成果というより、研究を踏まえたエッセイという感じもある 福祉重視派は非正統なんだろうけど格差拡大を是とする保守の政治には疑問を覚えてる 「乱」流行りのバイアスかかってない?
説明よろしく
煽りじゃなくて
「乱」フォーカスの有効性が知りたい わからんことに説明よろしくとは態度がデカい
まずは乱関係何冊か読んでから具体的に質問してください そもそも「乱」は流行っているのか?
偶々『応仁の乱』が異例の大ヒットをして、『観応の擾乱』もそれなりに売れた、というだけではないの?
むしろ注目すべきなのは静かな「中世史ブーム」だろう。
18年だけでも、戦国を除いた中世を扱った新書が、
『後醍醐天皇』『武士の日本史』(岩波新書)
『陰謀の日本中世史』(角川新書)
『初期室町幕府研究の最前線』『中世島津氏研究の最前線』『征夷大将軍研究の最前線』(洋泉社歴史新書)
『軍事の日本史』(朝日新書)
『室町幕府全将軍・管領列伝』(星海社新書)
『公卿会議』『承久の乱』(中公新書)、『上皇の日本史』(中公ラクレ)
『徳政令』『海賊の日本史』(講談社現代新書)
『上皇の日本史』(祥伝社新書)
おそらくこれは、幕末・維新や戦国時代モノに匹敵するのではないか。5年前ならありえなかった。
特に歴史学者が一般向けに最新成果を語ることに意欲的。その組織的成果が洋泉社歴史新書と星海社新書の本だろう。 専門的なことはわからないけど、応仁の乱がヒットしたことでその恩恵にあやかろうってことじゃないの
単純に 二匹目のドジョウを狙ってるんだろうけどね、どんなに面白いって言われても中世史の本なんて読む気にならない
完全に置いてけぼり感 古代史ブームは騎馬民族説やら王朝交替説で戦後まもなく。
70年代に梅原古代学やらで2次ブーム?
中世史ブームは網野善彦の「無縁」論で70年代後半から、
どの本にも「百姓=農民ではない」何回書くんだとw
90年代はお江戸ブーム?興味ないのでよくわからん
00年代は教科書問題で近代史・・・ブームというか歴史認識がなんとか
現在、第2次中世史ブーム?たしかに静かだ。 >>605
正解だろうね
編集者が当たったネタに飛びついただけ
中世史の最新知見に多く触れられたから
別に文句はないけど そうね
日本中世史にはなんも興味ないけど盛り上げるのは結構なこと 日本史史料研究会? @nihonshishiryo1 ・ 11月7日
そうだったのですか。本会も『承久の乱研究の最前線』出しますよ。もう原稿依頼もして早い方の原稿きてます。
中身はまったく負ける気しませんが(勝ち負けではないな)、売上部数は負けるな。
最前線シリーズの読者の方々、ご協力お願いします。
この書き込みはイレギュラーなので明日削除するかも。
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洋泉社歴史新書から「承久の乱」第3段。期日は未定だが来年中には出るだろうな。
「承久の乱」単独でなく、広く「初期鎌倉幕府研究」という形かもしれないけれど。 自分は室町時代好きだよ
北山文化の金閣寺も好きだし、今につながる和風文化の基礎になった東山文化の銀閣寺も好き 中世史はアミノ酸みたいな社会史からド政治史に回帰してきた感じ 「贈与の歴史学」(中公新書)「徳政令」(現代新書)なんかは経済史だと思う ここ数年、室町ブームだしな。
歴史書だけでなく、小説も増えてる。 「乱」とつけて終わりにしてるのだ。
全部結局は負け戦なのだ。乱と聞けば「悪いこと」しでかしやがってという響きだ。
「事件」とか「事変」もそれに近い扱いだ。
学生時代、意味不明で悩んだ諸氏も多いと思う。どう違うんだ?死人の数か?
違う違う・・・負けたんだよ・・・ 岩波新書1月復刊
福田豊彦著『平将門の乱』
乱ブームの一環か? でもきっと美味しいどぜうだぜ?食べてみ…ああ岩波、中公じゃないのか、じゃあいいや 経済学は異常に特殊化していると思う。
過剰に数学的に追求しているものだから現実とは離反してるだろ
歴史学はその筋で経済史を書くと集中砲火を食らう。「そんなことも知らんのか」と。
両方とも博士号あると連中は皆落ち着くものだ。まあいいかと。 @中公新書2月
高橋義夫『火付盗賊改 鬼と呼ばれた江戸の「特別捜査官」』
老川慶喜『日本鉄道史 昭和戦後・平成篇』
野村啓介『ナポレオン四代 二人のフランス皇帝と悲運の後継者たち』
内藤一成『三条実美 維新政権の「有徳の為政者」』
村田晃嗣『大統領とハリウッド アメリカ政治と映画の百年』
--------
「貴族院」研究で有名な内藤一成が幕末・維新期の公家の代表とも言える三条実美を描く。 そういえばナポレオンって初代と三代目は有名だけど
その後は知らないわ
今でも子孫は生きているのだろうか 三条実美も面白そうだけど岩倉具視はすでに書かれているのかな >>615
再来年の明智光秀大河を見込んで、
来年の夏くらいに室町〜戦国時代の細川家の新書が出ると思うわ。 >>623
今回の事件は死刑存廃議論にかなり影響を与えそう そういえば萱野稔人がちくま新書から『死刑 その哲学的考察』を出していたな。 >>633
廃止論者には迷惑な話だよね
死刑を恐れたテロリストの主張なんか誰も聞かない >>532
現象からの抽出を反復検証する中で
変わっていくもののあるし
残るものもあるだろ
無意味なのはそこだけ切り取って評価する事
レアのインパクトは当たり前なんだから
検証段階のタイムラグは内容とは関係無い 承久の乱、執筆開始はゴザ氏の応仁の乱発売以前みたいじゃん
観応の擾乱もそうだって散々亀田氏言ってるけどブーム便乗だと未だに言う人いるな 今月号の雑誌『中央公論』で、新書『日本史の論点』の執筆陣と論客の対談が掲載されていた。
中公の新書と雑誌のタイアップ企画。
http://www.chuko.co.jp/chuokoron/newest_issue/index.html
古代:倉本一宏&井上章一、中世:今谷明&堺屋太一、近世:大石学&よしながふみ、近代:清水唯一朗&佐々木雄一、現代:宮城大蔵&山崎拓 今月号というのは中央公論2月号(1月10日発売)という意味ね。 今月発売のちくま新書『中世史講義』買ったら栞がついていなかった。
確認のため今日本屋に寄ったら、今月発売の他のちくま新書にもついていなかった。
ちくま新書は栞をつけるのを止めたのか。 >>644
学芸文庫にもつかなくなったし経費削減なのかねぇ… 今月24日のNHKBSの歴史番組『英雄たちの選択』で取り上げるのは「承久の乱」への後鳥羽上皇の選択。
先月出た中公新書の内容を今月取り上げるとはNHKも手が早い。
しかもゲストが大澤真幸、中野信子に加えて本郷和人。
本郷和人は今月18日に文春新書から『承久の乱』を出すんだろ。
これは販促(=反則)なのでは? >>646
経費削減といえば、結構前だが、講談社現代新書がジャケットをシンプルに統一(色は違う)して、
選書メチエも素っ気ない表紙にしたけど、あれ売上下がったんだろうか。
自分は何か安っぽくなった感じがして、新刊で買うことが減ったんだが。 装幀のリニューアルは経費削減じゃないだろうな
デザイナーとか呼んだテコ入れはかえって金かかっただろ
現代新書今は白地だけど、当初はあの色を本ごとに変えてたよな 最近の新聞で本郷和人氏が新書について語っております。
「論文書いておらんとか新書とかアレ扱いするのはちょっとおかしい」というお話だった
「要するに、内容ではないのか」と
至極当たり前だと思います。その手の話を耳にすると、いったい庶民をどう思っているんでしょ
と言いたくもなリマス。一生象牙の便所にこもって出てくるなと。
専門書いくらするんでしょ。学会の雑誌なんざ読んでるのいないでしょうし。
取り寄せると思う方が。 >>652
すいません、ちょっと何言ってるかわからないの自分だけですか 一般人向けの啓蒙活動も大事ということでしょ
専門家のムラ社会で完結させるだけではなく一般書を書いて大衆を啓蒙する使命があるということ
新書はありがたいよ、僕のような下層階級の人間にとっては、専門家の見識に触れる貴重な機会だし 卑しくも東大教授ともあろうものが啓蒙活動とやら「しか」やってないのはどうなん? 一般向けの新書を書いて啓蒙するのは立派な仕事だと思うけど
それはそれで質が問われるはず
本郷さんの本は雑なものが多いと思う
それと出しすぎ そう、問題はその質にあるんだよ
新書だからという話ではなく
わかりやすさを履き違えている感 というかあのひと、しょうもない私事を本に載せすぎるんだよ
人物叢書の九条道家(と北条重時)が書けなかったとかただの愚痴じゃねえか >>647
この終わってる人選見ると政治面以外でもNHKのオワコンぶりがよく分かるな
民法がデタラメだからって緩みすぎだろ >>650
じゃあ中身白紙の表紙とカバーだけ買ってろよ 本郷和人さんは昔「自分みたいな凡人は地道にやるしかない」とか、どうゆう文脈だったか忘れたけど「他流試合をやらないと」というような話を
していて割と好感もってたんだけど
最近の駄本量産はそのときの謙虚なイメージとずれていた 家計簿の人もAKBヲタの人も、まあ今やタレント業が本業だよな ちくまのヨーロッパ近代史がおもしろかった
この人の本読みやすい >>665
本郷和人が師石井進を語った文章が素晴らしい
https://www.hi.u-tokyo.ac.jp/personal/kazuto/shohyou/ishi.html
日本史学が「いま」と関わりのないものだとみなされていることへの危機感も理解できる。
どうしてその問題意識が今の本郷の「啓蒙活動」になるに至ったのか。謎だ。 文理融合とか「他流試合」ってのはそのことなんだろうな
エマニュエルドットを信じているようなことを言っていたのとか 2冊の「承久の乱」中公新書/坂井著 文春新書/本郷著を読んだ。
中公は後鳥羽上皇(朝廷側) 文春は北条義時(鎌倉側)に力点が置かれている。
乱がなぜ失敗したかの結論はほぼ同じに感じた。、
中公「北条義時排除が狙いで倒幕ではない」文春「やはり倒幕」が最大の相違点。
個人的には中公の義時排除説に賛同するが、近年本郷氏の新書乱造に違和感
があるため、公平な判断と断言することができないw 現代新書の縄文時代の歴史読んだ人いる?結構良かったと思うけど、評判はどうなんだろう 読んでないけど興味ある
どんな内容なの?
どっからやってきて縄文文化のレベルはどんなものでどう評価されいるのか知りたい 『承久の乱』新書比較。
私は本郷氏の記述のほうが明確で優れていると感じた。
坂井氏の本は登場人物のディテイル描写などは興味深かったが、肝心の東西対立の構造が今ひとつはっきりしない。
本郷氏の本は頼朝没後の鎌倉政権の謀略史について詳細に記しているのがよい。この謀略の連続で排除されていったのは概ね対朝廷協調派だということもわかる。
後鳥羽院の戦争目的はあくまで義時排除で倒幕ではない、という考えも私は疑問だ。
本郷氏の言う通り、そもそもこの時代には制度としての幕府は存在せず、人が幕府(と後世呼ばれるようになる政治実体)を作っていた。
戦後後鳥羽院が鎌倉に政治実体を残したとしても、鎌倉殿と執権が院の息のかかった者になれば、
建武政権下の「鎌倉将軍府」のような朝廷がコントロールする政治実体になっていくのではないか。これは「幕府」とはいえないだろう。 >>675
網野善彦の「日本」国号成立以前に日本人はいない
的な唯名論になっちゃいそうなので「幕府」抜きで言うと、
本郷説
北条義時は鎌倉武士にとって俺たちの義時になってるので、
義時追討令は頼朝以来の東国政権を全否定する意味をもつ。
坂井説
義時を排除して実朝時代のように東国政権をコントロールできれば満足
自分が坂井説に肩をもつのは、仮に東国側が弱気になって義時の出家引退を
決めたなら上皇は挙げた拳を下しただろうという思うから。本郷説なら
それでもなお許さんとなりついには征討軍を鎌倉に送らなければならなくなる。 倒幕イコール軍事力の動員である必要があるのか無いのか >>676
朝廷が権威(院宣)と武力(西国御家人・西面の武士)を示して鎌倉を屈服させた後には、朝廷>鎌倉という力関係が確立するので、
後鳥羽院による実朝取り込みのような緩やかな鎌倉コントロールで収まるとは思えないな。
官軍が鎌倉に乗り込んできて占領軍よろしく鎌倉政権を改造するだろう。
鎌倉の新将軍は大内惟信に新執権は三浦氏になり朝廷への奉仕が重んじられる体制になる。
京で院に近侍する尾張以西を管轄する新将軍も立てられる。京・鎌倉の両将軍は京の将軍を上とし、両将軍の上に院が君臨する。
東国の独立心は、院の息がかかった鎌倉新体制と、京の新武家権門によって抑えられる。
こうなっては、中央からの独立心を核にして治承・寿永の乱の中生まれた鎌倉政権の意義はなくなる。
このシナリオが見えていたから、東国御家人は団結し徹底抗戦をしたのではないかな。 日本の文系学者は言葉を定義してから使ってほしい
議論していても議論になってないことが多い @ちくま新書3月
中尾茂夫『日本が外資に喰われる』
松生恒夫『知っておきたい腹痛の正体』
煎本孝『こころの人類学 人間性の起源を探る』
加藤重広『言語学講義 その起源と未来』
吉田裕子『たった一言で印象が変わる大人の日本語100』
成蹊大学法学部編『教養のための政治学入門』
--------
この『政治学入門』は現最高権力者への当てこすりなのだろうか。いらぬ想像が膨らんでしまう。 @ちくま新書3月追加
佐藤信『古代史講義【戦乱篇】』
--------
倉本一宏が講談社現代新書から昨年12月に『内戦の日本古代史』を出して3ヶ月でネタかぶり。
「承久の乱」といい偶然が続くなあ。
倉本氏は「蘇我氏」でも出した中公新書が岩波新書と同月発売だった。 日本会議関連の新書ってどう?
読んでみようかと思うけど
ちくま
集英
平凡
扶桑
とかあるよね >>686
新書限定で今から読むならちくまと平凡かな
これなんかも参考に
「日本会議」本を斬る!――「日本会議」は氷山の一角。右派系大衆運動は私たちの生活に迫っている
http://www.toshoshimbun.com/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3324&syosekino=11311 >>674
本郷氏のほうは流石に手馴れていてわかりやすかったけど、
実際はもっと複雑でここまでわかりやすい構図にはならないだろうから、
かなりいろいろ大胆に割り切ってるんだろうなと思う。
でもまったく承久の乱を知らなければ、本郷書から読んでアウトラインをつかむのが良いと思う。 別にそんなことはないけれどね。
ただ本郷本は参考文献がついていないのがちょっとね。史料の引用元は適宜本文中で示しているのだけれど。
さらに深めたい人は坂井本の参考文献を見るしかない。 一昨日今月発売の中公新書『源頼朝』がBOOKOFFで税込み610円(定価税抜き900円)で売っていたので即買いした。
BOOKOFFで2ヶ月以内の新刊を買ったことはあったが、発売1週間の新刊を買ったのは初めて。
発売すぐの新刊がBOOKOFFで並んでいることもあるんだな。すぐに捌けてしまうから今まで目にしなかっただけか。 すごい分子 世界は六角形でできている (ブルーバックス) を探しているのに近くの4つの書店にない・・・・
発行部数が少ないのか
ブルーバックスが元気がなくなっている気がする @講談社現代新書3月
倉谷滋『進化する形 進化発生学入門』
大澤真幸『社会学史』
保阪正康『新昭和の怪物 七つの謎』
望月優大『ふたつの日本「移民国家」』
@講談社ブルーバックス3月
角皆宏『行列とはなにか』
平山令明『量子化学「超」入門』
植物病理学会『植物たちの戦争 病原体との5億年サバイバル戦争』
板橋繁『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』
--------
現代新書とブルーバックスの動物学・植物学ものは両方面白そうなので買い。
大澤真幸は露出の多い社会学者の中では手堅いとは思うが、本を出しすぎでしょ。 >>692
小さい書店や地方の書店ではタイムラグが有ることもあるよ。
それとブルーバックスの場合新書の棚でなく科学の棚に有ることも(近所のイオンモールの書店はそう)ある。 倉谷滋『進化する形 進化発生学入門』
これは傑作の予感
「ゴジラ幻論」「「文節幻想」の倉谷さんなら期待は裏切らないと思う >>692
在庫検索できる書店が
1時間圏内くらいに無いって事か?
ど田舎か? >>692
丸善
ジュンク堂
文教堂
三省堂
有隣堂
紀伊国屋
あたりの書店が
1時間圏内くらいに無いって事か? ないところだってあるだろう
本読んでるのそんなこともわからないの 一時間もあればどれかあるだろうってすごいな
どんだけもの知らんの 近くに4軒も書店があるなんて比較的恵まれた環境だぞ
ID:YNXMOi63a には想像もできないことだろうけど TSUTAYAでも本屋は運営者が別、みたいなところはいいけど(俺の近所だと郡山桑野店みたいなところ)、
基本TSUTAYAみたいなのは本屋に入らんぞ >>702
自分でその環境維持してるだけ
じゃあ住めば? 本の在庫なんて問い合わせるか
検索するか
通販で買うかすればいい
本読んでるのにそんな事も分からないの 1時間かければあるけど
車で1時間かけたくないから
そこそこの大きさの駅ビル上書店とかモール内書店とかにもなかったんだよ 顔真っ赤っ赤で草
実店舗の話をネット通販にすりかえるなよ こんな質問の仕方しかできないバカだからマウントとりたがるんだろうなw
686 無名草子さん (アウアウカー Sa69-CXcF) sage 2019/01/25(金) 06:58:30.74 ID:YXXUlZaJa
日本会議関連の新書ってどう?
読んでみようかと思うけど
ちくま
集英
平凡
扶桑
とかあるよね ええやろ、社会性ない奴なんてこのスレ何人もおるんやし
書店の所在地が一覧になった新書がないからわからんのやろ 「今日から使える物理数学 普及版 難解な概念を便利な道具にする 」
はあったのになぜ「すごい分子 世界は六角形でできている」はないのだろうと思っていたら発売日が違うのね
ブルーバックスって結構バラバラの日に出版されているようだからこれからはいるのかも知れない
「不自然な宇宙」や「ブロックチェーン」もなくて最新が「今日から使える物理数学」だから >>692を読んでわざわざ叩きたがるのが湧くのか、理解できん >>720
ネットでたまに古本買ってたけど、倒産しちゃったのか・・
店舗の方では「新書」を主戦力のひとつにしていたことをさっき知った。 @岩波新書3月
原武史『平成の終焉 退位と天皇・皇后』
佐藤卓己『流言のメディア史』
齋藤英彦編『医の希望』
北村暁夫『イタリア史10講』
西宮秀紀『伊勢神宮と斎宮』
--------
歴史10講シリーズにイタリアがついに来た。
この調子でロシアや米国も出してほしい。 >>714
バカか?
最初から在庫検索の話なんだけど
バカか? イタリアは物語シリーズに秀逸のがあるからなあ
あれはジャンルを超えて新書ベストテンに入る 中公のは確かに傑作だけど、イタリア通史みたいなのあんまりないから楽しみ 藤沢道郎の名前は「歴史としての東大闘争」(ちくま新書)に出てくる 天気予報はなぜ当たらないのか?
みたいなタイトルをブルーバックスが出せば面白いと思うがなあ(・∀・) 「本能寺の変」や「関ケ原の戦い」などを巡り、世にはびこる様々な陰謀論や俗説を、専門家の視点から“ガチ検証”した『陰謀の日本中世史』(角川新書)が11万部のベストセラーになっている。
著者で日本史学者の呉座勇一さんは「歴史『を』ではなく、歴史『に』学ぶのは危険」と訴えます。「『物語』が欲しいなら、ワンピースやスラムダンクを読んで」とも。呉座さんが恐れる歴史の学び方とは?
https://withnews.jp/article/f0180806000qq000000000000000W02k10101qq000017768A @中公新書3月
近藤好和『天皇の装束 即位式、日常生活、退位後』
河上麻由子『古代日中関係史 倭の五王から遣唐使停止後まで』
室井康成『事大主義 日本・朝鮮・沖縄の「自虐と侮蔑」』
落合淳思『漢字の字形 甲骨文字から篆書、楷書へ』
船橋洋一『シンクタンクとは何か 政策起業力の時代』
--------
有職故実の専門家近藤好和の新書には期待したいのだけれど、
天皇の装束(の政治機能)だけで新書1冊を書くのだから、専門的になりすぎて私のような素人には難解になるのではと心配。 新書大賞2019
1位 日本軍兵士 吉田裕 中公新書
2位 文系と理系はなぜ分かれたのか 隠岐さや香 星海社新書
3位 陰謀の日本中世史 呉座勇一 角川新書
4位 日本が売られる 堤未果 幻冬舎新書
5位 原民喜 死と愛と孤独の肖像 梯久美子 岩波新書
https://www.chuko.co.jp/special/shinsho_award/ >>737
さすがのセレクションだな
出版関係の良識を感じるわ >>737
こんなかで読んだのは陰謀の日本中世史だけだ 2位はメジャーレーベルでもないのに、読書家が選んだんだな
これでブレイクするかも >>735
でも物語がなければヒストリーではないよ
歴史学は科学ではないのだから >>744
呉座勇一は、ただ「日本国紀」をディスりたいだけでしょ。 隠岐さやかって何年も前にサントリー学芸賞をもらっていたぞ。
知る人ぞ知る有望な若手だったのだろう。
それでも今度の新書は独自色の薄い教科書的な内容のように思えた(門外漢の判断だから当てにはならないよ)けれど
何が読書人を惹きつけたのか。
星海社新書の2018年刊なら『姦通裁判』とか『牟田口廉也』とかのほうが独自色があって面白そうだが。 星海社、ノーマークになりがちだ
気を付けるようにしよう 星海社新書ねぇ・・・
サブカルっぽくていいイメージないけど 「不死身の特攻兵」といい兵隊ものが注目されるのはなぜなのか >>730
雪の予報が盛大に外れた
なんか肝心なときに当たらないんだよな 気象庁が曇り予報に変えてから雪が降ってきたな
グダグダすぎるだろ 未来を予測するってのがどれだけ凄いことなのか理解出来てないんだろうな 無能庁もとい気象庁って税金ドロボーじゃね
もっと正確な天気予報をお願いします
1/15のときも雨が降る予報じゃなかったのに昼間にパラパラ雨が降ってきてびっくりしたんだけど >>732
>>734
>>750
お前ら…
手首千切れないか…?w 一人一人はぶれてないんじゃね
俺は>>732以来この話題には触れてない 天気予報ってのは予測ではない。
同じような状況を過去のデータから探してきて
雨が降った割合を降水確率として発表しているだけ。
例えば同じ状況が200回あって100回雨が降ってたら降水確率50%
つまり予報といいつつやっていることは過去のデータの記述でしかない。
当然100%でも降らないことはあるだろうし、
0%でも降ることはあるだろう。
滅多にないことだけど、過去のデータの記述でしかないから100%や0%でも外れることは原理的にあり得る。気象庁が無能だからではなく、天気予報とはそもそもそういうもの。 36歳の編集者が、市川に「小さな出版社」を立ち上げたワケ
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190211-00059754-gendaibiz-bus_all
まず、「名著の復刊」です。
学問の世界では「この研究をするなら、この本を読んでおかなければならない」という本がいくつもありますが、
すでに絶版になっていて、書店では手に入らないというものが少なくありません。
古書店に行けば手に入るかもしれないけれど、数千円、ヘタしたら一万円を超すことだってあります。
大学の図書館にあったとしても、経年劣化によって、そう遠くないうちに除籍される可能性がある。
たとえば、中国の南朝について知りたいと思ったら、吉川忠夫先生(京都大学名誉教授)の
『侯景の乱始末記』(中公新書、1974年刊行)は必読なんですが、この本は残念ながら絶版になって久しい。
しかも、京大にすら一冊しか架蔵されていません。だから、どうしても手元に置きたいという人たちの間で高額で取引されています。
このような書籍は、復刊すれば結構な需要が見込めます。過去の名著の旧仮名遣いを新仮名遣いに直すだけでも、
買いたいという人がかなりの数いることも分かりました。こうした復刊価値のある書籍を複数リストアップして、復刊の準備を進めています。
大きな出版社であれば、数千部単位で発刊しなければ採算が合わないので、こうした復刊事業というのは
なかなか手が出しにくい。一方、私たちの場合、完全入稿データや電子書籍データの作成を
全て内製化していますので、製造コストを最低限に抑えられます。
要は、初版1000部、本体価格1800円くらいで黒字が見込めるんですね。これは所帯が小さく、
それなりの目利きや技術力があるからできることで、いかにも「日本の中小企業」らしいなと思って気に入っています。
実は、『侯景の乱始末記』は、もう吉川先生に復刊について快諾いただいていて、未収録原稿も加えて、
初夏ごろに刊行を予定しています。『志学社選書』というレーベルの第一弾という形になります。
以降もラインナップはいくつか決まっていまして、研究者や学生の「読みたかったのに
手に入れられない」という苦悩を解消していきたいと思っています。 >>767
そんな意地の悪い言い方しなくてもいいじゃん
金額だけの問題でもないでしょ 学問を生業にしようと思ったら買わないといけない本の量は多いだろうし、かと言って大学の給料が高いわけでもないので、学問の世界の人間にとっては値段は切実な問題なんじゃないか つか40年後輩や同業者は何してたんだ
新しい知見に基づいて新刊書けよ テーマが特殊すぎて新書向きではないから絶版になっているけど学術的には名著ってのが時々あるよな
新書は多数を相手にしないと行かないから「中国の歴史」から「科挙」ぐらいの一般性があれば適してるんだろうけど
「侯景の乱始末記」とかかなりマイナーなテーマだから名著でも絶版になったのだろう
個人的に新書で「ゾグド人」というタイトルが出たら読みたいと思ったことがあるけど、新書でやっても読者が限定されるから
企画されないだろうなと思った >>766
漢字を常用漢字に直すのはわかるけど
仮名遣いなんて直して読み易くなるもんでもないし
そのままにしといて欲しいなあ 戦後すぐの本でもないし、この中公新書が旧仮名だったわけじゃないよね
数十年の幅があるのを大雑把に語ってる気がする 新書コーナー見回ってたら背表紙に搾取する側にまわれって書いていたのがあったな
ふざけすぎだろ
憲法25条の精神がどんどん蔑ろにされていく風潮に危機感を持っている 大澤
社会学史
1500円超えかよw
新書でださんでも 柄谷
大澤
宮台
だったら、柄谷行人の本が何だかんだ一番好き 社会学者の書くものは受け付けないってのは多少あるなあ
古市なんて典型 教授とか准教授とかってのはウソ付けないが、学者は自称可能だからなあ
あ、三浦先… >>778
根本的な考え方が偏っててどれだけ知識があろうと頭が働こうと結果残念ってイメージ 博士号を持っていたら学者扱いしていいと思う。
この点で三浦は満たしているが、古市はそうじゃない。
三浦の時評が彼女の専門的知見(政軍関係)を活かしたものになっているか或いはただの門外漢の放言にとどまっているかは別途議論すればいい。
そもそも評論家が学者かどうかなんて大した問題じゃないよ。 >>784
「偏っている」って?
宮台真司や上野千鶴子はもちろん大塚久雄や富永健一ですら「偏っている」といえるよね。
大澤真幸のどんな「偏り」が看過できないのか教えてくれ。 >>786
ただのイメージ
この人の本をいくつか読んだけど生理的に受け付けなかった
それだけ
こだわるね 社会学ってそういう、人によって受け付ける受け付けないってところあるよね
専門外を語ってなんぼっていうか、専門なのか専門じゃないのかもともとはっきりしないというか 社会学でも、古典は読む価値有るけどな、
マートンとか好きだわ >>786
大澤の社会学的(?)文化論が学問だとは思えなかった
キリスト教が資本主義を生んだパラドックスとか
ホントかよっていう
なんでも宗教で説明するところとか
それだったら遺伝子とか、地理的環境とか、偶然とか、テクノロジーとか社会を語るのはいろいろ方法があるだろうに 社会学者は自分の理論枠組みで社会の有り様を説明力を競うのが性なので、
そこは大目に見てもいいのでは、とは私は思うけれどね。
つまり暫定的な叩き台なり作業仮説だと思って彼らの仕事を了解すればいい。
問題は、そうした頭でっかちな議論を「専門的知見」として奉じて、社会改造へとコミットする一連の社会(科)学者だな。
社会(科)学者某とか某某とかいくらでも名前が上がるのではないか。
私は彼らを極めていかがわしく思う。 「ふしぎなキリスト教」とかいうけどふしぎだと思わないんだよな
プロテスタンティズムが資本主義を生んだというウェーバーの説は大部分が大きく批判されていると思うけど
大澤真幸も橋爪大三郎も結局ウェーバーの説に載っかって、キリスト教こそが資本主義を生んだ→宗教が世界の形を作っている→宗教社会学が世界を説明できる
てな思考パターンででかい話に終始していて全然説得されない
それよりも遥かにキリスト教徒無塩のギリシャの科学や哲学が与えた影響のほうが大きいと思う
ルネッサンスも宗教が衰えてギリシャの古典が再流入したのが大きいし
不思議と言うなら科学のほうがはるかにふしぎだと思う >>793
橋爪も大澤も(昔は別にして)今はウェーバー理論を支持しているとは思えないけど。
むしろ、自然人と無関係な「法人」や主権者の意思による「立法」が近代化を可能にした、
「法人」の考えは経営者や君主個人と区別された「会社」や「近代国家」を生み、宗教や伝統に拘束されない「立法」は状況への柔軟な対応を可能にした、
そして「法人」や「立法」を可能にしたのは王権・教権並立などの西方キリスト教的伝統による、という考えだろう。
キリスト教的エートスでなくその伝統に近代の原因を見るこの考えは面白いし説得的だと思う。
私の考えでは、自然科学はあまり近代化の要因としてふさわしくないような気がする。
イスラム圏も中華圏も西欧より優れた科学の伝統があったがそれらは近代化を産まなかった。
むしろ「新大陸発見」による拡大衝動や主権国家並立の「ウェストファリア体制」による諸国家の競争による体制進化のほうが大事かなと私は思う。 >>794
批判があることは認めているけど
結局ウェーバー的説明に落ち着いているのではないかな
それと体制進化を即す競争があったというのは重要だと思うけど、そうすると宗教的神秘主義を重視する社会学的説明は不要になると思う 話がでかい学者にありがちなのが、なに入力されても同じ理論で回答しちまうところだな
またこれかい!ってね 「ふしぎなキリスト教」は間違いがかなり指摘されているようだね
しかも橋爪は全く不誠実な対応に終始したことを今知った >>771
むかし中公新書で、岡田英弘『康熙帝の手紙』っていうマニア向け東洋史畑の新書があって、
古書価格が高騰してた。別の出版社と複数の研究者が協力して、増補修訂版(かなり付録が付いた)が出た。
たしか3500円くらいだと思ったが、初版発行以降の最新情報までフォローする復刊はありがたい。 最近良かった新書はブルーバックスの「太平洋」と中公新書が数点
俺は新書は作者と、その時点で興味あるテーマにタッチしているかで選ぶ
とは言え、新書に関しては、(矛盾してるようだが)俺は断然レーベル主導派である
そのほうが最初の絞り込み段階で楽だし効率がいい >>803
まあ「査読」という実証主義の一つの砦が有効でない分野(法学など)や現に重視されていない分野(経済学・心理学以外の社会科学全般)も多いからねえ。
これらの学問の権威を「総体としては」否定するというのも一つの考えだろうけれど。 伊勢田哲治
?@tiseda
日本の哲学系では査読システムが同僚評価において占める比重はだんだん大きくなりつつあるが、やはりまだ若手の評価が主だと思う。
シニアの研究者の評価は著書に対する学会誌書評(新聞書評とはだいぶ違う)とか学会ワークショップ等での討論とかを通して事後的に共通認識が形成される感じだろう。
伊勢田哲治
?@tiseda
この共通認識は外からは分かりにくい。ひとつの目安として、学会の依頼講演や依頼論文は(ちゃんと仕組みが機能している
学会においては)ある程度そうした共通認識を反映しているので、依頼を多くうける人は同僚評価で高く評価されているんだな、という見方はできる。 査読論文と言っても日本国内のものは・・・
文系は特に・・・ 最近片山杜秀が新書を連発してるけど何があったんだろう >本当は禁書目録みたいなのを私は作りたいんです。
>この本はダメ、これはこういう理由で読んではいけない、引いてはいけない、使ってはいけない、と
>ハッキリ言ってあるものの方が、門外漢の読み手には役に立つような気がするから。
新書で歴史を読む 第4回 岡本隆司(中国近代史)
https://www.iwanamishinsho80.com/contents/okamototakashi
--------
学者でこれをやるのは勇気がいるが、ぜひやってほしい。
政治学や社会学なら素人レベルでも「禁書目録」を挙げられるが、歴史学では簡単にはいかないしね。 >>813
保元の乱なら
文庫で元木泰雄『保元・平治の乱』(角川ソフィア文庫)、
新書なら美川圭『院政』(中公新書)、元木泰雄『河内源氏』(中公新書)、呉座勇一『陰謀の日本中世史』(角川新書)にも記述があるよ。 次は皇国史観にとって最大のタブーの「壬申の乱」でよろ 新潮新書の「日本共産党の正体」
一応客観的資料を示して日本共産党を
批判しているが、自民党と比較しているため
安倍政治の非民主的官邸独裁体制の方が
日本共産党より問題だという結論に
読めてしまい笑うしかない。 >>816
ありがとう
院政気になってたから読むかなあ @ちくま新書4月
石川善樹『問い続ける力』
渡辺弥生『感情の正体 発達心理学で気持ちをマネジメントする』
波頭亮『論理的思考のコアスキル』
加藤政洋『大阪 都市の記憶を掘り起こす』
大塚英志『感情天皇論』
松尾秀哉『ヨーロッパ現代史』
@ちくまプリマー新書4月
稲垣栄洋『イネという不思議な植物』
小川仁志『5日で学べて一生使える!プレゼンの教科書』
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稲垣の前回のちくま新書は面白かったので今回も期待。 @講談社現代新書4月
保阪正康『新 昭和の怪物 七つの謎』
小熊英二『日本社会のしくみ』
乃至政彦『平将門 新皇を名乗り朝廷と争った男』
今村久美『ナナメの人間関係 心に灯をともす』
@講談社ブルーバックス4月
志村史夫『いやでも数学が面白くなる』
板橋繁『世界標準のスイングが身につく科学的ゴルフ上達法』
三谷政昭『今日から使えるフーリエ変換 普及版』
--------
乃至政彦は戦国時代の研究者なのに古代に手を出して大丈夫か。 @岩波新書4月
本庶佑『がん免疫療法とは何か』
金子勝『平成経済 衰退の本質』
和田光弘『植民地から建国へ 19世紀初頭まで〈シリーズ アメリカ合衆国史1〉』
奥山俊宏・村山治『バブル経済事件の深層』
鎌田雄一郎『ゲーム理論入門の入門』
柳広司『二度読んだ本を三度読む』
--------
経済について、鎌田のような気鋭の若手の新書も金子の箸にも棒にもかからない新書も出す。これが岩波の現状だろう。
〈シリーズアメリカ合衆国史〉には大いに期待。〈シリーズ中国近現代史〉が良かっただけに。
新書で米国の通史シリーズは30年前に講談社現代新書が全3巻で出したがそれ以来か。 本庶さんは本書いている暇などないだろうから
また講演集集めたものとかそんなのだったら読まなくても良いが 今年の東大入試の国語なんだが、最近発売されたばかりの
中屋敷均『科学と非科学 その正体を探る』(講談社現代新書)
の加筆訂正前の文章が出題されたみたい >>823
いろんな時代の本書くと節操ないというか色物感強くなるよな ちくま 「ヨーロッパ近代史」の次は
「ヨーロッパ現代史」か…
読者の食指は動くかな。 「昭和の怪物」って続き物なのか?
何冊も出ているけど、7人で7冊とか? >>827
講談社の雑誌『本』18年7月号掲載の「科学と非科学のはざまで」が出題か。
新書はその彼の連載をまとめて今月発売。
現代新書は雑誌連載の新書化であることがときどきある。
>>830
単に発売が延期になって何回も新刊情報に載っているだけ。 >>831
なるほど
講談社はいま、適切な総合誌がないんだな
現代もなくなったし
新書にするためにそんな雑誌に連載してるんだろう 池上彰さんって単純に乱発しているわけじゃなくて貧困問題についての本も出してるんだな
感心した 故西部邁御大は
池上彰を嫌っていたよね。
「わかりやすいのがイカんのじゃ!」考える知性を鈍らせるんじゃ!
まあ出自が子供ニュースでしたから。 西部ってなんであんなに分かりにくい文章書くんだろうな 西部さんの本ってさっぱりわかった気にならん
散文的だもんな
保守思想の伝道者とやらを自認してたのならもう少し体系的に書いたほうがよかったと思う ようつべにMXTVが『西部邁ゼミナール』の過去放送分を上げてくれていたのだが、
今は削除されている。
故人の番組だから削除したのか、番組ディレクターが自殺幇助をした”犯罪者”だから削除したのか。 >>842
エドマンド・バークも民衆は豚と軽蔑したらしいし右派にありがちなのかね 中公の「オスマン帝国」、かなり面白いんだが、何で好評なんだ?
いや実際面白いし、売れてるなら慶賀にたえん事だが、
数週間前の新聞広告でも売れ行き上々を謳ってたし、ウチの町の図書館でも急に予約数が増えてたし、何か話題になるような事があったっけ?と思って 「オスマン帝国」は昔講談社現代新書で読んだことがあるが
あれと比べてどうなのかな のってくれて有難う
黙殺されるか叩かれると思ってた >>847
だいたい、急に売れるのは書評だろうな。 >>854
そうなんだけど、俺の知りえた限り、書評は日経の短評だけよ
で、確かにその短評掲載後に図書館予約が増えた印象はある(オラが町の住民はそんなに日経をチェックしてるのだろうか)
まあ「オスマン帝国」はほんとに面白かったから好評なのはめでたい
余談だが、新書スレからは完全にスレ違っちゃうが、日経はリニューアルしてから明らかに書評欄の質が落ちた
定期的に良い本も取り上げてるが、以前のほうがもっと良い本を扱ってた 講談社現代新書でシリーズ化されてる地銀の本のように書評とかではなく地域の銀行員の間でブームになってた例もある
特定の集団に流行ってるのかもしれないね オスマン帝国ブームなのか、
岩波新書の「コンスタンティノープル千年」も復刊しました。 中公と現代新書などはアマゾン書影で帯まで出るのに
岩波は帯がでないので寂しいな @中公新書4月
西野智彦『平成金融史 バブル崩壊からアベノミクスまで』
鈴木透『食の実験場アメリカ ファーストフード帝国のゆくえ』
浅間茂『カラー版 虫や鳥が見ている世界』
岩崎育夫『アジア近現代史 「世界史の誕生」以後の800年』
曽我謙悟『日本の地方政府 1700自治体の実態と課題』 >>846
自称保守とサヨクリベラルは選民思想の差別主義者 アジアも近現代史でるのか?
このままラテンアメリカ近現代史やアフリカ近現代史がでればなあ >>860
中公はやっぱ質が高いなあ。正直、もう一人勝ち状態じゃね?
『食の実験場アメリカ ファーストフード帝国のゆくえ』、俺はこれが面白そう 中公新書は読みたいものたくさんあるのになかなか電書化されない >>865
すごくわかる
いつかの新書大賞の座談会でも言われてたけど電子化に積極的になってほしいよね ポイント還元やらがよくわからんから聞くが、
本は増税前と後のどちらに買えばよいのか?
前の5%→8%の時は5万円くらい衝動買いしちゃった。 光文社が来月新書1000点突破記念に
私の「光文社新書この一冊」投票受付中(3月17日まで)。
抽選20名に記念品贈呈。
https://honsuki.jp/sinsyo1000 あんなのどこがいいのかわからん>さおだけ
ブックオフでも大量に見かけるし
あれが新書のナンパ化を加速させた 「データ分析の力」以外にいつ光文社新書は買ったかなあ 吉永剛志 @take4luckylong
12m
柄谷行人『世界史の実験』読む。
柳田國男が枢密顧問官で9条擁護したという所で考え込む。
あくまでも指示対象の先行性、「この」性の優越から、
過去のテクストの「可能性の中心」を読み、未来へ届けようとするのが柄谷行人の魅力。
正直、東浩紀的な「二次創作」に近づいているのではないかと危惧を抱く 講談社現代新書がおかしい
今月発売予定だった「教養としての将棋」が5月に発売延期
「社会学史」が19日発売なのに、「進化する形」が今日発売とバラバラ だいたいね、裾野が広がったというと聞こえはいいが、下らない新書が増えた
古典的な「人間いかに生きるべきか」というテーマが通用しにくくなってるのはわかるが
(でも例のベストセラーを見ると、そういう問いへの需要とか渇望はまだまだあると思うが)
せめてこのデフレとポピュリズムその他の混迷の時代とは何か?みたいなテーマを新書という形式だからこそ提示してみせろやと言いたい
さおだけがどうの的トリビアとか声優や書評ライターの楽屋裏とかゲーム会社の歴史とかどうでもいい本ばっかだよ。そんなんで見事に下らなくなった
老舗の岩波でさえ「日本には新書がある」なんて言い始めたけど、そういうキャンペーンをやった瞬間に、もう下落が始まってると思う >>877
もう時代は新しいフェーズに入ったんですよ。
馬鹿でも生きていけるし、教養も関係無いんですよ。
本だって、内容より売れるかなんです。
逆に言えば、くだらなくても売れる本を出さないと、
良書も出せないんです。 目に入るものがすべて同じに見え始めたら終わりやな
肝に銘じよう 新書がただの情報提供ツールになってるという指摘はごもっともだけど、昔の岩波新書のラインナップ見ても古びた話題がたくさんあるから今も昔も変わらんだろと思う 売れるくだらない新書があるから
売れない真面目な新書が出せる 昨日本屋でブルーバックス『植物たちの戦争』を買いに行ったら、
光文社新書の新刊の市橋伯一『協力と裏切りの生命進化史』が平積みされていた。
著者は東大の若手教授で面白そう。
光文社新書は最近自然科学でも頑張っているなあ。
『雲を愛する技術』、『土ー地球最後の謎』も良かったし。 ここで自然科学系のものを勧めてもスルーされるだけ
ここは人文・社会系の・・・それも左翼系を志向する偏った人が多い >>883
2行目の人の書き込みが多いのは事実だろうけど自分は自然科学好きだから>>882みたいのは参考になる 光文社は一番タイトルに凝ってるけど、
良書なのにタイトルで読む気なくなったり
裏目に出てるケースもあるなw ここで多いのは経済と歴史だろ
歴史は一般的によく読まれてるけど >>882
進化する形 進化発生学入門 (講談社現代新書) 買ったがはっきりって難しい
なにせ答えが出ていない問題について書こうとしていることが著者が断っているぐらい >>886
あと幻冬舎新書が内容が良くても買いたくない気持ちもある レーベルで買わないって決めてるんだ
変なの
保阪正康、半藤一利のような雑文作家のは買わないというのならわかるんだけど 失礼なんで書く前に言うておくが
俺は堀江貴文氏の新書を購入して読んでいる人間がどうしてもわからないんだ。
同じ(かつての)犯罪者でも
なぜだか知らんが、重信房子氏メイ氏の著作物は買って読んでいるんだけど。 経済犯と殺人鬼のテロリストを同列に語ってどうするというのだ?馬鹿か >>893
お前が何読もうが別に理解しようとも思わないので ブックオフが主な新書の入手先だったけど、
値上げしてから、あんまり買わなくなったな。 東大総長の五神真さんの「大学の未来地図」が売れていない
総長で大学の未来という話題で多少売れるかなと思っていたら反応がない
一体今はどんな話題なら食いつくのだろうね >>898
堀江貴文が大学の未来像を語るなら売れるだろう。
大学総長なんて、当たり障りもなく、しかも的外れなことしか言わないよ。 どんな感じで高くなってる?
今まで半額+50円だった本がこれなら新品で買うわ、と言う値段のはよく見るけど、半額以下になってるのもある
最安コーナーが100円じゃなく、200円の店もあったな
近くのブックオフは今年に入って新書全品半額セールが、二回あったわ >>901
800円定価が600円で売ってる感じ。 地元のブックオフ新書・文庫は100円コーナー以外どれも定価の半額だな
地方だから品揃え悪いけど歴史系の新書すぐ売る人がいるみたいで1月に出た硫黄島と源頼朝を発売二週間後に半額で買えたわ 実は自分も気になっていました。
アマゾンマケプレの値付けも上昇しているという印象なんだよ。
1円本が減っているのだ。代わりに送料手数料が一気に上がっているみたいだ。
かつては故人が出ると値が上がる現象あったけど 新書で1000円こえるのがめずらしくなくなってのって3年前くらいから? いま手元に古本がある。
プーシキン「大尉の娘」や。合計で250ページくらいある。新潮文庫や
昭和29年8月1日発行・昭和53年1月30日35刷
¥220 となっております。今の感覚やと¥700以上行くような気がする。
調べ不足でわかりまへんが >>901
560円とか610円とか最新のだと760円ぐらいになっていた
これだったら普通に新品買うわって思う まだブックオフは侮れないよな。
カーの新しい社会、マルクスのゴータ綱領批判のそこそこ状態よいものを近所で最近見つけて慌てて買ったわ。 世直しの倫理と論理 上
(岩波新書 青版 811)
これ今、下しか買えないんだけどなんで? 学習塾と補習(小学生)
http://honkawa2.sak ura.ne.jp/3948.html
>大都市ほど塾に通う子が多く、補習を実施している学校は逆に少ない。
>地方部では塾は少なく補習が多い。塾でも大都市ほど補習塾より進学塾が多い。
学校教育費の対GDP比(国際比較)
http://honkawa2.sak ura.ne.jp/3950.html
>高い韓国の私的教育費、低い日本の教育費比率。
晴耕雨読の国際比較
http://honkawa2.sak ura.ne.jp/3954.html
>読書のさかんな米国、読書しないフランスなど南欧諸国。
>ガーデニングに余り差はないがドイツがややさかん 新書も神保町あたりだと、新しめでも捨て値だったりするけどな。
文庫、新書は本じゃないみたいなw @ちくま新書5月
中北浩爾『自公政権とは何か』
ジェームズ・M・バーダマン『英語の処方箋 「日本人英語」を変える100のコツ』
柴田伊冊『航空のゆくえ 自由化の先にあるもの』
新藤宗幸『官僚制と公文書 改竄、捏造、忖度の背景』
古田徹也『不道徳的倫理学講義 生にとって運とは何か』
上田信『死体は誰のものか 比較文化史の視点から』
北条芳隆『考古学講義』
--------
中北浩爾なら手堅いかな。
今月のちくま新書『政治学講義』も内容盛りだくさんでよかった。 @講談社現代新書5月
本郷恵子『院政 天皇と上皇の日本史』
羽生善治,梅原猛,尾本恵市『教養としての将棋』
中澤一雄『外資の掟 生き残る会社の経営法』
きたやまおさむ,前田重治『いい加減に生きる 歌と創造性の深層心理』
河合雅司『未来の年表3 人口減少日本で地域に起きること』
--------
夫に続いて妻も「上皇」についての新書を出す。しかも譲位の月に。 @講談社ブルーバックス5月
角皆宏『行列とはなにか』
藤倉克則,木村純一,JAMSTEC『深海が語る地球・生命・人類』
森弘之『二つの粒子で世界がわかる』
鎌田浩毅『富士山噴火と南海トラフ』 未来の年表
また出るんだ。
将来不安煽って何したいのかね?
こういう老害、身近にも多すぎるw >>914
本郷恵子氏って初めて聞く名前だからウィキみたけど本郷和人氏の奥さんなんだ
しかも東京大学史料編纂所教授で専攻は中世って全く同じなのか >>916
河合雅司は産経の記者で日本の少子化はGHQが「人口戦」を仕掛けてきたからという陰謀論者だから
先進国だけじゃなく発展途上国とされてきた国も少子化進んでるのにね 中国があと2年ぐらいで人口減に突入して日本以上に大きな問題が発生すると言われているよね >>916
産経新聞に経済関係で何度かお目にかかっておりますよ。
堅い記事やコラムを不定期連載です。
記事自体は別に不安を煽っていたりする自虐史観とは違いますよ。
ちゃんと将来の希望で結ばれておりますし。
GHQのお話はある意味衝撃的でした。身柄心配したくらいです。
保守系雑誌くらいテリオンとか表現者だったかな、掲載しておりました。
その意味からして信頼しておりますが。
落ち着いたスタンスですし。ファクト重視やと思います。 産経の河合?
経済なんか全く縁遠い、厚生省と多少自治省を取材したかなあ、ってくらいの記者だよ
極右じゃないからましかな、くらいなもので >>923
えーこれが編集者の文章?
言いたい事はわかるけどさ 経済面と思想面とは軸が違うというか。
保守vs革新。新自由主義?ケインズとそれ以外。複数の次元が重なるよね。それ以外にも
知識人ひとつとってみても、現場主義と学究的とか。いくつも出てくるでしょうし。
大手の者で経済欄担当していた輩に言いがかりつける気にはなりまへんがな。
実際に記事自体読んでいない御仁がイチャモンつけるとか
こういう掲示板からして許されることやぞ。 大澤真幸『社会学史』は記念すべき講談社現代新書2500番。640ページの大著。
目次詳細。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63313?page=3
社会学の基本問題、つまり「社会秩序はいかにして可能か」という問いに答えてきた歴史だな。
その問いへ回答することが不毛だと考えている思想家は省かれている。
ロックやマルクスは考察の範囲だがヒュームやハイエクは範囲外なのはそのせいだろう。 >>932
これが新書で出るとは。
買わなきゃな。 >>932
大澤真幸氏と佐伯啓思氏のタイロン形式の御本拝読した事があります。
一番記憶に残っているのは佐伯氏が「大澤さんならこう解釈すると思っていたんだけど」というフリ
なのですが。
相互に折合わんだろうという諦観があるんだろうなと。
ヒュームやハイエクって保守方面だわな。「範囲外」として書いとるんなら
実に正直な御仁であろうなと思うのだ。そりゃーそちら方面の御仁にとってはそうなるよね。 目次を見る限り大澤が意外と手堅い「社会学史」を書いたという印象だなあ 無価値な学位全米ワースト8
1. 社会学
2. 芸術系
3. 教育学
4. 神学
5. 観光
6. 栄養学
7. 心理学
8. コミュニケーション
http://www.professorshouse.com/the-most-useless-college-degrees/ 大澤さん自身は社会学者じゃなくて、
社会学評論家じゃないの? アメリカのIT企業の創業者や経営者は哲学専攻した人が結構多いぞ。 アメリカはいわゆるヨーロッパの哲学を回避して、
プラグマティズムに走った国だよ。 米国って国是として福祉を否定しているから貧困層、高齢者、病人、障害者、シングルマザーがどのように生きているのかあるいは生きていけないのか気になる
米国ってどんどん働いて稼げる人にとっては理想の国なんだろうけど一旦転落するともうおしまいだよな
日本やヨーロッパにあるような公的なセーフティネットがないから 米国が恐ろしいのは健康保険がないんだよな
日本で例えると月収10〜20万くらいの下級労働者は病気したらアウトなんだよな 今日岩波新書の『イタリア史10講』を覗いて見たら、岩波新書の文字の大きさが昔に戻っていた。
他の新刊もそうみたいだ。
つまり近年の新書の文字の拡大は止めたということ?
本の情報は多いほうがいいから、私はそのほうがいいのだが。 PHP新書の「プーチン幻想」
今読んでるが、結構面白い
右でも左でもロシアやプーチンに好意を持つ日本人は工作員かバカ
当然、安倍ロシア外交もバカ プーチンというより、そもそも歴史的にロシアは信用出来んしね。 >>949
実は拡大しても余白が埋まってるから文字数はさほど変わってなかったはず >>949
昔森嶋通夫が岩波文庫のエッセイで、文字をでかくしろ、読まれるようにしろ、全訳じゃなくてもよい、本は読まれなきゃ価値がないとアジったのが原因なのか
文字をでかくして読みやすさを追求していたのだがな >>942
だいぶ前だがこんな記事読んだぞ
書いてあることがホントなのかはわからんが…
ポストモダン以後、現代哲学の潮流はどこにあるのか
https://diamond.jp/articles/-/101186 @岩波新書5月
貴堂嘉之『南北戦争の時代 19世紀 シリーズ アメリカ合衆国史2』
吉見俊哉『平成時代』
デイビッド・T・ジョンソン/笹倉香奈訳『アメリカ人のみた日本の死刑』
鹿子生浩輝『マキァヴェッリ 『君主論』をよむ』
山家悠紀夫『日本経済30年史 バブルからアベノミクスまで』 哲学を回避するアメリカ知識人
コーネル ウェスト
これ、いい本だよ。 >>957
あと、アラン・ブルームの「アメリカンマインドの終焉」もええぞ。 >>957
新大陸ではヨーロッパ哲学を踏襲または踏襲的発展させずに新しい考え方でやらせてもらうから
誰も言う事聞きそうになくてそうしないと無理なんで
の研究本
原題もそんな感じ
哲学自体は回避してないよ >>958
新しい場所にこんだけいろいろ集まってんだから
お前らうまくやれよ
正義とか悪とかにこだわりすぎんな
自己満足に酔ってんなよ
白黒つけすぎると貰えるもんも貰えない
とりあえずうまく立ち回って貰えるもんは貰え
人に迷惑かけなきゃ好きにしろ
自分だけいい子で得しろ
感動?情熱?
何それ食えんのか?
の研究本 アランブルームは分厚かったような印象しかないねん。段組でこう…とにかく長いねん
米国ほど哲学欲している国家はないと思われ
流行る書物見ればなんとなく…
流行ったと思うたら、実は焼き直しだったりするのだ。啓発書とか普通にそれやろ 「疑似科学入門 」が岩波新書で一位にアマゾンランキング
何があったのか
書評? >>965
Twitterで歴史修正主義はニセ科学の範疇か否かで論争になってたからその影響じゃね そもそも歴史学は科学ではないからな
利根川進が人文系や社会系は・・・・と話してた 平成を中公新書で振り返るという趣旨のパンフレットが店頭配布されてるな
中公新書にしてはやや軟派な企画だと思ったが 科学の隙間を埋めるのが人文学や!と偉い人が言うてました。
「統計などただの数字遊びや!ひとりひとりの生き方には関係ねえし!」だそうです。 >>968
大手町紀伊國屋や八重洲ブックセンターは
がっつり特設コーナーやってる いやでも物理が面白くなる 新版
立ち読みしたけど面白そうだった。こういう理系入門書に挑戦しては挫折しているが、これなら読めるかも 小熊英二は
随分前に平成史出してるけど、
増補版、間違いなく出すだろうなw
無駄に分厚いやつをさ。 岩波新書のアンコール復刊4・5月なしで6月だとさ。
いよいよ体力がなくなってきたか。
岩波イデオロギー大嫌いだけど、岩波文庫・新書好きの者より いつの間にか岩波は元気なくなったな
中公みたいに学術新書を徹底したらいいのに、薄い本にしちゃってから質も落ちてしまった しょうがないよ
「角度」を付け過ぎたんでしょう。商売替えしないと。つーか宗旨替え?
NHK・朝日新聞・岩波。黄金の三角地帯とか言われていましたし。何か変なもん作っているんでしょうな。 日本大好き本しか売れなくなっちゃったからな
ジャーナリズムに用はないのさ 日本ホルホルには困ったもんだわ
完全に現実逃避だし安倍政権にも利用されている 中公
少し専門に寄りすぎて、敷居高くなってきてない?
殆ど選書のような本もあるし 中公は編集者が著者に依頼するのが仕事で
提出された原稿そのまま出しているんじゃないかな >>976
流行りのルポルタージュやるか、岩波のスタイルを貫くのかどっちつかずな感じが読者を戸惑わせた 岩波や中公ではでてこないタイプの学術新書が他のレーベルである気がするな
歴史関係は中公は充実しているんだろうけど、自然科学系は弱し(現代新書のほうがいい)、哲学系も負けている気がする(ちくまとかに) 自然科学や理系君は普通にブルーバックスやろうし。
早い子は高3から始めて教養課程くらいの感じで。
岩波は表紙の信号の問題あるしな。青黄赤いう具合におかしくなる。
理科系の場合、開きが違うし、横書きやし、そもそも図がこんまいとしんどいのよ。 ブルーバックスではやれないようなスタイルの自然科学系の本が現代新書や光文社新書にある 岩波新書ベストの冊子でもたはやされていた「自由とキリツ」を読んだが、まああれこそザ岩波新書だあ 昔から中公のほうが質は高かったのかも
歴史があるから古典が多いように見えたのが岩波で 岩波はブレたけど、中公は貫いてるからね。
その差だろうな。 中公は軽めのテーマはラクレっていうレーベルで出して、中公新書は教養路線を貫いてる
岩波は軽めのも入るし、思想優先傾向があるから、堤未果みたいにファクトチェックが疑問視されてるような筆者が入ってしまう 言われてるほど、岩波悪くないけどな。
下げたい連中がいるのかね。
トータルで無くなっては困る出版社だわ。 今月の「イタリア史10講」「流言のメディア史」もよかった トータルで悪いとは誰も言ってないだろ
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