・フィルタ式 (ColorMunkiDisplay I1DisplayPro Spyderシリーズなど)
安価だが正確性に欠ける。
(i1DisplayProが光学式よりも良いという結果をみせている海外サイトは、
単に光源をあわせるためにカスタム設定を独自インストールしたi1DisplayProであり、市販のものではない。
独自設定のi1DsplayProを売るためのサイト結果)
光源により結果が左右されやすく、
デフォルトで設定されている光源と合わないと結果は悪い。
(LED光源でもメーカーや型番によって何種類も光源のスペクトルが違うので、正確にシミュレートできないため)
耐久性は光学式より落ちるが、i1DisplayProなど新しいものは改善はされている。

・分光式(i1BasicPro以上のシリーズやColorMunkiPhoto&Designシリーズなど。)
スペクトルを分けて計測する方式。耐久性がフィルタ式より高く高精度。
フィルタ式より光源に左右されにくく、広色域モニターの計測にも向いている。
高性能だがフィルタ式よりは値段は上がる。

フィルター式はRGBなど複数のカラーフィルターを使い、
それぞれのフィルターを透過した光をセンサーで受け、演算によって測定結果を出すというもの。
センサーによっては7枚ものフィルターを使って精度向上を狙ったものもあります。
一方の分光式は、プリズムと同じ働きをする回析格子という素子によって各波長成分に分光し、
数十個のセンサーで測色するというもので、きわめて高精度な測色を可能としています。