短文を書いていき小説を完成させるスレ 2巻
トップアイドルになれば、もうピーマンを食べなくてもいいよね。
邪な思いを糧にスター街道を駆けのぼることを夢見た小夜子だったが、
意味ありげに肩へと腕をまわしてきた太った男の首を即座にねじ切ったのが転落人生の始まりだった。 「あわわわ……」
その様子を見ていたマネージャーのなすび男が腰を抜かした。
小夜子が大変お世話になった男だ。 だけど未来の障害になりそうな存在は排除する。
小夜子は飛んだ。事切れた油の塊を凝視したままの恩人に。
組み付いて首をねじるだけで全てを闇に葬れる。そう思ったから。 キュキュッ!
小夜子のヘッドロックがなすびの皮でスリップした。 視界の中で、跳ね上げられた足となすびの皮が視界の中でゆっくりと飛んだ。
倒れる、そう理解して心配になったのは後頭部が落ちる場所が尖っていたりはしないだろうか、だった。火サスみたいな死に方はご免だ。 ガァン。娘の頭はものすごく尖った何かにぶちあたった。
死んだプロデューサーの屹立したペニスケースだ。
ぐうっ、うーむ……。白戸三平の断末魔みたいな声を立てて、
小夜子は血の海に沈んだ。 『乙女の血をもって、ここに契約は交わされた』
ペニスケースから低い声が響く。
呼びかけられたプロデューサーはその微細な振動による股間への刺激に悶え甘く鳴くばかりで、
海外旅行に行った友人からの土産物が喋ったことに気づかなかった。 「15キナ」という値札がついたままだ。
キナとはパプアニューギニアの通貨であり…… 小夜子は起き上がった。下らない薀蓄を黙らせるために。 抜き放っただんびらでの一閃が天井に張り付いたナレーターの胴に走り、真っ二つに切り裂いた。
黒子姿のそれは重力を思い出したかのように落下して、
「ぬるい!」
上半身が両手、下半身が両足。それぞれに、しなやかに降り立った。 19xx年に起きた核戦争後の枯れた時代。23xx年以降、人類がいくつもの恒星系への移民を始め根付き始めた時代にも。
年を経るごとに黒子の分身の術による組体操は規模を大きくしていった。 「いやあ、すごいや。こんなに大きくなるなんて。僕が若い頃はまだこのくらいだったのになぁ」
「いやですわ。おじさま」 ニュースを見ながら話す二人はうわの空だ。
禁断の愛と事後の余韻をごまかすためには、
他愛もない会話が必要だった。 そこで黒子は叔父が訪れる時季が例年と違ったこと聞いてみた。
「いつもは秋にいらして下さるのに、どうして今年は――」
最後まで言えなかった。銃声が鳴って、その音源の銃から打ち出されたらしい銃弾に額を打ち抜かれて生を絶たれたから。 「まるでパンケーキだぜぇ」
叔父は腰のホルスターに銃を収め、壊れかけのスイングドアを鳴らして外へ出た。
前で待つ馬に飛び乗ると、メキシコシティーへ向かって鞭を打つ。
国境を越えれば犯罪歴なんてリセットさ。 そんな楽観が砕かれたのはメリケンステイツから出る国境でのこと。
ゲートに差し掛かった叔父に、色黒で自分よりも一回り大きな男が金属製の特殊警棒で肩をゆるく叩きながら寄ってきたのだ。
「お前が腰にぶら下げている凶悪なものはなんだ。持ち物検査を念入りにする必要がありそうだな」
顔面から血の気が失せる音を聞いた。 ジャイアントオバマが叔父の息子を叩き潰したのだ。
イトコ ここに死す! 「死なないでー!!死ぬのをやめてー!!」
皆の雄叫びがイトコに響き渡る。 「Die! Die!」
ジャイアントオバマが特殊警棒を振り回すたび、
ぱちーんぱちーんと冷たい音が響き渡る。
オーバーキル、であった(池波風)。 二本の特殊警棒が幾度と打ち合わされる。
その度に火花と、硬質で高い金属音が国境のゲートがある平野にいくつも響き渡り、数瞬の沈黙を挟んでまた響く。
二人の死闘は一見均衡していた、が、叔父だけが息を荒らげ肩を震わせている。
警棒が腰に固定されていることから、ジャイアントオバマよりも一撃のためにかかる身体的負担が大きかったのだ。 ジャーン ジャーン ジャーン!
叔父は武将に目覚めた。 もうこれは憧れの三国志における英雄として名を残すしかない。
想像する。矛を手に平原を馬で駆け抜ける自らの姿を。 ぴゅう!
どこからともなく飛来した矢が叔父の脇腹に刺さった。 それどころか、胴が裂けて爆ぜる。そのまま叔父の上半身は空へと跳ね上げられながら確かに目撃したのだ。
自らを貫いた矢が勢いを殺されることなく南北の新大陸の継ぎ目の一部をも砕いた光景を。
それが、パナマ運河の原型がこの世に姿を現した瞬間だった。 エロい人形を作るための型を掘る、シリコンと共に生きシリコンと共に屍を並べる選ばれしマイスターのことだ。 パナマ運河とは、アメリカ大陸のくびれのちょっと下についている、
潮を湛えた大地の割れ目のことである。
かつて未熟な新大陸が旧大陸と肩を並べるほど成長したときに、
急にこのくびれに興味を持った男たちに開発され、それ以来、
多くの荒くれたちが西から東からこの運河に侵入し、そして通り過ぎていった。 最高の腰回りの型を作り出すためだった。
高度二千八百メートルを飛ぶセスナの助手席で、開いた扉から身をのり出してカメラのレンズ越しに運河の全容を目に焼き付ける。 「いやーん、セスナさんのエッチ!」
運河は110番した。 だけど警察は動かなかった。
運河は視線で嬲られる股間に熱を感じてしまうが、地に縫い付けられた身では悶えることもできない。 股から力を抜くと、音を立てて溜め込まれた水分が放出されるが、体内の熱は収まらない。
細長くも逞しい物体が次々と彼女の中をかき分けていく度、更に甘くこみ上げてくる。 こんどは閉めてみた。
と、なにかが引っかかって完全には閉まらない。 それは一隻のタンカーがパナマの襞に絡め取られたからだった。 タンカーの船長は焦っていた。
この油を届けなければ、セリヌンティウスがどうかしてしまう。
「全速前進ーッ! いや、全速後退ーッ!」
10万トンのタンカーが前後に往復する。 ☆ 日本の核武装は早急に必須ですわ。☆
総務省の『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。
日本国民の皆様方、2016年7月の『第24回 参議院選挙』で、日本人の悲願である
改憲の成就が決まります。皆様方、必ず投票に自ら足を運んでください。お願い致します。 核武装よりセリヌンティウスだ!
そう叫んだセリヌンティウスは、すでに浮遊する魂となっていた。 王都でカレー屋を開業するため、生前の数々の冒険をしてきたのだ ☆ 日本人の婚姻数と出生数を増やしましょう。そのためには、☆
@ 公的年金と生活保護を段階的に廃止して、満18歳以上の日本人に、
ベーシックインカムの導入は必須です。月額約60000円位ならば、廃止すれば
財源的には可能です。ベーシックインカム、でぜひググってみてください。
A 人工子宮は、既に完成しています。独身でも自分の赤ちゃんが欲しい方々へ。
人工子宮、でぜひググってみてください。日本のために、お願い致します。☆☆ 僕の知り合いの知り合いができたネットで稼げる情報とか
念のためにのせておきます
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
46ZD1 誰でもできる嘘みたいに金の生る木を作れる方法
念のためにのせておきます
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
694 彼の魂を引き戻すには、やはりアレしか無いのだろう。
そう思い立つやいなや、私は体制を整え両の手にありったけの足下の土を握りしめた。