>>65

東京駅は混んでいた。久しぶりに来た私からすれば、その混雑が日常的なものなのかどうか分からない。

脇を、リックサックを背負った、小学生とおぼしき少年が通り過ぎた。私は、渉のことを思い出し、胸を絞られる。

その言葉に私はまた、身内の内側を削られる思いだった。


マジで腹を抱えて笑えるレベル