神社の参拝作法


・一般的な神社の参拝作法の流れは以下の通り(但し、出雲大社系や宇佐神宮のような特殊な作法は後述する)

(一揖)→二拝→(二拍手)→祝詞奏上→願い事奏上→二拝→二拍手→一拝→(一揖)

・一揖とは会釈のような小さく浅いお辞儀で、参拝の前後にしておくとより丁寧です。

・祝詞奏上の前に行う(二拍手)は古い形式の作法で、古い作法では祝詞奏上の前にも二拍手を行います。

・祝詞(祓詞・大祓詞・神社拝詞など)の書かれた折本は、大抵のどこの神社の社務所でも頒布してもらます。

・出雲大社系(島根県の出雲大社や各地のその分祠・分院)での参拝作法

四拝→四拍手→祝詞奏上→願い事奏上→神語奏上→四拝→四拍手→一拝

・厳密には四拝は「一拝→一祈念→二拝」で、一祈念とは通常のお辞儀よりも大きな動きのお辞儀です。
(出雲大社やその分祠・分院での神事での神職の拝礼の様子をみれば分かります。)

・神語は「幸魂奇魂守給幸給(さきみたま くしみたま まもりたまい さきわえたまえ)」を
三回奏上します。

・宇佐神宮での参拝作法は、上記一般的な神社での参拝作法のところの
二拍手のところを四拍手とします。