>>697
羅生門を読んで京都の街を歩くと、一般人が夜歩かない路地って都の境目ってわかるんだよね。
羅生門の世界を知らないとピンとはこない。

そこに歴史的階級社会や、脈々と続く被差別地域の話をきちんと考えるきっかけになる。

ジェンダーも大事だが、文学の楽しさやそこから広がる世界もある。
教科書ってそういう役割もあるんだよね。