>>916
自分も今日から再始動する。アイディアがあるかぎり頑張ってみる。
>>927
ろくに読んでいないという疑惑もあるけど、
斜め読み、あるいは注意力散漫な読みになっているという疑惑もある。
以前最終に残ったとき、担当編集者と話していたら、自分の作品にかんして、
別の編集者は誤読してたことが明らかになった。しかも誤読した部分ってのが、
作中の最重要箇所であり、オチであり、そのためにいくつも丁寧に伏線を張っておいた部分だったから衝撃。
そんなレベルの低い誤読もありうるんだなと驚きつつ(編集者は自分が口を滑らせてしまったことをごまかすように早口になっていたが)、
もしかして選考委員も誤読かそれに類するヘンテコな読みをしやしないかと、いくつかの部分について担当に相談すると、
「いや、そっちは大丈夫ですよ」と断言。しかし後日、落選後に選評を読んでみると、
複数の選考委員が誤読に類するような読みをしていたことが判明。
それも自分が担当編集者に大丈夫ですよねと訊いていた、まさにその部分だったから開いた口がふさがらなかった。
このように、新人賞においては下読みだけでなく、編集者や選考委員の読みが問題となる場合もある。
自分のように、さりげなく構造的工夫をほどこすタイプの作風は新人賞に向かない。
もっとわかりやすく書かなくちゃいけないんだろう。
主題も、仕掛けも、オチも、すべて明確に書く。斜め読みされても大丈夫なように。
あとは文学的な雰囲気とか、文章の巧さなんかも、一見してわかるように、これみよがしな感じにする。
ここまでくると明らかだが、昨今の新人賞受賞作の特徴は斜め読み対策と一致する。
まじで、次作こそはこの反省をいかすぞ。