◇ディスクシュレッダーが必要となる理由
パソコンのハードディスク内にいったん記録されたデータは、
「ごみ箱」に入れたり、「ごみ箱を空にする」といった操作を行っても、
実際には消えておりません。
また、ハードディスクを初期化する「フォーマット」を行っても消えておりません。
これらの操作により、データ本体の格納場所を示す管理情報(目次に相当する部分)が消去されるため、
通常の操作でこれらのデータを読むことはできなくなりますが、データの本体はハードディスク内に残ったままです。
このため、市販のデータ復元ソフトを使えば、消したはずのデータが簡単に復元できてしまいます。


実際、データを消去したはずの中古パソコンやリサイクルパソコンから個人情報や機密情報が流失し、大きなニュースになったことが過去に何度かあります。


ディスクシュレッダーでは、データの本体が記録されていた部分も含めて、
ハードディスクのすべての領域に無意味なデータを書き込むことにより、
以前に記録されたデータに関するあらゆる痕跡を抹消します。