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モニタなにつかってる?
0001名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2006/12/28(木) 09:25:01ID:YEsvJvOz
CG板の住人は?
0709名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/23(金) 18:47:09.55ID:mb/cgxci
ここまでの記述を読み
人間の目は、物理的な光の強弱を、絶対値として読み取れると
誤解された方がおられるかもしれないが、それは違う
以下の記述を参照されたい
0710名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/23(金) 18:58:32.57ID:mb/cgxci
米国放送機器展 NAB デジタルシネマサミット (2004年4月17日)

講演(2) The "White" Paper
Matt Cowan氏 (RealD社 元サイエンテフィックオフィサー)
Loren Nielsen氏 (Xperi社 現ヴァイスプレジデント)

> 映画製作時から上映までに用いられるホワイトには、
> 「製作時のホワイト」、
> 「エンコーディング時のホワイト」、
> 「ディスプレイにおけるホワイト」
> が存在する。
>
> この中で一番重要なのが、製作時のホワイトであり、
> ストーリーやシーンの内容によりさまざまな値が用いられている。
>
> 視 聴 時 の 感 覚 は 相 対 的 な も の で あ り、
>
> 物 理 的 な 絶 対 量 で は な い 。
>
> この相対的な感覚により、
> 実際の世界では広いレンジを必要とするホワイトでも、
> スクリーン上で表現することを可能としている。
>
> 例えば、「雪のホワイト」、「雲のホワイト」、「明るい物体のホワイト」
> などは、実際の世界では非常に広い物理的なレンジを必要とするが、
> 人間の知覚が相対値であるため、
> 限られたレンジしか表現できないスクリーン上でも表現が可能となる。

「デジタルシネマに関する調査研究」報告書 財団法人デジタルコンテンツ協会
https://hojo.keirin-autorace.or.jp/seikabutu/seika/16nx_/bhu_/it_/h16_it_digitalcontentskyoukai-8.pdf
0711名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/23(金) 19:14:07.29ID:mb/cgxci
アンセル・アダムス ゾーンシステム

モノクロ風景写真の大家、アンセル・アダムス氏が提唱したフィルム撮影技法
画像の明るさを調整するとき
黒から白まで、明暗のバランスをどのように割り当てると
多くの人に自然に見えるよう調和させられるか
11段のゾーンに分類した

美術大学・芸術大学で学んだ方はとっくにご存知で読むのも馬鹿馬鹿しいだろうが
学ぶ機会が無いままCG制作・映像制作に手を染めた者にとってはとても役立つ基礎知識なので
ここに提示する

ゾーン 0 完全な黒
ゾーン10 純白

テクスチュアル・レンジ
質感を得られ材質を認識できる範囲
ゾーン2 から
ゾーン8 まで

映画撮影で物体色の表現に使う領域
ゾーン3 から
ゾーン7 まで

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BE%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0
0712名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/23(金) 20:39:06.01ID:mb/cgxci
ゾーンシステムは、映画・テレビ業界で広く応用されているが
上記のゾーン解説内容をかたくなに守っているわけでは無い
コンテンツ内容・出力表示デバイスの違いによってアレンジしている

テレビ番組の典型例として、NHK報道オンエア映像を示す
画像下部グラフは、ビデオ編集ソフトの波形モニター
明暗の分布をパーセントで表したもので、ルミナンス値と呼ぶ

ニュース スタジオ映像 サンプル1
https://i.imgur.com/2HqxopH.png

ニュース スタジオ映像 サンプル2
https://i.imgur.com/6t6rHkH.png

ニュース 外出取材撮影 室内
https://i.imgur.com/xiJWds4.png

ニュース 外出取材撮影 野外
https://i.imgur.com/HpUZPvk.png

・ルミナンス値20%以下、ゾーン0〜2領域はほとんど使わない
・ルミナンス値50%以上、ゾーン5〜11領域に多くの被写体を収める

これは報道・バラエティ系映像の大きな特徴となっている
0713名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/23(金) 21:07:18.51ID:mb/cgxci
映像内容全体の明るさをパーセント値で平均化したものを
APL (Average PictureLevel) と呼ぶ

10年ほど前、日本のテレビ放送の実態調査が行われた
2009年7月31日〜8月7日 計1週間
総計測時間 829時間
総番組数 1211番組

番組分類  /  APL  / 放送時間に占める割合

ワイドショー/ APL 49.3% / 27%
ニュース  / APL 47.7% / 22.5%
バラエティ / APL 49.6% / 22.2%
ドラマ    / APL 36.0% / 10.5%
その他   / (APL不明) / 17.8%
映画    / (APL不明) / 10%以下

賛否は別として、我々日本人はこの状態の動画を見慣れている
この値からかけ離れた映像を作る場合、視聴者から反発を買わない工夫が必要だ

消費電力の低減と視覚疲労の軽減のためのハイビジョン液晶テレビの適正視聴条件
JEITA主催 FPDの人間工学シンポジウム
https://home.jeita.or.jp/device/lirec/symposium/fpd_2010/doc/5b_kubota.pdf
0714名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/23(金) 21:30:58.93ID:mb/cgxci
以下リンク先のJPG画像2点を参照いただきたい
現実の世界を光度測定器で計り、絶対輝度値を示した画像である

テクトロニクス社提供 HDR映像サンプル 一般的な室内

天井の照明 5,000nits
窓から入る日光 500,000nts以上
https://i.imgur.com/xOdziAV.jpg

ドルビー社&ソニー社提供 HDR映像サンプル 昼の野外駐車場

路面 2,100nits
草木 3,600nits
自動車の側面 330,000nits
https://i.imgur.com/pdiy9hL.jpg

しかし、表示デバイスは2018年現在、そこまでの高輝度を出せない
ソニーが開発製造するCrystal LEDディスプレイシステムを展示会でご覧になり
高輝度に驚かれた方もおられると思うが、それでも物理的には1000nitsしか出ていない

ディスプレイユニット ZRD-2
輝度 最大 約1,000cd/m2
https://www.sony.jp/products/catalog/SPC_ZRD-2.pdf

つまり「光量の物理測定的な正しさ」は再現できていないのだ
0715名無しさん@お腹いっぱい。
垢版 |
2018/11/23(金) 21:57:18.16ID:mb/cgxci
物理的にはまったく不足なのに、なぜ高輝度と感じるのか
それは >>710 で述べた

> 視 聴 時 の 感 覚 は 相 対 的 な も の で あ り、
>
> 物 理 的 な 絶 対 量 で は な い 。

事が理由だ。

・カメラRAWデータ現像
・3D-CG作画
・実写とCGの合成
・カラーグレーディング

これらの作業で色を加工・変化させる際
絶対量ではなく、相対量を動かしているという認識で

>>703 に述べた値 (18%グレー PQ, HLG, いずれも38%)

を中心に、上へ浮かせる率、下へ沈める率を伸縮させる
ただ、解釈や把握の価値観は人によって異なるので、個々人で考えること

Photoshopなどのヒストグラム表示ではルミナンス値の正確な把握が難しい

・波形モニター専用機
・ビデオ編集ソフトの波形・ベクトル表示

などを活用すればわかりやすくなる
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