>>712
まず、親父が死んだ時に母親は自宅(土地家屋)を相続から外すことができる(独占できるようになった)
すると、金融資産(預貯金、債券、株など)を、自分、弟、嫁、子×2(?)の計5人+母親の計6人で相続することになる
この時点で税金を引いた1/6が手取りだ

次に母親が死んだ時、母親名義の自宅と残った金融資産を5人で相続することになる
1/5から税金を引いた分が手取りだ

尚、病院経営とあるが個人病院でも医療法人としているだろうから財産は病院名義が多いだろう
自宅土地名義はどうか、別荘はどうか、リゾート会員権、ゴルフ会員権はどうか、そこら辺は確認した方がいい
細かい話だが、親父や弟に嫁や甥姪が乗り回す、千万単位の高級外車も実は病院名義の可能性が高い

そして相続時、医療法人の株券を相続することになるだろうが、弟はそれが一番嫌だろう
従ってその分を自分が相続し、兄の相続相当分は現金を渡す策を講じる筈だ

ここからが本質だが、嫌味な一族に一矢報いるならば、それを断固拒絶し、飽く迄自分の取り分である株を公平に相続する旨を主張することだ
嫌がらせの始まりだが、相手が先に喧嘩を言っているようなものだから関係ない

更に、株を死守したい弟は現金を割り増しで支払う妥協案を出してくるだろう
しかし簡単にそれに乗らない方が得策だ
飽く迄株券で相続を実行し、その後に更に無謀とも言える高値で買い取らせる交渉をする

ただそれには相手側である医療法人が経営上困るような策が必要だ
無謀な条件を飲ませるためには、うんざりさせるくらいの仕打ちを実行しなければならない

しかし株主として経営件を主張し役員に入り込むにも1/5即ち20%ではどうにもならない
株主承諾にはすべて応じない、としたいところだが僅か20%ではダメージは与えられない

では何が一番嫌か
それは見知らぬ第三者に売却されることだ
これを有効にちらつかせられば、より有利に買い取り交渉を勧められるだろう
意地悪な物言いで相手を屈伏させる屈辱さえ与えつつ

もしくは甥姪を取り込み親である弟を裏切らせ自分が医院長に就任する
しかしあまり現実的ではない
ドラマならここで甥姪を医院長に自分を理事長にと弟を失脚させるシナリオが成立しそうだがw