歴史小説・時代小説 その十 [転載禁止]©2ch.net
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莫言の赤い高粱が最高に面白い。さすがノーベル賞作家だ。
日本人の作家にこれほど鮮烈な描写をすることは無理だろう。 中国人作家は文革以来、長いこと抑圧されてきたから
噴き出すものがすごいんだろうな。
日本人作家はやっぱり第三の新人までがピークなんじゃない? 本にしたい大賞(歴史群像大賞)がなくなっていたなんて……
誰も教えてくれなかった…… いや、ぽつりぽつりだが情報は出ていたよ
おれもどこかで見た 結局、名前が変わってから2回しか開催されなかったのかな? ☆ 総務省の『憲法改正国民投票法』のURLですわ。☆
http://www.soumu.go.jp/senkyo/kokumin_touhyou/
☆ 日本国民の皆様方、2016年7月の『第24回 参議院選挙』で、日本人の悲願である
改憲の成就が決まります。皆様方、必ず投票に自ら足を運んでください。お願いします。☆ 時代小説の一般公募賞は無くなってしまったのかね?(´・ω・`) でも、歴史・時代物の賞って本当に少なくなったよね。
ふつうに、一般の賞に応募すればいいんだけど、
「現代ものの応募作のなかで浮かないかな」とか
考えちゃう。 あと、枚数制限がね。
歴史ものだと、800枚までとか、無制限とかあったからね。
一般の賞だと、500枚とか、600枚とかがせいぜいで、
一人の人物をじっくり書こうにも、
書ききれなかったりするからね。 ネトウヨ
高田誠:高卒(自称一橋卒)
長谷川亮太:推薦国士館
菊地:浪人後工場に就職
松本修平:専門学校中退
川東大了:高卒
中谷良子:高校中退
本多広樹:親父がゴネにゴネてやっと中卒
山田博彰:東放学園音響専門学校
冨成一秋:東京アニメーションカレッジ専門学校中退
冲方丁(藤野峰男):高卒(自称早稲田中退)←NEW! 満州国が舞台のロマンスを書いてるが、資料少ない上に読むの難しい。
もう諦めようかな。 >>218
手垢が付きまくっている「柳生十兵衛」を主人公にした話を書いている俺に謝れ!(´;ω;`)謝れ! >>219
今ある「十兵衛」は、みんな山田風太郎先生の末裔。
差別化はかった? >>221
あれ? 前にもこのスレで似たようなことを
言ってた人が……
同じ人? >>222
たぶん。まだ書き上がってないんだよ(´・ω・`)というか、現在大改造中で資料集めからやり直し。 東海道五十三次(できれば五街道)の各宿場町がおおよそ整った時期とか、各宿場の名物とか、そんなあたりの事が書いてある資料があったら教えてつかーさい(´・ω・`)
1600年代初期の街道における宿場町食事事情がわからなくて、でもどうやって調べたらいいのか、わからなくて困ってます。
ヒントでいいから、教えてつかーさい(´;ω;`)1700年代くらいの「江戸文化華やかりし頃」の各宿場の名物とかは調べられるんだけれども・・・ 1600年代初期はまだ五街道が整っていないよ。後期になってようやく
少し整ってきた程度。だから、調べようとしてもムリがあると思う。
それぞれの街道があった県と市町村の歴史資料館などをあたると参考になると思う。
おれはそれで調べて、参勤交代のための陸路と海路について、かなり
有力な資料を得られた。 >>227
1600年代以前に「お伊勢参り」ブームが何度か来ているんで、東海道はある程度宿場町が整理されてたと思うんだ。
で、その当時の宿場町に「特産品」があったかどうかが知りたいんだよね。高級品じゃなくて、宿場で「うちの名物」と晩ご飯に出てくる的な何か。
・・・調べている限り、あまりないっぽいんだけれども(´・ω・`)海沿いの宿場くらいにはあっても良いような気がしているんだけれどもねぇ。
現地に調べにいくしかないか。東海道、遠いんだよなぁ・・・ 丸子のとろろ飯が出てくるぞ 弥次喜多がとろろ食った店は現存 >>229
>>230
「東海道膝栗毛」は1800年代で、食文化も存在した頃のお話なので(´・ω・`)知りたいのは1600年代、家光の世の頃の事なんだ。
1800年代だと、そりゃもういろいろあって「孤独のグルメ」的旅物語とか書けると思うぜ? 五十三次の各駅はかなり江戸時代以前の早い段階で整備されていたらしいが、
幕府の方針で関所新設や橋の撤去などがあったため、現実的に多くの
人が泊まる宿場とそうでない宿場があり、かなり変遷があったようだ。
また、東海道以外では、宿場として認識されていながら実質的にゴーストタウン
になり、宿場として機能していなかったところもあった。
参勤交代による大名行列は発足当初こそ多くの藩士を連れて行われたが、すぐに衰退して
江戸近くに着いてから人員を調達して大きく見せるのが常態化していた。
お伊勢参りなどで頻繁に使われる東海道とそれ以外では繁栄の度合いもかなり差があった。 清張の「無宿人別帳」を読んでたら、抜け牢した男が夜中の街をあちこち逃げるんだが、
町木戸があるから不可能なんじゃないのか
盗賊ものなんかでも、このへんはどうクリアしてるのかな 丸子のとろろ飯は、1600年代からあったらしい。ズゾゾゾゾとかっ込む感じだったのかな。 町木戸が閉まる説は、三田村鳶魚が言い出したんだが、
出展が不明なうえに、木戸なんかなかったという傍証のほうが山ほどある。
つまり木戸なんかなかったってことだ。 朝日出す人いるかな?
今やほぼ唯一の時代物の賞になっちまったが >>237
書き上がったら朝日に出すよ!(`・ω・´)出すよ! オレは書き上がった時点で一番締切が近いエンタメ系新人賞に出すつもりだっ(`・ω・´)
問題は枚数なんだよな・・・結構な長編になりそうなんだ(´・ω・`) エンタメはミステリ系が多すぎて、時代ものとの相性が問題だな
選考委員に時代小説読んだこともなさそうなやつが並ぶとこも多いし 講談社 決戦 川中島の戦い 山本勘助 フューチャー 60枚 1月30日は、ここ? >>237
朝日時代小説大賞をひとつの目標に書いていたが、この分だと間に合うかどうか
微妙だ。しかも、約6割強書いた段階で既に300枚を越えてる。
ミステリー的な要素が強いから、乱歩賞に出してみようかな。乱歩で時代物って
なかったと思うからかえって斬新だと評価されるかも。 >>233
「町」と一口に言っても、人口の密集度や地形などによっていろんな形態があった。
ひとつの町の端には「木戸」と呼ばれる家がたいていあったが、その道を通らなくても
出入りできる町や村はいくらでもあった。むしろ、屋根の上を走ったりする方が不自然で見つかりやすい。
また、木戸番は、24時間監視してたわけではない。元々江戸時代というのは非常に
治安が良かったから、木戸番が今で言う警備員みたいなことをしていたわけではないようだ。
結論をいうと、町から町へと移動するのは比較的簡単だったはず。ただ、その町の中で生活したり、顔を見られたり
すると、すぐによそ者と分かっただろうと思われる。 おれも朝日時代小説大賞に出す。一度書き上げてあるが、読み返しつつ手入れする。
242の作品は500枚クラスだよね。
たしかに100枚削るのは大変だし不自然になりそう。
乱歩賞か早川のアガサ賞向きかも。 締め切りまで十日。なんとか間に合いそうだ。
幕末の青春の蹉跌もの ふと気になることがあった。
おれは一般小説も純文学もミステリーも書くんだけど、一般小説では
一人称を使うことも多い。
時代小説、歴史小説で、一人称で書かれたのって、あまりないような
気がするけど。あったら具体的に作品名を教えてくれませんか。 >>248
思い浮かんだのは、井上志摩夫(阿佐田哲也の変名)の「名無しの恋兵衛」
ただ、遊女のストライキに巻き込まれたり、牛の睾丸移植手術の人体実験に供されそうになったり
一般的にイメージする時代小説といって良いのかどうかw
すぐに思い浮かばないけど、柴田錬三郎の小説にはありそうな気がする。 やべ。一人称の章と三人称の章が交互(?)に出てくるわ。小説のマナーとしてあまりよろしくないのかな? 一般的には良くないかも知れないが、それは構成によると思うよ。 それを見たら即座に叙述トリックを疑うってくらいに
手垢のついた手法だな。 >>254
まぁ、そういう時代物があってもいいだろう。 >>252
「結構」の度合いによる。まあ、すべての小説の中で1%も
ないと思う。おれもそういうのを読んだことはある。
ただし、ちゃんと話者の違いを断っているとか、
あるいは作中作や、別の文献の参照という形がほとんどかな。 一人称と三人称の場合、厳格に交互形式にして、最後で別人と思われた一人称の人物が、
三人称の人物と同じだったってパターンはあるよね。 朝日時代小説大賞、完成した
朝になったら、郵送する。 出したよ LETTER PACK で POSTに入れられるから便利 時代小説によく出てくる旅人ですが、主に一般の旅行者を指した場合、正しい読み方は「たびびと」でいいんですか?
それとも「たびと」「たびにん」? >>266
「たびびと」でいいんじゃないの?なんかその呼称で世界観や物語が変わるんなら調べても良いかも、だけれども。 やくざの渡世人なんかだと、たびにん、とも言うみたいだね
とせいにん、うけにん、などの使い方からして 朝日に応募してる。候補になると電話来るというが、六月頃かな
知ってる人いる? >>271
しらないけれど、ちょっと推定してみる。
発表が小説トリッパーの秋季号(おそらく9月18日頃発売)となると、
受賞作が決まるのは8月末か9月初旬くらい。最終選考にかける時間は
どこの賞もたいてい1ヶ月あまり程度だから、最終候補が決まるのは6月
くらい、という推定は根拠があると思う。
その一方で、もっと早いのでは、と思える例もある。
たとえば、締切が近い松本清張賞(11月30日締切)は、遅くとも
今週中に連絡があるらしい。これは締切から3ヶ月と10日程度。
江戸川乱歩賞だと、1月末締切で最終候補の連絡はおそらく4月4日
だから、2ヶ月ちょっと。
結局は分からない。なんにも知らないのに偉そうに書いてごめんね。 >>272
ご丁寧にありがとう
ちなみにオレの推定は、トリッパーが月刊ではないので、9月発売号発表といっても、
決まるのはもっと早く、7月末くらいかと。
すると候補決定は6月中かなと思いました。
清張賞や乱歩賞ほど大がかりにやってなさそうだし… 海音寺潮五郎の新太閤記は秀吉目線が最初だけであとはタダの歴史記録になっとる
平将門は面白かったがこれは小説とは言えんわ トリッパーの受賞作と講評読んでたら、結構しょげてしまう。
素材からかなり練らないとダメなんだろうな。 そうかな
素材に助けられてるだけで小説としてはどうかなという作品が多いよ 歴史時代小説を読む人間てのは基本保守的だからね
あと今の時代失われた誠意とか忠義とか勇猛果敢とかの価値観を体現した人物像と
自分を同一視して悦にいるための装置
結局みんな立川文庫を求めてるんだよ
ステレオタイプを外れたモノは必要ないの
天地明察みたいに今まで知られていなかった人物にスポットを当てるタイプの話は別だが
人物像が固定された歴史人物はそのイメージを踏襲することが求められる
たとえば松平容保は命惜しさに開戦して大勢の若者を死なせる傍ら
戦争の真っ最中
側室相手に小作りに励んでたクズだって話を書いてみ?
焚書ものだよ
自称歴史好きがいくらわめこうと容保の長男が
戦争中に種付けされた子だってのは事実なんだけどね 杉本苑子と永井路子の対談だったと思うが
北政所は愛人の子憎さに豊臣滅亡の糸を引いた悪女で
淀こそは豊臣のために最後まで努力した賢夫人だって
個人的にかなり納得できる説なんだが
こういうのも絶対受け入れられないと思うね
健気な茶々はまだしもどす黒いねねなんてこのスレ住人ですら見たくないだろうし 山本一力は「男の器」ばっかりだし、葉室は「筋を通した男」ばかり。
まあ自分好みの古いステロタイプを書きたい作家と、それに感動する読者 現代人は綺麗なおべべやらかっこいい刀剣やらに憧れて昔の時代を楽園扱いするが
人間の陰湿さは太古の昔から変わらない上に
当時は自由とか人権尊重の観念もなかったんだから
今よりはるかに生きづらい時代だったに決まってる
冷害で餓死者数十万人出して将軍様は豪遊とか普通に現代の北朝鮮以下だし
>江戸時代
フジヤマハラキリスシゲイシャに憧れる外人と何も変わらない うーん
だからさ、おとなのファンタジーとして残っていけばいいんじゃね 膝栗毛読むと主人公コンビの盲人へのいじめってひどいからねえ
確かにそのたびしっぺ返しは食らうもののそれがギャグとして通用する時点で
当時の人権感覚はお察し だから小説では現代人にも共感できるように作り替えてるわけだろ >>279
> 杉本苑子と永井路子の対談だったと思うが
> 北政所は愛人の子憎さに豊臣滅亡の糸を引いた悪女で
> 淀こそは豊臣のために最後まで努力した賢夫人だって
>
> 個人的にかなり納得できる説なんだが
> こういうのも絶対受け入れられないと思うね
> 健気な茶々はまだしもどす黒いねねなんてこのスレ住人ですら見たくないだろうし
いや、その説はあちこちで見かけるし別に珍しくないと思うけどな >>281
今の感覚でいうと確かにひどい時代かも知れないが
当時の人間は今=21世紀を知らないから、別にたいして苦しくなかったんじゃね?
例えばほんの20年前まで携帯電話はなかったが、別に不便は感じなかった、当時は。
50年〜60年前に至っては一般家庭に電話はなかったが、特に不便を感じなかった
また60年前はテレビもなかったが特に退屈もしなかった。人々はごく普通に暮らしてた。
また戦前は人権意識もなく、一部の思想は弾圧されてた、娘の身売りもあった。でもとりあえず普通の日常があった。
それと同じで
多分江戸時代の人もごく普通に当たり前の生活をしてたと思う、一般人は。
平賀源内とかある種の天才は何か異次元のことを考えていたかもしれないが >>283
映画座頭市シリーズなんかは、放送禁止用語連発だもんなあ
だが、江戸時代は盲人は保護されていた面もある。
盲人だけが就ける職業があったり。
検校とか勾当とか位階があり、かなり偉くなった盲人もいる。
塙保己一などは別格だが(将軍御目見え)、彼の場合はヘレン・ケラークラスの偉人 >>283
> 膝栗毛読むと主人公コンビの盲人へのいじめってひどいからねえ
だいたい弥次喜多はホモ関係だというのが、驚きw 昔の人間は当時の価値観と文明程度の中で充足してたってのは
確かにその通りだろうけどね
でも現代人が昔は今よりも良い時代だったみたいに
いうのはやっぱり間違ってる
そういう俗情に媚びるような話は書きたくないなと思う
明治以降も江戸時代と同じ飢饉不作は起こっているのだが餓死者はゼロ
外国から安い米を輸入できたからだってさ
ちなみに江戸時代の飢饉も武士階級の餓死者はゼロw
武士階級と大都市の町民は当時の超特権階級だよ
そりゃそういう階級しかみえてない連中からしたら
江戸時代以前は素晴らしい時代だろっていう なこと言ってもしょうがないだろ
飢え死にする最底辺百姓の悲惨な生涯なんか、だれが読みたがるんだ
歴史・時代小説と銘打っても、書くのも読むのも現代人だ
ファンタジーでいいんだよ 幕末の頃来日した外国人の書いたものを読むと
当時の日本では眼病を患っている人が多かったらしい。
医学が発達してない時代は、後天的に目が見えなくなる人も少なくなかっただろうね
しかし、昔は自動車がないから、道を歩く危険度は今より低かったのではないか 朝日時代小説大賞と小説現代新人賞をW受賞した仁志って人、今年の松本清張賞の二次落ちだってね。
なんで別名義にしなかったのかな
マイナーな賞では取ってもプロとして独り立ちはできないんだな 青山文平「かけおちる」
失敗作だな。話がつまらん上に不自然きわまる。
頭でこしらえた嘘話ってのが見え見え。蘊蓄だけはある
歴史小説は、好きで興味があるなら別だが、そうで無ければ、調べるのが面倒だな。
。。 好きで興味がなければ、歴史小説なんて書こうとは思わん。 朝日時代小説大賞、6月半ばに候補入りの連絡という情報
真偽のわかる人、いますか? >>297
ほんとですか
本選は7月から8月と聞いてますが、えらく間が空きますね
6月発売のトリッパーで中間発表なので、4月は早過ぎる気もしますが >>298
最終選考は7月半ばです。候補になってから決まるまで約3ヶ月
ちょっと長すぎでだよ >>299
情報ありがとうございます。
すると6月発売のトリッパーには、候補作が載るんですね
けど、わずか3作の候補になぜ3ヶ月もかけるのか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています