画面の適切な明るさ設定、その1
日本眼光学学会
ttp://www.gankougaku.gr.jp/pdf/contents_24_3_book.pdf

4ページ目 階調 (明暗の調子再現状態)

・人間が安定して情報利用できる輝度範囲 3〜500cd/u
 これよりも明るいとまぶしさなどの残効が発生
 これよりも暗いと補助照明が必要
 この場合のコントラスト比 250〜1000

・2003年時点の平均的なディスプレイ輝度 平均200cd/u
 最低輝度 3〜5cd/u 最高輝度 120〜550cd/u
 この場合のコントラスト比 40〜150

・眼に負荷となる輝度 150cd/u以上
 長時間見るとまぶしさなどの残効が発生
 この場合のコントラスト比 10以上

・眼に優しい輝度 80cd/u
 背景輝度のほうが表示輝度よりも高い状態が望ましい
 この場合のコントラスト比 3以上 

※印刷紙でも、特殊紙以外はコントラスト5〜10以内

・高忠実・高品質映像と眼に優しい表示とは相反する条件になる
・表示内容、作業動作、使用環境に応じて
 表示特性が調整・切り替えできる機能が必要