小説学校で教わる大事なことは、小説の書き方や創作のノウハウみたいなベーシックな内容じゃない
新人賞の選考基準だ
選考委員務めるほどの作家や編集が講師ならそれがダイレクトにわかる
落選数の多い人ほど、今まで自分がどれだけ間違った方向にあがいていたか、また外部の人の書いた市販書がいかにいい加減か実感するだろう
ジャンルや賞が違えば着眼点も違う、どんなに出来の良い小説も賞の基準とミスマッチならば落とされるのだ
これさえ抑えておけば大抵の人は数年で最終選考付近まで確実に戦えるようになる
最終から先は運と才能次第だ、そこまで来ればもう辞めてもよろしい