司馬遼太郎をあれこれ語る 39巻目
翔ぶが如く10巻を読み終わった
あとがきで書いてた、西郷が曠世の英雄から蓋世の虚像になり、それに多数の人間が巻き込まれた、また多数の人間に担がれた
西郷個人がどんな人間かよく分からんが、西郷がどのような人間だったかを表すには、その表現がピッタリだなと思った >>3
後半ちょっと間違えた
西郷のパーソナリティはよく分からんが、どういう人生を歩んだかはよく分かったわ
これでもああん?笑 司馬遼太郎はその膨大な作品量よりも多くの手紙を書いていたと言われている。
司馬豆知識 >>4
文意は通るようになった。ただ西郷は簡単にまとめる事が出来るような人物ではないからいろんな見方が出てくるんじゃない? あっ、それがスレを活性化させるためのあなたの狙いか >>8
豆知識と書いてあるなら事実じゃないといけないが推量形になっているだろう。お前は馬鹿か あ、いつもの間抜けで知ったかの
アンチの爺さんか。 >>10
相変わらずこのスレは本も読まない盲信的なお前みたいな馬鹿が出入りしているな お前の立てた10年以上埋まらない アンチスレから出手くんなよ爺 豆知識は事実じゃないといけないて思い込みからして頭の悪さと異常さが分かる >>13
いいから馬鹿は黙ってろ。何か言いたかったら本を読んでからにしろ。ここ一か月でどんな本を読んだか言ってみろ >>14
豆知識も知識だぞ。お前の考える豆知識の定義を言ってみろよ。このスレ全員から爆笑されるぞ >>16
言えるほど本を読んでないのがありありと分かる >>13
勝手にし推測で人をアンチスレを立てたと決めつける頭の悪さは救いようがない ちょっと反対意見言っただけでアンチとか気持ち悪い住人が多いスレだな 本を人よりも読んでると思い込んでるアンチの爺が発狂したか。
こいつ前スレでも本を読んでるアピールしてたなw この辺りで司馬スレに相応しいエピソードをちょっと差し挟みますが
昨日で再放送が終わった「菜の花の沖」のドラマは面白くなかったね >>22
大して読んでない。お前みたいな馬鹿より読んでいるというだけ >>23
放映しているのは知ってたけど見てない。どの辺が期待外れでした? >>25
嫁のおふさとの二人三脚の物語に脚色したことは分かるんだけど
不出来な息子との折り合いが悪いとか、高田屋の後継から息子を外したら
嫁が嘉兵衛をギャーギャー怒鳴りつけて心を病んでしまうとか
創作エピを突っ込み過ぎでうんざりした >>26
どうもありがとう。未見なので何とも言えませんがおっしゃっている事は何となく分かるような気がします 司馬遼太郎は座談の名手と言われている。
司馬豆知識 とある70代の作家が果心居士は昔の子供にはお馴染みだったと書いてたが、
司馬の果心居士は何の資料に一番近いか自称読書家は知っとるかな? 100分de名著 司馬遼太郎"覇王の家" 🈟(1)「三河かたぎ」が生んだ能力🈖🈑 「殉死」研究論のやつ読むと司馬が超絶ドマイナーな本や手記や当時まだ存命だった人に取材しまくって
そうした資料を組み合わせる事で持論を形成するタイプの話づくりしてたのがよくわかるな >>29
ブーメランだねお爺ちゃんw
無理して若ぶるなよジジイwww 坂の上の雲が発売された頃に東大教授たちの座談会でこれで近代暗黒史観は払拭されると感心されたらしい。 >>34
何回も言ってるだろう、お前みたいな馬鹿と比べたら多少は読んでいると言うだけで、世間の人からしたら足元にも及ばん 話に付いてこれず自信が無くなった自称御読書家のアンチの爺さん草 自称読書家の爺さんに尋ねるが西郷が奄美に居た頃の禄高石教えてくれや そこら辺の百姓から偉人になったのって秀吉と大村益次郎くらいか?
あとはたいてい武士階級
下士といえども、西郷も竜馬も 秀吉の出自については異論が多いんでちょっと
大村は医者の家じゃね? >>39
おかしいなあ、俺の読んだ本では奄美時代は初めは六石だったと書いてあるがな >>43
その本にはその後倍増したって書いてないのかい? >>44
書いてるけど初めは六石だったってお前の本には書いてないのか? その六~十二石っていうのは奄美潜伏に対する扶持米であって
家禄は四十一石のままだろ、少なくとも奄美潜伏時だが >>46
ん?奄美潜伏時の質問の答えとしてお前は「1回目は扶持米12石 2回目は無給」と答えたんだろ。
家禄は四十一石のままだろって言われてもだな。
ちなみに西郷奄美時代に留守宅に下賜された金は何両で誰の指示でそうやったと思う? >>35
その後に江戸再評価のブームが来たから
司馬遼太郎の小説が微妙な立場になった気がする 司馬の坂本と土方は吉川の宮本武蔵と
同様に
定着してるからな。 どこを読んだら司馬遼太郎が江戸を賛美してたとかクルクルパーな読み取りできるんだ >>53
お前馬鹿なの?
明治という国家が何故できたかを解説してるだろ
司馬作品を読んでないならここに来るなよカスw 司馬は江戸時代の各藩ごとの多様性や中国朝鮮のように儒学一辺倒に
ならなかった事を評価してるな。
あと鎌倉武士以来の「名こそおしけれ」の精神を日本の大事な部分として捉えていたと
何人かの物書きが指摘してたな。 >>50
長者番付を見ると坂の上の雲の連載終了後も常に上位に居たし、
NHKが1970年から放送してた日本史探訪の常連として更にファンが増えていったと
当時のメディア関係者に言われている。
ちなみに向田邦子はこの番組の司馬さんを見るのが一番の楽しみと言ってたとか。 >>55
江戸時代の主流から外れた人物を評価してるよな
江戸時代全体では身分制度でガチガチにされて
自由な学問や発想ができたかなった暗黒時代としてて賛美はしてない 「昭和という国家」なんて江戸時代をひたすら礼賛してるもんな むしろ、本当の日本は江戸時代の文明、江戸文明にあったのではないか。江戸中期以後のリアリズムを中心とする、技術とものを見続けて思想をつくりあげた代表者たちとわれわれは結びつく。先に話しましたように、職人が好きで、技術が好きな民族なんだと。
今日の日本はすこし単純な文化になっているのかなとも思うのですが、江戸時代のことを思いますと、気が大きくなってきます。鎖国をしていて世界からポツンと孤立していたのに、国内では多様でした。ご存じのように三百諸藩と、国内は藩で分かれておりまして、それぞれ個性がありました。 >>58
司馬氏の提唱でできた山形蟠桃賞というのも有るしな この国のかたち
「徳川幕府は朱子学をもって官学とした。
ただ日本の場合、幸いにも江戸中期に多様な思想が出てきて
朱子学が唯一のものでなくなった。
たとえば荻生徂徠や伊藤仁斎の学問は朱子学の空論性を攻撃した。
荻生徂徠における実証主義は清朝の考証学より半世紀さきがけ、
江戸期の思想に好もしい影響をあたえた。」 司馬遼太郎の考え方は大雑把にいうと「明治の日本は良かったが昭和になり駄目になった」というものだが
その理屈で言うと戦後の復興および日本を経済大国にまでしたのは昭和の戦中派で
第二次世界大戦や太平洋戦争の時の日本の指導者層は明治人だから
明治を否定して昭和を賛美しないといけないんじゃないの 正確には明治の日比谷暴動からおかしくなったという見方。
戦後も学生運動や70年代の土地ころがし90年代の
バブル崩壊後の政官財の無責任体質も批判してる。 モンゴルと大相撲をこよなく愛していた司馬遼󠄁太郎だが
生きてるうちにモンゴル力士の活躍を見ることは叶わなかった 陳舜臣はチンギス・ハーンは人類史上稀にみる虐殺者でモンゴル人は野蛮人とモンゴルに批判的だったから司馬遼太郎とは話が合わなかっただろうな >>67
学生時代から死ぬまで仲が良かったのに何を言ってるんだこいつは >>65
学生運動には肯定的だったと思う
読者も左翼が多かったし(幕府打倒を狙う維新の志士に自分たちを重ねて革命を目指してた)
中国の文化大革命も三島由紀夫や石川淳などとは違い実際に訪中して現実を見るまでは肯定の立場だった >>71
日学同とかの民族派学生たちも竜馬や土方に自分達を重ね合わせて読んでたと言っているがな 三派全学連が敵としているのは戦前の国家の幻想です ありもしない 国家権力というやつです そこが彼らの運動の不毛なところですね
1969年8月 司馬遼太郎 「轢き殺してゆく」に対して同僚たちから猛批判されて「私は小説家」で逃げたのは卑怯な気が 同僚に猛批判なんてされてないし、私は小説家なんて言ってもない。 100de名著で司馬やってたけどやはり司馬作品は
当時の左翼史観に対するものと説明されていたな 私は小説家云々って戦友会かなんかでの話だっけ?
それより旧軍絡みのネタだと戦車ヲタの俺は兵頭のジジイが言ってた
司馬は三式中戦車と三式砲戦車を間違えてたっての方が興味あったな
確かに配備記録見ると三式チヌは配備されてないんだよなぁ
ところで今NHKBSで再放送してる古い街道をゆく観てるけど面白いな
チンジュカンさんの映像初めて観たし、門がない?ってのも司馬が
勝手口みたいな所から入って勘違いしただけっぽいのとか笑った
あれも小説を面白くする演出の一貫といえばそうなのかね 戦車で轢き殺すどうこうに対して質問した時の司馬の答え方に「私は小説家略」と言ってると受け取った、
というニュアンスだな。なので>>75がいうように司馬自身が私は小説家略と言った訳ではない、が正しい
戦車のアレに関してはチヌの実物を仮に見たとしても、そもそも戦車をぴかぴかに磨く事でサボってた!
という公言する司馬が戦車にヤスリなんてかけようとするはずがないと思うけどなw 戦友たちは後に司馬の家に遊びに行ったり司馬の兵隊時代の思い出をそれぞれ書いたりしてるけど誰も司馬が嘘ついてると言ってる奴はいない。 兵頭とかいう自称研究家の素人より戦車学校出てる司馬の方が実情に詳しいだろうよ とある戦車戦ゲーム開始時にプレーヤー名を司馬遼太郎に肖ってフクダにしてみた。
操作に慣れないで砲撃したら味方に。
肖り過ぎたw チヌとホリ間違えるのはありえないな
いや同じ装甲50ミリだけどあれ間違えるのって戦車と装甲車間違えるレベルに近い
とはいえ司馬は軍事関係では事実誤認が多いのも事実だけど流石にあれはないわ
同じプロペラ単発だからって旧軍で乗ってた奴が零戦と隼間違えるくらいありえない 歩兵砲隊だった丸谷才一は敵が来る前から敵の戦車は早くてもうダメだと思っていた。
で丸谷は「司馬さんは将校でもっと(戦車の)情報もってたはずだから絶対に死ぬと思ってたはず」
と言ってるな。 軍事関係はヨタが多い
旧軍関係者が生きてた時に宴会で自分の部隊は特攻に出てないのに特攻に出てたとかいってる系統
それが自費出版の回想録や回想録に近い小説なんかにするとどんどん脳内脚色される
実際に命のやりとりしてた経験があり戦友が死んだのを目の前にしてきたから猶更だな
例をあげれば、まがりなりにも将校までいった司馬が自分の所属部隊がノモンハンに参加したかなんて
知らない訳がないから >>75
Wikipediaではあるが
1973年に戦車第1連隊第5中隊の元中隊長西野堯大尉を会長として、満州時代の駐屯地名を冠した「石頭会」という戦友会が発足した。司馬は妻女とともに京都で開催された第一回目の会合に出席して「私は西野さんの言うことならなんでも聞きます。西野さんの大事な体温計割っちゃったからな」と挨拶して一同を笑わせている。その後加入した西野と同期の宗像正吉大尉が、あるときの二次会で思い切って司馬に「轢いてゆけ」発言の真偽をただしてみたところ、司馬からは「宗像さん、新品少尉が大本営参謀とサシで話ができると思いますか」「私は小説家ですよ。歴史研究家ではありません」「小説というものは面白くなければ、読者は離れてしまいます」と語り、作家の「創作」だったことを明かしたという[72]。 秦郁彦先生の著作からの引用ですね
これは信頼度が高い 司馬の存命中から、批判的だった数少ない「保守」言論人が、福田恆存である。福田は評論家であり、文芸批評家であり、翻訳家であり、劇作家であり、舞台演出家だった。
司馬の重要な主張の一つは、日露戦争中の旅順攻略戦での乃木希典批判であるが、これに対し福田は「近頃、小説の形を借りた歴史読物が流行し、それが俗受けしてゐる様だが、それらはすべて今日の目から見た結果論であるばかりでなく、善悪黒白を一方的に断定してゐるものが多い。が、これほど危険な事は無い。歴史家が最も自戒せねばならぬ事は過去に対する現在の優位である」と一刀両断である(『中央公論 臨時増刊「歴史と人物」』、一九七〇年)。
もちろんこのことばかりが理由ではないが、福田は論壇から干され続けた。福田はイニシャルではあるが明らかにわかる表現で、司馬が雑誌『正論』に圧力をかけて、福田に執筆と講演をさせないように妨害している事実を記している(「問ひ質したき事ども」『中央公論』、一九八一年四月号。なお、このエッセイで福田は、自分が一年も執筆していない事実に気づかない読者にも慨嘆している)。
https://nikkan-spa.jp/1714961/2 >>89
倉山満
救国シンクタンク理事長兼所長
凄い肩書きだな そういや司馬って九五式軽戦車についてはなんかいってたっけ
連隊に配属されてたはずだけど >>87
>>88
宗像正吉が証言したとされるのが2010年代頃、他の多くの同僚は司馬と昭和35年から
2年に1度同期会で有ってるが誰も宗像のような発言はしていない。
そしてこの証言を発表した秦郁彦は司馬史観を仮想敵として活動してた新しい教科書を作る会のメンバー。
更に秦郁彦の今までの他の件での裁判証言などからみても信憑性が相当低いだろう。 >>89
福田恆存は戦前は乃木を賛美する活動をして終戦後はマルクス主義に転向して
スターリンを賛美して更に再転向して保守言論人ぶってた屑だろ。 福田恒存 「白く塗りたる墓」(1948年)
「インテリゲンツィアばかりはぜったいに存在を許してはならぬ。
たとえ暴力を用いてもこれを抹殺しなければならぬ。」
「他人にたいするぼくの攻撃の一切は、この自分のうちのインテリゲンツィアにたいする
憎悪と反発とから生じたものにほかならない。」
「神を信ずるかどうかに答へられぬぼくも、コムミュニズムを信ずるかどうかには答へられる。
ぼくはコムミュニズムを信じている。」 言ってる事が180度ころころ変わってるから屑なんだろ 司馬が圧力をかけたのが事実なら実名で告発すればいいし
イニシャルでしか書けないというのが腰が引けてるね 救国シンクタンク(笑)は証拠もない事を決めつけてるから
司馬財団から訴えられたら負けるな