0001名無CCDさん@画素いっぱい
2017/04/21(金) 00:18:30.39ID:QNS8ZRoV0富士フイルムホールディングス(HD)は20日、連結子会社の富士ゼロックスの海外販売子会社で会計処理に誤りがあったとして、
27日に予定していた2017年3月期の決算発表を延期すると発表した。
過去数年間で最終(当期)損益に計約220億円が不正計上された可能性がある。
富士フイルムHDは20日、社外の公認会計士や弁護士で作る第三者委員会の設置も発表した。
新たな決算発表日は未定としている。
同社によると、会計の誤りが判明したのはニュージーランドの販売子会社。
取引先とコピー機のリース契約を結び、コピー機本体と消耗品、メンテナンスサービスを一括して提供していた。
コピー機の利用の有無に関わらず、毎月一定の料金を受け取る契約を結ぶべきだったが、子会社はそうした契約を結んでおらず、利用に応じた料金しか回収していなかった。しかし、決算書では本来の契約通りの売り上げを上げたとしていた。
昨夏以降、現地メディアが報道し、子会社の監査法人が会計処理が正しくないと指摘した。これを受け、富士フイルムHDが社内調査委員会を設立して調査した結果、誤りが判明した。調査の信頼性を高めるため、第三者委が故意かミスかなどを調査する。
15年にも問題を指摘する内部通報があり、契約見直しを進めた結果、問題が解消されたと判断していたという。【安藤大介】