>>475
逆です。
人それぞれやり方が違うというのが、間違いなのです。
もちろん最初のうちはみんないろいろ自分にあったやり方を模索します。
しかし最終的に行き着くところは、原稿と直接向かい合うところ、なのです。
そこから逃れることはできないのです。
カズオ・イシグロも同じです。テーマを探求したのちにやっぱり原稿用紙としっかり向き合うのです。

最初にいったように「創作に近道はなし」なのです。
これがすべての作家がたどり着く、答えです。

原稿用紙から逃れようとして、プロットだの、小説の書き方だの、文法だの、勉強が足りないだのと言い訳するのです。
そうです、いかに原稿と向き合っている時間を少なくし、または楽なものにしようかと、効率化を考えてのことなのです。
しかし、創作に近道はなし。効率化はできません。
効率化しようとして、つまらない小説を書いてしまう、まさに型に、はまってしまうのがオチです。

わかりますね?
原稿用紙と向き合うのが作家の仕事です。宿命です。その場所にいるのが堪えられないのなら、諦めるしかないのです。
わかりましたね?