>◇現実は大量生産ではなくて少量多品種になり、受注生産に向かっている。
向かってないよ。
逆に種類はどんどん減っていて、他社はもちろんソニーですら最盛期から半分以下の種類しか生産しなくなってる。

>◇現実に大手は問屋を通さず直取引。
大手だけ相手にしてても都心部のビックヨドバシLABIでしか売れないのはメインストリームではない。
全国津々浦々まで広く大量販売するなら問屋を経由しないと手間暇のコストだけで赤字になる。

そもそもの問題として、問屋が引き受ける在庫は、小売店からの発注数であり
メーカーが問屋に卸すのも、その発注数を超えることは無い。
在庫が不良化するのは小売店が販売数を見誤って、小売店に在庫が残る=不良という意味なんだよ。
在庫は資産であり、常に税金と保管費用が掛かるから、小売店は投げ売りしてもそのコストを免れるのだ。

問屋は儲けるために存在してるわけではないのでキャッシュなんか要らないんだわな。
問屋の目的はスムーズな流通を確保して、メーカーは製造を、小売店は販売に専念できるよう仲介するサービス業だ。
だから問屋から安値で品物が出てくることなんて、無いのよ。
そして安値販売してもいいレベルのコストで出すために、ライン生産方式が取り入れられている。