あなたの文章真面目に酷評しますPart104 [無断転載禁止]©2ch.net
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「し」は悪質な荒らしなので無視してください。
とくに「し」は名無しで自演する常習犯なので、気をつけてください。
「し」をNGワードに入れることを推奨します。 メモ一つ消えただけで諦めれるような軽い作品にこれ以上酷評も糞も無いだろ ゾーンに入ってるときはデータ飛んだときすら
「よっしゃ、もっと洗練された文章が書けるぞ!」
ってテンション上がるから
そうでないなら書く価値のない駄文よ >>193->>196
ほらほら、また馬鹿どもがきたぞ。
所詮お前らじゃあ文章の良し悪しはわからんのだ 前スレで「評価なしもまた評価なり」みたいな言葉が出てたけど、糞冒頭はもう全部これでいいんじゃないか
碌に自分で推敲もしてないだろ。時間の無駄だよ おまえらのレベルはよくわかった。
結局何もわからないんじゃん。 訂正
脳みそがその芯をさすりあげられるように目が覚めた。
とてもいやな夢をみていたような気がする。汗でべとつく首回りをぬぐった。去っていく人の背中かまぶたに焼き付いている。けれどそれが誰なのか、僕には思い出せない。
真夜中だといのに、機内のあちこちでささやき声が聞こえてきていた。まだぼんやりする頭を振って、僕は背もたれから上体を起こした。
『潮時』一木けい 小説新潮5月号掲載 見た感じ穴がないようだが。
よく推敲して、公正もしっかり通ってきてるようだ。 抜けてるだろ
真夜中だというのに、だよね
でも>>192を全否定するのは感情論としか言えんけど いきなり全否定してくるからビビったわ。
このスレも、正当に直してくれる人もおるし、一概に馬鹿ばっかとは言えないけどね。 続くかどうかも判らない、添削し甲斐がない冒頭ばかり持ってくるな
って意味合いの全否定だろ。そういう奴はそもそも「冒頭から」以後読んでない 一言二言「つまらない」だ「酷い」だで片づける輩のレベルについては、察してくれてる通りだろうけどな 一木けいも凄く面白い冒頭とは言えないが、冒頭としては三角くらいか?冒頭に凝りすぎる必要はあるけど、考えすぎる必要はない。
いくら直ぐに本から目を話す読者だって、五行くらい読むやろ。 し、相変わらずバカだな。
去っていく人の背中か
こんな初歩的なミスを何度も何度も貼ってるのに見落とす時点で
貴様には文章を書く資格はない
死になさい トリップもつけずに同じような文体で
何の深みもない内容を感じない文章を連貼りする
しのようなクズの文章を真面目に講評する奴はいないよ 文章レベルとしては『影裏』は高いな。
群像の『天袋』『独舞』はそれに比べて親近感が湧く文章。
日本語の間違いについては、これはやっぱり学生時代、充分に気をつけてこなかったことのツケがきているのかもしれない。
作文を教師に矯正された記憶がないが、作文コンクールなんかに出した経験のある連中は、幼い頃に日本語の矯正が行われた可能性がある。
一回矯正すれば、本の読み方、文章の書き方は変わるからな。今から三年で充分に知識や経験を蓄えて書けるようになりたい。 作家は書き手だから、自分のわかる範囲でしか書けない。それはみんな朝同じで、それよりも書くことを続けていくことだな。
書き手と読者のレベルはよくひっくり返るが、物語はそれとは別。その人にしか書けないものがある筈だ。 『影裏』は何ていうか、丁寧に紡いであるって感じなんだよな。ひとつひとつが繊細で、日本語がこなれている。 >201見て思ったが、最近の純文、「ように」を使わなくよもイケるところでも
力技的に「ように」を使うのには読み手としてそろそろうんざりしてきた し専用スレ本気でつまらんな
擁護する馬鹿も同レベルやで 0918 添削係 ◆N44sgTGsiA 2017/07/17 10:40:03
直哉わかってるね。俺もオナニーの時にお尻の穴に指突っ込んだことあるけど
ムチャクチャ感じたよ。一回だけだけど。
男だけなのかなあ。
1 ID:(918/921)
0919 添削係 ◆N44sgTGsiA 2017/07/17 10:56:29
俺の友達は「売春ツアー!(に行きたいということ)」と言ってたけど
男ならまだ毛も生えてないような幼稚園児ともやりたいと思うもんだよ。
売春ツアーの相手は子供だってさ。ほぼ「子供とヤりたい人向けのツアー」だから。
みんなそうだよ。俺だけじゃないよ。
返信 ID:(919/921)
0920 添削係 ◆N44sgTGsiA 2017/07/17 10:58:51
俺はあんまり思わないけどね。可哀想だから。
相手のことを考えると……可哀想。
でもノリノリでやってくれるらしいよ。全然嫌がらないらしい。
なんでだろうね……。ちょっと眉唾だな。 918 名前:添削係 ◆N44sgTGsiA [sage] 投稿日:2017/07/17(月) 10:40:03.00
直哉わかってるね。俺もオナニーの時にお尻の穴に指突っ込んだことあるけど
ムチャクチャ感じたよ。一回だけだけど。
男だけなのかなあ。
919 名前:添削係 ◆N44sgTGsiA [sage] 投稿日:2017/07/17(月) 10:56:29.91
俺の友達は「売春ツアー!(に行きたいということ)」と言ってたけど
男ならまだ毛も生えてないような幼稚園児ともやりたいと思うもんだよ。
売春ツアーの相手は子供だってさ。ほぼ「子供とヤりたい人向けのツアー」だから。
みんなそうだよ。俺だけじゃないよ。
920 名前:添削係 ◆N44sgTGsiA [sage] 投稿日:2017/07/17(月) 10:58:51.30
俺はあんまり思わないけどね。可哀想だから。
相手のことを考えると……可哀想。
でもノリノリでやってくれるらしいよ。全然嫌がらないらしい。
なんでだろうね……。ちょっと眉唾だな。
921 名前:名無し物書き@推敲中?[] 投稿日:2017/07/17(月) 11:10:43.27
>>918-920
最低
気持ち悪い
ここのヒトはみんなそうなの?
922 名前:添削係 ◆N44sgTGsiA [sage] 投稿日:2017/07/17(月) 11:16:41.41
そういう奴多いよ。
そもそも美人を見たら頭の中で素っ裸にひん剥いてセックスすることを考えたりとか
どうやったらそれができるか考えたりとか
そういう奴もいるしね。 >>206
冒頭だけじゃわかるわけないだろカス。下らねえことしてないでてめーの文で来いよカス。 れつだんを追い出して次はしを追い出すのか。
その次は添削でも追い出すのかな しはコテ外しておきながら同じ言動で改悛の情が見られないから死刑 傑作を書きました! (1/2)
昨日、長野県が爆発した。毎週日曜日になると、四十七都道府県の内、どれかが爆発する。既に沖縄と神奈川と長野が荒野と化していた。
何故なのかは誰にもわからない。勿論、単なる学生の身分である僕にもわからない。最初こそ、学校が休みになるだの会社がやすみになるだので喜んでいたのだが、今じゃどこが爆発するのかにおびえる毎日だ。
「あそこは大丈夫だ!」なんていうデマに右往左往され、転々と住家を変える人もいる。
そんな時、僕は一人の男に出会った。僕が住むアパートの隣に住んでいる男なのだが、一日中部屋に篭り、たまに出てきてもぼさぼさの髪の毛と贅肉の塊となった腹を掻き毟り、
近所の人から忌み嫌われている中年ニート。「怪しい人には近づいてはいけません」という代々からの言い伝えを守らないわけがなく、僕は引越しの挨拶や、それだけでなくすれ違い様の挨拶でさえしないように徹底していた。
朝。暇を持て余した僕は、友人の家に遊びに行こうと部屋を出た。その時、ちょうど中年ニートと出会ってしまったのだ。離れていても異臭を放つその男を見て、
僕は部屋に戻りたくなる衝動に駆られたのだが、我慢して廊下を歩く。そして中年ニートとすれ違うといった時、中年ニートがぼそりと「……次は大阪」と言ったのを聞いてしまった。
そしてその週の日曜日、大阪が崩壊した。
そのニュースを見た瞬間、僕は中年ニートの部屋へ転がり込んだ。部屋中に放つ腐敗臭に顔をしかめながら、部屋の中へと入っていく。中年ニートはパソコンをいじっていた。
広がるゴミの上に座り、頭を掻き毟っている。ふけが風に舞い、はらはらと地面に落ちていった。
「まあ、座りなよ」
中年ニートは、僕に背を向けながらそう呟いた。しかしゴミ山に座るわけも無くただうろたえていると、中年ニートは声を荒げながら、「ゴミに座ればいいだろ!」と叫んだ。
「次はさぁ、群馬だよ」
「なぜわかるんですか」
背中にじっとりとひっつくシャツをぱたぱたとしながら、僕は仕方なくゴミ山に座り込んだ。
「神の声が聞こえるんだ」 傑作を書きました! (2/2)
それからというもの、僕は中年ニートのマネージャーとして、預言者NEETを祭り上げた。
そして信者から金を請求し、安全な場所を教え、億万長者になった僕たちは南国の島で悠悠自適の生活を送った。
そして、最後に残った北海道が爆発し、日本人は僕と中年ニートだけになった。 0937 添削係 ◆N44sgTGsiA 2017/07/17 16:24:51
死ねで済まないんだからね。
れつだんでもポッポでも、マセた小学生や幼稚園児が迫ってきたらやることやるんだから!
それは男の性で、そういう欲求は誰でも持ってるんだからね! 0939 添削係 ◆N44sgTGsiA 2017/07/17 16:31:25
>>938
俺は、マセた小学生や幼稚園児なら喜んでやるよ。
ていうか最近は小学生以下にしか魅力を感じなくなった。
でもそれが男として当たり前だからな。 14歳とかならいいかな……だって、相手はちゃんと分別ある歳だし。
そんなことまでとやかく言われたくない。 ……申し訳ない。彼の凶行を止めることができなかった。 いや、幼稚園児なんて無理だろ。
変態以外のなにものでもない。
幼稚園児なんか可哀想だし、やろうとする大人にんていたらキモいだろ。
小学校六年はやれるかも。 >>239
そうか。
意外とそういう奴もいるのかと思った。
俺の友達は子供とヤりたいと常々言ってる変態だったから
それが当たり前なのかと思った。
そいつ眠い時も今から何かする時も気合入れたり運動したりする目的で
オナニーする、とにかくオナニーする、とか言ってたよ。性欲は普通にある奴だった。
いい奴だったよ。 やっぱりそうか。
>>242
もし幼稚園児や小学生が一杯出てくる官能小説があったら読みたい?
それとか生理があった女の子を孕ませるのとか。俺はノーコメントで……(汗 いや、幼稚園児みたいな外見のキャラを妊娠させまくる
プラス実娘を孕ませて乱交するみたいな。
キモい? 普通にある?
そうかな。少ないと思うけど。
やっぱり書く側が恥ずかしいからかな。 酷評スレじゃなくて添削と戯れる雑談スレに成り下がったか >>246
書ききれないと思います。
自身が親になる遺伝子の側面もあると思います。
簡単に行きます。
添削、採点をよろしければお願い致します。
http://syosetu.net/pc/book.php?pid=book&book_no=7408 >>201
>脳みそがその芯をさすりあげられるように目が覚めた。
(行動描写)
>とてもいやな夢をみていたような気がする。
(心理描写)
>汗でべとつく首回りをぬぐった。
(行動描写)
>去っていく人の背中かまぶたに焼き付いている。
>けれどそれが誰なのか、僕には思い出せない。
(心理描写)
>真夜中だというのに、機内のあちこちでささやき声が聞こえてきていた。
(情景描写)
>まだぼんやりする頭を振って、僕は背もたれから上体を起こした。
(行動描写)
短い文章だが、こういう構造になっている。
描写のバランスは参考になるはず。
文章的にはここは悪文
こういう文章は真似しないほうがいい
>脳みそがその芯をさすりあげられるように目が覚めた。 書いている途中の冒頭だけ晒します
酷評お願いします
心地よい風と暖かい太陽の光を浴びながら、子守唄のような教師の声を聞いていると、徐々に瞼が重くなっていく。読みかけの漫画を読もうか、音楽を聞こうか……。
何をしてもばれることはない。窓際の一番後ろの席ってのはそういうもの。教室でこれ以上にいい場所なんて無いだろう。一番前に偉そうに立って騒いでいる教師が俺を見ることも無い。
俺は自分の運の良さをほめてあげたいね。
それだけなら、ああ、今年で高校生活も終わりだなんてしんみりするんだけど、三年の最後に、悲劇は起こった。というか、起きている。俺がここの席に着いたときから、その悲劇は現在進行形で起きている。
時計の針が昼に近づくと同時に、心地よい風と暖かい太陽の光をかき消しながら、蒸気が俺のところまで侵略しに来る。貧乏ゆすりによる床を叩きつけるような小さな音が何回も聞こえる。
息が荒い。うるさい。暑い。面倒くさい。
どれだけ食ったらそんな体になるんだ? と質問したい。首は存在しない。贅肉が何重にも重なり、学生服が悲鳴を挙げるかのように軋んでいる。性別が男というのがせめてもの救いか。
その男の周りの景色が、熱気のせいで歪んでいる。こいつが気になって、授業どころじゃない。いや、いつも授業どころじゃないけど。
名前を二山裕太という。しかしクラスメイトからは、その体を揶揄するように豚山ブウ太と呼ばれている。豚山は、三年も半分を過ぎようとしていた二学期の終盤に転校してきた。
学校生活には熱心に取り組んでいるようだ。ノートが汗で湿っている。 >>251
素晴らしい
さっさとプロにでもなってしまいなさい >>249
前晒してたろクソ駄文
封筒と便箋の違いもわからんような阿呆の文章なんて誰が読むかハゲ 酷評スレなのにこんなに褒められて嬉しいです^^
やる気がでました^^
ありがとうございました^^ 差を見せつけられたなー…
なんかガックシきちゃうわw
まあめげずに頑張りますけどね!ちくしょー >>251
情景描写というのは、その場の雰囲気を的確に表現するもの。
>心地よい風と暖かい太陽の光を浴びながら、
これだと野外を連想するので、描写として不適切
窓際ならそれとわかるように書く
>徐々に瞼が重くなっていく。読みかけの漫画を読もうか、
>音楽を聞こうか……
眠いのに、漫画を読むとか、音楽を聞こうとは思わないんじゃないか?
というか、寝たら良いんじゃない? と思ってしまう。
>時計の針が昼に近づくと同時に、
>心地よい風と暖かい太陽の光をかき消しながら、蒸気が俺のところまで
>侵略しに来る。貧乏ゆすりによる床を叩きつけるような小さな音が
>何回も聞こえる。
何を描写してるのか読み手はまったくわからない
全体的に、独りよがりなので、読み手に伝わるように書くことを
意識したほうがいいと思う >>264
そうやって無理やりケチをつけて疲れませんか^^; >>264
受け入れなさい
成長への第一歩は受け入れることですよ >>251
教室に関係する描写が全くないのと
時間の経過が曖昧
>時計の針が昼に近づくと同時
この書き方なら、昼前だから授業中なのでは?
というか豚山ブウ太が、どこから近づいてくるの?
周囲のクラスメートはどう反応しているの?
という情景を書いていくと小説らしくなる
>豚山は、三年も半分を過ぎようとしていた二学期の終盤に転校してきた。
>学校生活には熱心に取り組んでいるようだ。
>ノートが汗で湿っている。
誰のノートが湿ってるの?
ブタヤマの話を書いているなら、ブタヤマのノートが湿っていると
言う流れになるけど、自分のノートならちょっと唐突。
不要な描写なら削ったほうがいいし、物語に関係するなら
主人公の姿勢などを描写して、「左手の下のノートが」みたいに
つなげると自然になる >>250
へーなるほど。
コンパクトな領域内でバランスがとれていて、流れも良い。
>脳みそがその芯をさすりあげられるように目が覚めた。
イミフで興味を引きつけ、続く文ですぐに回収している。
この一文は語りの性質を示すアクセントにもなっていそう。 >>251
>俺は自分の運の良さをほめてあげたいね。
>俺がここの席に着いたときから、その悲劇は現在進行形で起きている。
一番後ろの席になって運がいいと言っているのに
数行後には、その席になったことか現在進行系で悲劇となっている
短い文章の中で論理破綻してるかな
主語述語は書けているので、的確な描写ができるようになれば
うまくなる素質はあると思う。
情景、行動、心理を考えながら書くと良いよ
おそらく現状では情景描写ができていないし、語彙も貧弱なので
長い作品は書けないはず
がんばって >>271
この作者さんは200枚強の小説書いて一次通過してますよ^^ 一時通過してますよ、はいいけど、全部通過するまで頑張らなくていいみたいな言い方して、何なの? そうか。趣味だし、目標が低いってことだな。
一発屋を目指してるんだな。 ラノベの一次通過止まりは、一般文芸だと予選落ちクラスなわけで
しかも200枚は長編じゃないし 自分で書けてると思うならそれでいいんじゃないか?
評価も聴く必要ないだろ
小説を書くにあたって、情景描写は避けられないわけで
街の風景、建物の外観、部屋の様子、中にいる人の様子くらいは
書かないといけない
場面は一つじゃないはずだからね
また、行動描写も、どこで、どういう姿勢なのか順を追って書かないと
読者には伝わらない
例えば、人物を描写するなら、主人公の視線を動かして、
描写の対象となる人物がどこに居るのかをはっきりさせてから
細かい部分を書いていかないと、なんの描写をしているのかがわからない
この辺は基本なので、基礎が分かってない状態で表現にこだわっても
上達は見込めないということ 結局しなんてたまに弱気に義務教育でまともに勉強してなかったことを弱気に発言するくせに
酷評してと言われて酷評する人間には悪態ついて逃げてばっかり
人として成長するわけがない 酷評お願いします^^
どれぐらい待っただろうか、奥の部屋から僕の名前が呼ばれ、看護師二人の手によって奥の部屋へとベッドごと移動させられた。見覚えのある太った医師と看護師数名が立っていた。
「渡辺さん、エナジー二百、――百――」
呼吸器を口に嵌められる。そして看護師が続ける。
「では、これから全身麻酔をしますからね。大きく息を吸って、はい、吐いて――」
そこで意識がなくなった。
名前を呼ばれながら肩を何度も叩かれる。そこで意識が戻った。目の前のテーブルには菓子パン二個とヨーグルト、牛乳が置かれている。
「終わりましたよ! このパンを食べてください!」
意識が朦朧とする中、適当に返事をし、促されるようにしてそれを食べる。味はしない。というより、僕はなんでここにいるんだ? ここは、どこなんだ?
「あの」と看護師に声をかける。若い女の看護師は、カルテかなにかにペンを走らせながら返事をする。
「どうしましたか」
「ここはどこですか?」
「ここは病院ですよ」
「なんで僕が病院にいるんですか?」
「緊急に運ばれてきたからですよ」
そうか、僕は今病院にいるんだ。じゃあ……。
「今なにをやったんですか?」
「電気治療といって、全身麻酔をして体に電気を流し、痙攣を起こす治療です」
「なるほど……」
「じゃあ三階に戻りましょうか」
僕は看護師に連れられるまま、三階へ行った。 「電気治療どうだった?」と六十歳ぐらいの男性と四十代ぐらいの男性が声をかけてきた。
「いや、まあ、どうってことないですけれど……」
「僕たちのこと覚えてる?」
「すいません、なにがなんだか……。ここは病院みたいですね」
「やっぱり、電気治療ってすごいんですね」と四十代ぐらいの男性――そうだSさんだ! が、六十歳ぐらいの男性――そうだKさんだ! に話しかけた。
「そうだ、Kさん、Sさん!」
「思い出したようだね」とSさん。
「Jさんも、電気治療しましたよ」僕は記憶を手繰りながら言う。
「うん、Jちゃんは部屋で寝てるよ」とKさん。
徐々に記憶が戻っていくのを感じる。
「電気治療って、なにを忘れたのか忘れるから性質が悪いんだよね」とKさん。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています