PQ方式は、強い圧縮をかけると赤色系の劣化が多めに出る問題を抱えている
強い圧縮をかけるネット配信が主流となった現在、これは深刻だ

PQ方式を推す映画業界は
劇場は画質が良く、自宅は画質が悪い状態でも差し支えない
劇場へ足を運ぶよう訴え、観客動員につなげられるからだ

テレビとネットは、そうはいかない

・電波も通信網も、帯域逼迫にあえいでいる
・少しでも強く圧縮をかけ、データを小さくしたい
・圧縮のせいで
 赤色系の劣化が多い=スキントーンの劣化が生じると
 視聴者クレーム増加の危険性が増える

画質にも、電気製品にも、全く興味が無い層の消費者であっても
画面に映った人の顔色が不自然だとさすがに気付く

放送業界がHLG方式を選んだ理由は
赤色系=スキントーン品質の優先も含まれているだろう