2016年 デジタルカメラ 世界シェア

1. キヤノン        34.6% ( 前年比+3.6% )
2. ニコン         22.5% (  〃  −2.5% )
3. ソニー         15.0% (  〃  −2.0% )
4. サムスン        4.5% (  〃  −0.5% )
5. 富士フイルム       3.6% (  〃  −0.4% )

日本勢が上位を占める数少ない市場だが、スマホ普及で市場縮小が止まらない。
低価格市場の打撃が大きく、各社とも高級路線にシフトしている。
ニコンは熊本地震の影響で部材調達が十分できず、シェアを落とした。
「17年が底」との見方もあるが、先行きは不透明だ。
 
2016年 レンズ交換式デジタルカメラ 世界シェア

1. キヤノン        45.2% ( 前年比+1.2% )
2. ニコン         25.5% (  〃  −3.5% )
3. ソニー         10.4% (  〃  −0.6% )
4. 富士フイルム       5.0% (  〃  +2.0% )
5. オリンパス       3.6% (  〃  +0.6% )

国内勢が上位5位を独占する。
キヤノンは従来の一眼レフに加えて、ミラーレスカメラの販売も伸ばし、トップを固めた。
富士フイルムは主力のミラーレスカメラの販売が好調で、シェアを高めた。
アジアでは「自分撮り」機能を搭載したモデルが人気を集めている。
世界市場が縮小するなかで、各社とも成長が期待できるアジアを中心に販売を強化する。

2017/06/26 日経産業新聞