1991年の日本の平均賃金は約447万円だったのに対し、2020年は433万円。
日本人にとってはすっかり慣れきった状況だが、
これは、他の先進国と比較してみると、きわめて異常な事態だ。

アメリカの平均賃金は過去30年で約2・5倍(約700万円)になった。
ドイツは約2倍(約560万円)、
韓国も約2倍(約430万円)まで膨らんでいる。