「冥途の土産に円月殺法、御覧にいれよう」
地面に切っ先を向けた大刀がゆっくりと弧を描きながら上がり始めた。
青白く輝く刃が眠狂四郎の眉間で止まる。その刹那、>>125の視界から眠狂四郎の姿が消えていた。
かすかに鼻をこする血の匂い。
背に男の気配を感じた>>125が振り返った。いつの間にか大刀を鞘に納めた眠狂四郎が飄然と去るところだった。
「はあ?」
あんぐりと口を開け、首を傾げた時、左足のつま先に柔らくまだ温かみのある肉塊が落ちるのを感じた。
>>125は、開いた口を閉じることができなかった。この世の終わりが来たかのような絶叫を漏らしていた。
股間から噴出した血が肉塊を血で染めていた。>>125のアソコだった。